【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4831
レビュー : 674
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163907956

感想・レビュー・書評

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  • 最初の20ページくらいは全部読んだけど、その後は速読のような感じでざっと読んでしまった。
    最後の方は面白かったけど、ストーリーをおってっただけみたいな読み方をしちゃったから、本質的な魅力に触れてないかもしれない。
    もしくは単純に面白いと思う文章でなかったんかもしれない。わからん。
    皆面白かったの?本屋大賞っていうので逆に邪魔されたかもしれない。

  • 今年の本屋大賞です。
    著者の作品は過去に1冊だけ読んでましたが、印象の薄い作品でした。

    本作は印象が薄いというか・・・薄っぺらい。すべてが軽くてペラッペラなお話でした。
    人間の感情を置き去りにしたような優等生の上っ面を描くばかりで何も心に響かないし、複雑な家族構成に至るまでの過程もオチもツッコミどころ満載でイライラしっぱなし。

    本屋大賞今年もひどかったねー、という話題に乗りたいだけで読みましたが、想像以上にひどくて・・・
    普段本屋さんを応援しているので、アマゾンでは買わずにわざわざ店頭で買っているのに、その気力も無くしそうです。(涙)

  • 2019年の本屋大賞の受賞作だというので、読む前に軽くレビューをみていたが想像していたのとは違った。
    血はつながらなくとも家族だし、何度親が変わってもたくさんの人に愛情を注がれて育ったのだから不幸ではない。
    それはそうなのだろう。だから読む前は主人公の優子は血のつながった身内はいないのかと思っていた。もしくは
    理由があって実の親が手放したのだろうと。
    理由はあった。が、腑に落ちない。

    実の母は幼少の頃に亡くなり、小学生の頃に継母が来る。
    継母はおしゃれで可愛くて父ともどもとても可愛がってくれている。
    継母が来る前は父方の祖父母に預けらることも多かったが、再婚後は没交渉。
    10歳で父と継母が離婚。父はブラジル転勤になり、どちらも引き取りたいともめた末に主人公に選ばせ、日本にいたいからと継母と暮らすことになる。
    二人の生活は継母の奔放さもあり貧乏(養育費はもらっている)。
    継母再婚→主人公を再婚宅に置いて家出(一応頻繁に会いに来ている)。
    継母、再婚相手と離婚→同級生と再々婚。
    再々婚相手の所に主人公を置いて出奔。
    因みにこの継母、主人公を取られるのを恐れて実の父との手紙をにぎりつぶす。

    いや、これ全ての元凶は継母なのではないだろうか。
    これが実の母親なら自由な母に振り回されたがみんな幸せになったね、と言えるのかもしれない。
    再々婚したのも再々婚相手の所に主人公を置いていったのも自分が病気になったから主人公の後を託すため。でも主人公はそんな事情は知らされない。

    そもそも実の父は可愛がっていたのだから離婚したなら自分がブラジルに連れていけばいいし、できないなら祖父母に預ければいい。
    祖父母と没交渉となったのは再婚のせいかもしれないし、離婚時には預けられない事情があったのかもしれないが。
    主人公が周りの人の感情や状況に鈍感すぎたり淡々としているのは本来の性格もあるだろうが、こういう境遇を聞かされたら「大人の都合で環境がたくさん変わったからなのだろう」と思われても仕方がないのではないだろうか。

    最初の方につらつらと主人公の高校でのいざこざがつづられている。
    原因は主人公を好きな男の子を友達が好きになったので取り持って、と呼び出し環境まで整える。
    しかし自分を好きだと言った人に他の女の子を勧めることができず、女子たちの反感を買うというような内容。
    主人公は悪いとは思わないし思ったことも正しいと思う。友達はそこまで段取りしたなら自分で告白すればいいのに。
    しかし周りの人間は主人公がさっさと言えばよかったのに、と言う。原因の男の子本人も。

    そんな調子で自分とはずれている感覚の人間しか出てこず、あまり楽しめなかった。
    ただ、最後の保護者となった森宮が父になる物語だと思えばいいのかもしれない。
    どこか欠けた人たちがそれぞれの場所を見つける話だと思えばいい終わり方のような気がする。

