イチロー・インタビューズ 激闘の軌跡 2000-2019

  • 文藝春秋 (2019年8月28日発売)
4.20
  • (20)
  • (16)
  • (6)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 294
感想 : 22
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784163910673

作品紹介・あらすじ

2000年、メジャーリーグ挑戦直前のインタビューから、2019年3月、現役引退直後にシアトルの自宅で行われたロングインタビューまで。

スポーツ総合誌Numberを中心に20年間、100時間を超える単独インタビューを完全収録した、イチロー本の決定版。

イチロー自身、「僕の言葉にウソはない」と話す、その真摯な言葉から見えてくるのは、スーパースターの偉大なる足跡と、知られざる苦悩、困難を乗り越えた強い心、尊敬すべき仲間との日々、そして家族の絆だった……。

『向こうに行くことが夢じゃないですから』(2001年、メジャー入りが決まって)

『進化という言葉を使うなら今かもしれませんね』(2004年、シーズン最多安打記録を更新して)

『獲りにいって獲った世界一ですから』(2006年WBC優勝後)

『みんなが折れかけた心を支えてくれた』(2009年WBC連覇後)

『〝イチロー〟は間違いなく、僕の原動力でした』(2019年、引退直後のロングインタビューで)

みんなの感想まとめ

スーパースターのイチローが2000年から2019年までの軌跡を語るインタビュー集は、彼の真摯な言葉を通じて、成功の裏にある苦悩や仲間との絆、家族の大切さが描かれています。著者はイチローの言葉を深く掘り...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 文庫本の『イチロー・インタビューズ』完全版を読み終えて単行本は手放そうかと思い引っ張り出してペラペラと捲っていたら…
    単行本にはカラー写真
    文庫本には引退後のインタビュー
    2冊とも本棚に並べておこう♪

    引退後は〝マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター〟を務めているかたわら 女子野球の発展にチカラを入れたり〝本気〟の草野球でも汗を流している





    ❀プロ野球やメジャーリーグの熱戦を見たあとにオットの草野球を応援に行くと「ダラダラすんな〜っ!気合入れんかいっ!」って思ってしまうけど…
    試合後の生ビールを楽しみにしている〝おっちゃん草野球〟
    熱くならずに…咲き始めた桜を見ながら あったかい気持ちで応援しよ
    さぁ開幕だ〜❀

    (本棚整理再読 い-文)

  • メジャーに挑戦した2000年から引退した2019年までのイチローのインタビューをまとめた1冊。著者は以前にもイチローのインタービュー集を出しているし、雑誌Numberでも読ませるインタビュー記事を書いているが、本書はその中でも最高のものだと思う。言葉をしっかり選び考えながら答えるイチローに対し、著者もまたしっかりと準備をして臨んい出る。言葉のやり取りは時に鋭く、哲学的で、また時にはユーモアをもってなされる。
    超一流のアスリートでありつつ、哲学者的でさえもあるイチローと同時代を過ごせたことは、本当に幸運なことだったと改めて思う。

  • かなりのボリューム

    numberのインタビューを、年代ごとに

    第1章 飛翔 2000〜2002

    第2章 試練 2003〜2005

    第3章 栄光 2006〜2007

    第4章 結実とそして転機 2008〜2014

    第5章 偉業そして決断 2015〜2019

    イチローの言葉にウソはない

  • 自分について。野球について。常に分析して、考えている。見習います。

  • 自分のために(のことも)できない人が、みんなのためにできないですよね。

  • 世間では天才と言われたイチローさん
    しかしそれは単なるイメージで、実際にはとてつもない苦悩の連続だった
    その苦悩に立ち向かいつつ、常にコツコツ進化することを意識しながら努力を重ねていく姿が目に浮かぶ一冊

    自分が仕事で苦しくなる度に、また読みたくなると思う。

  • イチローは世界でもっとも尊敬する人物の一人。彼の目標到達までの考え方を少しでも学びたくて手に取った。

    本書を読むまでイチローは、
    ・鋼鉄のような精神力
    ・超人的な運動センス
    の二つを生まれながらに備えているがゆえに
    ・年間262本
    ・プロ通算4367本
    という驚異的なヒット記録を打ち立てた認識していた。

    ところが彼は意外にも常人だった。
    ・悩む
    ・失敗を引きずる
    ・孤独を怖がる
    ・結構酒を飲む(絶対に飲まないと思っていた)
    ・奥さんが大好き
    ・なにより野球が大好き

    常人どころか、むしろ繊細と言えるかもしれない。
    それゆえ、失敗をしないように努力をしてきたのだろう。意外だったが「彼がそうなら自分がそうでも仕方がない」と少し安心した。

    彼には遠く及ばないが、
    「大好きなことを」
    「諦めず」
    「前向きに」
    「継続すれば」
    常人の一歩先へ行けることを再確認させてくれた。

    印象に残った部分の抜粋。
    「毎日その日の自分にはベストと思うことをやってきた。これ以上やることがない。その積み重ねなんです」

    「友だちは宝です。妻も含めて宝です。弓子は妻だし、相談相手でもあるし、ときには後輩みたいになるし、お母さんにもなるけど、友だちでもある。団体行動は嫌いでも、人間、生きていくのにずっと一人ではさすがに寂しい。友だちは小・中学校で1人、高校時代で3人。少ないほうだと思います」

