走って、悩んで、見つけたこと。

  • 文藝春秋 (2019年8月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784163910840

作品紹介・あらすじ

市民ランナーのカリスマ、大迫傑、初の著書--。



これは、MGCの前に、オリンピックの前に必読の書である。

大迫傑は、悩みはすべて走ることで解決してきたと言う。

走っている間は、自分自身とじっくりと向き合え、答えを見つけられるのだと。



「僕が走ってきた中で見つけたこと、出会ったこと、現在の僕を形作っているものについて振り返ってみた」のが本書の内容だ。

大迫傑の、強さも弱さもすべてがさらけだされ、そこにこの本を出すことの覚悟、これから挑むことへの覚悟を感じる。



彼が教えてくれるのは、走ることの辛さと喜び。そしてそれを経験して学ぶ”生き方”。

マラソン日本記録保持者の葛藤から生まれた思考法が1冊に詰まっている。



〈目次〉

自分の道を選ぶこと。

マラソンを走るということ。

どんな結果も受け止めること。

環境が変わっても生き残る力を持つこと。

「今」を積み重ねること。

意志を持ち続けること。

ライバルをリスペクトすること。

不安をコントロールすること。

言い訳をしないこと。

目標を立てること。

子供たちに伝えたいこと。

大人たちに伝えたいこと。





テキストのほかに、64ページにわたる写真もみどころ。オフショットも掲載。

感想・レビュー・書評

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  • 何かとメディアで取り上げられることの多い大迫傑。
    日本陸連相手にSNSで斜に構えた抗議を行ったり、駅伝で襷渡し後に倒れ込む選手は”アピール”に過ぎないかのような物言いで苦言を呈したりと、昔から「おいおい、大迫節だなぁ」と思っていた。
    もう少し、言い方とか配慮とかあるんじゃないの、と。

    それでも、その何かちょっと自分中心主義みたいな物言いだけでなく、数々の実績や心に響く行動を伴ってきた。

    ・早稲田大学入学後1年次からエース級の活躍を見せ、箱根駅伝では18年ぶりの総合優勝に貢献
    ・2017年の福岡国際で日本人最上位、日本歴代5位(当時)の記録を納め、それまでトラック選手のイメージだった彼がマラソンの大迫と一気に知名度を上げ、そこから日本男子マラソン界を牽引してきた
    ・2019年のMGCで佐久長聖高校の先輩、佐藤悠基が給水を取り逃すと、すっとボトルを差出す
    ・東京オリンピック出場後、一度は競技生活を退きテレビ解説や後進育成に活動の場を移すも、「また走り始めたい」と活動を再開し、プロランナーとしてGMOインターネットグループに参画するという異例の復活劇を見せる
    ・2023年のMGCで自身のゴール後、早稲田大学の後輩、高田康暉のゴールを雨の中じっと待つ

    こういった言動を見る中で、一目置かざるを得ないなぁと思ってはいた。
    そんな中、2023年のMGC後のトークショーで、「自分の身体の反応を予測しない」という発言をしたという記事を見かけた。
    気になって読んでみると、「キツいことを続けていると、自分の身体の次の反応はこうだ、と決めつけてしまう。変に冷静になってしまうというか、『壁』を作ってしまうことが多い」とのこと。

    目から鱗の考え方。
    自分も30km走とか長い距離を走るときは、時点時点で「よし、今日はまだどこも痛くないぞ」とか「だんだん、脚が張ってきたな、あとどれくらいもつかな」とか考えながら走ってしまう。
    それは自分の身体との会話であり、ペース配分を調整する上で不可欠な行為だと思っていたが、それを『壁』と言ってのけるとは。
    確かに、本当はまだいけるはずなのに、頑張ればまた楽な時間が訪れるのに、勝手に過去の自分と比較して限界を設定してしまっているような気もする。
    やはり、考えることが違うし、発信力が凄い。

