絶対解答可能な理不尽すぎる謎

  • 文藝春秋 (2018年7月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784163908656

作品紹介・あらすじ

七人の素人探偵が、ともに日常の謎を解く!

現代における「謎」は複雑すぎて、天才探偵が、たった一人で解決できる時代ではない!理系作家が新たに提案するのは、「特殊な専門性」を持つ七人の素人探偵たちが、「理不尽すぎる謎」を解き明かす「新感覚ミステリー」!

ミステリー作家・高沢のりおの周囲には、「謎」に満ちた事件が起きる。高沢は、自宅で何者かに殴られ、血を流して仰向けに倒れていた。相談があるといって呼び出されていたデザイナーや、ワイン評論家、編集者らが、「美人の罠に陥った」小説家殴打事件の謎を解く。知れば必ず人に話したくなる「うんちく」が満載のミステリー短篇を六話収録。

「大相撲殺人事件」の著者であり、ミステリー評論家 小森健太朗氏も「登場する作家・高沢のりお って、俺だよね!?この名探偵ものへの大胆な挑戦状を受けて立つ!」と大絶賛!

みんなの感想まとめ

日常の謎を解くために集まった七人の素人探偵たちが織り成す、新感覚のミステリーが展開されます。登場人物たちのユニークな関係性や、専門知識を活かした協力プレイが魅力で、ほのぼのとした雰囲気の中に緊張感が漂...

感想・レビュー・書評

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  • ほのぼのミステリ。登場人物の関係性が結構好き。
    深川さんの部屋の暗証番号探すやつ、完全に謎解きでやったら面白そう(ただし相当難しそう)。

  • ライトな感じ。始めての作家さんだったので、経歴から読んで、このライトな装丁はもったいないのでは?と思いましたが、内容もライトなので、そんなつもりで読んだ人は満足だと思います。
    ピンと来ない感じをタイトルと絡めて、考えてみたのですが、よくわからなかったです。

  • パラやワインなど専門知識。みんなで協力してって言うのがいい。

  •  天才探偵にも限度がある!? ワイン、デザイン、映像、工学、様々なスペシャリスト、でも謎解きは素人な人たちが日常の謎に挑んでいく短編集。 

     博学探偵を否定し、専門的素人探偵を押し出した意欲作。 専門的知識を扱うミステリが増えた昨今、あらゆる視点から事件を俯瞰すれば解けない謎なんて無いのだと思うことも屡々。 蘊蓄満載の日常ミステリーになってます。
     コンセプト、キャラクターは良しだが全体的に起伏不足な感じ、短編集はもっと大袈裟でいいと思います。

  • タイトルの通り。謎解き要素はあるものの、論理を積み上げるのではなく、いくつかのあり得る解答の中の一つが正答として示されている、という感想。謎に謎としての魅力が薄い。蘊蓄がややくどいが、好きな人は好きそう。

  • タイトル借り。
    しかし、タイトルとはかけ離れた内容。
    特に意味なくワインの蘊蓄が
    一本以外に全て書かれていて
    ワインが飲みたくなった。

  • 気軽に読める短編ミステリ集ですが、読後の納得感はあまりないです。

    タイトル通りの謎があるとしたら、後出しジャンケンみたいなもので、面白くはないんじゃないかな……と。
    どういうふうに演出するんだろうと期待を込めて読みましたが、タイトル通りに感じました。

  • +++
    七人の素人探偵が、ともに日常の謎を解く! 現代における「謎」は複雑すぎて、天才探偵が、たった一人で解決できる時代ではない! 理系作家が新たに提案するのは、「特殊な専門性」を持つ七人の素人探偵たちが、「理不尽すぎる謎」を解き明かす「新感覚ミステリー」! ミステリー作家・高沢のりおの周囲には、「謎」に満ちた事件が起きる。
    高沢は、自宅で何者かに殴られ、血を流して仰向けに倒れていた。相談があるといって呼び出されていたデザイナーや、ワイン評論家、編集者らが、「美人の罠に陥った」小説家殴打事件の謎を解く。知れば必ず人に話したくなる「うんちく」が満載のミステリー短篇を六話収録。 「大相撲殺人事件」の著者であり、ミステリー評論家 小森健太朗氏も「登場する作家・高沢のりお って、俺だよね!?この名探偵ものへの大胆な挑戦状を受けて立つ! 」と大絶賛!
    +++

