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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784163907734
作品紹介・あらすじ
最新研究で分かった、食物アレルギー予防のポイントや
治療のコツ、家庭でのケアも掲載したアレルギー対策の決定版!
日本では、3歳までに16.5%の子どもが食物アレルギーと診断されており、
アトピー性皮膚炎やぜんそくの子どもも多く存在します。
本書は、日本で最大の小児科病院である
国立成育医療研究センターのアレルギー科で、
日夜、多くのアレルギー疾患をもつ子どもたちの
治療にあたる医師たち自らが執筆しています。
同病院は、多くの子どものアレルギー治療に成功するとともに、
研究分野でも日本のアレルギー医療をリードする病院でもあります。
食物アレルギー予防についての研究を行い、発症率を8割も減少させるなど、
目覚しい成果をあげています。
世界中で行われた研究の結果、現在、アレルギーの出発点として
もっとも重要だと考えられているのが、皮膚のケアです。
食物アレルギーの引き金としても注目されるアトピー性皮膚炎の
効果的な治療法はもちろん、
ぜんそくをコントロールする方法や、食物アレルギーの予防と治療、
また、近年、増加している新生児・乳児消化管アレルギーなども
網羅した、アレルギー対策の決定版です。
家庭や学校での生活で気をつけること、
よくある素朴な疑問への答えなども掲載しています。
お子さんのアレルギー治療に悩む方、
これからお子さんを育てるにあたり、予防法を知っておきたい方、
そして、医療関係者や保健関係者にもおすすめの一冊です。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
アレルギーに関する最新の研究や治療法が詳しく紹介されている本書は、特にアトピー性皮膚炎や食物アレルギー、ぜんそくに悩む親にとって心強いガイドです。専門用語が多いものの、柔らかな文体で読みやすく、難解な...
感想・レビュー・書評
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専門用語も多いが、文章が柔らかいので読みやすく、頭に入ってきやすい。
アレルギーやアトピーに対する「よくある勘違い」をしていたので、第一章を読むだけでも認識を改められた。
(妊娠中に卵を食べると胎児が卵アレルギーになると思ってたので控えてた)
あとは、とにかく「ダニ」が原因の多くであることから第五章の環境整備についても参考になる。
他の章は病気の原因や対処法などをもっと掘り下げた内容なので実際に子供に関係したときに読み直したいと思う。 -
[図書館]
読了:2018/11/25
「第1章 やさしくわかるアレルギーのしくみと予防」だけでも、ものすごく有用な情報が濃縮されているのでここの章だけでもあらゆる人に読んでほしいと思う。
二重抗原曝露仮説(経皮感作と経口免疫寛容)の説明もある。
子どものために正しい情報を得たいと思う人に最適な本だと思う。「Evidence Based Medicine」の考え方が一冊を貫いているので、とても納得できる。
かつての常識(原因食物は完全除去、離乳食で卵やピーナッツを与えるのは遅めにする、妊娠中の母親が食べた卵で子が卵アレルギーになる、ぜんそくにはスイミング)が否定される研究結果が出てきているが、知識が更新されていない医者も多数いるうえに、親の不安や罪悪感を煽るアレルギービジネスがまだまだ幅を利かせていて、小児アレルギー疾患界隈は本当に混乱している。
どうでもいいが、こんなものすごく丁寧にエビデンスレベルの説明からしている良本のAmazonレビューにまで、「食べた物が人間の体を作っているので、無農薬、無化学肥料の有機栽培の野菜がアトピーを治すのだ」というアトピービジネス本の関係者が湧いていて失笑した。
p. 55 「人間の体は炎症のない場所から食べ物を体内に取り入れた場合は、免疫寛容が誘導されることが最近の研究でわかってきました。したがって、胃腸炎などの炎症が起こっていない正常の消化管から食べ物が吸収された場合には、その食べ物を敵とみなしてIgE抗体を作る事はありません。」
p. 55 「ところが、炎症のある場所(荒れた皮膚など)から食べ物などの異物が入ってくると私たちの体はそれを敵とみなして排除するメカニズムが働きます。その1つがIgE抗体を作ってアレルギー反応を起こすメカニズムです。したがって、食物アレルギーを予防するためには、皮膚に炎症が起こらないようにすることが大切です。」
p. 55 「その一方で生後6ヶ月になり離乳食が始められる月齢に達したら卵やピーナッツなどの摂取を遅らせるのではなく、少量ずつ食べ始めていくことで経口免疫寛容を誘導します。経口免疫寛容が誘導される前に、皮膚の炎症部位から食物抗原による感作(その食べ物に対するIgE抗体ができること)を受けてしまった場合は食物アレルギーになるリスクが高くなります。」
p. 57 「ですから、なるべく早く皮膚炎を治療してきれいな肌を保ちつつ離乳食を遅らせることなく開始することが良いことになります。」
p. 54 「もしかすると予防効果があるかもしれない、と言われているのは、妊娠中と授乳中にお母さんが乳酸菌を摂り、生まれた赤ちゃんにも乳酸菌を与える、という方法です。(中略)成育医療研究センターで生まれたお子さんの生活を追跡したコホート研究と言う観察研究では、乳酸菌飲料を摂っていたお子さんのアトピー性皮膚炎が少なかったというデータはありますので、もしかすると乳酸菌にはそのような効果があるのかもしれません。最近、腸内細菌叢とアレルギーの関係を調べる研究が盛んになってきましたので、このあたりのメカニズムが解明される日が来るかもしれません。」 -
アトピー、食物アレルギー、ぜんそくなどの核疾患について、対処法含め詳細にわかりやすく記載されている良書だと思います。
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息子がアトピー性皮膚炎っぽいので図書館で。
ここ最近発展著しい領域なので祖母やママ友もあてにならなくて不安になっていたので、最新の治療法が学べるこの本はよかったです。
まだ生後二ヶ月なのでステロイドのプロアクティブ治療を先生にしたがってやっていこうと改めて。
食物やぜんそくへと進みませんように。 -
【成育医療研究センターの医師達が総力執筆!】増え続けるアレルギー疾患の子ども達。予防と治療に必要なことは? 基本知識から最新研究まで治療成功率NO.1病院の医師が解説。
著者プロフィール
五十嵐隆の作品
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