読書間奏文

著者 :
  • 文藝春秋
4.01
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本棚登録 : 374
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163909424

作品紹介・あらすじ

人生が変わる読書体験。直木賞候補作『ふたご』の著者が、「本」を通して自身のターニングポイントを綴る、初エッセイ。「文學界」の大好評連載に加え、書き下ろしエッセイも収録されています。 ただの壁だった本のページをぽつぽつとめくり始めたのは、自分を守るために演じていた文学少女に本当になれたら良いと思ったからだ。 いじめられたくないから愛想笑いをするなんて下らないよと言って、一人で本を読んでいる女の子。誰かの意見に左右されず、自分の大切なものを大切に出来る強い女の子に。 演じていたはずのはりぼての文学少女が気付かせてくれたのだ。「あなたにはこんなに素敵な本があるじゃない」と。(本文より)

感想・レビュー・書評

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  • SEKAI NO OWARI のSaoriさんのエッセイ

    Saoriさんの育児系のツイートがいいって、どこかのネットニュースでみて
    そこで知った本。
    読書を通じて綴られたエッセイ。(感想文ではない)
    何冊かは読んだことがある本。
    トップアーティストなのに、一般人っぽい(ひたむきな)感覚、それを丁寧にかかれていて、
    人柄のよさがあふれる素敵なものでした。

    実は、テレビでたまにみかける程度にしかSEKAI NO OWARIを知りませんでしたが
    (このエッセイで綴られてたので申し訳ないですが)YouTubeで聴きながら、これを書いてます。

  • ほんのり知っていたSEKAINOOWARI 、著者の「ふたご」で楽曲を聴くようになり、大好きになりました。
    さおりちゃん、エッセイもいいですね。
    本好きが溢れています。
    優しく綺麗な言葉がとても読みやすい。
    これからも、さおりちゃんの作品を読みたいと思ってます。
    新作待ってます。

  • 私も読んだことのある本をモチーフに書かれたエッセイ集。200ページ弱、軽く読めた。

  • なんだかすごくよかった。
    最初、セカオワのサオリさんって全然知らずに手を取った。だから変な先入観なく読めた。
    冒頭の図書室にいく、文学少女を装いざるをえなかったエピソードから妙に惹きつけられた。
    トップアーティストなのに、こんなにも一般人のそれと変わらない苦悩の中にいるんだ、と親近感を覚えた。
    何万人の前に立った日も、帰り道はあって、家に帰るんだよな〜とか、リアルな感じが伝わった。

  • あっという間に読んでしまいました。
    すごく丁寧に書かれていると思います。彩織さんの繊細なお仕事ぶりが、音楽と同じく文章にも出ているのではないでしょうか。読書が人との関係に悩んだときに助けになったりするのはよく分かります。
    私は特に、ウイスキーを好きになったきっかけが面白かったです。最初は「医薬品・・・のようですね」なのですね。
    いくつか読んだことがある本があったので、なんだか嬉しかったです。

  • 久しぶりに読むエッセイも、これまた良いもので…。
    他の人の感情を垣間見ることでまた新しい"人の見方"や"物事の捉え方"を導くことができる。
    人それぞれ、本を読む目的は異なるし、その時々で本の印象も変わってくるが、いつでもどんなときでも、本は私たちに寄り添ってくれることを再認識する。

  • SEKAI NO OWARIのSAORIさんの読書にまつわるエッセイ。

    彼女が紹介している本を私もだいたい読んでいておお!ってなった。

    地元の不良先輩に臆することなく声をかけるお父さん、
    ボーカルの深瀬さんや仲間たちと一緒にホラー映画を呑気に見ているお母さん。

    とっても几帳面で真面目な人なんだなあという印象。
    真面目すぎて、いつか壊れてしまうのではないだろうかという危うさ。
    でも多分、セカオワのメンバーや、優しい家族によって彼女は守られているんだなあ。

    あんまり曲は聞いたことはないのだけど、
    完璧さを求め続ける力強さが羨ましくて、恨めしい。
    自分にはとても敵わないんだな、っていうとにかく羨望。

    大変失礼なんだけど、名前をよく見ずに藤野可織さんと勘違いして借りたら
    セカオワの人だった、という出会い。

  • SEKAINOOWARIとしてのSaoriではなく、藤崎彩織の内に秘めた想いが溢れ出ててとても良かった。繊細な文章で素直な感性が表現されてて、また良いタイミングで読もうと思う。

  • セカオワのSaoriが、日常で感じたことを小説の登場人物や言葉に例えて書いたエッセイ。使用されている本からどのくらいに書かれたものなのか分かってしまうのも面白い。それぞれの話の長さ、持っていき方もとても良く、Saoriの書く文章は好きだと思った。一番好きだと思う理由は、小説の登場人物の如く、自分のその時感じた感情を緻密な表現で書いているところ。まるでSaoriがその場に居て読み聞かせしてくれているかの如く伝わってきて身にしみた。

  • 音楽家であり小説家のさおりさんの感性に触れられる。短めのエッセイ集で読みやすく、新たな価値観を与えてくれた。

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著者プロフィール

藤崎彩織(ふじさき・さおり)
1986年東京都生まれ。2010年「セカオワ現象」と呼ばれるほどの認知を得た四人組バンド「SEKAI NO OWARI」でピアノ演奏とライブ演出を担当。2017年10月初の小説『ふたご』(文藝春秋)を刊行。『文學界』でエッセイ「読書間奏文」を連載中。2017年『ふたご』で第158回直木賞候補。

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