- Amazon.co.jp ・本 (523ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163907574
作品紹介・あらすじ
世紀の奇書『熱帯』に惹かれ、秘密を解き明かさんと集まった“学団”によるソウダイなる追跡劇。世界の中心に横たわる謎、その正体は――? 読み出したら止まらない、ロマン溢れる冒険譚。
感想・レビュー・書評
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地球っこさん、いらっしゃいませ。
こちらこそレビュー楽しく読ませてていただいております!
うふふ、「きつねのはなし」読んでいただけま...地球っこさん、いらっしゃいませ。
こちらこそレビュー楽しく読ませてていただいております!
うふふ、「きつねのはなし」読んでいただけましたか! 最新作が最初期の作品とつながってて面白いと思ったのですが、同じ意見の人がいなかったので、地球っこさんにご賛同いただけて嬉しいですー
(*´∀`*)2019/03/05 -
佐藤史緒さん
つい、佐山尚一「熱帯」のレビューを読んだものだから、いろいろ彷徨い歩いて、まさかの〈創造の魔術〉に遭っていたと気がつくまでかな...佐藤史緒さん
つい、佐山尚一「熱帯」のレビューを読んだものだから、いろいろ彷徨い歩いて、まさかの〈創造の魔術〉に遭っていたと気がつくまでかなりかかりました。
素晴らしかったです。
私は既に「きつねのはなし」を読んでいるので、
森見登美彦「熱帯」を読むのが楽しみです。2021/03/21 -
kuna0504さん、こんにちは。
そうなんです、これは創造の魔術なんですよ。どこまでが事実でどこからがフィクションなのかは〈魔王〉しかわか...kuna0504さん、こんにちは。
そうなんです、これは創造の魔術なんですよ。どこまでが事実でどこからがフィクションなのかは〈魔王〉しかわからないのです。
これから読まれるのですね。
良い読書体験となりますよう!2021/03/21
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誰も結末を知らない謎の本を追う不思議な旅。
遭難しかけて何とか戻ってきた…
この本の感想を一言で言うとそうなる。
僕にとってはなかなか難しい本だった。
脈絡があるのかないのかわからないストーリーの中を、読みやすい文体なので迂闊にもフワフワと歩いてしまったため、途中で不安で不安で仕方がなくなる。
あれ?道間違えたかな?って。
でも、戻ることは既に不可能。
「大丈夫!」って自分に言い聞かせ、騙し騙しなんとか歩いて、やっと帰ってきました…
523ページの不思議な旅。奇妙な読書体験。
森見ワールドは初めてだけど、恐ろしいです…
旅をしながら僕の頭の中で鳴っていたのは、亡くなった本田美奈子さんの「あなたと、熱帯」。
あの曲もこの本と同じように、どこに連れて行ってくれるのか、とても不安にさせてくれる曲。
よって、この本を読むときのBGMにオススメです(笑)-
たけさん♪熱帯からおかえりなさい♪心からおつかれさまでした!
たしかにこの熱帯は摩訶不思議、ぐるぐる彷徨い必死に出口を求める感覚でしたね。
...たけさん♪熱帯からおかえりなさい♪心からおつかれさまでした!
たしかにこの熱帯は摩訶不思議、ぐるぐる彷徨い必死に出口を求める感覚でしたね。
結局、何一つわからなかった私ですが(笑)なんか楽しい時間でもありました(*´ー`*)
「夜行」もこれ系、不思議な感覚でした♪
2019/11/29 -
2019/12/01
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2019/12/01
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汝にかかわりなきことを語るなかれ
しからずんば汝は好まざることを聞くならん
そんな謎めいた警句から始まる一冊の本『熱帯』。森見氏は学生時代、京都の不思議な古本屋でこの本に出会う。しかしまだ読み終わらないうちに、枕元に置いてあったはずのこの本は忽然と姿を消していた。それから存在すら掴めないまま16年が経ち、執筆に詰まっていた森見氏は、偶然参加することになった「沈黙読書会」で、探し求めていた『熱帯』を所持する女性と出会う。彼女は、「この本は誰も結末を知らない」と言い、本の秘密を語り出すーーー。
熱帯に取り憑かれた人たちの手により、熱帯の謎を順に解き明かしていく物語かと思ったら、急に南の国に飛び、魔王のいる世界での冒険が始まる、めくるめくモリミーワールド。これはガンガン読まないとわかんなくなるぞ、と気合いを入れて3日で読んだのだけど、気合い虚しくあっさり森見小路に迷い込んでた。
