廃墟ラブ 閉店屋五郎 2

  • 文藝春秋 (2018年8月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784163908854

作品紹介・あらすじ

『ヤッさん』『握る男』などを送り出したベストセラー作家・原 宏一による「ほっこり小説」、待望の続編が誕生!

今度の五郎も、心にしみます。



閉店屋の五郎は、廃業する店を訪ねて、一人娘の小百合と、東奔西走。

そこで出会った3人のワケアリ女たち。

惚れて、助けて、袖にされ――。

それでも五郎は、人を信じて、走り続ける。



第一話 → 美人社長が経営するスーパーチェーンのお家騒動に巻き込まれ、神奈川県平塚市で、五郎は警察の御用に。



第二話 → 廃業したラブホテルのラブノートには、心中をほのめかす書き込みが。消えた謎の女性「アミ」を追いかけて、"赤坂"へ。



第三話 → 元レースクイーンの未亡人が運転するタクシーに乗り、秋のみちのく路へ。一人娘・小百合の結婚話に五郎はやきもき。



喜怒哀楽を刺激する、中篇三話を収録。

みんなの感想まとめ

心温まる人情物語が展開される本作では、廃業する店舗を訪れる閉店屋の五郎が、さまざまな人々と出会い、彼らの人生に寄り添う姿が描かれています。五郎は、優しさとお節介があふれるキャラクターで、時にはトラブル...

感想・レビュー・書評

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  • 優雅な盆です

    ってな事で、原宏一の『閉店屋五郎2 廃墟ラブ』

    バリケード本店
    廃墟ラブ
    スリーチートデイズ

    の短編集

    廃業、倒産した会社の店舗備品、装備品等を買い取り撤去する生業の五郎さん、諸突猛進な性格で人情味溢れ過ぎる勝手にお節介な事から、儲けは殆ど無かったり、仕事の内容を騙されて赤字になったりと、お茶目な五郎さん。

    そんな五郎さんがスーパー、ラブホテル、タクシー会社の撤去に絡んだお話。

    毎度、心温まるお節介五郎さん

    これ読むと元気になるよ♪

    原宏一さんの作品は元気になれるのが多いかな

    わしも主演のヤッさんシリーズも大好きじゃしね(笑)

    2020年44冊目

  • うん、五郎さんはやっぱり情が厚くて素敵だな。
    優しすぎて、損ばかりしてるけど、出会いを大切に、誰にも思いやりを持って接する姿がほっこりする。良江さんといい感じだったけど、続編ないのかな。

  • 20230907

  • 10月-3。3.0点。
    閉店屋五郎第二弾。倒産したラブホテルの備品買い取りなど、3話。相変わらず娘に怒られながら、人情話。
    ほんわか。すぐに読める。

    次作はあるのだろうか。

  • 休館が決まって、何を読もうか決められなくて、パッとシリーズものを掴んでしまった。
    続編はムスメ小百合が大活躍。30代フリーランス。本業は大丈夫なのか?とちょっと心配。
    2020/3/29読了

  • 閉店や2 移動料理やのひとも出てきた。

  • 39原さんらしい連作。特にひどい悪人も登場しない代わりに幸せも小規模な感じ。良い人に出会える人生は良いですね

  • 巨漢 五郎の中古屋の 人との出会いと 愛娘 小百合との
    漫才チックな掛け合いを 楽しく読みました。
    不思議な不思議な起こりえなさそうな人との出会いから
    ハッピーエンドな結末は 楽しい気分になります。

  • 五郎さん、いい人過ぎです。

  • <閉店屋五郎>シリーズ第二作。
    スーパー、ラブホテル、タクシー会社の撤去に伴うドラマ。
    個人的には原さんはこの手の明るい前向きな作品の方が好き。少々の出来過ぎ感はご愛嬌、このくらいのテンポの良さと程よい距離感が良い。
    <ヤッさん>シリーズ、<佳代のキッチン>シリーズに続くシリーズ物になりそうなこの作品。
    巨体に似合わずすぐに感情移入してしまってついつい情に絆されて仕事にも関わらず関係者に入れ込んでしまう。
    そんな五郎が出会う人々と彼らが抱える事情とその顛末は。
    今回のメインイベントはなんと行っても娘・小百合の話。
    小百合もなかなかの体格と情深さだが、五郎よりも度胸と覚悟がある。なかなか良い親子。
    これからも楽しみ。

