- Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163908083
作品紹介・あらすじ
伝説の画家・熊谷守一に魅せられた四人が、それぞれの流儀で迫る。映画『モリのいる場所』関連カラー写真多数収録。没後40年を迎えた画家・熊谷守一。2017年12月から国立近代美術館で回顧展が開かれているほか、2018年5月には熊谷をモデルにした映画『モリのいる場所』(監督:沖田修一 出演:山﨑努、樹木希林ほか)が公開される。写真家・俳優・映画監督・新聞記者がそれぞれの流儀でモリカズ・ワールドに迫った軌跡を綴った。モリとの出会い 藤森武(写真家。1942年、東京都世田谷区生まれ。昭和37年、写真家土門拳に師事)1974年76年にかけて熊谷邸に通って写真を撮影した当事の思い出と秘話。「モリ」日誌 山﨑努(俳優。1936年、千葉県生まれ。数々の映画・テレビ・舞台で活躍する)『モリのいる場所』の撮影日誌。エッセイの名手としても知られる著者が、「どう演じるか」について綴った。名著『俳優のノート』に連なる演技論としても読み応えがある。撮影まで 沖田修一(映画監督。1977年、埼玉県出身。ほかに『南極料理人』『横道世之介』など)映画『モリのいる場所』のクランクインまでの苦闘の日々をユーモラスに描く。仙人に聞いた話 田村祥蔵(元新聞記者。1937年、新潟県生まれ。「私の履歴書」で熊谷守一を取材)『へたも絵のうち』取材で聞いた珠玉の言葉を紹介しつつ辿る、モリカズさんの生涯と作品。
感想・レビュー・書評
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「モリのいる場所」はとても私好みの映画だった。映画は画家の熊谷守一のある一日を描いていて、この本は映画にも出てくる写真家の藤森武さんご本人、熊谷守一本人を演じた山崎努、沖田修一監督、生前の熊谷に取材した記者の田村祥蔵氏の文章四本立て。超豪華。
どの文章も面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
俳優・監督・助監督等々の映画に携わる人々の情熱を感じました。映画を見てから読んだ方がいいかなと思います。
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映画『モリのいる場所』製作の関係者のうち、きっかけになった写真集を世に送り出していた写真家、モリを演じた俳優、当作品の映画監督、かつての日経の新聞記者でモリを記事として取り上げた4名それぞれのモリ像。
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映画「モリのいる場所」の主人公 熊谷守一。
この芸術家に関係する方々のお話。
映画のモリ役、山崎努さんはロケ中の話を日記的に。
その映画監督や写真集「独楽」を出版しているカメラマン・・・・
先日、映画行ってしまいました。
樹木希林さんは、相変わらずいい味出してましたね。 -
【仙人と呼ばれた画家】ユーモラスな作品で人気の画家・熊谷守一。記者、カメラマン、俳優、映画監督がモリカズに迫る。展覧会開催中、五月関連映画公開。