【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4846
レビュー : 675
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163907956

感想・レビュー・書評

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  • ユーモア小説のような楽しいタッチで、5人の親を持った私(優子)の幼少期から結婚までの日々を描いている。この親たちがいずれも個性豊かで可笑しみがある。水戸、泉ヶ原、森宮さん、そして梨花さん。親を選んだわけではなく、たまたまこのような人生を歩んできた女性との触れこみ!現実にはあり得ないことが、正に小説の世界の醍醐味として自然に読める。けれども実は親子のいろんな関係性を象徴し物語っているように思う。早瀬君のピアノの素晴らしさの表現が、「蜜蜂と遠雷」を思い出させた。

  • 時代を反映した作品かも。結婚も、離婚もシングルも何もかもあり。一人で生きていく楽しさと孤独と。誰かと生きる楽しさと擦り合わせこ難しさ。自分の生き方が標準ではない事を時折思い知らされます。

  • 瀬尾まいこの作品はずっと読んできたけれど、これはダメだと思う。
    主人公の設定にリアリティをまとわせられていない。
    今までの瀬尾まいこ作品のセルフコピーになっていて、新たに書きたいことが見えてこない。小説の書き方を見失ってしまっているように感じる。

著者プロフィール

瀬尾まいこ(せお まいこ)
1974年、大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒。2011年の退職までは、中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行っていた。2001年『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、これが翌年単行本デビュー作となる。2005年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞。これまでに映画化された作品に、代表作『幸福な食卓』、『天国はまだ遠く』『僕らのごはんは明日で待ってる』。『そして、バトンは渡された』は第31回山本周五郎賞候補、2018年「本の雑誌が選ぶ上半期ベストテン」1位、「キノベス2019」1位に選出、さらに2019年本屋大賞を受賞。2019年6月13日、『優しい音楽』(新装版)を刊行。

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