本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784163908335
作品紹介・あらすじ
「まるで罰ゲームですよ。日本は滅ぶんじゃないですか」
昨年の衆議院選の最中、著者はそんな声を耳にした。
確かに、2017年の日本政治は異様だった。こんなに混乱し、節操がなく、今後の日本の政治に不安を覚えた年はなかった。
――首相夫人が親しい不可思議な学校法人に、釈然としない国有地の値引き。前事務次官に「行政が歪められた」と告発される、首相の友人の獣医学部新設。そして政権打倒のためと森友・加計問題ばかり追及する野党に、感情的に反発して冷静さを失う官邸。秘書を罵倒するエリート女性議員。内定したとたんにスキャンダルで取り消される幹事長人事……。総理は政権維持のために突如解散に踏み切り、議員の生き残りのために忽然と消えた野党第1党、都政の傍ら国政進出を企む都知事。
「これは『罰ゲーム』なのか。罰ゲームならば、我々国民が何か罰を受けるに値することをしたというのか。日本政治はなぜこんなところに転がりついてしまったのか、そしてこれからどこへ行こうとしているのか」(「はじめに」より)
与野党を横断した取材、総理・野党幹部の赤裸々な肉声で活写する、政治ドキュメントの決定版。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
混乱と迷走が続く日本政治の実態を、著者の取材を通じて赤裸々に描いたドキュメントです。2017年の衆議院選を前に、安倍政権のスキャンダルや野党の混乱が続出し、政治の不安定さが浮き彫りになります。首相周辺...
感想・レビュー・書評
-
2023/11/03
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017年初から衆院選までの政局「恩讐と迷走の実態」。24年の政治記者経験の中で「こんなに迷走し、感情的で節操がなく、今後の日本の政治に不安を覚えた年はない」と著者は書いている。森友・加計問題で7月末には「安倍のバイオリズムがまさにどん底を迎えた」が、民進党分裂や希望の党のドタバタに続いて衆院選を迎えた結果、政権の側は「穏やかな年の瀬」「解散戦略が結果として当たった」という顛末だ。
著者が直接取材した、安倍総理を含む与野党の要人の肉声が鮮やかに掲載されている。また、こういう言動からこう真意を読み取り、こう報道にするのか、というのも分かる。加えて著者はテレビ記者だからか、「ワイドショーの扱い方が、政治問題の帰趨を決めると言っても過言ではないと思っている」と書いてもいる。
なお著者は、米国と違って社会に大きな対立構造がない日本では小選挙区制が馴染むのかには懐疑的なようだ。野党の選挙協力が困難な現状を見てきてそう考えるということだろう。 -
東2法経図・6F開架 312.1A/A58o//K
-
【日本政治のありのままの姿】総理周辺のスキャンダル、冷静さを失う官邸、一瞬で消滅した野党第一党。あまりに異様な日本政治を肉声で描き出す政治ドキュメント。
著者プロフィール
青山和弘の作品
本棚登録 :
感想 :
