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Amazon.co.jp ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784163910482
作品紹介・あらすじ
フィナンシャル・タイムズ選ベスト・ミステリ!
コスタ賞最優秀新人賞受賞!
仮面舞踏会の夜、令嬢イヴリンは死んだ。
おまえが真犯人を見つけるまで、彼女は何度も殺される。
館ミステリ+タイムループ+人格転移。 驚異の超絶SF本格ミステリ、登場。
森の中に建つ屋敷〈ブラックヒース館〉。そこにはハードカースル家に招かれた多くの客が滞在し、夜に行われる仮面舞踏会まで社交に興じていた。
そんな館に、わたしはすべての記憶を失ってたどりついた。自分が誰なのか、なぜここにいるのかもわからなかった。だが、ひょんなことから意識を失ったわたしは、めざめると時間が同じ日の朝に巻き戻っており、自分の意識が別の人間に宿っていることに気づいた。とまどうわたしに、禍々しい仮面をかぶった人物がささやく――今夜、令嬢イヴリンが殺される。その謎を解き、事件を解決しないかぎり、おまえはこの日を延々とくりかえすことになる。タイムループから逃れるには真犯人を見つけるしかないと……。
悪評ふんぷんの銀行家、麻薬密売人、一族と縁の深い医師、卑劣な女たらしとその母親、怪しい動きをするメイド、そして十六年前に起きた殺人事件……不穏な空気の漂う屋敷を泳ぎまわり、客や使用人の人格を転々としながら、わたしはの謎を追う。だが、人格転移をくりかえしながら真犯人を追う人物が、わたしのほかにもいるという――
英国調の正統派ミステリの舞台に、タイムループと人格転移というSF要素を組み込んで、強烈な謎とサスペンスで読者を離さぬ超絶SFミステリ。
イギリスの本読みたちを唸らせて、フィナンシャルタイムズ選ベスト・ミステリ、コスタ賞最優秀新人賞受賞。
多数のミステリ賞、文学賞の最終候補となった衝撃のデビュー作!
感想・レビュー・書評
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あ〜〜〜!!
めんどくさいっ!!
ややこしいっ!!
よくもこんな設定考えたな~。
タイムループ✕人格転移✕クローズドミステリー。
目が覚めた主人公は記憶喪失です。
で、変な仮面を被った男に、今夜館でイヴリン嬢が殺されるからその謎を解け、と言われます。
謎を解かないと館からは出られません。
その同じ一日を何度も繰り返します。
しかも一日ごとに人格が転移します。
麻薬を売ってる医者だったり、次は執事だったり、その次はゲストに呼ばれた社交界の名士だったり、なんやかんやで8人の人間の中に転移します。
8人使って答えが解けなければまた最初からです。
しかもライバルもいるそうです。
いや~。ややこし過ぎて何度もぶん投げそうになったわ(笑)
海外物で、名字で呼んだり名前で呼んだりコロコロ変わるだけでも分からなくなるのに、人格まで移動したらもうハチャメチャですがな〜。
舞台設定はいつかな。自動車が物珍しい頃のイギリスって感じ。
そのせいか表現もなんだかまわりくどい。
とにかく読みづらかった〜。
400ページちょいの二段組。
ラストはまあまあだけど、特殊設定のせいかもっさりして長ったらしい。特に山場らしいところもないのでダラダラな印象。
難しいだろうけどいっそ三分の一くらいにギュッと縮めたら良かった気もするんだが。 -
読み終わって暫くぼーっとしてしまった。頭の中を整理したい。チャートをきちんと書いて整理したい、そんな気持ち。いやはや、凄かった。
出だしは、森の中で記憶喪失の男が目覚めるところから始まり、物凄い追跡劇と目撃し銃声を聞く、といった目まぐるしい展開。そして「館」へ。いかにもゴシック・ミステリという展開を予想させる。とても好みだなと思って読み始めたら、ここから先はぶっ飛びの展開。何を書いてもネタバレになりそうで中身については書けないが、この構成はとてつもなく上手い。そこら中に謎がちりばめられており、気になって仕方がないが、目の前の物語の先行きも知りたいという、とても贅沢な悩みを抱えながら400ページ強を読み切る。見えることは、すべて見えた通りではない。これでもかというほど謎と解釈をぶち込んでくる。処女作らしい熱量が伝わってきた。大変意欲的で面白い作品であった。それにしてもだれかチャートで整理してくれないかな・・・ -
まるで記憶力テストの連続で、読後に脳みそグッタリ。自分の理解がどこまで正解だったのか確認したい。ドラマ化したら楽しそうだなとか、ゲーム化もいいなとか本を読みながら何度も考えてしまった。とりあえずもう一度読み直すと2度目の面白さが味わえるタイプの作品。ではあるけれど、それにはボリュームがありすぎ。
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「面白い!」「素晴らしい!」「オススメ!」
などなどの評判を聞いて読み始めた。
無邪気に面白いと思えたのは最初のみ。
だんだん混乱が激しくなって、
ついには大声で世界に向けて問いたくなった。
「みんなこれを理解できたのか?!」
「私がとてつもなくバカなのか?!」
恐ろしいパズルである。
しかけは装丁から始まっている。
見よ! この美しく古風な装丁を!
