【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 5184
レビュー : 718
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163907956

感想・レビュー・書評

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  • こういう日常もの久し振りに読んだ。心が洗われた。
    一貫して穏やかな雰囲気に包まれているけど、それぞれの親ともちろん優子ちゃんが体験していることって感じ方次第では不幸な面もある。けど、その同じ面を描いているのに捉え方が違うだけで幸福感が溢れてる。前面には出てないけど、悲壮感も大人の読者にはちゃんと伝わってきて、それがまた共感できる。
    誰かのためにこんなにも強くなれるって素敵。
    森宮さんひょうひょうとしてるけど、凛とした覚悟があって。最後のシーンなんて涙ほろほろよ。

  • 本屋大賞作品。
    血の繋がらない人達に育てられ、それでも愛情をかけて貰った。
    自分はかわいそうではないけれど、何かそこには遠慮もある。
    色々な親に振り回されたが、結婚式でバージンロードを一緒に歩くのはこのお父さんと思える人に出会えた事にホッとする。

  • 最初の20ページくらいは全部読んだけど、その後は速読のような感じでざっと読んでしまった。
    最後の方は面白かったけど、ストーリーをおってっただけみたいな読み方をしちゃったから、本質的な魅力に触れてないかもしれない。
    もしくは単純に面白いと思う文章でなかったんかもしれない。わからん。
    皆面白かったの?本屋大賞っていうので逆に邪魔されたかもしれない。

  • 感動する本というよりは普段生活しているだけでは忘れてしまうようなことを思い出させてくれる本でした。

    私は生まれてからずっと血の繋がった親と5歳下の妹と暮らしていますが、今までたくさんの愛情を注いでもらっていたことに気付かされました。

    今年度から高校生の私ですが、これからずっと親に感謝していきたいと強く思いました。

  • 前半はあまり、共感が得られず、読み進まなかったが、
    中盤、後半から興味が出てきて、最後はよかった。

    私自身、良い子供だったのか?良い親なのか?自問自答する日々。仕事に忙殺され、幸せを見失うことのないようにしたい!願望。

  • 読後感が非常によく、元気になる本。娘にも読ませたいと思った。

  • 優子ちゃんが最初、家族が変わることへ冷めてるのか
    どうなのか気がかりだったけど、向井先生が素敵で、
    こんな先生がいてくれることが嬉しかった。
    森宮さんの作る料理、どれもおいしそう。
    餃子づくしは、続きすぎるとちょっと勘弁って感じ
    だったけど(笑)
    ゼリーとか、いいなー。
    その森宮さんの親になる覚悟が素晴しかった。
    なんて大人物なんだろ。(変わり者だけど(笑))
    梨花にもびっくり。ぶっとんでるー。
    ピアノのために、それって?!
    温かな気持ちでほーっとため息でページを閉じた。

  • 本の帯を見て、なんか面倒くさそうな話やなー、好きじゃないなーと思ったけど、
    読み終わったら暖かい気持ちになった。
    森宮さんが個性的で実直で良い人!
    でもちょっと、上手くまとまり過ぎてる感はある。

  • 最初のうちは他人と家族になってこんなきれいごとでいくわけない。なんて内容が薄っぺらな本なんだろうと思った。でも、作者はわざと重くならないように書いたのだろう。優子はどんな苗字でも合う。どうでもいい。どこで暮らそうが誰と暮らそうが一緒だ。そう投げやりにならないと、生きていけない。そんな厳しい言葉が少ないから淡々と読み進めることができた。実の父親のくだりは現実味がないが、梨花さんが離れて行った理由、森宮さんの思い、早瀬くんのピアノなど読み終わってみて本屋大賞とるだけあるなと思った。子育ては明日が二つになる。

  • 良くも悪くもスッと入ってくるお話。
    色んな人に愛されながら育った主人公、
    こういう家族の形は少し羨ましくも思えてしまった。

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著者プロフィール

瀬尾まいこ(せお まいこ)
1974年、大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒。2011年の退職までは、中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行っていた。2001年『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、これが翌年単行本デビュー作となる。2005年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞。これまでに映画化された作品に、代表作『幸福な食卓』、『天国はまだ遠く』『僕らのごはんは明日で待ってる』。『そして、バトンは渡された』は第31回山本周五郎賞候補、2018年「本の雑誌が選ぶ上半期ベストテン」1位、「キノベス2019」1位に選出、さらに2019年本屋大賞を受賞。2019年6月13日、『優しい音楽』(新装版)を刊行。

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