僕が夫に出会うまで

  • 文藝春秋 (2019年5月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784163910314

作品紹介・あらすじ

この日、僕は夫夫(ふうふ)になったんだ──。



大反響のウェブ連載、待望の書籍化!

2015年、築地本願寺ではじめての「同性結婚式」を挙げた本人が、その半生を実際に振り返った、愛と青春、涙と笑いの感動ストーリー。

幼少期のいじめ、学生時代の初恋、失恋、抑えきれない嫉妬、そして友人、親へのカミングアウトーー。「普通じゃない」と言われ、人知れず苦しみつづけたセーラームーン好きの少年は、それでも懸命に自分と向き合い、明るく前のめりに光を求め、巡り会えたパートナーと、幸せを摑んだ。その道のりは、誰もが共感しうる「青春の蹉跌」「人生の喜怒哀楽」に満ちている。

2019年2月から文藝春秋オンラインで連載が始まり、ランキング上位を独占!



(内容紹介 )

第1章 ふつうじゃないってよ。このままじゃ、やばいってよ。

セーラームーン好きの少年は、先生や周りに理解されず、ひとり苦しんでいた……。



第2章 初恋は、枕もパンツも濡らすものだ。

いじめもあった中学時代、同級生男子の「脇毛」が初恋のきっかけに。でも、誰にも言えない。



第3章 恋するゲイ少年は、日々拷問を受けているようだ。

楽しかった高校時代、でも好きだった男子の彼女の前で、僕は悪魔になった。



第4章 初めてのことが増えました。悩みもやっぱり、増えました。

上京、そして男性との初体験。苦しみの先に、カミングアウトを決意するまで。



第5章 つき合うって、嬉しいことだ。つき合うって、苦しいことだ。

いろいろな恋の形。僕の場合も、本当にいろいろありました。



第6章 焦って、走って、転んで、起き上がって。

ただ日々を楽しく過ごしたいわけじゃない。生涯のパートナーと生きていきたい。



第7章 最後の恋であるように。

そして出会った、運命の人。ふたりの「りょうすけ」は、これからも前を向いていく。

感想・レビュー・書評

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  • 一生付き合わなければ
    ならないワタシ。

    それは、だれかが引き
    取れるものではない。

    容姿、性格、生いたち
    心身の障害 etc

    自分のことだからこそ
    受け入れがたいのよね。

  • これ読み終わった食後に作者がTwitterで炎上してた…
    パートナーとリプライで口汚く罵り合っていたりなぞして、なんとも言えない気持ちになった…

    マイノリティである葛藤や、苦悩、周囲からの目など、読みながら悲しい気持ちや悔しい気持ちになった。
    そんな中で気持ちを通わせ、人生を共にしようと思える人が出来るのは奇跡みたいなことに感じた。

    私自身が育った環境?両親?がかなり大らかだった様で、正直世の中で同性愛がこんなにも認められず苦しんでいる人がたくさんいることが本気で不思議でならない。
    別にいいじゃん、って思う。

    好きな人がたまたま同性だっただけなのになんでいちいち問題視されなきゃいけないんだろう…
    皆が生きやすい世の中になれば良いのに…

  • これまでの事がかなり具体的にかいてり、日記のようだ。
    LGBTについては近年すごいスピードで社会が変わってきている気がするが、当事者にしてみればまだまだスタートしたばかりなのだろう。
    色々な事で孤独を感じている人達に、自分を嫌いにならないで、どうせなら信じてという言葉が届いて欲しい。

  • みんな同じじゃなきゃダメって言う世間からもう変わってもいいと思う。

    ーこの社会では僕のような同性愛に者に対しての知識がまだ足りない。知識がないから理解ができない。理解ぎ足りないから偏見があって、偏見から差別が生まれる。(本文より)ー

    すごく考えさせてられる言葉だった。
    私が住んでいる地方でも同性パートナーシップ制度が導入させています。
    私個人としてはすごく誇らしい事です!

