タブローの向こうへ 旅する絵描き

  • 文藝春秋 (2019年7月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (56ページ) / ISBN・EAN: 9784163910642

作品紹介・あらすじ

いせひでこの絵は、私の物語の翼になった。――原田マハ(『美しき愚かものたちのタブロー』著者)



モネ、ゴッホ、ロダン、マティス……名画をめぐる連載小説に、画家や名画をモチーフにした挿絵を描くうち、パリで画家を目指した日々が浮かんできた。そして湧き上がる「絵を描くこと」への思い。



絵の具、筆、キャンバス、パレットなど、絵を描くことにまつわるエッセイとともに、雑誌掲載時にはモノクロだった作品多数をカラーで収録。大人でも子どもでも、絵画を愛する人のための絵本。

感想・レビュー・書評

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  • モネやゴッホ、ロダン、マティスなどの名画をモチーフにした挿絵とエッセイが収録されています。
    この絵本は、画家としての日々や絵を描くことへの深い思いを綴った作品です。
    パリで画家を目指した著者の経験が色濃く反映されており、絵画愛好家だけでなく、多くの読者に感動を与える内容となっています。

    絵本は、著者が名画をめぐる連載小説の挿絵を描く中で、自身のパリでの画家としての日々を振り返り、絵を描くことへの情熱を再確認する過程を描いています。
    雑誌掲載時にはモノクロだった作品がカラーで収録されており、視覚的にも豊かな体験を提供します。
    また、絵の具、筆、キャンバス、パレットなど、絵を描くための道具にまつわるエッセイも収められており、創作活動の裏側に触れることができます。

    いせひでこさんは、絵本を通じて、絵画が持つ力、美術作品に込められた物語、そして創造の喜びを読者に伝えています。
    絵画を通じて見る世界、感じる情熱、そして表現する喜びが、この絵本のページからは溢れ出ています。
    読者は、著者の絵筆から生まれる世界に没入し、美術作品の新たな一面を発見することができるでしょう。

    「美しき愚かものたちのタブロー」:

    原田マハさんの小説で、連載中に挿絵としていせひでこさんの作品が登場しています。
    マハさんは「いせさんの絵は私の物語の翼になった」と評しており、両作品は名画と物語を結びつけています。


    <あらすじ>
    美術と人生の交差点に立つ一人の画家の物語を描いています。この作品は、名画をモチーフにした挿絵と、画家としての日々や絵を描くことへの深い思いを綴ったエッセイを収録しており、読者に芸術の世界への扉を開かせます。

    物語は、パリで画家を目指す著者の若き日々を中心に展開します。モネ、ゴッホ、ロダン、マティスなどの名画に触発され、彼女は自らの感情と技術をキャンバスに表現します。絵の具、筆、キャンバス、パレットなど、絵を描くための道具や、創作活動の裏側にも焦点を当て、芸術家としての情熱と苦悩、喜びをリアルに描き出しています。

    著者は、絵画が持つ力、美術作品に込められた物語、そして創造の喜びを、自身の経験を通じて読者に伝えます。雑誌掲載時にはモノクロだった作品がカラーで収録されており、視覚的にも豊かな体験を提供します。また、絵本は大人から子どもまで、絵画を愛するすべての人に向けて書かれており、美術に親しむきっかけを与える一冊となっています。

    『旅する絵描き タブローの向こうへ』は、単なる絵本ではなく、芸術への愛と追求の旅を記録した、いせひでこの心の旅路を辿る作品です。読者は、著者の筆から生まれる世界に没入し、美術作品の新たな一面を発見することができるでしょう。

    本の概要

    いせひでこの絵は、私の物語の翼になった。――原田マハ(『美しき愚かものたちのタブロー』著者)

    モネ、ゴッホ、ロダン、マティス……名画をめぐる連載小説に、画家や名画をモチーフにした挿絵を描くうち、パリで画家を目指した日々が浮かんできた。そして湧き上がる「絵を描くこと」への思い。

    絵の具、筆、キャンバス、パレットなど、絵を描くことにまつわるエッセイとともに、雑誌掲載時にはモノクロだった作品多数をカラーで収録。大人でも子どもでも、絵画を愛する人のための絵本。

  • ヒボさんのレビューを読んでから、ずっと気になっていた本。
    いせひでこさんの“描くこと”に対する想いがつまっています。

    雑誌に掲載された連載小説『美しき愚かものたちのタブロー』。
    原田マハさんの代表作ですね。
    その挿画として描かれた絵の一部がカラーで掲載されています。
    添えられているのは、いせさんの随筆のような自伝のような文章。
    どちらも味わい深く、何度も見たり読んだりを繰り返しました。

