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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784163908816
作品紹介・あらすじ
伝説の男はなぜ死んだのか。
快晴のクリスマス、都心のビルの屋上で、胸に銛が刺さった血まみれの老人の遺体が発見された。老人は和歌山県太地町に住む捕鯨船の伝説の砲手と判明。捜査本部は他殺を裏づける証拠を得られぬまま、自殺と結論づけた。
しかし、その直後、酷似した凶器で殺害された遺体が次々と見つかる。
警視庁捜査一課の草刈大毅と立石豊樹のコンビが、赤坂、和歌山、青森で地を這う捜査の果てにつかんだ真相は……。
男女の哀しみを描いた叙情あふれる伊集院静の真骨頂がここに!
みんなの感想まとめ
男女の哀しみと社会の闇を描いた物語が展開される本作は、捕鯨という伝統と政界、花街という異なる世界が交錯する独特の舞台設定が魅力です。主人公たちが捜査を進める中で、複雑な背景を持つ事件が浮かび上がり、読...
感想・レビュー・書評
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この作者はもっと心に寄り添った丁寧な描き方をする人と思ってたけど、滅多に無い刑事物はストーリーもつながりに欠け、文体も丁寧さを感じない。読むのに疲れた。
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永田町のビル屋上で自死した男は、鯨漁の砲手だった。
政界と花街と鯨漁というものすごい組合せの三題話。 -
<新>
一体どういう小説を書く作家なのだろうかとづっと思っていました。それが先の『月星夜』を読んでから、あ、また次も読んでみようかな、とやはり思いまして。で、読んで良かったです。これから過去作品にどんどん遡って読んでいく事になるやもしれません。まだ僕自身にも判りませんが。 -
最後の展開が早くて、ページ足りるのかな?と思いながら読んだ。捕鯨のことや花柳会の闇など、事件の裏に大きな社会的背景があるのかなと思って読んでたら、結構シンプルな事件でガクッときた。個人的には読みやすく、早く読めた。
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昨年亡くなった、伊集院さんの作品。
悪の根を糺す。 -
ミステリー?
最後まで引き込まれることなく、つながりや意味も響かなかった。
伊集院さんの作品でこういった思いは初めてなので残念。 -
哀切な雰囲気が漂う社会派ミステリ。一見自殺に思えた事件、しかしその後も同じ手口で続く殺人事件。その謎を追いながら、過去の秘められた物語にじわじわと迫るさまがとても心情に働きかける読み心地です。
捕鯨船の伝説の砲手、というのが、あまり馴染みはないのだけれど。なんだかとてもカッコよく思えて。そして最後にわかる彼の死の真相も、悲しいながらとてもカッコいいのです。やりきれない部分は残るけれど、なんだか清々しくも思えて印象的でした。 -
伊集院静氏の社会派ではあるが、推理小説ということで
非常にたのしみにして読みました。
ただ、ちょっと読みづらく、なかなか進まない感じ
でした。後半はだんだん引き込まれる感じがありましたが
最後はなんとなく、消化不良というか結局のところ
何かよくわからない感じになりました。
自分には、少し残念でした。 -
【人は別れを経験して大きくなる】Xマスに都心のビルの屋上で捕鯨船の砲手だった老人の遺体が発見。事件の鍵を握るのは「日傘を差す女」だった。伊集院文学の真骨頂。
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