    「切り替えたことで結果が出せるなら、切り替えたことに意味がある。そうでありたいけど僕は引きずってしまう」

    「よく人より何倍も練習してきたから結果が出るんだって言われますけど、そうじゃない。何倍も努力なんてできっこないんです。ただ、自分の限界を少しだけ超えることを積み重ねてきた。そのことに自信があったから心が折れそうでも泰然としていられたのかもしれません」

    「自分の一番の才能は、平常心でプレーすることなどできない、ということを受け入れていることだと思います。常にリラックスした状態でなければ結果が出せないということであれば続けることはできません。平常心でいられなくても逃げ出さずに立ち向かう。これが僕の才能かもしれません」

  • 400ページ以上の大作でしたが、そのページ数の多さがまったく気になることなく読了。イチロー自身が渡米直前から引退までの間の出来事とそのときの自身の内側を詳細に語っているからなのか、まるで自分がイチローになってメジャー生活を追体験しているかのような気になってしまいました。それほどまでにさまざまなシーンが克明に描かれているということでしょうし、インタビュアーのご苦労もしのばれるというものです。

  • ☆イチロー選手現役引退
    スポーツ雑誌『Number』等で綴られた2000年のメジャーリーグ挑戦直前のインタビューから、2019年3月の現役引退直後にシアトルの自宅で行われたロングインタビューまで20年間100時間を超える単独インタビューを収録した本書。同席したカメラマンに、イチロー選手とのインタビューは禅問答のようだ、といわれたことのある著者がまとめた、イチローの魅力を活字で楽しんでください。

  • "イチロー"は間違いなく、僕の原動力でした…

  • 最大の武器? それは、何かにトライしていこうとしている自分がいる、ということです。

  • 抜群に素晴らしいですね。その内容の濃い事濃い事。それでいて、決して読みづらいものでは、全くない。スラスラ読めます。スラスラ読めるのに、何度も立ち止まってしまいます。更に、一度読んでハイ終わり、ではなく、何度でも再読に耐える内容でもある。うむ。素晴らしいですね。

    2000年~2019年までの間に、スポーツジャーナリストの石田雄太さんが、イチロー選手にインタビューした記事を纏めたもの。めちゃくちゃ端的に説明すると、この本は、そういう本です。それだけなんですが、それだけが、とんでもなく面白い。

    イチロー選手の言葉の素晴らしさは勿論のこと、それを「引き出した」石田雄太さんのインタビュー方法の素晴らしさも、お見事なものなのでしょうねえ。素晴らしい人物の素晴らしい言葉を、いかに「語らせるか」という事でしょうか。うむ。お見事ですね。

    イチロー選手の言葉は、本当に興味深いのですが、彼は決して、難しいことは言っていない、と、思うのです。凄くこう、当たり前のこと、当然の事ばかり、言っている。分かり易いんですよね。独特の言い回しが面白かったりしますが、基本的には、至極真っ当な事を、言っておられると思うのですよね。

    でも、それが、あまりにも、面白い。これほどまでに、しっかりとした分かりやすい言葉で、自分という存在を伝えられるものですかね?と驚愕します。全然、なんというか、奇を衒っていない、と、思うのです。イチロー選手の本分は、プロ野球のプレーであり、言葉を語ることではない。それなのに、とんでもないレベルのプロ野球選手であり、その語る言葉も、至極真っ当でありながら抜群に興味深い。本当になあ、とんでもねえなあ、って思いますね。

    落合博満さんも、とんでもないプロ野球選手でありながら、圧倒的に真っ当に普通に素晴らしい言葉を数多く話した人だと思うのです。個人的には、プロ野球選手としての落合さんより、中日ドラゴンズの監督、落合監督としての時代のほうが、圧倒的に好きなのですが、落合さんの言葉も、凄く普通。なのに抜群に面白い。

    イチロー。落合博満。この二人は、絶対に、似ていると思うのですが、全然対談とかしてないんですよね。二人とも、似すぎているが故に、お互いを受け入れられないのかなあ?とか、変な邪推をしてしまいますが、、、

    まあ、なにしろ、このインタビュー本は、とてつもなく面白いです。イチロー選手、本当に素晴らしい。そして、これらの言葉を引き出した石田雄太さんの功績も、本当に素晴らしい。いやもう、自分が死ぬまで読み返し続けることが可能な一冊だと思いますね。

  • 内容的に決して悪くはないのですが、これまでのイチローのインタビューを見たり聞いたり読んだりした経験がたくさんある人には、あまり目新しさはないと思います。
    400ページ以上もあり、読むのにかけた時間の割には、得るものは少なかったです。

    だからといって、イチローの偉大さに変わりはありませんが。

  • 【その言葉も一流。イチローの肉声に酔いしれる】引退後の独白まで過去二十年「ナンバー」に掲載されたインタビューを全収録。二〇一〇年刊行「イチロー・インタヴューズ」の増補版。

全15件中 1 - 15件を表示

石田雄太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×