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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784163910895
作品紹介・あらすじ
最後に生き残るのは誰だ!?
一気読み必至のサイエンス・サスペンス長編!
日本でいちばん天国に近い島といわれる「志手島」は、本土からは船で19時間、イルカやクジラの泳ぐコーラルブルーの海に囲まれ、亜熱帯の緑深い森に包まれている。
そんな楽園で、ギネス級かもしれない17センチの巨大カマキリが発見された。『びっくりな動物図鑑』を執筆中だったフリーライターの藤間達海は、取材のため現地を訪れるが、 志手島には楽園とは別の姿があった。
2年間で12人が、自殺と思しき水死体で発見されており、ネットでは「自殺の新名所」と話題になって「死出島」と呼ばれていたのだ。
かつて妻を自殺で失った藤間は、なぜ人間は自ら命を絶とうとするのかを考え続けており、志手島にはその取材も兼ねて赴いていた。
やがて島で取材を続ける藤間の身の回りでも不審死が……。
みんなの感想まとめ
この作品は、楽園と呼ばれる志手島での恐怖と謎が交錯するサイエンス・サスペンスです。主人公のフリーライター藤間は、島で発見された巨大カマキリを取材するために訪れますが、そこには自殺と思しき水死体が続出す...
感想・レビュー・書評
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図書館本(12)
巨大カマキリ怖かったっす。
ハラハラドキドキ、どんだけ大きいのか想像してみるけど実際にもし見たら恐怖よ。
主人公のフリーライターの人も現地の生物学者もそれぞれ過去に大事な人を亡くしていて
「いつか死ぬ日が来るまでは、生きなくちゃ。どうしたって後戻りがてきないなら、振り返ってもしかたない」て言葉が印象に残った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
天国に近い島といわれる「志手島」は本土からは船で19時間、イルカやクジラの泳ぐコーラルブルーの海に囲まれ、亜熱帯の緑深い森に包まれている。そんな楽園で、ギネス級かもしれない17センチの巨大カマキリが発見された。『びっくりな動物図鑑』を執筆中だったフリーライターの藤間は取材のため現地を訪れるが、 志手島には楽園とは別の姿があった。2年間で12人が自殺と思しき水死体で発見されていてネットでは「死出島」とも呼ばれていた。かつて妻を自殺で失った藤間はなぜ人間は自ら命を絶とうとするのかを考え続けており、志手島にはその取材も兼ねて赴いた。やがて島で取材を続ける藤間の身の回りでも不審死が…。野生生物研究センターの准教授・秋村と共に、カマキリを探しにサンクチュアリー(生態系保護地域)に分け入って目にしたのは、信じがたい光景だった。
幼い頃、道端にお尻から黒い針金みたいな物をにょろにょろ出してもだえ苦しんでいるカマキリを見たことがないだろうか。気味悪いと感じながらもあれは何だろうと今でも覚えている。本作を読んで長年の謎が解けた。あれはカマキリに寄生していたハリガネムシだったのだ! 本作は、このカマキリとハリガネムシが鍵となって生態系を考える特上のサイエンスサスペンスだろうと思う。
フリーライターの藤間と島の野生生物研究センター長・秋村先生との大人な関係性がgood。作者独特のユーモアにちょっぴり棘を含ませたテンポのある会話に思わず笑わずにいられない。荒唐無稽に見える展開も、背景となる科学的な根拠が裏打ちされていて納得できた。秋村先生の生物に関する講義はちっとも退屈さを感じずに真剣に読んでいたら、背筋がぞくりとさせられた。
「生存戦略ストラテジー【strategy】は生物の活動の根源で人間だって同じ。生き物の駆除も保護だってどっちも身勝手な人間が気分よく生存するための戦略なんだから」の文章には身につまされた。保護って聴こえはいいが結局は動物界の頂点に君臨している人間様が勝手に決めてやってることなのかぁ。
初読みが荻原浩さんで大正解。ダークサイド的にラストを持ってきたのは続編を考えてのことかもしれない。映画化したらさぞ面白いだろう! -
巨大カマキリが怖すぎる!!武器を振り回しながら襲ってくる虫って厄介だわ…