    ということで、前置きが長くなったが、俄然気になる存在となり読んでみた本書。
    めちゃくちゃ面白かった。
    ぐさぐさ刺さってきた。
    すごく走ることが好きで、すごくよく考えているのだなぁということが伝わってきた。
    同調できない考え方もあるけど、なぜ、どんな気持ちでそんなことを考えるのかはとても理解できた。

    意外だったのは、結果よりもプロセスやメンタル面を重視していること。
    でもそれは彼の考え方としてはぶれていないとも思う。
    目標を定めて、着実に「今」できる練習を積み重ね、万全の状態でスタート地点に立ち、あとは42kmを走るだけ。

    1番にもの凄くこだわっているというのも面白かった。
    小学校のとき徒競走で負けた翌日から、毎日手のひらに「1番」と書いて学校に行っていた。
    1番の駐車場が空いていたら1番に停めるし、1番のロッカーが空いていたらそこを使う。
    1番が埋まっていたら、11番、それがダメなら111番。。。
    1という数字へのこだわりもさることながら「1番」という言い方が印象的。
    東京オリンピック後のインタビューで「6番だったけど、、、」という発言をしているのを見て、普通「6位」って言うけど、何か可愛らしいなと思ったのを憶えているが、こうしたこだわりを読むと、根源的に純粋でがむしゃらな競争心が潜むが故の言葉なのだなと思った。

    MGCで佐藤悠基に給水ボトルを渡したシーンはリアルタイムでも観ており、感動ものだったが、実は2018年のシカゴマラソンで日本記録を出したときに、同じことを同僚のモー・ファラーにされていたという事実を知り、そのありがたみを自然に自分の中に取り込み、とっさに高校時代の先輩に対して行えるというのは、出来そうで出来ないことで、心の柔軟さも感じた。


    さて、もう間もなく、彼がGMOインターネットグループの一員として参画するニューイヤー駅伝が開催される。
    MGCの関係で出場が決まっている中での東日本予選でのGMOの気の抜けた走りっぷりは目に余るものもあったが、近年の大迫の参画、村山、小野の移籍、島津、ムルワの新戦力加入と株式会社青山学院のような状況も緩和されてきており、どんな本気の走りを見せてくれるのか楽しみなところ。

    ブクログもかつてGMO傘下でしたよね。
    何となく縁があると、応援したくなります。

  • 待ちに待った「大迫傑」大先生の本。
    本屋で見かけて速攻で購入( ̄∇ ̄)

    いやぁー、カッコいいわぁ…

    まず、なにせ顔がカッコいい。
    帽子被ってもカッコいい。
    インタビューに答える、その佇まいがカッコいい。
    本の内容全然関係ないけど…(笑)

    こういうカリスマ性がある人って、ごくごく稀にいるんでしょうね…

    「誰が言うか?」って、とても大切な気がします。
    ファンだからこそ、結果を出してるからこそ、やはりその本には説得力がある気がしました。

    ちょうど1歳半の息子がいるからなのか、「マラソン」というよりも「教育書」として読んでた節がありました(笑)

    子供には「自分のことは自分自身で決める」スタイルで望みたいなぁ。

    でも、きっと口出したくなるんだろうなぁ…

    親子共々、これはきっと試練だ。

    <印象に残った言葉>
    ・SNSや情報が溢れている中で、走っている間は、それらのすべてから自由になって、自分自身とじっくり向き合い、心の声を掘り下げていくことができるというのも、自分の頭で考え、答えを見つける力をつけられるのも、すべてマラソンの魅力だと思っています、(P20)

    ・きついという感覚はすごく主観的なもので、冷静に考えて、そのきつさを分析すると意外と対応できるものです。「今きついのはどこ?呼吸?脚?脚のどこ?」そう問いかけると身体全体がきついわけではないと気づくので、少し楽になるんです。(P32)

    ・結局、100%自分のことを考えられる人は自分しかいないんです。誰を信じるかといったら自分自身であって、周りに合わせるということは僕にとっては無駄なことです。(P84)

    ・結局、今日の自分のベストを尽くすしかないんです。じゃあ自分にできることはなんだろうかとポジティブに考える。そうなれば不安はだいぶコントロールできるようになります。(P122)