  • 商売を通していろいろなことが見えてくる。他人に関心があるということね。
    っていうか、五郎、おせっかいなんだろうね。
    こんな人もいてくれるから、世の中うまく回っているのかもしれない。

  • 閉店屋五郎シリーズ 第2弾

    第1話 バリケード本店
    第2話 廃墟ラブ
    第3話 スリーチートデイズ

    倒産や閉店の備品買取に奔走する五郎さんのもとに、今回も義理人情溢れる問題が。

    暖簾分けした店と本家とのいざこざから、ラブホテルで見つけたノートに端を発した恋物語、音信不通の息子との和解など、もう中古屋の範疇超えてますよ、五郎さん。


    久々の一気読みでした。

    原宏一大好き。

  • 初出 2017-18年「オール讀物」の3話

    過日このシリーズをNHKの新日曜名作座で聞いたので、五郎さんの台詞が西田敏行の声で聞こえる。笑

    廃業した事業所から中古の什器備品を買い取って売る「閉店屋」を営む、メタボで人情にあふれ、ちょっとお節介な五郎さんとその娘小百合が活躍する物語。

    1話目は片付を依頼された元魚屋の食品スーパーに店主が立て籠もり、依頼してきた暖簾分けした別会社の経営者で元恋人との確執があることを突き止めて、対立をやめさせる。
    2話目は廃業したラブホテルに残された利用客たちが書き込むノートに、「結婚詐欺の被害にあって心中しようとしている女性」の書き込みを見つけて、聞き込み調査を開始、福岡まで飛んで女性を特定して、親に会う。騙されてはいたが心中ではなく、再出発したとわかって安心する。
    3話目は廃業したタクシー会社の女社長の身の上を聞き、音信不通となっていた息子と和解する段取りをつける。

    情報収集、調査能力は娘の方が数段上手なので、ロックバンドのリーダーと結婚することになって、これから五郎さん大丈夫なんだろうか。

  • 今回は女性が結構メインの話

    拗れたり、離れたり、のびきったり
    人と人が触れ合えばそれなりに問題は起きる

    それを閉店屋吾郎は損を承知で関わっていく
    だからいつもすかんぴん

    「バリケード本店」にでてくる
    蓑屋分裂騒動は
    男女の仲としてうまくいかなかったから
    仕事として多店舗展開して認めさせれば
    納得すると思いきや
    そうすることでもっと離れていくと言うのが見えてないっていうのがなんとも悲しい

    魚バカの男と
    経営バカの女が少しでも噛み合えばうまくいってたのに
    掛け違えたら最後
    離れたまま

    うまくいくことだけがいいわけじゃないけど
    齟齬はなんで起きるのかとも考えさせられた

  • 原宏一さん、久しぶりです。「廃墟ラブ」、閉店屋五郎シリーズ№2、2018.8発行。中古屋五郎とその娘小百合の物語。バリケード本店、廃墟ラブ、スリーチートデイズの3話が収録されています。スリーチートデイズに原宏一さんらしさが出ていました。前の2話は、ちょっとキレ不足でしょうか。

  • 五郎さん 本当にお人好しです。ほっこりする。過去は変えられないけど、未来は変えられる。そうだ。

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著者プロフィール

1954年、長野県生まれ。早稲田大学卒。97年に作家デビュー。2007年『床下仙人』が第1回啓文堂書店おすすめ文庫大賞に選ばれるなどベストセラーに。他の著書に「佳代のキッチン」シリーズ、『天下り酒場』『ダイナマイト・ツアーズ』『東京箱庭鉄道』『ねじれびと』(以上、祥伝社文庫)、「ヤッさん」シリーズなど多数。最新作は『間借り鮨まさよ』。

「2023年 『うたかた姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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