ドアを開け、さらに次のドアを開け、さらに次のドアをあけ、振り返るとドアはなく、ぽつりと穴があいていたので覗き込むと滑り落ち、ここがどこか自分が誰かもわからないままに進むと今度は水に落ちて溺れかけ、あっぷあっぷと岸にたどりついたと思ったら一面の砂漠で、もう戻りたいと思いながら進むと竜巻に巻き込まれ、落ちたところにドアがあり、またドアを開け、ドアを開け、たどりついたところは元いた場所に似た違う場所で、でももう元の場所に戻る方法はわからないからもういいやと諦めた。
というような感じの読後感(どんなや)。千一夜物語を題材にしているのだけど、気分は不思議の国のアリスのような、混沌と秩序の世界観だった。
もう一度気合いを入れて、エイヤ!とモリミーワールドにダイブし、森見小路に迷い込んでみないといかんなと思う。 -
読み終わる前に何故か手元から消えてしまうため誰も読み終えた事がない本「熱帯」作者森見登美彦を先頭にその謎の結末を追う人々が次々に現れ、本に纏わる自分のエピソードを語っていく。未読者で構成された読書会「学団」での検討辺りまでは現実的だが作者を知る人物が失踪し、読書会の一人が後を追う辺りから幻想が混じり始める。そして「熱帯」の世界にシフトしたかと思うと今度は現実が裏に迫ってくる。最終的に到達した結末は裏か表か。そもそも現実と幻想どちらが表か裏か。煙に巻かれてぼんやり微妙に終わるのが少し物足りないがそれも狙いかな。前の話に被せるように語られていく千一夜物語がモチーフの様々な不思議な話が魅力的。昔ネタ元の千一夜物語読んだけど結構どうでもいい話があった印象。今読み返すと違う感想になるかなぁ。
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自分好みの世界観とそうじゃない世界観、どちらもブレンドされたような物語。幻想的な雰囲気バッチリにそそられるも途中から一気に好みではない展開に置いてけぼり感。それでも垣間見える幻想さに惹かれ最後まで読まずにはいられなかった。今、一体どこの世界でどこにいるのか、まるで永遠に無限の迷路を彷徨っている感覚が終始つきまとう。そして本を閉じ真っ先に「熱帯とは?」と、こちらが問いかけたくなる摩訶不思議な物語。でも嫌じゃない。むしろこの世界、理屈抜きに好き。
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たけさん♪
おはようございます♪
熱帯は 黒と白の中間、グレーなのかな。
夜行(黒)と夜は短かし…(白)がブレンドされている印象でした。
...たけさん♪
おはようございます♪
熱帯は 黒と白の中間、グレーなのかな。
夜行(黒)と夜は短かし…(白)がブレンドされている印象でした。
黒があったから読み進められた私です(笑)
ほんと、本って相性がありますよね。
相性が合う作品に出会えると幸せですよね(*´ー`*)
2019/11/30 -
ということは、くるたんさんは「夜行」の方がお好みなんですね。
「夜行」もそのうち挑戦したいです。ということは、くるたんさんは「夜行」の方がお好みなんですね。
「夜行」もそのうち挑戦したいです。2019/12/01 -
2019/12/01
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物語を読んでいる人が物語を創り出すらしいということで、「熱帯」を読みたいと思った時、その前にエンデの「はてしない物語」を読んでからと決めた。
「はてしない物語」は欲望が作り出す世界だったが、「熱帯」は正体不明・支離滅裂の夢の世界のようだった。
「見ようとしなくては見えるものも見えない」
「何もないってことは何でもあるってことだ」
「水平線は目に見える。が、存在しているか?」
いったい何を読者に見せ感じさせたかったのか。
とうとう最後まで訳が分からないまま単純にストーリーを楽しみました。
著者プロフィール
森見登美彦の作品






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おはようございます。
いいね!ありがとうございます。
5552さんが1番です。
ありがとうございます。
きょうは、朝...
おはようございます。
いいね!ありがとうございます。
5552さんが1番です。
ありがとうございます。
きょうは、朝から快晴です。
私は体を動かさなくては。
今日は、町まで往復4キロほど歩いてこようと思います。
やま
こちらこそいいねとコメントありがとうございます♪
暖かい太陽の光と、涼やかな風を浴びながら外を歩くのも気持ち良さ...
こちらこそいいねとコメントありがとうございます♪
暖かい太陽の光と、涼やかな風を浴びながら外を歩くのも気持ち良さそうですねー。
いい汗を流されましたか?