メガネと放蕩娘

著者 :
  • 文藝春秋
3.47
  • (8)
  • (32)
  • (43)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 242
レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163907505

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 中心市街地に関わる人たちが語る言葉たちの意味はこういうことだったのかと気付かされました。
    この描かれている場所はあそこかな?と想像を膨らませながら読み進みました。
    まちなかは、住処でもあり商店でもあるんだよな。

  • 寂れたシャッター街のアーケード商店街にあるウチダ書店は、市役所務めのメガネのタカコと、高校中退の家出娘ショーコの実家。
    ショーコが大きなお腹を抱えて戻ってきてから、二人の中でこの商店街をなんとかしようという気持ちが高まり、周りの協力のもと奮闘することとなった。

    表紙が可愛い。寂れた商店もこんなならいいなと思わされますが、そうはいかないか。
    軽いタッチで描かれるストーリーですが、大きな社会問題をテーマにしているため、読ませます。

    店子募集時に申し出た若い人達の店、天然酵母のパン屋カフェ、洋服のセレクトショップ、器の店、北欧雑貨の店、ブックカフェなど、みんなが出店できたら、間違いなく商店街が活性化するのにと思います。黒磯にもありますよね。
    でも、なかなか上手くいかない。残念。
    フリポケという落とし所と、再開発は現実的かなと思いました。

    ショーコの娘街子が可愛い。彼女達の代で、また何かが変わってくれたらいいなと思いました。

著者プロフィール

山内 マリコ(やまうち まりこ)
1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。
2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、12年8月連作短編集『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。同作は2016年映画化された。ほか映画化された作品に『アズミ・ハルコは行方不明』。ほか、著作に『メガネと放蕩娘』『選んだ孤独はよい孤独』など。

メガネと放蕩娘のその他の作品

メガネと放蕩娘 (文春e-book) Kindle版 メガネと放蕩娘 (文春e-book) 山内マリコ

山内マリコの作品

ツイートする