【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 5173
レビュー : 715
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163907956

感想・レビュー・書評

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  • 家族とは。血の繋がりとは。色々考えさせられるが、子供にとって、大人にとって大事な要素がこの小説に詰め込まれている。たとえ血が繋がっていても相手を思う気持ちが歪んでいては、これまた悲劇であるし、自分が子育てなどで迷ったらこの本を再度読み返したい。また、子供達が人間関係で迷っていたらこの本をオススメしたい。

  • 自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくるんだって。親になるって、未来が二倍以上になるってことだよって。明日が二つにできるなんて、すごいと思わない?未来が倍になるなら絶対にしたいだろう。

  • 最後の最後まで渡される”バトン”の意味が明かされなかったので、その意味においてはちょっと裏切られた感じ。全体としてはいい話なんだろうけれど、小学生時代から妙に大人びた考え方をもつ優子を始め、ちょっと現実離れしたプロットではあります。懐かしい「大地讃頌」が出てきたところや、早瀬君が奏でるアンドレギャニオンなんかは個人的には大変楽しめました。

  • 主人公に感情の波が少ないせいか、普通なら一大事のトラブルも大したことなく日々が過ぎていく。ある意味とても平凡な日々を過ごすことの素敵なところがいっぱいに描かれていて、最初から最後まで心穏やかに読める作品。

  • 幸福感に包まれる一冊。

    母親が2人、父親が3人いる主人公の優子。
    一見複雑で不幸そうな家庭環境なのだが、優子本人は少しの淋しさを持ちつつ、親となった大人たちに見守られ
    しっかりと子供時代を過ごす。

    やはりな、親というのは「親然」としていなければ。
    どんなに親らしくなくても、そうあり続けなければ。

    作中に出てくる食べ物、どれも真新しいものではないのだけれども物凄くそそられる。
    本を読んでお腹が空いてくる本は良作。

  • 今年の本屋大賞です。
    著者の作品は過去に1冊だけ読んでましたが、印象の薄い作品でした。

    本作は印象が薄いというか・・・薄っぺらい。すべてが軽くてペラッペラなお話でした。
    人間の感情を置き去りにしたような優等生の上っ面を描くばかりで何も心に響かないし、複雑な家族構成に至るまでの過程もオチもツッコミどころ満載でイライラしっぱなし。

    本屋大賞今年もひどかったねー、という話題に乗りたいだけで読みましたが、想像以上にひどくて・・・
    普段本屋さんを応援しているので、アマゾンでは買わずにわざわざ店頭で買っているのに、その気力も無くしそうです。(涙)

  • フィクションを現実は超えるし、家族は血縁を超える。

    人生はコメディだから楽しく生きてる人の話がやっぱり好きだ。

  • 不思議な設定だけど、終始ほっこりするのは、どの人も優子を、親として、大切に、愛してるからなんだな。
    血の繋がりってなんなんだろう…
    自分は親として、自分が産んだ子をここまで純粋に愛しきれているのかなぁと考える部分もあった。

    森宮さんと優子のやりとりがすごく面白かったし、
    森宮さんと早瀬くんのやりとりも、笑ってしまうほど良かった。

    最後のシーン。冒頭の1ページを振り返って改めて読んで、胸が暖かくなった。

    図書館で読んでたけど、かなり鼻すすっちゃったf^^*)

  • 優子ちゃんと森宮さんの掛け合いが面白かったです!
    家族とは何かなど考えさせられました
    家族に血の繋がりなんて関係ないじゃないかとこの本を読んで思いました!

  • おもろい

    書評は完全にまっぷたつ

    星一つの人もたくさんいる。そうだろうな、それもよくわかる。

    「あまあま」なところもあるもんな

    でも、そんなの、承知で書いてるよ絶対。

    あえての、「あまあま」なんだと私は思う。

    ただのきれいごとにしなかったのは作者の力量でしょうよ。

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著者プロフィール

瀬尾まいこ(せお まいこ)
1974年、大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒。2011年の退職までは、中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行っていた。2001年『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、これが翌年単行本デビュー作となる。2005年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞。これまでに映画化された作品に、代表作『幸福な食卓』、『天国はまだ遠く』『僕らのごはんは明日で待ってる』。『そして、バトンは渡された』は第31回山本周五郎賞候補、2018年「本の雑誌が選ぶ上半期ベストテン」1位、「キノベス2019」1位に選出、さらに2019年本屋大賞を受賞。2019年6月13日、『優しい音楽』(新装版)を刊行。

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