    お二人の未来が明るく照らされますように。

  • ◆同性愛者の苦悩包み隠さず [評/白石秀太=書評家]
    東京新聞:僕が夫に出会うまで 七崎良輔 著:Chunichi/Tokyo Bookweb(TOKYO Web)
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/book/shohyo/list/CK2019070702000183.html

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    この日、僕は夫夫(ふうふ)になったんだ──。

    大反響のウェブ連載、待望の書籍化!
    2015年、築地本願寺ではじめての「同性結婚式」を挙げた本人が、その半生を実際に振り返った、愛と青春、涙と笑いの感動ストーリー。
    幼少期のいじめ、学生時代の初恋、失恋、抑えきれない嫉妬、そして友人、親へのカミングアウトーー。「普通じゃない」と言われ、人知れず苦しみつづけたセーラームーン好きの少年は、それでも懸命に自分と向き合い、明るく前のめりに光を求め、巡り会えたパートナーと、幸せを摑んだ。その道のりは、誰もが共感しうる「青春の蹉跌」「人生の喜怒哀楽」に満ちている。
    2019年2月から文藝春秋オンラインで連載が始まり、ランキング上位を独占!

    (内容紹介 )
    第1章 ふつうじゃないってよ。このままじゃ、やばいってよ。
    セーラームーン好きの少年は、先生や周りに理解されず、ひとり苦しんでいた……。

    第2章 初恋は、枕もパンツも濡らすものだ。
    いじめもあった中学時代、同級生男子の「脇毛」が初恋のきっかけに。でも、誰にも言えない。

    第3章 恋するゲイ少年は、日々拷問を受けているようだ。
    楽しかった高校時代、でも好きだった男子の彼女の前で、僕は悪魔になった。

    第4章 初めてのことが増えました。悩みもやっぱり、増えました。
    上京、そして男性との初体験。苦しみの先に、カミングアウトを決意するまで。

    第5章 つき合うって、嬉しいことだ。つき合うって、苦しいことだ。
    いろいろな恋の形。僕の場合も、本当にいろいろありました。

    第6章 焦って、走って、転んで、起き上がって。
    ただ日々を楽しく過ごしたいわけじゃない。生涯のパートナーと生きていきたい。

    第7章 最後の恋であるように。
    そして出会った、運命の人。ふたりの「りょうすけ」は、これからも前を向いていく。
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163910314

  • 漫画版の冒頭を読んでいくなかで実話だと知り、漫画を読むのを一旦やめて読みにきました。

    良くも悪くも自分は他人に興味がないので、なぜいじめが起きたり、悪いことをしていない人が他人の目を気にして苦しまなければならないのだろうと思ってしまった。自分と違うから排斥するという世の中はかなり日本人的だと感じた。
    今はある程度、昔よりは生きやすい世の中にはなってきていると思うけれど、SNSでのマイノリティのインフルエンサーなどへの誹謗中傷は止むことを知らない。

  • ゲイとしてアクティビストとして活動する七崎さんのこれまでを記したもの。七崎さんっていう人のこと知らなかったんだけど手にとったのは、何か既視感があったのかな……と考えてみて、タイトルが石川大我さんの『ボクの彼氏はどこにいる?』と似ているからかなと思った。
    幼い頃から女の子みたいで、男らしくしろといわれながらもそうせず、いじめのようなことにも遭っていた七崎さん。自分も「オカマ」と言われたり同じようなことがあったなあ。学校の先生の余計なおせっかいのところ(p.15)は、そのときの七崎少年の気持ちがわかるようで涙が出そうになった。
    小中学校はいじめのようなことがあったけど、高校に入ってからは仲のいい友達に囲まれ、心ときめく相手とも(恋人とはいかないけど)親しく過ごしたりして、本当によかった。
    高校卒業後は、ゲイである自分を自覚し、東京に住むようになったこともあってか行動も大胆になっていく。数々の恋愛遍歴がかなり赤裸々に綴られている。出てくる人たちを眺めると、何かを抱えている人が多い感じ。それは多くがそのまま、彼らがこの社会で生きていくうえでのつらさの裏返しでもあるのではないかと思う。
    何はともあれ、七崎さんが自分を偽ることなく生きられるようになってよかった。いろんな人とつき合った末に夫に巡り会えてよかった、よかった。……と思ったら、破局したらしいけど、それはどんなカップルにもあり得ることだからしょうがない。
    とはいえ、ゲイたちはこんなふうにけっこう本を出したり、表で活動している人もいるけど、レズビアンの人たちはゲイたちの活動規模ほどではない。こういうところもジェンダーによる活動のしやすさ、世間の目が関係しているような気がする。

