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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784163909424
作品紹介・あらすじ
人生が変わる読書体験。
直木賞候補作『ふたご』の著者が、「本」を通して自身のターニングポイントを綴る、初エッセイ。
「文學界」の大好評連載に加え、書き下ろしエッセイも収録されています。
ただの壁だった本のページをぽつぽつとめくり始めたのは、自分を守るために演じてい
た文学少女に本当になれたら良いと思ったからだ。
いじめられたくないから愛想笑いをするなんて下らないよと言って、一人で本を読んで
いる女の子。誰かの意見に左右されず、自分の大切なものを大切に出来る強い女の子に。
演じていたはずのはりぼての文学少女が気付かせてくれたのだ。
「あなたにはこんなに素敵な本があるじゃない」と。
(本文より)
「気に入った本のページの端を折り、考えごとをする時間が好きでした。
妊娠や出産について、ピアノを続けてきた経緯やレコーディングについて、炎上した日の話や金銭感覚についてなど、本を閉じて巡らせてきた想いにお付き合い頂ければ幸いです。」
藤崎彩織
感想・レビュー・書評
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小説も面白く読んだが、エッセイはもっともっと素晴らしかった。なんて文章の上手な人なんだろう。風景も季節も香りもちゃんと感じる文章で、彼女のいる世界に無理なく連れて行ってくれる。仕事で焦っている時、少しずつ読んでペースを取り戻した。物理的に、リズムをゆっくりにもどすことができたのだ。
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SEKAI NO OWARI のSaoriさんのエッセイ
Saoriさんの育児系のツイートがいいって、どこかのネットニュースでみて
そこで知った本。
読書を通じて綴られたエッセイ。(感想文ではない)
何冊かは読んだことがある本。
トップアーティストなのに、一般人っぽい(ひたむきな)感覚、それを丁寧にかかれていて、
人柄のよさがあふれる素敵なものでした。
実は、テレビでたまにみかける程度にしかSEKAI NO OWARIを知りませんでしたが
(このエッセイで綴られてたので申し訳ないですが)YouTubeで聴きながら、これを書いてます。 -
なんだかすごくよかった。
最初、セカオワのサオリさんって全然知らずに手を取った。だから変な先入観なく読めた。
冒頭の図書室にいく、文学少女を装いざるをえなかったエピソードから妙に惹きつけられた。
トップアーティストなのに、こんなにも一般人のそれと変わらない苦悩の中にいるんだ、と親近感を覚えた。
何万人の前に立った日も、帰り道はあって、家に帰るんだよな〜とか、リアルな感じが伝わった。 -
本の趣味がただ単に違うであろうが故に、よかったです。
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セカオワが大好きな人必読!
作者の幼少期、学生時代、デビュー前、デビュー後、子育てなど読書を通して描かれる作者自身の物語になっています。
そうかこんな時代もあったのかと感じる数々に共感が溢れてなりません、中には難しく、言葉で言い表わすのに難しいことにも作品としての工夫があって読みやすいです。 -
最初はフィクションか?と思いましたが、エッセイということで実話なのでしょう。
後半よかったです。
本を書くのも音楽を作るのも簡単なことではないというのがよくわかりました。
息抜きにちょうどいいと思います。 -
図書館に直行するあたり 本が大好きな子なのかと思いこんでました
ところが…
図書館で 泣いていた
本は泣いている姿を隠す壁だった
本がそんな役割するとは なんて悲しい
そんな子が今度は書き手になって
文章を書くことで楽しくなってる
うまいこと かけていると思います -
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ひとつひとつのエッセイが本のエピソードと結びついていて、夢中になって一気に読んでしまった。
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作者はわたしの大好きなバンドのメンバー。
読書好きなことは随分と前から知っていた。どんな本を読んでいるのか知りたかった。何冊か読んだことのある本もあって嬉しく思った。
本を通して日常を綴ったエッセイ。
真面目で負けず嫌いで頑張り屋の作者。ナイーブで傷つきやすく人との距離感にいつも悩んでいる。そんな様子がよくわかるエピソードにうなずいたりふふっと笑ったりした。 -
「ふたご」を読んでみたいと思った。
5年もかけて書いた、自分の向こうにいる人に向けて書いたという渾身の作品を。
私も、さおりさんの真面目で、
様々なことに敏感に反応してしまう性格と似ているところがあり、たまに息苦しく感じることもある。
日記を書いてみよう、大変なことを苦しまず楽しめる仕事を探してみよう、本を読み考え自分の糧にしてみようとこの本から学んだ。 -
「何かを捨てることは、同時に何が大切なのかをはっきりとさせることだった。
それは、大切なものを、大切にすることが出来るということだった。」
著者の〝ふたご″を読んで、是非2冊目も読みたい!と思ってやっと読めた。
著者が読んだ「本」を通してのエッセイになってて、
最初の、小学校の頃休み時間になるといつも図書室にすぐに走って行っていた理由に、悲しいんだけど共感できたり、
母親と父親の話のくだりではフフッと1人で笑ってしまったり(笑)
無性に西加奈子さんのサラバ!が読みたくなったり、
今作も読んで良かったなぁと思いました。
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ほんのり知っていたSEKAINOOWARI 、著者の「ふたご」で楽曲を聴くようになり、大好きになりました。
さおりちゃん、エッセイもいいですね。
本好きが溢れています。
優しく綺麗な言葉がとても読みやすい。
これからも、さおりちゃんの作品を読みたいと思ってます。
新作待ってます。 -
私も読んだことのある本をモチーフに書かれたエッセイ集。200ページ弱、軽く読めた。
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この本を通してsaoriさん自身のことを初めて知った。とても読みやすく、共感する部分もあり暖かく、リアルな感じがした。
-眠れなかった夜だけではなくて、
眠れた日の数を数えることができる- という本中の言葉に100%良いという状態ではないとしても上を向いている感情を感じ、それぞれが自分のペースで進めば良いのだと思った。 -
あっという間に読んでしまいました。
すごく丁寧に書かれていると思います。彩織さんの繊細なお仕事ぶりが、音楽と同じく文章にも出ているのではないでしょうか。読書が人との関係に悩んだときに助けになったりするのはよく分かります。
私は特に、ウイスキーを好きになったきっかけが面白かったです。最初は「医薬品・・・のようですね」なのですね。
いくつか読んだことがある本があったので、なんだか嬉しかったです。 -
まえがきにある本との出会いに心を打たれた。
小学校の頃、毎日休み時間には図書室に閉じこもっていたという彼女。でも、最初、それは本を読むのが好きだったからではない。孤独な自分が悲しくて、泣き顔を隠すために本を壁にしていたのだという。
外ではみんながサッカーしてる声が響く。古い紙の匂いが、誰かに抱きしめられているような安心感を与えてくれる。
著者と本との出会いの話を読んで、やられてしまった。
本書は書評というより、その本に関するエッセイに近い。その時の気持ちを本の登場人物に重ねたり、本に登場したお酒を飲みに行ったり。
ピアノとの出会いの話、深瀬に小説を書くことを勧められた話、妊娠と出産の話、子育てと仕事の話…エトセトラエトセトラエトセトラ
文章がとっても繊細で心が温かくなった。さすが、小説が直木賞の候補になるだけのことはあると思った。セカオワとしてのSAORIではなく、表現者としての藤崎沙織を感じた。
そして読書という行為が、こんなにも人を強くするんだなと思った。
著者プロフィール
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