メジャーをかなえた 雄星ノート

  • 文藝春秋 (2019年3月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784163910024

作品紹介・あらすじ

中学時代から書いていた野球日誌を一挙公開!
雄星の野球人生の苦楽を知ることができる1冊。

ノートをつけ始めたのは中学2年のとき。すでにプロ野球選手になることを目指していた雄星は、「プロに行くために必要なこと」として日記を書くことを勧められた。最初は漠然とチームやトレーニングメニューについて書いていたが、内容は次第に変わっていく。高校のときには、目標、反省、感謝したことについて書き続けることで、スランプのときも自分で軌道修正するようになった。ノートを追ってみていくと、日記が彼の拠り所になっていくのが分かる。
プロに入り、ピッチングについて、筋力トレーニングについてなども細かく書かれるようになり、メンタル面の強化も力を入れるようになった。メンタルコーチとのやりとりもここまで披露していいのかというほどに掲載されている。
そして、2017年1月。彼はこの年、新しく作ったオリジナルのノートに、メジャーまで〇〇日と書き込むスペースを作った。730日、そう書き込んでからちょうど2年後に、彼は夢を達成する。
ノートそのものもたくさん公開されているが、雄星はそれに沿って自分の野球人生についてもたっぷりと語っている。

〈目次〉
第1章 スタートライン 中学、高校時代のノートから
第2章 葛藤 2013、2014年のメンタルトレーニングファイルから
第3章 トレーニング&ピッチング 2017年のノートから
第4章 MLBへのカウントダウン 2017年のルーズリーフから
第5章 ラストイヤー 2018年のノートから

感想・レビュー・書評

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  • 夢の叶え方・サポートの仕方

    〇マンダラチャート(p12,13)
    ☆この本の魅力は、なんといっても実物資料の多さだと思う。しかも、ページいっぱいにしっかりと載っているから、とても見やすい。こういう実物のノートを見るだけでも、この本を買った価値があると思う。
    マンダラチャートも色も多用してあり、美しい。何度も目にするものなので、このようになっているのだと思う。
    自分の目標、テーマをマンダラチャートにするだけでなく、絶好調マンダラ、絶不調マンダラなども載っていて面白い。

    〇未来目標(p14,15)
    ☆このように、目標をはっきりさせておくことが大事。
    横軸には1年後、2年後、3年後と、それ以降で自分のターニングポイントになるであろう年3つ。1年間をもっと細かく考えていくときには、別のシートもあった。
    縦軸は、①年齢と自分の様子②人間像(なりたい自分)③仕事、スキル④健康⑤趣味⑥教養⑦収入・財産⑧家族・家庭

    〇だから、花巻東での日々は楽しかった。もっともワクワクしたのが、ミーティングでの監督の話です。週に1回のオフのときは必ず目標達成用紙が配られました。(p21)
    ☆人材教育。私のテーマだと思う。いかに、成功体験を積ませるか。モチベーションを保たせるか。

    〇僕がメンタルトレーニングを通して取り組んできたのは、「成功した自分から、今を見る」ということです。(p79)
    ☆成功した自分をイメージして、その自分から今の自分にアドバイスを送る。いつもやっていることが、本当に必要か、成功した自分から見るとわかってくる。忘れていた視点。

    〇持っているもの、着る服を一流にの人と同じようにして、そういった人々のような振る舞いをしていくというものでした。(p81)
    ☆形からも。

    〇この負けにはどんな意味があるのかを精査できていれば消化できる。(p81)
    ☆賢者の自分(成功した自分)から見て、負けたことに意味付けをしていく作業。意識。

    〇理想の自分の作り方(p87)
    ☆自分の理想とする人の持っている素養を書き出して、それぞれの魅力を整理。その集合体として右側のボディにまとめる。

  • 一流に上がるには、いかに高い意識でい続けることができるか、自分と向き合うことができるか。

    菊池雄星の努力と苦労のほんの少しを垣間見ることができて、その凄さに驚嘆した。一流になるには一流になるだけの理由がある。本気の努力を継続できる人だけが本当に一流になれる。

    もはやそれが一番の才能だよな、と思う。自分はとりあえず、本を読むことは継続できるので、それだけでも少しずつ取り組んでいきたい。

  • 野球には興味ないし、菊池雄星選手も名前しか知らなかったけど、本屋で目を惹き読んだ。言語化すること、それも手書きすること、がこんなにパワーを待つんだと感じた。長期的な目指す姿を書き、それを中期・短期に落とし込み、行動する。日々振り返る。その繰り返しや積み重ね。
    そして日々感謝することや一つ一つの行動に目的意識を持つことなど、見習うべきことが多い。

  • 雑誌Numberで
    「目標を周囲に宣言する必要なんてない」
    みたいな発言が書いてあって、
    それに共鳴した。
    なので、この本を読んだ。
    知らなかった。ここまで考えていたとは。
    花巻東って、やはり凄いんだなと思ったし、
    ここまでやってこその活躍なんだな、
    と思いました。
    そして、冒頭の話に戻るが、
    そんな彼がここまで赤裸々に自分を曝け出した、
    ということは、
    今までやってきた事への確信がある
    それを持てるようになった
    という事なのでしょうね。

  • 190p
    前回読んだスマホ脳の内容も入るけど、手書きで(書く)方が、スマホなどで記録するよりも、記憶に残りやすい。

    大学野球4年間で成功を収めるために、野球ノートを充実したものにしていきたい。

    気になったこと、考えたこと、あらゆることをノートに記す。

    全てに意味がある!

  • 2020年11月新着図書

  • 菊池雄星の「理屈」と「メンタル」のバランス。
    東浜巨も同じだったけど高校時代からの意識の持ち方がもう違う。菊池のプロ入り後のメンタル強化が勉強になった。賢者の視点から今を見る。やるべきこと、やらざるべきこと。俺もまだ間に合う。

  • 菊地雄星のことは知ってたけど、たどってきた歴史や内面には触れたことがなかった。
    この本自体は、じっくり読む文章が多い訳ではないのだけど、幼少時代から書き綴ってきた日記や振り返りや未来を描くシートがたくさん掲載されていた。筆跡ってその人柄をよく表しているし、稚拙な表現なんかもあるけど、今まで歩んできた道のりがよくわかるし、メジャーに行けたことは必然だったんだなと思う。

  • 野球少年だけでなく目標を達成したい人なら必読!

    夢を叶えたメジャーリーガーがその夢にたどり着くまでの葛藤と挫折、成長と成功の過程がリアルに描かれています。

    本人が実際に書いているノートを公開することで包み隠すのとのないありのままの現実があります。

    自己実現し自己成長のためになるヒントがたっぷり詰まっています。
    この本に書かれてる事を自分に置き換え、考え、実行することで確実に自分の目標を達成する近道になると思いました。

    これだけの内容でこの価格はホントに破格です!

  • ついにメジャーの夢を実現した菊地投手の成功の一因がノートを書くことだったんだと納得しました。自分の目標にたいして、日々の行動がどうだったかを14年間もノートに書き続けてきたのは本当にすごい!自分も毎日の振り返りのために日記をつけよう。

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