    ・子供の頃から両親は僕に対して、自分が何をしたいのか決断するときは、自分自身で決めなさいと言っていました。それは後に言い訳をしないためにはすごく重要なことなんです。(P124)

    <内容(「Amazon」より)>
    市民ランナーのカリスマ、大迫傑、初の著書--。

    これは、MGCの前に、オリンピックの前に必読の書である。
    大迫傑は、悩みはすべて走ることで解決してきたと言う。
    走っている間は、自分自身とじっくりと向き合え、答えを見つけられるのだと。

    「僕が走ってきた中で見つけたこと、出会ったこと、現在の僕を形作っているものについて振り返ってみた」のが本書の内容だ。
    大迫傑の、強さも弱さもすべてがさらけだされ、そこにこの本を出すことの覚悟、これから挑むことへの覚悟を感じる。

    彼が教えてくれるのは、走ることの辛さと喜び。そしてそれを経験して学ぶ”生き方”。
    マラソン日本記録保持者の葛藤から生まれた思考法が1冊に詰まっている。

    〈目次〉
    自分の道を選ぶこと。
    マラソンを走るということ。
    どんな結果も受け止めること。
    環境が変わっても生き残る力を持つこと。
    「今」を積み重ねること。
    意志を持ち続けること。
    ライバルをリスペクトすること。
    不安をコントロールすること。
    言い訳をしないこと。
    目標を立てること。
    子供たちに伝えたいこと。
    大人たちに伝えたいこと。

    テキストのほかに、64ページにわたる写真もみどころ。オフショットも掲載。

  • カッコいい

  • 日本の男子マラソンを盛り上げた立役者の一人の大迫選手。彼がレース、練習についての考え方を率直に綴った1冊です。
    他人の評価を意識することなく、自分で決めたことを日々、淡々とやり続けることが最も重要というコメントには、イチローにも通じるプロ意識を感じました。
    まだ若いのに(28歳)、求道者っぽい雰囲気を感じさせる彼。近道して簡単にタイムを短縮する方法はなく、ランナーなら誰もが知っている練習(ロング、インターバル、テンポ走など)を、言い訳せず、ひたすら続けることしかないという指摘には、ごめんなさいと頭を下げながらも頷くばかりです。オリンピックでメダルでも獲ったら、彼の真摯な生き方、考え方がもっと広く理解され、人々にいろんな良い影響も与えるでしょうね。イチローみたいに。
    こういうアスリートらしいアスリートは好きですね。応援してます。

  • レース後のコメントで疑問だった事など大迫選手の様々な場面での考えを知る事が出来ました。これからも進化してくれそうで楽しみです。

    印象に残ったのは《意志を持ち続けること。》の章。

    やらない理由というのは探さなくても簡単に見つかるものです。だから僕はやらない理由よりもやるべき理由を常に探して積み重ねています。…人の顔は変わるものです。ストレスが多ければ眉間にシワがよるし、気持ちが穏やかな人は優しい顔をしている。同じように常に意志を強く持ち続けていれば、顔も体つきも、走りも変わっていくものなのです。


  • ここまで自分に厳しい人だとは思わなかった。ここまでやってもMGCでは勝てないのか。難しい。キツいと思った時は脳と脚を切り離して考える、なるほど。市民ランナーとして取り入れられる範囲で参考にしたい。

  • アイドル本のようなつもりで気軽に手にとってパラパラ見たらグッと引き込まれて買ってしまった。
    陸上をやってる人はもちろん、それ以外で何かに取り組んでいる人(と言うとほとんど全ての人に当てはまると思うが)は、その心構え的な部分でなんらか感じるところがあるのではとおもう。
    こんなにも妥協なく日々を過ごすことができるのか(しかも中学生の時から)、と言う驚きと共に、彼へのリスペクトが湧き上がってくる。。毎日確実に石を置いていく、と言うスラムダンク勝利学の教えを忠実に実践している人と感じた。
    やはりMGCの大本命!出し切ってほしい。