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フリーライターの藤間は『びっくりな動物図鑑』を執筆中。取材で本土からは船で19時間、亜熱帯の島・志手島へゆく。その島で巨大カマキリが発見されていた。島では自殺者、しかも水死が近年増加しており、藤間はそれについても取材を始めた。巨大カマキリは果たして…。
パニックもの。巨大カマキリと人間との死闘。非常に気持ち悪かったな。内容はそんなですが、会話等堅苦しくなく、謎がどうなるかも気になり、ページをめくる手は止まらなかったね、恐怖感を出すのがうまいね。私がそんな虫にあったら倒れるか、逃げるか(いや腰が抜けて逃げられないか)、鎌で首を切られやられるかのどれか。吐き気ばかりで、闘うのって無理よと思う、藤間も秋村先生も強いな。流行りの子供向けではなく、大人の動物図鑑って感じね。生存競争も考えるけれど、1m超えのカマキリ、寄生虫、怖いよ〜。怖いながらも一気読みの一冊。-
2019/12/04
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2020/07/19
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ページターナー。
後半連発される擬音語(!)が頭から離れない(うわぁ)
本土から船で19時間、週に一便。南の島で繰り広げられる、びっくり仰天な、戦慄が走りまくる、奇想天外な、でも実際起こり得る話。
寄生虫は詳しくないが、作中にでてくるハリガネムシが気になってネットで見てしまった。一生忘れない。
「生存戦略」。バランスが崩れると阿鼻叫喚な世界が始まる。
秋村先生と藤間のコンビがいい味出していた。 -
怖かったー!
下手なホラーよりぞくぞくした。
ジュラシックパークを見ているようなパニック感と、藤間と秋村さんの関係性がなんかよくてはまった。
藤間はハリガネムシ大丈夫なの?? -
「日本でいちばん天国に近い島」で巨大カマキリが発見され、フリーライターの藤間は取材へ向かう。しかし彼の本当の目的は別にあった。
パニックムービーを観ているような臨場感でグイグイ読ませた。
ネタバレ無しで読んだ方が絶対楽しめるので詳細は避けるが、
ナイナイのオールナイトニッポンで前に話題になった事柄を思い出し余計にリアルに感じた。
こう来たかってラストも○。
[図書館·初読·1月27日読了] -
荻原浩さんの新境地といっても過言ではない作品。
よくはできているものの、これまでの作風が好きな自分としては少し複雑。
最終的な終わり方は好みではあったが、中盤の中だるみで投げそうになってしまった。 -
オロロの暗黒ホラー男女逆版って感じでした。
とにかく気持ち悪い!
気持ち悪すぎて、途中でやめたら余計に後で怖くて眠れなさそうだったので、無理やり最後まで読みましたが、読後感最悪です。
当分麺類が食べられないよう><。。。 -
楽園のような南の島を舞台にしたパニックサスペンス。というかもうほとんどホラーです。息もつかせぬ展開に、後半は読む手が止まりません。ただしカマキリ嫌いな人は要注意の一冊です。
島で目撃された巨大カマキリの情報を得るために島に渡った主人公。そこで相次ぐ自殺の噂を聞き調査を始めたところ、事態はとんでもないことに。常識では考えられないレベルの脅威には恐れおののくと同時に、なんだかわくわくしてしまいました。もちろん、こんな状況に放り込まれたらそんな悠長なことは言っていられませんけれど。
たぶん要素としては相次ぐ自殺の謎の方がホラーなんですが。読んだ印象ではとにかく巨大カマキリの恐怖が凄まじくって。個人的にはそれほど好きでも嫌いでもないし、怖いと思ったこともないのだけれど。今後は普通のカマキリを見るだけでもなんだか怖くなってしまいそうです。 -
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どこにでもありそうな、楽園のような離島で自殺者が相次いでいる。そこには、驚くほど大きなカマキリが生息していた。自殺とカマキリを結びつけるものがあるのか。
読む途中で何となくこうだろうなー、というのは想像はつくのだが、楽しく読むことができた。
主人公と離島に住む教授、ではなく准教授の最後が描かれてないのが消化不良だ。 -
大好きな作家さんの最新作!
