中学受験 6年生からの大逆転メソッド 改訂版 中学受験の救世主・安浪京子先生の 最少のコストで合格をつかむ60の秘策

  • 文藝春秋 (2019年2月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163909738

作品紹介・あらすじ

著者は、関西・関東の大手中学受験塾の算数講師を歴任し、現在は中学受験算数専門のプロ家庭教師集団の会社代表として、約20年間、算数の指導や受験カウンセリングに携わってきたプロ家庭教師。1時間2万円という指導料ながら、3年前から予約を入れている親でいっぱいという超人気家庭教師が、自宅で効率良く成績をあげるためのマル秘メソッドを初公開した、2007年の初版はたちまちベストセラーになり、多くの受験生親子を救ってきた。
本書は、最新コラムを追加し、アップデートした改訂版。
【目次】
目次

同じ偏差値の学校でも出題傾向はこんなに違う!
入試問題傾向マトリックス(算数)

はじめに

第一章 塾を使いこなす
1 “塾に電話”が、子どもの命運を決める
2 宿題はすべてをやる必要はなし!
3 保護者会は「終わった後」が正念場
4 塾の先生に特別に目にかけてもらうには
5 ハズレの先生は残念ながらいる
6 塾のクラスは下がるほうがよいことも
7 転塾すべきかどうかの見極め
8 夏期講習や冬期講習に全部行くのはムダ
Column1 塾の徹底比較

第二章 テスト結果の活用が大きな差を生む
9 復習テストの点数は信用できない
10 テストが返却されたら見るべき三つのポイント
11 答案で見分ける子どものタイプ
12 総合点であと30点アップは、意外に簡単
13 偏差値は塾によってこんなに違う
14 偏差値に10の振れ幅があるのは当たり前
15 間違い直しこそ、取捨選択が重要
16 子どもの多くはカンニング経験者
Column2 プリント管理の方法

第三章 子どもの「やる気」の引き出し方
17 「やる気にあふれた子」は、実在しない幻想
18 やる気には波があると心得る
19 集中できない子は、「量」より「時間」で区切る
20 効果的なご褒美と、逆効果なご褒美
21 集中力を引き出すトレーニング
22 集中力アップのための学習環境3要素
23 やる気は「気力」ではなく「体力」から来る
24 「ルーティン」と「スイッチング」でその気にさせる
Column3 食事の管理

第四章 時間管理を制する
25 勉強スケジュールは”面”で書き入れる
26 時期により優先すべきことは違う
27 習い事とのつきあい方
28 必ずしも朝型がベターとは限らない
29 個別指導は時間をお金で買う選択である
30 個別指導の良し悪しの判断ポイント
31 よい家庭教師を探すには口コミが確実
32 個別指導をつけるなら夏休みと直前期
33 共働きで時間がない場合
Column4 6年生の1年間

第五章 「苦手」は克服できる
34 苦手克服の第一段階は「

感想・レビュー・書評

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  • 過去問を解く頃になって本当に感じましたが、同じ偏差値の学校でも、子どもにとっては「点数のとれる学校」と「点数のとれない学校」があり『偏差値より入試問題との相性が重要』という意味がよくわかりました。
    また、塾の先生がいつも忙しそうに見えており、ちょっとした疑問や質問であればお電話をしてしまうことが先生方のご迷惑になるのではないか?と勝手に感じてしまっており、何もせずにやり過ごしていたのですが、もっとお電話をかけるなりしてよかったのだな、と思えました。

    私自身も主人も中学受験の経験がなく、子どもが中学受験することになって何となく手にした一冊でしたが、私のようなお母さんには「へぇ~そうなんだぁ」がたくさんあるので、一読をオススメします。

  • これまでいろんな中学受験本で見聞きした内容の総復習という感じ。
    でも、毎日当たり前のように塾に行って、家では宿題やって、毎週土曜日はテストで、確かに当たり前じゃないよなとは思う。
    親よりもよっぽど子どもの方が頑張ってると思う。

  • 中学受験はメンタルが5割

    中学受験は「算数で合格が決まる」
    算数は配点が高く、合格者平均と受験者平均の差も大きい

    6年生の夏休み前まで:全ての分野を終わらせる
    夏休み:全分野の総復習
    9月以降:全分野の総復習・志望校対策
    冬休み以降:志望校対策

    夏休みは苦手分野克服を第一目標に

    ●頭を悩ませる、大量のテキストやプリント類
    「整理する」は勉強のスタート地点。
    最低限揃えるのは、「棚」「箱」「ファイル類」
    「箱(ボックスファイル)」は蓋なしタイプで、中身がわかるラベルを貼る。
    「ファイル」はB4かドキュメントスタンド。

    ●効果的なご褒美と、逆効果なご褒美
    「テストで良い点をとればご褒美」と「本を読んだらご褒美」
    アメリカで94億円費やした実験
    結果は「本を読んだらご褒美」に軍配
    子供たちは、どう頑張れば点数が上がるか、具体的に考えが及ばないから。
    ご褒美をあげるのは、「具体的な指示を遂行し、それを達成したら」
    自主性を育むポイント手帳

    ●集中力アップのための学習環境3要素
    片付いた学習机と適度な硬さの椅子
    電気スタンド
    受験を意識した部屋作り(リビングに地図、トイレに年号表)

    ●やる気は「体力」から来る
    8,9時間の睡眠

    ●噛むと頭への血流アップ
    チョコよりキャラメル

    ●計算には暗記も必要
    暗記した武器は「使う訓練」があって初めて活きる

    ●国語の過去問は秋や、もっと早めに手をつけてもOK
    算数に関しては、ほとんどの子が11月以降にならないと過去問に手を付けられない

    ●過去問を何度も解いても意味はない

    ●入試説明会で出題内容が聞けることもある

    ●算数大逆転トレーニング
    平方数の表10個(11*11-25*25)を1分で覚える
    小数⇄分数換算10個(0.125-0.875)を1分で覚える
    線分図の書き方
    □の入った計算

  • 受験校ごとの算数の傾向、テスト後の復習対策、子供のカンニング対策など独自性の高く実践的な内容が多い。

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著者プロフィール

株式会社アートオブエデュケーション代表取締役、算数教育家、中学受験専門カウンセラー。神戸大学を卒業後、関西、関東の中学受験専門大手進学塾にて算数講師を担当。生徒アンケートでは100%の支持率を誇る。プロ家庭教師歴約20年。きめ細かい算数指導とメンタルフォローをモットーに、毎年多数の合格者を輩出。中学受験、算数、メンタルサポートなどに関するセミナーを開催、算数力をつける独自のメソッドは多数の親子から支持を得ている。「きょうこ先生」として多数のメディアでさまざまな悩みに答えている。著書に『最強の中学受験 「普通の子」が合格する絶対ルール』など多数。

「2021年 『中学受験にチャレンジするきみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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