学校の図書室に、いつからあるともしれない、ホコリのにおいが鼻をかすめる、手ずれてしんなりした、あの本のようではないか。
『巖窟王』
『あゝ無情』
『若きヱルテルの悩み』
『イヴリン嬢は七回殺される』
舞台は英国、森の中の大邸宅。
時代は、20世紀になるやならずやといったところか。
邸宅の詳しい様子は表紙カバーにも、見返しにも、趣深い地図として描かれている。
なんともゆかしい英国ミステリーの始まりではないか。
ところが、話の様式はといえば、ゲームなのである。
チェスや、ボードゲームではない。
パソコンやゲーム機でプレイするタイプの、アドベンチャーゲームなのだ。
ご存じない方に少し説明しよう。
プレイヤーは主人公の視点で、
ゲーム内の世界(例:街、館、大型客船)を移動して、謎を解いていく。
完了の条件は、事件の解決であったり、そこからの脱出であったりする。
プレイ中には様々な選択肢が表示される。
例えば、右に行くのか、左にいくのか。
当然、右に行けば左に行くことはできず、逆もまたしかりだ。
選択を間違えれば、それで終わりかもしれない。
当たっていれば次に進み、また選択にぶつかるだろう。
選んで、失敗し、試して、失敗し、とっかかりを摑み、あるいは逃し、そんなこんなを繰り返すことによって、プレイヤーは解決=エンディングに向かっていくのである。
中には、1度のプレイでは見つけられないエンディングが用意されたものもある。
何度も繰り返しプレイすることによって、
納得のいくエンディングを見つけていくのだ。
なかなか面白いゲームで、いくつもプレイしたことがある。
しかし、思い出のあのゲーム、楽しかったあのゲームは、こんなに難しかっただろうか?
私がバカになったのだろうか?
いつもならば、「この作家の別の本も読んでみたい」などと書く私だが、今回は違う。
もう一度読む。
あんなゲーム、こんなゲームのように、
繰り返していけば、私にだってきっとこの話が理解できる。
できるかもしれない。
まだ1度しかプレイ、いや読了していない、
この『イヴリン嬢は七回殺される』ではあるが、
読了感はと問われれば、とても良かったとすぐさま答えよう。
400余頁、2段組を「読み切った!」という達成感、
理解が及ばないながらも、「面白かった!」というのが、正直な気持ちなのだ。
では、私は読み返しにかかる。
メモをとるためにスケッチブックを用意しようと思うが、さて、どれほどのサイズが必要だろう? -
本格ミステリ×タイムリープ×人格転移のSF特殊ミステリー。
タイムリープが絡むミステリーっていうだけでもワクワクするのに人格転移の設定まで絡んでくる。古典ミステリーにそんな特殊設定だから結構複雑でいつもよりじっくり時間をかけて丁寧に読みました。
内容が特殊設定にだけ引っ張られることなくミステリー部分もしっかり面白かったです -
いやー読みにくかった。「わたし」が記憶喪失で始まっているから話がチンプンカンプンなのはしょうがないと思いながら読み進めるが、なんか文章が読みにくい。最初の数ページでもう辛いわと思ってしまった。
いやーでもイヴリンが殺されてタイムループ始まれば少しずつ謎が明かされてくだろう、もうちょっと頑張ろう、とするがイヴリン全然死にません。1日目長い。
話が進んでももうチンプンカンプンで余計訳が分からなくなってしまった。
私の頭では理解不能。全部を読み返す気力がなくて、ところどころと最後の解決部分を読み返してみた。なんとなく分かったけど、うーん。やっぱり私には合わなかったな。 -
ただただ絶句。
例え思い付いても、この緻密な物語は常人では書き得ないよ…月並みですが、すげぇ。
休載中のHUNTER×HUNTERの今の章を彷彿とさせるSF群像ミステリ。
初読は細かい事は気にせず一気読みが吉。読後感も清々しい! -
好きな人には、好きだと思う。
ただ、設定が渋滞してるというか、もう少しスッキリ見せられなかったのかというか、設定が充分生きてるとは言えないものがちらほらしてる。
設定を消化するのに追われて、話にイマイチ入り込めなかった。
ラスト50ページまでは星3つだったけど、最後の最後にあんなの持ち出すのは正直興醒め。
とりあえず1回読んで簡単な話の流れを確認してから再読すれば、色々楽しめるとは思う。
けど、もう一度手に取ろうという気にはなれなかった。 -
非常にややこしい内容であるにもかかわらず、すっきり読めるし結末に驚きも感じた。秀逸なミステリ。
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ゴシックミステリにまさかのタイムループをからめるとはー。離れ業としか言いようがない!
