海を駆ける

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163908373

作品紹介・あらすじ

『淵に立つ』でカンヌ映画祭ほか内外の絶賛を浴びた深田晃司監督が、ディーン・フジオカ主演の最新映画(5月公開)を自ら小説化しました。インドネシア、バンダ・アチェの浜辺に打ち上げられた、日本人らしき謎の男。彼の正体を探る周りの人間たちの間に、波紋が広がっていく……。2004年のスマトラ島大津波と、2011年の東日本大震災。そして、第二次大戦中は日本の軍政下に置かれ、オランダからの独立戦争においては日本人義勇兵が支援した、インドネシアと日本の歴史上の因縁。さまざまな要素が織り込まれ、映画のストーリーをさらに発展させた力作です。

感想・レビュー・書評

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  • 途中でやめた、50分

  • ♭ネタバレしてます。

    海岸に打ち上げられた男は、多くの人命を奪った津波のメタファーなのかな。
    出会った人々の多くを死に導き、たった1人の少女を救った男。
    無慈悲に無作為に取捨される命に、ただただ慄然としました。

    【内容紹介:引用】
    かつて大津波に襲われたインドネシア、バンダ・アチェの海岸に、日本人と思しき一人の男が打ち上げられた。彼は記憶を喪失しており、言葉も喋れない。日本から来たサチコは、その男と出会うことで、運命的な愛に引き寄せられてゆく…

  • 【カンヌが認めた気鋭監督、新作を自ら小説化】インドネシアの浜辺に現れた謎の男、ラウ――ディーン・フジオカ主演のファンタジック・ラブストーリー(五月公開)の小説版。

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著者プロフィール

映画監督。1980年生まれ。大学在学時より映画美学校にて映画制作を学ぶ。2006年、中編『ざくろ屋敷』でデビュー。2005年、平田オリザ主宰・劇団青年団に演出部として入団。代表作に2013年二階堂ふみ主演『ほとりの朔子』(ナント三大陸映画祭グランプリ受賞)、2015年『さようなら』(東京国際映画祭メインコンペティション選出、脚本が第18回菊島隆三賞ノミネート、マドリッド国際映画祭ディアス・デ・シネ最優秀作品賞受賞)がある。2016年『淵に立つ』が第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞。

「2019年 『よこがお』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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