苦汁200%

  • 文藝春秋 (2018年3月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784163907840

作品紹介・あらすじ

これ以上書いたって情けなくなるだけだ。

ここまで書いたらもう手遅れだけど。



悔しくて震える。

でもこっちの方が、会いたくて震えるよりも、性に合ってる。

クリープハイプ・尾崎世界観の赤裸々日記、絶筆の第二弾。







9月2日

最悪な結果。すべて投げ出してしまいそうな、 大事MANブラザーズバンドが聞いたら「おい、ふざけるな」と怒り狂いそうな程の状況。

まさに、駄目になりそうな時。



7月11日

作詞をして文章を書いて、夜を過ごした。真夜中3時過ぎ、開け放した窓から、女性の泣き声が聞こえる。こんな時間に男にでも放り出されたんだろうか。まったく酷いことをするもんだ。せめて朝まで待ってやれば良いのに、血も涙も無い野郎だ。と思ったけれど、自分だって変わらないだろう、きっと同じようなことをしてきたんだ。 いつか泣かせたあの人の泣き声も、見知らぬ誰かが聞いたはずだ。本当に悲しそうで、やるせない気持ちが部屋に充満して困った。泣いているあの人に良いことがありますように、とか願う前に、自分が泣かせたあの人の幸せを祈れよ。

みんなの感想まとめ

感情と行動の複雑な結びつきを描いたこの作品は、著者の赤裸々な日記を通じて、自己の内面を深く掘り下げています。特に、悔しさややるせなさといった感情が、日常の中でどのように芽生え、成長していくのかが印象的...

感想・レビュー・書評

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  • 尾崎さんの歌詞(曲)は好きだけど、文章は苦手。
    なんでだろう。好き故に。

  • 尾崎さんの書く文章純度200%なのですらすら読めました

  • 去年の3月に発売されてから、寝かせに寝かせた尾崎くんの本。
    私はエッセイっていうジャンルは実は得意ではないので、基本買わないんだけど、尾崎くんは特別。
    尾崎くんの文章を読んでると、いつも愛情深い人だなって思う。
    だからこそ理不尽な態度や対応されると、ひどく傷つくし怒るんだろうな。(勝さんの影響もあるんだろうけど笑)
    これでやっと新刊が読める。

  • 初めて人のエッセイを読んだ。文末の例えとか、チクッと言うところとか、好きな感じ。
    書く、かくちかことかオヤジギャグ好きなんだなーと思った。

  • 尾崎世界観が好きだから読める。そんな本。
    本当に苦労してきた人の歌も言葉も沁みるなって思った。

  • なんとなく100%のときの方が好きな気がする。

  • 915.6

  • エッセイ第二弾。
    前作よりも感情を多く見た気がした。
    共感できたりできなかったり。だからこそ楽しい。
    こうやって日々の自分を晒け出せる強さは羨ましい。
    年を重ねるごとに尾崎世界観に
    魅了されていく。

  • 個人的に本としてというか尾崎さんが大好き
    だけど、読んでいて、やはり尾崎さんの紡ぐ言葉たちが自分は好きで読んでいて落ち着くししっくりくると気づいた
    この感覚はなんなのだろう
    個人的なものなのか、万人ウケするものなのかわからないけど
    日記でこんなに面白いとは

  • 世界観さんイメージより素直
    ファンを大切にしててライブに対して真剣で
    ライブへの向き合い方、リハ、会場の音の響き、
    いつも戦ってる お客さんに感謝してる
    情けないっていつも落ち込んで悔しいってイライラする
    素直でリアル
    でも本当に大切なことは書かないし、書けない。だから書く
    友達も仲間も味方も沢山居て
    毒は吐くが正直
    そしてヤクルトがめっちゃ好き めっちゃ神宮に行く
    共通点が多い
    野菜食べられない 毒 リリイシュシュ こけていっしゅ aiko
    人との会話を大切にしている
    歌詞を書いて文章を書いて朝に寝る
    知らないおじさんにお金を握らせて帰る(TAXI)
    命を削りながら働き過ぎ

    苦汁を読んであたしの中でのイメージが変わった。

  • 前作の苦汁100%の方が面白かった気が。
    最近クリープハイプを聴かなくなったことに関係するのかもしれない。

  • 前作と同じく繰り返し読みたい文章に付箋を貼りながら、大事に大事に読み進めた。尾崎さんという人がどういう考え方をする人で、どんなに不器用で繊細で優しい人かが分かる、彼の記録の記憶。

    もうどうしようもないな、って気分のときにクリープハイプをよく聴く。尾崎さんはどうしようもなさに寄り添ってくれる詞を書く。苦汁を読んで、こういう日々のなかで作られている曲たちのことをまた愛おしく思えた。

  • 【人気ミュージシャンの赤裸々な日記、第二弾】楽しい、恐い、売れたい。本当に大切なことは書けない。だから、書く。天邪鬼な著者の自意識過剰な日々を描く、人気エッセイ第二弾。

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著者プロフィール

1984年、東京都生まれ。ロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル、ギターを担当。作家としても活動し、これまでに小説『祐介』、日記エッセイ『苦汁100%』『苦汁200%』(いずれも文藝春秋)、『犬も食わない』千早茜との共著(新潮社)を上梓。

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