  • 【カリスマランナーの「走る」哲学】マラソンの日本記録保持者、大迫傑は、子供のころから道は自分で選んできた。走る人生の中で大切にしていることとは。

  • 自分をここまで律して生活できる人はいない、厳しい人だと思った。プロアスリートの中でも競技に取り組む姿勢が並外れた人物であると感じた。

  • 現役を退いたあとは指導者への道を思い描いてるとのことだけど、きっと「物言わぬ鬼コーチ・鬼監督」になっていそう。もちろんその鬼自身がかつて、誰よりも自分自身への鬼となって、限界まで我慢し尽くすストイックな日々を生き延びてきたからこその。

    「スタートラインに立った達成感」というフレーズが自分にはいちばん響いた。目標を達成できないのは、ゴール以前にまずスタートを目指さなきゃ駄目だからなんだと痛感。アスリートにかぎらずきちんと結果を出せている人たちは、きっと準備し尽くして臨んでいるんだろう。今からでも見習わなきゃ。

    【まとめ】

    Q1. 「走って、悩んで、見つけたこと」は何?
    A1. 走ることで悩んで、それを解決するのも走り続けることのうちにしかなかった。目指すゴールへと自分を導くためには、そこに至るまでのプロセス、練習の日々が大切。けっきょくどれだけ無駄なことを省き、ハードなトレーニングを毎日集中して続けられるか。つねに一人の時間を大切にして走り続けることで、それが正解かはわからないけど、答えはいつも見つかってきた。

    Q2. どうしても練習したくない日はどうすればいい?
    A2. したい、したくないではなくて、必要か必要じゃないかで考える。やらない理由は探さなくても簡単に見つかるもの。だからやらない理由よりも、やるべき理由をつねに探して積み重ねる。やらない理由を排除したら、やるしかないこと、やらなきゃいけないことだけが残る。そうやって意志を持って、物事をシンプルに、シンプルに、まっすぐに尖らせていくことを心がける。

    Q3. もう無理!と思うレースの終盤、どうやって粘りの走りをする?
    A3. もう無理!と思わなければいい。無理と思ったらそれは自分が諦めているということ。無理というネガティブなワードをポジティブなワードに置き換える。たとえば、どうやって残りのキロ数を走り切るかとか、これくらいのきつさだったら練習でもあったなとか、なるべく自分ができること、できたことをイメージするようにする。

    【キーワード】

    ・スタートラインに立つ
    ・余計なものを省いてシンプルに考える
    ・けっきょく練習の中でしか自信は戻ってこない
    ・いちばん辛い時期をいかに我慢できるか
    ・自分の感覚は当てにならない
    ・小さな妥協の積み重ねでできたギャップは埋められない
    ・きつさを分割して「今」に集中する
    ・どんなときでも意志を強く持つ
    ・無駄を省いて必要なものだけで自分の身を固める
    ・やらない理由/やるべき理由
    ・辛いときこそ前を見るのではなく、下を見て一歩いっぽ進む
    ・言い訳をしない、自分で決める、責任をもつ
    ・泥臭く走り続けることでしか強さは手に入らない
    ・シンプルに、できた/できなかった、やった/やらなかったで判断する
    ・まず大きな目標を立てる、ひとつひとつの決断はその理由がすべて最終的な目標とつながっていることが大切
    ・故障なく練習をする
    ・距離に対してリスペクトをもつ
    ・自分は強いと言い聞かせる

    【目次】

    はじめに

    自分の道を選ぶこと。
    マラソンを走るということ。
    どんな結果も受け止めること。
     コラム リカバリー&睡眠について。
    環境が変わっても生き残る力を持つこと。
    「今」を積み重ねること。
    意志を持ち続けること。
     コラム 食事について。
    ライバルをリスペクトすること。
     コラム ウエイトトレーニングについて。
    不安をコントロールすること。
    言い訳をしないこと。
    目標を立てること。
     コラム 1番にこだわる。
    子供たちに伝えたいこと。
    大人たちに伝えたいこと。
     コラム 「42.195km」との付き合い方。

    おわりに 走って、悩んで、見つけたこと。
    大迫傑に学ぶ Q&A みんなの疑問に答えます!

