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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784163910109
作品紹介・あらすじ
明治維新から数えて、百五十年を超え、歴史に対する認識が次々に見直される中、上野の西郷隆盛像を破壊せよ、という脅迫状が届いた。
犯行グループは、「歴史を正す者」と名乗る集団。
警備中に、東武鉄道への爆破予告が届き、十津川警部は「リバティ会津」で会津若松へ。
さらに犯人から、東京都と長州商事に対し、合計二十億円の要求が届いた。
これは会津人から、明治新政府の流れを継ぐ”政府”に対する復讐なのか。
明治新政府樹立後、百五十年の今だからこそ、あの「革命」の意味が問われる。
作家・西村京太郎の歴史観が、私たちの心に響く傑作ミステリー。
感想・レビュー・書評
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190818
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今年で御年89歳を迎えられる推理小説界の大御所・西村京太郎氏の通算620冊目の4月に出たばかりの最新作です。もう本当に凄いとしか言いようのないバイタリティーで昨年2018年も傑作集2冊を含む14冊を刊行されているのですからまさに老いて尚盛んですよね。本書は雑誌連載時の「特急リバティの罠」から改題されていますが、この題名は真相の気前が良いヒントになっていますので未読の方はご注意下さいね。昨年の大河ドラマ「西郷どん」に連なる戊辰戦争百五十年の薩長と会津の遺恨が現代に影響する話で歴史について勉強になりましたね。矛盾点としては初回の二十億円(実は十五億円)の受け渡し時点でどうして5億円減らす必要があったのか?と車を爆破してお金をパアにしてしまった事があまりに勿体ない事と東京都の女性都知事(名前は書かれていません)がこんな事に加担する筈がなかろうという点ですが、これはあくまでフィクションですから良いのでしょう。また十津川警部はサザエさんの様にレギュラーが年を取らないパラレルワールドの住人で、周りの出来事と時間だけは普通に経過して行きますが、日下刑事は永遠に二十八歳で亀井刑事の息子は永遠に小学生のままなのでしょうね。
著者プロフィール
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