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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784163910840
作品紹介・あらすじ
市民ランナーのカリスマ、大迫傑、初の著書--。
これは、MGCの前に、オリンピックの前に必読の書である。
大迫傑は、悩みはすべて走ることで解決してきたと言う。
走っている間は、自分自身とじっくりと向き合え、答えを見つけられるのだと。
「僕が走ってきた中で見つけたこと、出会ったこと、現在の僕を形作っているものについて振り返ってみた」のが本書の内容だ。
大迫傑の、強さも弱さもすべてがさらけだされ、そこにこの本を出すことの覚悟、これから挑むことへの覚悟を感じる。
彼が教えてくれるのは、走ることの辛さと喜び。そしてそれを経験して学ぶ”生き方”。
マラソン日本記録保持者の葛藤から生まれた思考法が1冊に詰まっている。
〈目次〉
自分の道を選ぶこと。
マラソンを走るということ。
どんな結果も受け止めること。
環境が変わっても生き残る力を持つこと。
「今」を積み重ねること。
意志を持ち続けること。
ライバルをリスペクトすること。
不安をコントロールすること。
言い訳をしないこと。
目標を立てること。
子供たちに伝えたいこと。
大人たちに伝えたいこと。
テキストのほかに、64ページにわたる写真もみどころ。オフショットも掲載。
感想・レビュー・書評
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待ちに待った「大迫傑」大先生の本。
本屋で見かけて速攻で購入( ̄∇ ̄)
いやぁー、カッコいいわぁ…
まず、なにせ顔がカッコいい。
帽子被ってもカッコいい。
インタビューに答える、その佇まいがカッコいい。
本の内容全然関係ないけど…(笑)
こういうカリスマ性がある人って、ごくごく稀にいるんでしょうね…
「誰が言うか?」って、とても大切な気がします。
ファンだからこそ、結果を出してるからこそ、やはりその本には説得力がある気がしました。
ちょうど1歳半の息子がいるからなのか、「マラソン」というよりも「教育書」として読んでた節がありました(笑)
子供には「自分のことは自分自身で決める」スタイルで望みたいなぁ。
でも、きっと口出したくなるんだろうなぁ…
親子共々、これはきっと試練だ。
<印象に残った言葉>
・SNSや情報が溢れている中で、走っている間は、それらのすべてから自由になって、自分自身とじっくり向き合い、心の声を掘り下げていくことができるというのも、自分の頭で考え、答えを見つける力をつけられるのも、すべてマラソンの魅力だと思っています、(P20)
・きついという感覚はすごく主観的なもので、冷静に考えて、そのきつさを分析すると意外と対応できるものです。「今きついのはどこ?呼吸?脚?脚のどこ?」そう問いかけると身体全体がきついわけではないと気づくので、少し楽になるんです。(P32)
・結局、100%自分のことを考えられる人は自分しかいないんです。誰を信じるかといったら自分自身であって、周りに合わせるということは僕にとっては無駄なことです。(P84)
・結局、今日の自分のベストを尽くすしかないんです。じゃあ自分にできることはなんだろうかとポジティブに考える。そうなれば不安はだいぶコントロールできるようになります。(P122)
・子供の頃から両親は僕に対して、自分が何をしたいのか決断するときは、自分自身で決めなさいと言っていました。それは後に言い訳をしないためにはすごく重要なことなんです。(P124)
<内容(「Amazon」より)>
市民ランナーのカリスマ、大迫傑、初の著書--。
これは、MGCの前に、オリンピックの前に必読の書である。
大迫傑は、悩みはすべて走ることで解決してきたと言う。
走っている間は、自分自身とじっくりと向き合え、答えを見つけられるのだと。
「僕が走ってきた中で見つけたこと、出会ったこと、現在の僕を形作っているものについて振り返ってみた」のが本書の内容だ。
大迫傑の、強さも弱さもすべてがさらけだされ、そこにこの本を出すことの覚悟、これから挑むことへの覚悟を感じる。
彼が教えてくれるのは、走ることの辛さと喜び。そしてそれを経験して学ぶ”生き方”。
マラソン日本記録保持者の葛藤から生まれた思考法が1冊に詰まっている。
〈目次〉
自分の道を選ぶこと。
マラソンを走るということ。
どんな結果も受け止めること。
