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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784163908823
作品紹介・あらすじ
プロレスラーの「どん底からの挑戦」を描いた青春人情小説。
「強さとは何か」父母や友人らの言葉を得て、二人のレスラーが、たどりついた「答え」とは。
『2011年の棚橋弘至と中邑真輔』の著者
柳澤 健 氏、絶賛の人間ドラマ!
「憎しみも弱さも欲望も嫉妬も、そして虚構も、すべてをさらけ出してなお、プロレスは強い。だからこそ、プロレス小説を書くのは勇気が必要なのだ。この作者は果敢に挑み、白熱した試合と想像を超えるフィニッシュを作りあげた」(柳澤 氏)
父の影響でプロレスファンになった御子柴大河は、少年の頃からの夢を叶え、日本最大のプロレス団体・JPFのトップレスラーへの道を駆け上がる。しかし、プロレス人気は凋落の一途をたどっていて……。
一方、大河の同級生、小林虎太郎は、抜群の運動神経を持ちながら、体が小さいことを理由にイジメを受け、心に傷を抱えていた。その後、「イジメ撲滅」を標榜するインディープロレス団体に入団するが、ある理由から悪役レスラーに転向することに。
天性のスターと、不遇の天才。
境遇は違えども、「強さとは何か」を求め続ける二人。
団体経営に大きな影響力を持つマッチメイカーたちの思惑が交差する中、大河と虎太郎は、マットの上で、答えを見つけることができるのか――。
みんなの感想まとめ
「強さとは何か」をテーマに、二人のプロレスラーの成長と葛藤を描いた物語は、心を揺さぶる人間ドラマが展開されます。御子柴大河は夢を追い求め、プロレス界のトップを目指す一方、同級生の小林虎太郎はイジメを乗...
感想・レビュー・書評
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プロレスは筋書きのあるドラマだと言う言葉を思い出しました。
ラストも良かったけど試合の結果が気になりますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心が揺さぶられた。やっぱり行成さんはすごかった。傑作「ヒーローの選択」に感動して以降、何冊かを期待を込めて手に取ったけれど、どれを読んでも何かが違っていた。けれど、やっぱり行成さんだった。世の中に面白い本はたくさんあるし、たくさん読んできたつもりだが、これほどの熱エネルギーを感じたのは本当に久しぶりな気がしている。御子柴大河と小林虎太郎という2人のプロレスラーの歩む人生、そしてその2人の周辺をとりまく人々のエピソード。強さとは何か。すべての章が面白い。すべての章に感動した。プロレスというものに対する認識は間違いなく変化する。これは紛れもない傑作だと思う。
僕もそうだが、プロレスにはあまり興味がないという人にこそ響く物語かもしれない。 -
プロレス界のお話。二人の男の子が、それぞれの人生を歩みながら、プロレスラーとしてリングの上で戦えるまでのお話。
「強い」とはどういうことなのか?というのがテーマかな、と思った。
色んな強さがあって、それは一人一人違うもので、その強さを極めていく姿が、なんだかとても美しいなと思った。
とはいえ、自分が、プロレスにあまり興味がなかったので、話にのめりこむのに時間がかかってしまった。それでも、読み終わるころにはプロレスの見方がだいぶ変わったかも。「マッチ・メーカー」の部分が面白く読めた。南野さんの立ち位置が好き。強くなくて良い、と言えるのも、また「強さ」だったりして、個人的には、そういう強さの方が好きです。 -
読書とプロレス観戦が趣味の私にとって、プロレスをテーマにした小説は言葉悪いですが稚拙なものにはかえって拒否反応を持ってしまうことがあります。しかしながら本作には心を掴まれ、最後の100ページは先程一気読みで読了しました。
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プロレスのルールも全く知らないど素人ですがすごく面白かった!!
久しぶりに夢中になってページめくった。
行成さんのストーリー展開のセンスやっぱりすきだな。痛くて怖いはずなのにすごくワクワクした。
これはプロレスを知らない人にすごくおすすめだし、過去にいじめにあってた人や、強いってなに? やりたいことってなに? っていう大人にも。 -
ともにプロレスに魅せられた、かつて同級生だった二人の男の、20歳、25歳、30歳。一方は、体格、経歴、華、どれをとっても見劣りしない、メジャー団体の花形、プロレスの申し子のような男、御子柴大河。もう一方は、体も小さく、レスラーを目指したわけではないのに、足を踏み入れることになって、以来、マイナー団体で苦汁を味わいながら生きてきた小林虎太郎。同級生時代、いじめられていた虎太郎は大河にバックドロップをかけられ、脳震盪を起こしていた。それによって別れた二人の道は、30歳のとき、ふたたび交差する。
「プロレスなんてやらせだ」という見方が、世間にはあって、よく知らない者としては、そういうものなのかなー、と純粋に思っていた。つくりものというか。とはいえ、肉体がぶつかり合うさまは、見ていて痛々しく、こわくもあった。嘘でしょ、こんなの死ぬよ、と思うこともあり、どっちかといえば敬遠していた。K1とか総合格闘技とか、ガチファイトがテレビで放映されるようになると、プロレスはどこかイロモノみたいに感じた。だけど、お客さんの目を引き、楽しませること、それこそがプロレスの目的であり、そのためにレスラーは肉体を鍛錬しているのだと、棚橋弘至さんの著書を読んで知った。
ということで、この小説ではプロレスの裏側、マッチメイクにまつわる、団体やマッチメイカーなどの思惑の交錯も描かれ、レスラーの試合には「ブック」という台本みたいなのがあるというのも初めて知ったのだけど、肉体をかけて戦う、そしてその一試合で全てを失いかねないという重みは、ひしひしと感じた。有刺鉄線とかガラスとかが散らばるリングで戦うシーンなんか、痛すぎて怖すぎた。なんで、そこに命をかける男たちがいるのか。そんなことが、小説には書かれている。 -
プロレスの話とは知らずに著者で選んで読んだが面白かった。プロレスは「興業」だから裏でいろいろあるよね。プロレスってわざとやられてる感じというか、そこでなぜ跳ね返って戻ってくる?みたいな疑問があったのがかなり解消された。
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【プロレスラーの物語が、生きる勇気を与えてくれる】プロレスラーのどん底からの挑戦を描いた青春人情小説。強さとは何か。父母や友人の言葉を得て二人のレスラーが辿りついた答えとは。
著者プロフィール
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