巨大カマキリとハリガネムシ⁉️
なんとも興味のないテーマでしたが、ハラハラドキドキしながら一気に読み終わりました。
元々虫が好きではないので、違った意味で恐怖感倍増www -
巨体カマキリと巨大ハリガネムシのスプラッターSF巨編。
えぐいシーンが続く続く。
でも気持ち悪くなる一歩手前で踏みとどまる絶妙な匙加減が上手い。最後のカマキリ軍団VS中年カップルは映像化して欲しいくらい、いい出来。新たな恐怖の到来を匂わすラストも良し。
楽しめました。 -
一言でいえば、昆虫版ジェラシックパークですね。
舞台は南の楽園、志手島。なぜか近年自殺者が増え「死出島」とも呼ばれ始めた島で巨大なカマキリが見つかった。妻を自殺で亡くしたフリーライターの藤間はカマキリと自殺の両面の取材で島を訪れ、生物研究センターの女性准教授・秋山と一緒に巨大カマキリを探すために山に入るのだが。。
発見するものの取り逃がし、周りから信じてもらえず。幾つかの被害からようやく事態は動き始め、やがて島を挙げての大捜索。最後には生物研究センターの宿舎での大活劇。そして終息は果たすものの続編でもありそうなエンディング。いや、新生物パニック映画の王道ともいえるストーリ運びです。それも『明日の記憶』や『海の見える理髪店』の荻原さんがです。
ハリガネムシという寄生虫がキーなのです。私にとってひたすら気持ち悪く投げ出しそうになった吉村萬壱さんの芥川賞作品のタイトル。本作でもその寄生虫の気持ち悪い事。まあ巨大カマキリとの戦い自体がグロテスクで残酷・不気味で相当なのですが。
こういうサスペンスにしてはストーリー進行が重く、ややジリジリしながら読み進めます。とは言えもともと達者な人ですから面白い。
主人公二人のキャラも良く出来てるし、適度に「らしい」ユーモアも入っています。
でもね。。なんで萩原さんがこの作品を書く気になったのか、それが最大のミステリーという気がします。 -
久々に読む著者だが、そんなにフォローしている訳ではないが、人間の機微を描く作家だと思っていたので本作を読んでびっくりした、なんだこれはパンデミックもの?それとも昆虫版ジュラシックパーク?こんなもの読まされるとは思わなかったのでびっくりした。久々に読むSFものなので新鮮だったというか完全にエンタメ小説だった。面白くない訳ではなかったがそれ程新鮮味のある小説でもなかったので、時間潰しと言った程度かな。
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日本で一番天国に近い島…国内最大級のカマキリと、島内で続く謎の自殺とをテーマに、1人のフリーライターが訪れたが…
なんでこの本を借りた(予約)のか覚えてないが、数冊借りたなかに同本があった。帯には「サイエンスサスペンス」読み出したら止まらない」と書いてあって、それなりの期待を持って読んだら…
ホラーかっ!てくらい気持ち悪い展開をかなり序盤から匂わせて、やっぱりな展開がクセになり思った以上に「読み出したら止まらな」かった。
後半の加速感というか、B級ホラー的な緊迫感は映像化したら面白そう(いや、でも映像では観たくない)。
読んでる途中で食事を挟んだが、とりあえず麺類は避けた。 -
体長17センチの巨大なカマキリが発見されたというニュースを受け、フリーライターの藤間は、遠い孤島の南国、志手島へと向かう。
楽園のような美しい島は、なぜだか入水自殺者の多いことでも知られる土地だった。
取材をはじめた藤間は、やがて楽園の影に潜むとんでもない事実を目の当たりにする。
荻原浩のブラックユーモアの「ブラック」の部分がだいぶ煮詰められたようなシュールさも漂う物語だった。
グロテスクな描写も多いのだけれど、「ユーモア」の部分が残っているために、軽妙な印象が残る。
その軽妙さがシュールさと相まって、良くも悪くもB級映画っぽい。 -
設定はB級パニックホラーなんだけど、至る所に伏線が張られていてその回収がさすがでした。
パニックホラーもあり、気がつくと怖い話的なゾクッと感もあり、楽しめた -
パニックサスペンス&クローズドサークル。怖かった。生物の巨大化、変化していくウィルスなど、いつどこで起きてもおかしくない。あるいは既に…といった恐ろしさもある。もうとにかくみんなが無事でありますようにと願って読み続けたのだけれど、最後、とても心配。どうなったのかな…。
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描写がとにかくシュールなパニックもの。
ところどころユーモアがあるのはやっぱりこの作家さんだなぁと思いました。
確かにB級映画感はあるけど、こういう感じめっちゃ好き。
ムシの画像とかググりながらイメージ高めました(笑)
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