環境が変わっても生き残る力を持つこと。
「今」を積み重ねること。
意志を持ち続けること。
ライバルをリスペクトすること。
不安をコントロールすること。
言い訳をしないこと。
目標を立てること。
子供たちに伝えたいこと。
大人たちに伝えたいこと。
テキストのほかに、64ページにわたる写真もみどころ。オフショットも掲載。 -
カッコいい
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日本の男子マラソンを盛り上げた立役者の一人の大迫選手。彼がレース、練習についての考え方を率直に綴った1冊です。
他人の評価を意識することなく、自分で決めたことを日々、淡々とやり続けることが最も重要というコメントには、イチローにも通じるプロ意識を感じました。
まだ若いのに(28歳)、求道者っぽい雰囲気を感じさせる彼。近道して簡単にタイムを短縮する方法はなく、ランナーなら誰もが知っている練習(ロング、インターバル、テンポ走など)を、言い訳せず、ひたすら続けることしかないという指摘には、ごめんなさいと頭を下げながらも頷くばかりです。オリンピックでメダルでも獲ったら、彼の真摯な生き方、考え方がもっと広く理解され、人々にいろんな良い影響も与えるでしょうね。イチローみたいに。
こういうアスリートらしいアスリートは好きですね。応援してます。 -
ここまで自分に厳しい人だとは思わなかった。ここまでやってもMGCでは勝てないのか。難しい。キツいと思った時は脳と脚を切り離して考える、なるほど。市民ランナーとして取り入れられる範囲で参考にしたい。
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アイドル本のようなつもりで気軽に手にとってパラパラ見たらグッと引き込まれて買ってしまった。
陸上をやってる人はもちろん、それ以外で何かに取り組んでいる人(と言うとほとんど全ての人に当てはまると思うが)は、その心構え的な部分でなんらか感じるところがあるのではとおもう。
こんなにも妥協なく日々を過ごすことができるのか(しかも中学生の時から)、と言う驚きと共に、彼へのリスペクトが湧き上がってくる。。毎日確実に石を置いていく、と言うスラムダンク勝利学の教えを忠実に実践している人と感じた。
やはりMGCの大本命!出し切ってほしい。 -
【カリスマランナーの「走る」哲学】マラソンの日本記録保持者、大迫傑は、子供のころから道は自分で選んできた。走る人生の中で大切にしていることとは。
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自分をここまで律して生活できる人はいない、厳しい人だと思った。プロアスリートの中でも競技に取り組む姿勢が並外れた人物であると感じた。
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現役を退いたあとは指導者への道を思い描いてるとのことだけど、きっと「物言わぬ鬼コーチ・鬼監督」になっていそう。もちろんその鬼自身がかつて、誰よりも自分自身への鬼となって、限界まで我慢し尽くすストイックな日々を生き延びてきたからこその。
「スタートラインに立った達成感」というフレーズが自分にはいちばん響いた。目標を達成できないのは、ゴール以前にまずスタートを目指さなきゃ駄目だからなんだと痛感。アスリートにかぎらずきちんと結果を出せている人たちは、きっと準備し尽くして臨んでいるんだろう。今からでも見習わなきゃ。
【まとめ】
Q1. 「走って、悩んで、見つけたこと」は何?
A1. 走ることで悩んで、それを解決するのも走り続けることのうちにしかなかった。目指すゴールへと自分を導くためには、そこに至るまでのプロセス、練習の日々が大切。けっきょくどれだけ無駄なことを省き、ハードなトレーニングを毎日集中して続けられるか。つねに一人の時間を大切にして走り続けることで、それが正解かはわからないけど、答えはいつも見つかってきた。
Q2. どうしても練習したくない日はどうすればいい?
A2. したい、したくないではなくて、必要か必要じゃないかで考える。やらない理由は探さなくても簡単に見つかるもの。だからやらない理由よりも、やるべき理由をつねに探して積み重ねる。やらない理由を排除したら、やるしかないこと、やらなきゃいけないことだけが残る。そうやって意志を持って、物事をシンプルに、シンプルに、まっすぐに尖らせていくことを心がける。
Q3. もう無理!と思うレースの終盤、どうやって粘りの走りをする?
