- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163909523
感想・レビュー・書評
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まど・みちおさんの詩集ですね。
1998年に(株)すえもりブックスから刊行されたものを文藝春秋が引き継ぎ、新たに三篇を加えた改訂版です。
英訳を皇后美智子さま(当時)されて世界的に有名になり、まどさんが東洋人として、初めてアンデルセン賞作家賞を受ける大きなきっかけともなったそうです。
まどさんの詩の英訳は三巻の小冊子なるそうです。
この本は二冊目になります。
図書館の詩のコーナーで何気なく手にした本でしたが、扉を開いて驚きました。まどさんの名前は知っていましたし、上皇后美智子さまの英訳の話題も記憶にありましたが、本の題名までは存じあげませんでした。
この改訂版は挿絵を安野光雄さんが手掛けられています。
まどさんの詩は童謡にもなりましたから、とてもリズミカルで、楽しいですね。
美智子さまの英訳も、語学力の乏しい私でも分りやすく、詩と比較して面白い発見もあり、これまた楽しくなるものでした。
安野さんの絵も良いですね。作品と呼応して歌っているようです。
絵本のような本になっていますので、小さいお子さんも大丈夫。
英語を、日本語を勉強したい人にも嬉しい書籍です。
あと二冊も気になりますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まどさんの詩を英訳といっしょに。
英語になってもかわいい。
小さい頃は、まどさんの作詞の歌を好きだ以外は何も思わず歌ってたけど、大人になってから詩を読むとすごいなあと。
こんなやさしい詩、作れないし、思いもしないよなあ。
どこに落っことしてきたんだろ。