  • 「ブラジルに行く」事だけが障がいだった設定の実父が手紙はさておきその後接触がないとか、型破りだけどいいひと設定の人が実は父子の面会権も親権も思い切り侵害してた、とか。リアリティなさすぎ。その後の二人に至っては”いい人”って説明だけで配偶者の連れ子(しかもなぜか実父ないがしろのまま)にそこまで入れ込むのか説得力が全くない…。 森宮さん個人のキャラは好きなんだけど。あと食べ物は相変わらず美味しそうすぎる。

  • 父親を3人、母親を2人もつ主人公の愛情あふれた
    生活を描く本屋大賞受賞作。ほんわかした内容で、
    さらっと読めたが、個人的には物足りなかった。

  • 本屋大賞受賞だから面白いだろう、と読んだ・・・が、う〜ん・・

    予想外に内容が薄く、漫画の世界でなら楽しめるかも、と感じた。
    ピアノの場面は『蜂蜜と遠雷』に似てる。

  • ようやく読めた2019本屋大賞。

    評価が2なのは、個人的に期待しすぎたのが原因であって
    決して面白くなかったわけではないです。
    ですが、物足りなさがあったのも事実。もし物足りてたら本屋大賞には選ばれていなかったのかもだけど。

    単純に甘すぎました。ケーキの描写が多かったのもあるのかな笑甘くて優しい物語。絵本を読んでる感覚になったのは僕だけでしょうか。

    もちろん甘いのが悪いわけではないです。梨花の『明日が2つになる』との子供の大切さを説く名言などは良かったと思います。まあだがしかし現実は厳しい。自分のことで精一杯な現代の世の中ではこの考えはあまりにも理想論すぎる。心はほっこりしますよ!

    改めて評価が2なのは過度な期待をしすぎました私が。
    これも私自身が家庭環境が複雑なため、
    共感や反発、そこから何を得れるかという教訓、色々なものを求めてしまうんです、、、申し訳ない。
    そこに本屋大賞という箔がついたらそりゃ期待しちゃうでしょ!笑笑

    まあなので、すごい読みやすいとは思いますので
    スマホ全盛期に本読んだことない人とかには
    最初の一冊としてはかなりおすすめはしますよん

  • 2019本屋大賞 大賞受賞 
    時代なんだろうか・・・
    以前の本屋大賞は(おぉ~っ)と心を奪われ、
    のめりこむような本に出合えた気がしたが・・・。

    この本 家庭環境はちょっと複雑で、難しい状況の主人公だが
    いたって 優しく、良い子
    そして 大変な状況でも周囲の大人は とにかく主人公にこれ以上ない愛情を注ぐ。
    第1章の高校生時代は ムカつくような同級生の中傷にあうのだが
    それでも 家に帰れば 美味しい食事が待っている。

    ・・・っと ちょっと辛口に書いてしまったが、
    文章は読みやすく、心がざらつくのは高校での友人関係だけなので
    読んでいて こんな素敵な大人に出会えた 主人公 優子ちゃんは幸せだ。
    一人の主人公の女の子の出会いと別れを追っていく 優しい小説。
    一気に読めるので 夏の日 エアコンの効いた部屋で読むのにおすすめ。

    私的には(継母 梨花さんに振り回された人生)だと思うのだが・・・。
    血のつながらない父母が話す「子供ができるということは 自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日がやってくる。未来が2倍以上になることだよ。 明日が2倍になるってすごいと思わない?」
    これは 共感できる。
    でも それは親子が信頼しあって向き合えている場合だが。

  • 親が何人も変わる数奇な運命の主人公がするまでの話。話が淡々と進むが、これといったものもなく、これが本屋大賞かとがっかりした。

  • 共感できなかった
    食べ物が美味しそうだった

著者プロフィール

瀬尾まいこ(せお まいこ)
1974年、大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒。2011年の退職までは、中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行っていた。2001年『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、これが翌年単行本デビュー作となる。2005年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞。これまでに映画化された作品に、代表作『幸福な食卓』、『天国はまだ遠く』『僕らのごはんは明日で待ってる』。『そして、バトンは渡された』は第31回山本周五郎賞候補、2018年「本の雑誌が選ぶ上半期ベストテン」1位、「キノベス2019」1位に選出、さらに2019年本屋大賞を受賞。2019年6月13日、『優しい音楽』(新装版)を刊行。

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