  • プロの覚悟はすごい。
    筆者の言う通り、最近は本当に市民ランナーのレベルが高くて、実業団の端くれよりもよっぽど意識の高い人が多いと感じる。私は、奇妙なことに走るのが好きではないのに大学まで長距離種目を続けた経験があり、そのときは言い訳ばかりで自主練等まったくしていなかったが、その時にこの本を読んで「必要か。必要ではないか。」の選択ができていたらと思った。

  • 私自身もランナーの端くれなんで読んだ。

    今後、指導者にと言うのは意外だった。
    よく言えば、ストイックに自分を追い込む。
    悪く言えば、周囲に構わないと感じていたから。

    読みやすかったな。
    なんかこう、一流の人って独特な考えとか持ってそうだし。
    でも、すっと入ってきました。

    私のランニングに落とし込むとすれば、
    ・レースに向けたプロセスを大切にする
    ・練習を休む言い訳を探さない
    ・一本一本のランを大切にする
    ってことかな。

  • 彼女が職場の先輩から借りてきた本。部屋に転がっていたので手に取った。
    大迫さんは敬虔な仏教徒のようだなと感じた。近道を求めがちで、楽な方に流れがちな僕にとって、彼の主張は目が覚める印象を受けた。

    こねくりまわして、何かやった気になるのは簡単だが、それでは何もなしえない。やらない理由を排除して、やる理由にフォーカスし、シンプルに物事を積み重ねることが何よりも難しい。

    タイトルにもあるが、悩んでもがいて見つけた答えには非常に大きな価値がある。スマートなプロセスで同じ答えにたどり着いても、果たして価値は同じなのか。

    テキトーに人生を歩んできた自負があるので、もっともがく経験が必要かなと感じた。
    とりあえず、日々の勉強とトレーニングを愚直に続けようと思う。今に集中することを意識。

  • アスリートって普段は表面上の姿とか試合の結果とか、インタビューで答えた部分しか見えないから、裏にもっている考えが見えるのっていい。

    ストイックだけど、走るのが好きなんだなぁというのを感じた。コーチとの関係が印象的。

    「休養はどれくらいとっていますか?」という質問に、「これを聞いてどうするのかなと思う。その質問をするということは、これくらいは休んでいいんだよねって納得したい、認めてほしい人なんだよね」という回答。なかなかグサッとくることも言う笑

  • 自分自身との対話、大迫さんかっこいいわ。
    オリンピック前に読みたかった
    「きつい」と思った時にそこで思考を止めるんじゃなくて、「どこがきついの?呼吸?脚?」って深掘りすることで対処の方法がかわってくる。って話、スポーツだけじゃなくて、とても大事なことだよね。

  • 競技に限らず、物事の捉え方、考え方、取り組み方など、とても参考になる部分が多かった。自分に対しても厳しく、精神的に強い部分を改めて尊敬した。

  • 地元 佐久長聖 出身の 選手が 書いた本。

    初優勝メンバーでしたよね。
    なんでも 1番が好きという話は 聞いていました。

    もっと 高校時代の話が あると 良かったのですが。

    ぜひ オリンピックに 出て 勇士を 見たいです。

  • 現役選手の考えを知ることが出来たのは収穫。
    内容は「そうだよね!」と共感・理解出来る点が多く、自分も間違ってはないことを認識出来て良かった。

  • 12月のフルマラソンに向けて気合を入れようと読む。東京マラソンでリタイヤした後、MGCで3位になる前の出版。両マラソンのことが書かれている。まあ、ここまでストイックに走れないなというのが第一印象、それではダメだと書いているが。でも、ランニングに限らなければ、どの世界でもとことん突き詰めなければならないというのは真実だと思う。ここまでにはいかないが、フルに向けて走りこもうと思う。

  • 2025.8.12.読了
    走ることだけでなく、人生をどう送るかの指針になった。

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