    カラーページにはなかったけれど、巻末に添えられたモノクロ絵画。
    30番のチェロの絵に こんな文が添えられています。
    「モネはチェロのような声で話したと。音には色があり、色にも音がある」
    いいなぁ、この感性、素敵!
    いせさんの作品といえば、ずっと前に読んだ絵本も素敵でした。
    『チェロの木』というタイトル。
    いせさん自身、チェロをお弾きになるのですね。

    原田マハさんの『美しき愚かものたちのタブロー』。
    3年くらい前に図書館で借りて読みました。
    読み終えた後、感動でしばらく呆然としたことを覚えています。
    絵を見ながらもう一度読んだら楽しいかもしれない。
    そう思って、今回は原田マハさんの本を購入しました。
    単行本に挿絵はありません。
    でも、買ってみて気づいたことがあります。
    カバーの素敵な絵の中、本体にも別の絵が描かれているのですね。
    そういえば、『リボルバー』を買った時もそうでした。
    カバーと本体の絵が響き合ってる。

    いせひでこさんの作品を手元にマハさんを読み直すことにします。

    • ヒボさん
      レビュー楽しみにお待ちしてますね♪
      次は見落とさないようしないと^^;
      レビュー楽しみにお待ちしてますね♪
      次は見落とさないようしないと^^;
      2024/09/15
    • yyさん
      笑、笑、笑!
      手に入れるのに時間がかかるかも。
      こちらから、ヒボさんにアクセスしますよ (n'∀')η<
      「読みましたよぉ」って ꉂꉂ(ᵔᗜ...
      笑、笑、笑!
      手に入れるのに時間がかかるかも。
      こちらから、ヒボさんにアクセスしますよ (n'∀')η<
      「読みましたよぉ」って ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)
      2024/09/15
    • ヒボさん
      それ大事かも(笑)
      それ大事かも(笑)
      2024/09/15
  • タブロ-が結びつけた「いせひでこ」と「原田マハ」の世界を、画家であり絵本作家の「いせひでこ」さんのフランス滞在期の汗と涙の思索時代から小説『美しき愚かものたちのタブロ-』の挿画製作に至るまでの絵画とエッセイです。 遠い旅路の果てに、アートに魅せられ、苦悩しながら作品と向き合った芸術家たちへのオマ-ジュでもあります。

  • エッセイも絵もすごくよくて、いせひでこさんの絵にある物語の背景を垣間見たようなきもち。
    原田マハさんの小説も読みたくなった。

  • 両方とも好きな作家さん!編集者さんに感謝です
    今度はいせひでこさんのエッセイ本
    インタビューにもあった学生時代やパリでの事
    いいお話でした

    自分だったら構成を変えて小説挿画をメインにしたい
    小説に合わせて鑑賞できるような
    個展会場のようにシルバーの額に存在感があるように出来なかっただろうか?

  • 最初の#伊勢英子 さんは「マキちゃんのえにっき」。それから読むたび泣けちゃうグレイシリーズ。伊勢さんの描く子どもやワンコは、体温も柔らかさも伝わってくる。樹や空は風を感じる。そしてちょっとさびしい。
    #原田マハ さんの「#美しき愚かものたちのタブロー 」連載の挿画と、絵を描くことをめぐるエッセイ。文章にもさびしさが感じられる。このさびしさは、伊勢さん自身のなかにある、覚悟みたいなもの、のような気がする。

  • とても良かった。

  • 原田マハさんの『美しき愚かものたちのタブロー』雑誌連載時の口絵と、絶版『空のひきだし』収録の絵、それらに合わせて書き下ろしのエッセイをつけたもの。
    やはりいせさんの絵には、いせさん本人の文がいちばん合う。創作物語ではなかったの残念ですが、ゴッホや宮沢賢治に触れる描写があって良かったです。

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著者プロフィール

[著者紹介]いせひでこ(伊勢英子)
画家、絵本作家。1949年生まれ。13歳まで北海道で育つ。東京藝術大学卒業。創作童話『マキちゃんのえにっき』で野間児童文芸新人賞を受賞。絵本の代表作に『ルリユールおじさん』『1000の風 1000のチェロ』『絵描き』『大きな木のような人』『あの路』『木のあかちゃんズ』『最初の質問』『チェロの木』『幼い子は微笑む』『ねえ、しってる?』『けんちゃんのもみの木』『たぬき』など、単行本・エッセイに『旅する絵描き』『七つめの絵の具』『わたしの木、こころの木』『こぶしのなかの宇宙』『猫だもの』『見えない蝶をさがして』『風のことば 空のことば』など多数。


「2022年 『愛蔵版 グレイがまってるから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

いせひでこの作品

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