    日常の中にあるちょっとした謎を、複数人で解き明かすという趣向の連作短編集である。探偵役は、探偵としてのプロではなく、誰かのつてをたどって知恵を寄せ合うことになった、さまざまな分野でのプロたちなのである。ひとりでは解決できない事々も、それぞれの知識を持ち寄ることで、解決可能になる。一度その快感に味を占めた後は、七人が、次の機会にも自然に七人として行動するようになるのもおもしろい。人脈の妙も感じられるし、同じ場面を目にしたときのそれぞれの目のつけ所の興味深い。面白い趣向の一冊だった。

  • <新>
    この本を見つけて読んだきっかけ。それは先に『音速の刃』という本をなんとなく手に取って読んで読書コミュにちょっと辛口な感想文を載せたらそれにお返事をいただいてしまって・・・という経緯からであります。著者の『音速の・・』の系譜を読むならば『推定脅威』という江戸川乱歩賞を獲った作品になるのだが,そうではなくてこの『絶対回答可能な・・・』になったのはそうです僕の天邪鬼さが成すところのすまぬ行為です。すま。あ,またもや読んだ本の感想にさっぱりなっていなかった。すまぬ。

  • 作者の初めての飛行機などが絡まない作品の短編集。
    ライトな感じの謎でスラスラと読めてしまう。ワインセラーの暗唱番号を探す話などとても面白かった。

  • フリーデザイナーの『倉崎』が、相談を持ち掛けられた学生時代の友人でミステリー作家の『高沢』を訪ねると、何者かに頭を殴られ倒れているのを発見する。ほぼ密室状態の部屋で何があったのか?
    六篇からなる連短ミステリー。

    全編ほぼ固定されたメンバーで謎を解くミステリー。最初の話こそ事件っぽいっですが、残りは日常の謎といったものです。メンバーの職業はバラバラであり、それぞれの得意分野から謎を解くのですが、細かい専門知識を披露されるだけされて、動機的にはすっきりしないものが多いですね。

  •  結構おもしろいな、て思ったんだけど、ブクログのレビューの評価、結構低いな…。
     タイトルの『理不尽すぎる』て言うほどの謎でもなかったけどね。
     7人の関係性が好き。
     てか、7人いるのに6章しかなくて、1つは書下ろし…。
     由佳さんメインのお話ないの~!? 

  • 話は好きだが、なにが理不尽なのかわからなかった

  • 謎解きミステリー

  • 連作短編。日常の謎…かな?偶然知り合った様々な職業の人たちがそれぞれの知識を出しあって謎を解く。特に、部屋に隠された暗号を探す時の目の付け所がそれぞれ違うのが面白かった。

  • ‪航空機メーカーを舞台にした小説を手掛けてきた著者による短編ミステリー集。全体的にライトで読みやすい。最終話がメタ的な構造になっていてそんな複雑なトリックではないのに読んでいて不思議な感覚になるのが楽しかった。お馴染みのキャラが登場するファンサービスも実は壮大なトリック…?‬

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著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。東京大学工学部航空学科卒業。大手メーカーで航空機の設計に携わる。1997年よりフリーのデザイナー。2014年『推定脅威』で第21回松本清張賞を受賞しデビュー。他の著作に『ミステリーは非日常とともに!』『リヴィジョン A』『ドローン・スクランブル』『ファースト・エンジン』『絶対解答可能な理不尽すぎる謎』『音速の刃』。

「2022年 『天空の密室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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