本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784163908984
作品紹介・あらすじ
「今や、メディアは政治を論じるのではなく、政治を消費している」
と憂える御厨貴さん。
行動派の政治学者であり、
TBSテレビ「時事放談」の司会者としても知られる。
「オーラル・ヒストリー」の第一人者として、政治家や官僚たちから証言を引き出し、
官邸や歴代首相の私邸を訪ね歩いて、政治的意思決定の現場を分析する。
東日本大震災後の「復興構想会議」や、
天皇陛下の「公務の負担軽減等に関する有識者会議」の座長代理も
つとめてきた。
そんな著者が、時代を見抜く目を養う
〝御厨流政治道場〟を開講!
【本書より】
・安倍政権は「やってる感」の政治である
・災害が常態化した日本に必要な視座とは
・「天皇生前退位」の道を拓いた有識者会議
・明治・昭和・平成の三十年を比べてみると
・なぜ平成の役人は公文書を廃棄するのか
・私人として沖縄問題に臨んだ「開発天皇」
・「権力の館」を映像化して見えてきたこと
・野中広務、堤清二、中村隆英、岡崎久彦、西部邁、佐藤誠三郎、粕谷一希……
縁深く懐かしき人々の肖像
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
政治の現場を深く掘り下げ、歴史と実務の視点から日本の政治を考察する作品です。著者は、オーラル・ヒストリーの第一人者として、政治家や官僚の証言を通じて、政治的意思決定の背景を分析しています。平成期の政治...
感想・レビュー・書評
-
政治学者、御厨貴氏の著書。
安倍政権を「やってる感」を演出する内閣、政策の正しさが問題なのではなく、それ自体をぶちあげることで、何かに取り組んでいる感を出す、それも次から次からぶちあげ、ある意味「決める」。こんな繰り返しで継続を図っている安倍政権。
ただし、政局には敏感で、それは自分自身の個人的カリスマ性が劣る、政権の中ではイデオロギーも含めてマイノリティーであることを認識しているからこそ、何もかも大きく「とりこんで」しまい、国民の求めるときにそれをぶちあげる。
モリカケ、靖国、憲法改正、アベクロバズーカー実は成果と呼ばれるものはないに等しいのに、ここまで長期的に、しかも大局的に見れば安定した政権を維持している。
世界に目を向ければ、従来との政治観で説明できない現象がやはり起きている中で、国家運営はなされている。
時代は変化した。そんな認識で、従来の常識からはなれて、世の中の動きを自分なりに考えてみるときかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルはやや大げさ。
中身は、もう少し地に足がついた感じです。 -
【すべての政治課題は等価におかれる。そして解決へむけて一斉に進んでいく。メディアはその断片を捉えながら安倍政治の実態に迫ろうとする。しかしなかなかその実態を把握しえない。なぜか。今やそのメディアも含めて、政治を論じるのではなく、政治を消費するからなのだ】(文中より引用)
実務の分野でも活躍する政治学者の御厨貴が、現在の政治から名編集者との邂逅に至るまでの幅広い分野について記した新聞記事や論考をまとめた作品。平成期に書かれた作品を取り集めることにより、俯瞰して読み進めると平成の政治史に関する輪郭が得られるような作りとなっています。
かちっとした政治評論はもちろん魅力的なのですが、個人的に読んでいて心地良かったのは、絶妙な塩梅に肩の力が抜けた「小品」とも呼べるような作品の数々。何気ないことを書いているようでありながら、その事象の深いところを見透かすような視線の持って行き方に魅力を感じました。
それにしても御厨氏は凄いペースで文章を書いているもんだと驚嘆☆5つ -
第一章 安倍政治とはなんだったか だけ読む
学者の文章のせいか 面白くないし、ほとんど雑誌投稿をまとめたもの。 -
時事放談に関する章もあります。この本を読了した日に、時事放談の最終回とは、何という偶然。
著者プロフィール
御厨貴の作品
本棚登録 :
感想 :