  • 武蔵野大学図書館OPACへ⇒https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000236856

  • 過去の恋愛遍歴をありのままに書き表されていて、すっと心に刺さった。それほど、同性同士の恋愛も当たり前のことなんだと思う人が増えたらいいなと。自分の家族との間でさえ考え方や受け入れ方が違うから。

  • よく覚えてない

  • 明るく前のめりに生きている姿勢が、なんだか眩しいほどでした。2人の未来が生きやすい世界でありますように。

  • 【人を想う気持ちは素晴らしいこと】私にはわからない部分も多いけど。彼が夫と出会うまでの手記。赤裸々な恋愛遍歴、性描写には戸惑ったが世の中の偏見を受ける姿に涙した。教員、警察官等から全否定される発言…誰にも相談できない恋、孤独感、失望…同じように苦しむ人のために起業されて凄い。「つき合うって、嬉しいことだ。つき合うって、苦しいことだ」同性じゃなくても同じよね。「あなたが、誰よりも、幸せにならなくちゃいけないと思う」【蛍は恋する相手を間違えない】恋の相手を間違わない蛍になりたい。蛍になれた著者の幸せな夫夫生活がいつまでも続きますように!
    夫夫生活後の続編もでるのかなぁ?

  •  この本を読む直前に読んだ「お母さん二人いてもいいかな」が、女性二人の家族の話だとすると、こちらは男性二人の夫夫(ふうふ)の本。
     意図してこの並びではないのだが、気づいたらこうなっていた。

     著者が夫に出会うまでの、己のアイデンティティを見つけるまでの暮らしは、「え? そこまで書いたら自分が悪く見えないか?」と心配になるほどあけすけに書いている。すごい。
     友人に恵まれているなぁ……。本人の徳なのかもしれない。

     よく女性は感情的で男性は論理的というの俗説があるけれど、むしろ僕が夫に出会うまでのほうが感情的に書かれている。(感情的はポジティブな意味合い)
     実は性差はなくて、どちらもあり、時と場合によって使い分けしているだけなんじゃなかろうか。そんなことを思った。

  • 私自身はLGBTの方々を応援したい気持ちでいっぱいなのですが、法律でガチガチに固められる公務員としては、そもそも法律で想定していないことを認めたり進めていくのは難しいというのが率直な意見です。だからこそ、渋谷区で初めてパートナーシップ条例が施行されたのは素晴らしいことだと思いますし、それに関わった方々がどれだけ尽力されたのか分かります。七崎さんに対する警察の態度は酷すぎますが、これだから公務員は…と数人の言葉や態度を総意と思わないで、今もどうにか変えようと思って動いている人がいることもご理解いただきたいと思います。当然、その逆も然り、ですが。
    それにしても素敵なご友人の方々と旦那様に恵まれた七崎さんご本人も、素敵な方なのでしょうね。

  • 何かの書評で見つけ、読んでみた。
    生々しい内容であったが、昔に比べて
    情報発信、共有が簡単に出来ることは
    プラスだろうと思う。
    まわりの友達たちが、素晴らしい。

  • 自分の恋愛対象が同性であることを受け入れることは、読んで想像した以上に大変なことだろうと思うが、"ななぴぃ"の周りにはほんとに素晴らしい友人・理解者がたくさんいて、羨ましくも感じた。きっと筆者の人柄なんだろうなと思う。
    亮介くんとの出会いからこれまでを、ぜひ書いてほしい!絶対に読む。

  • みんな違ってみんないい、そんな世の中が実現したらいい。そのために何ができるか考えたい。

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