かなり混乱するけど、お屋敷ものは大好物なので、夢中で読んだ。ラスト、こんなにSFだったとはー。
そして地味ながら、昨日よりよく生きるというテーマがしみじみと沁みるのでした -
ものすごく頭が混乱して叫びたくなるけども、結末が気になって気になって…なんとか読了。
タイムループかつ人格転移かつ超絶ミステリ。
主食をこれでもかと詰め込んだ、カロリー過多のディナーといったかんじ。前菜もスープもなくひたすらメインが出てくるこの膨満感よ…笑
カタカナの名前に弱い人にはすすめられません。
誰が誰で、いま、誰の人格なのか把握できないとつらいです。
でも、ラストは希望もあってまんぞくです。
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殺されることが分かっているイヴリンを守ることが出来たら元に戻れる。主人公は自分ではない別の人間として目覚めイヴリンを守るために行動する。守れなかった、または自分が殺された場合はまた別の人間として同じ日を過ごすことに。チャンスは8回で失敗したらまた最初からのループに‥。
同じ日を8人の視点から、っていうのが斬新。8人の順番はホント重要だなぁ。よくよく考えると主人公にとって過去過ごした人間が同じ行動をするとは限らないんだから難易度高過ぎなんだよな。 -
あー、やっと読み終わったよ。読むのは早い方だと思うが、これはすごく時間がかかった。設定や展開がややこしいのに加えて、たくさん出てくる人の名前が覚えられず、えーと、これは誰だったっけ?と一覧を見返してばかり(読み出してすぐコピーした)。それでも途中でやめようとは思わなかったのは、やっぱりおもしろかったからなんだろう。
しかしまあ、なんとややこしくも奇っ怪なお話であろうか。記憶を失った男が、貴族の館で起こる殺人事件の犯人を突き止めるために、何人もの人物に転移しながら同じ一日をくり返す。時間ループと本格ミステリの組み合わせなんだけど、そう聞いて想像するような方向(同じ出来事を違う視点から描いて真相に迫る、という感じの)には進まない。主人公の転移する人物が代わり、出来事がくり返されても、何も明らかにならない。むしろ謎が深まるばかり。とにかく、謎が多すぎ。それどういうこと?の連続。終盤で明らかになる、そもそもなぜこんなことに?という最大の謎への答えも、かなり突飛だ。
これってトンデモ本じゃないの?という疑問も浮かぶが(ミステリでは否定的な意味とは限らないけど)、なんといっても「本格ミステリ」としてきわめてよくできているところが、全体をしっかり支えているように思う。過去と現在二つの殺人事件の真相には、何重にも底があって、特に現在のイブリン嬢殺しの解明は鮮やかだ。からまりあった糸を丹念にほぐすような読み方ができる人には(私は無理)とても楽しい一冊だろう。人物ごとの時系列表を作りながら読んだという感想を見かけたけど、そうしたくなる気持ちはわかる。私は無理だけど。
主人公が他の人に転移していくなかで、「自分」とは何かと悩んだり、人間性の善悪について考えたりするところがあるけれど、この部分は未消化な感じで、余計な要素ではないかなあと思った。なんせ、とてもややこしくて混乱させるお話だから、そこらへんは盛り込みすぎでは? それから、かなり強く感じたのは、上流階級というものへの冷たい視線。誰もが皆、嘘、裏切り、強欲、怠惰、傲慢、冷血、あげればきりのない悪徳にまみれている。崩れかかったお館は堕落と腐敗の象徴かも。 -
…疲れた(^_^;)
そもそも翻訳ミステリは
登場人物の名を覚えわけるのが大変なのに
この話、真相にたどりつくまで
主人公が宿主を変えて同じ日をループするから
そのたんびにキャラ同士の関係性がズレて
頭の中の相関図が狂う。
とはいうものの
いろいろな視点で事件に向き合う結果
徐々に犯人がわかってくるという感じは
楽しめました。
しかし、真犯人よりも
なぜ主人公がこの理不尽なループに巻き込まれたか
というほうの真実に驚いたけどね!
近未来にVR現実でできそうで怖いわ。 -
久々に捜査メモを取りながら読みました。難解だし記憶力テストになりそうでしたが、6日目あたりで真相が掴めてきてからは面白かったです。ドラマ化が頓挫しませんように… ダウントンアビーっぽい世界観は好きでした!
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人物一覧、何度見返したか。もう込み入った話はついていけないのか。
49ページのは誤記じゃなかったのかも。
スチュアート・タートンの作品
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感想 :

「Mie」面白かった...
「Mie」面白かった。1作目とあれほどにコラボしているとは思わなかった。帰ってアマプラで見たら感動したな。でも、これで終わりにしてほしい。
タイムリープものでは、「リライト」がとっても面白かった。上田誠脚本にハズレ無し。
「かくかくしかじか」は大泉洋使いすぎ問題かも。
どうしても大泉洋そのひとにしか見えなかった。
「かくかくしかじか」は大泉洋使いすぎ問題かも。
どうしても大泉洋そのひとにしか見えなかった。