葵の残葉

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 72
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163907680

感想・レビュー・書評

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  • 兄弟それぞれが相手に何を伝えるかまでも思い悩みながら選択していく過程がひしひしと伝わる。絶対の正義と正解もないこの時代は、分かりづらいが面白い。
    最初名前が頭に入るまで、話が入りづらいが、そこを過ぎると立場ある仕事をする人は特に感じるものがあると思う。尾張、越前、京都の距離感と江戸の遠さが伝わる。写真がなぜ残っているのかを丁寧に描いているのは面白い。

  • うーん、盛り上がりがない。

  • <凛>
    これわまさしく「本」でなければ巡り会えぬ物語です。映画やTVでは無理。もちろんネット配信の云々などは問題外。皆様本を読みましょう。今や読書は数多の凡人達には真似できぬ誇り高き趣味ですぞ!

  • 容保さまと桑名の殿がご兄弟なのは知ってたけど4人兄弟だったんだ。……気になる、読みたい!

  • 本屋が選ぶ時代小説
    大賞を受賞!
    幕末。徳川分家筋・高須に生まれた四兄弟は、倒幕・佐幕に分かれ対立する…。

  • 新田次郎文学賞受賞作品。
    著者は愛知県生まれで学校の先生をしていた方です。
    激動の幕末の時代の中でも、そこまでスポットライトは当たってこなかった印象ですが、高須四兄弟が関わっていた部分も少なくないのでしょう。自分もかつての尾張藩地内に住んでいるので、どうしても尾張目線になり、物語に入り込んでいました。これまで幕末に関心を持ってこなかったけれど、ちょっと興味が出てきました。

  • 史実だけで十分に物語になるのだから、このくらい淡々とした文章がちょうどいい。もっと読みたい、もっと知りたい、と思わせるのも狙いなんじゃないかなと。
    非常に楽しめました。装丁も素敵です。

  • 尾張は印象悪いね

  • 【幕末、運命に引き裂かれた兄弟がいた】徳川の分家筋・高須に生まれた四兄弟はやがて尾張、一橋、会津、桑名を継いで維新と佐幕で対立する。歴史と家族の情が絡み合う物語。

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著者プロフィール

奥山 景布子(おくやま きょうこ)
1966年、愛知県生まれの小説家。名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。高校教諭、大学専任講師などを経て、主婦業と平行して創作を始める。
2007年に「平家蟹異聞」で第八七回オール讀物新人賞を受賞。2009年、受賞作を含む『源平六花撰』で単行本デビュー。2018年、『葵の残葉』が第37回新田次郎文学賞を受賞。著書に『びいどろの火』『キサキの大仏』『恋衣 とはずがたり』『たらふくつるてん』『葵の残葉』などがある。

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