A3. もう無理!と思わなければいい。無理と思ったらそれは自分が諦めているということ。無理というネガティブなワードをポジティブなワードに置き換える。たとえば、どうやって残りのキロ数を走り切るかとか、これくらいのきつさだったら練習でもあったなとか、なるべく自分ができること、できたことをイメージするようにする。
【キーワード】
・スタートラインに立つ
・余計なものを省いてシンプルに考える
・けっきょく練習の中でしか自信は戻ってこない
・いちばん辛い時期をいかに我慢できるか
・自分の感覚は当てにならない
・小さな妥協の積み重ねでできたギャップは埋められない
・きつさを分割して「今」に集中する
・どんなときでも意志を強く持つ
・無駄を省いて必要なものだけで自分の身を固める
・やらない理由/やるべき理由
・辛いときこそ前を見るのではなく、下を見て一歩いっぽ進む
・言い訳をしない、自分で決める、責任をもつ
・泥臭く走り続けることでしか強さは手に入らない
・シンプルに、できた/できなかった、やった/やらなかったで判断する
・まず大きな目標を立てる、ひとつひとつの決断はその理由がすべて最終的な目標とつながっていることが大切
・故障なく練習をする
・距離に対してリスペクトをもつ
・自分は強いと言い聞かせる
【目次】
はじめに
自分の道を選ぶこと。
マラソンを走るということ。
どんな結果も受け止めること。
コラム リカバリー&睡眠について。
環境が変わっても生き残る力を持つこと。
「今」を積み重ねること。
意志を持ち続けること。
コラム 食事について。
ライバルをリスペクトすること。
コラム ウエイトトレーニングについて。
不安をコントロールすること。
言い訳をしないこと。
目標を立てること。
コラム 1番にこだわる。
子供たちに伝えたいこと。
大人たちに伝えたいこと。
コラム 「42.195km」との付き合い方。
おわりに 走って、悩んで、見つけたこと。
大迫傑に学ぶ Q&A みんなの疑問に答えます! -
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プロの覚悟はすごい。
筆者の言う通り、最近は本当に市民ランナーのレベルが高くて、実業団の端くれよりもよっぽど意識の高い人が多いと感じる。私は、奇妙なことに走るのが好きではないのに大学まで長距離種目を続けた経験があり、そのときは言い訳ばかりで自主練等まったくしていなかったが、その時にこの本を読んで「必要か。必要ではないか。」の選択ができていたらと思った。 -
私自身もランナーの端くれなんで読んだ。
今後、指導者にと言うのは意外だった。
よく言えば、ストイックに自分を追い込む。
悪く言えば、周囲に構わないと感じていたから。
読みやすかったな。
なんかこう、一流の人って独特な考えとか持ってそうだし。
でも、すっと入ってきました。
私のランニングに落とし込むとすれば、
・レースに向けたプロセスを大切にする
・練習を休む言い訳を探さない
・一本一本のランを大切にする
ってことかな。 -
彼女が職場の先輩から借りてきた本。部屋に転がっていたので手に取った。
大迫さんは敬虔な仏教徒のようだなと感じた。近道を求めがちで、楽な方に流れがちな僕にとって、彼の主張は目が覚める印象を受けた。
こねくりまわして、何かやった気になるのは簡単だが、それでは何もなしえない。やらない理由を排除して、やる理由にフォーカスし、シンプルに物事を積み重ねることが何よりも難しい。
タイトルにもあるが、悩んでもがいて見つけた答えには非常に大きな価値がある。スマートなプロセスで同じ答えにたどり着いても、果たして価値は同じなのか。
テキトーに人生を歩んできた自負があるので、もっともがく経験が必要かなと感じた。
とりあえず、日々の勉強とトレーニングを愚直に続けようと思う。今に集中することを意識。 -
アスリートって普段は表面上の姿とか試合の結果とか、インタビューで答えた部分しか見えないから、裏にもっている考えが見えるのっていい。
ストイックだけど、走るのが好きなんだなぁというのを感じた。コーチとの関係が印象的。
「休養はどれくらいとっていますか?」という質問に、「これを聞いてどうするのかなと思う。その質問をするということは、これくらいは休んでいいんだよねって納得したい、認めてほしい人なんだよね」という回答。なかなかグサッとくることも言う笑
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自分自身との対話、大迫さんかっこいいわ。
オリンピック前に読みたかった
「きつい」と思った時にそこで思考を止めるんじゃなくて、「どこがきついの?呼吸?脚?」って深掘りすることで対処の方法がかわってくる。って話、スポーツだけじゃなくて、とても大事なことだよね。 -
競技に限らず、物事の捉え方、考え方、取り組み方など、とても参考になる部分が多かった。自分に対しても厳しく、精神的に強い部分を改めて尊敬した。
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地元 佐久長聖 出身の 選手が 書いた本。
初優勝メンバーでしたよね。
なんでも 1番が好きという話は 聞いていました。
もっと 高校時代の話が あると 良かったのですが。
ぜひ オリンピックに 出て 勇士を 見たいです。 -
現役選手の考えを知ることが出来たのは収穫。
内容は「そうだよね!」と共感・理解出来る点が多く、自分も間違ってはないことを認識出来て良かった。 -
12月のフルマラソンに向けて気合を入れようと読む。東京マラソンでリタイヤした後、MGCで3位になる前の出版。両マラソンのことが書かれている。まあ、ここまでストイックに走れないなというのが第一印象、それではダメだと書いているが。でも、ランニングに限らなければ、どの世界でもとことん突き詰めなければならないというのは真実だと思う。ここまでにはいかないが、フルに向けて走りこもうと思う。
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2025.8.12.読了
走ることだけでなく、人生をどう送るかの指針になった。
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