藝人春秋2 下 死ぬのは奴らだ

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 106
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163907628

感想・レビュー・書評

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  • ついさっき読み終え、何かうまいこと書いてやろう!などと書き出してみたものの、数行書いては事実確認しようと調べ、進めるもなんだか納得いかずに消す。を数度繰り返すうちにハッとした。まだ咀嚼できてないわ、これ。
    いずれこれだけの熱量と想いと告白と愛の詰まったこの本を自分の血肉にできた日が来た際にはまたエベレストなのか高尾さんなのかわからないこの山にチャレンジしてみたいと思う。

  • 水道橋博士が本当に戦いたかった相手とは?大阪の政治番組がどんどんいびつに過激になっていく様子は、ずっと大阪に住んでいる私でも違和感を覚えていました。

  • 『藝人春秋1』の熱さのほうがよかったな
    死ぬ殺す
    というところではない一見どーでもいーところをエンタテインメントに仕立て上げるのがキッドさん、博士さんの素晴らしいところと思う
    本書ではネタの面白さが上がって文章の良さが薄まってしまっていると思う

  • 最強伝説に登場する寺門ジモンさんが面白いです。サプリ、プロテイン、ジムのマシンを使わず、己の体重だけを利用したトレーニングを30年間1日も欠かさずというしばりだけで精神面でも最強であると思います。与えられた肉体に人の手を加えず己の工夫だけでだけで最強になる。そうありたいです。

  • 201805/

  • 藝人春秋2の下巻。本書も藝人よりも藝人外の政治家、ジャーナリスト、アナウンサーへの言及が多い。
    これはたぶん、著者本人の興味の対象が芸人よりそれらの人達へより向いている、言い換えれば、それらの人達の方がげそんじょそこらの芸人によりもよっぽど面白いからであろう。もしかすると、芸人だけでなく、それらの人をひっくるめて「藝」人としてるのかも。
    武井壮と小倉智明の章では、小倉に関する文章の中にちょくちょく、ハゲ、ヅラを連想させるワードをぶち込んでくるハカセ節がくどいほど炸裂。本人から怒られなかったのかしら。
    打って変わって、エピローグの「芝浜」では、著者本人の心の病の話と、泰葉と立川談志のエピソードがとてつもなく強烈。分量自体は少ないが、ここだけでも普通の本一冊くらいの読みごたえあり。
    あと、岡村ちゃんと著者の邂逅のエピソードもGood。

  • 下巻は主に橋下や石原といった連中の評価にあてられている。それもまぁ面白い(奇しくもこの本の前に読んだのも橋下を強烈に批判するものであった)のだが、上巻の方(タモリ・2:50・大滝さんetc)が面白かった。
    しかしTV等で見ていても、このように本で読んでみても、これらの人物から感じる人間性が同一なことに驚く。(芸能人だとTVと本で大分印象が異なる人が多いが)
    両名共にスーパーエキセントリックで負のエネルギーを撒き散らす。石原の思い込みの頑固さというか妄想と現実の区別の付かない様子や、橋下の尋常でない、敵対する人間への攻撃力が、博士の筆によって露になる。
    博士のうつ病との戦いもなかなか壮絶である。この戦いの本も書かれるかもしれないな。

  • 石原慎太郎・井筒和幸・三谷幸喜といった大物の回はさすがに読みごたえがある。特にシンタロー先生と三浦雄一郎との確執(と言っていいのか、微妙だが)について追求した回がおもしろかった。上巻に引き続き取り上げている橋下徹は、かつての(今でも)言動を思い出して、読んでいるだけで不愉快になってくる。やしきたかじんがキーマンだったというのはそうかもしれないな。

    対して、言うたらなんやけど「小物」の回は興味がつなぎにくいなあ。どうでもいいもんねという気持ちが先に立つ。最後の「告白」は、なぜかやっぱりと思ってしまった。博士よお前もか。

  • 徳田虎雄の話しが面白かった。猪瀬に金を渡してるだけの人かと思ったら、医師としての理念は素晴らしいのに金権的な政治姿勢はこてこての昭和のワルモノといったかんじ。著者の筆は、ダジャレ的な言葉遊びを執拗に重ねる時よりも、器は大きいながらもアンバランスな人物を茶化す時にこそ冴え渡っている。
    とはいえ、寺門ジモンと武井壮の回もやばかった。二人ともいかれてるけど、行かれてる2人が競い合うと本当に時空が歪む。
    たかじん絡みのボーイズの話は、なるほどーって感じ。あの周辺の人脈、ほんとにキナ臭いよね。極右、差別主義、金の臭い、権力の臭い。

  • (上)とは異なり、内容的にややハードな印象。橋下徹と黒幕、やしきたかじん、石原慎太郎、田原総一郎など政治とメディアの関係者のエピソードにも切り込む姿は新たな芸の姿とも言えよう。エピローグの談志の逸話と著者の告白に涙腺が緩んだ。‬

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著者プロフィール

1962年8月18日生まれ、岡山県出身。ビートたけしに憧れ上京。86年に弟子入りすると、浅草フランス座での住み込み生活を経て、87年に玉袋筋太郎と「浅草キッド」を結成。テレビ、ラジオ、漫才の舞台での活躍はもちろんのこと、文筆家としても、多くの話題作を世に送り出している。また、2012年11月より、自身が編集長を務める日本最大級ボリュームのメルマガ『水道橋博士のメルマ旬報』を月3回配信中。著書に『藝人春秋』(文春文庫)、『博士の異常な健康‐文庫増毛版』(幻冬舎文庫)など多数。

「2016年 『はかせのはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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