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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784163911069
作品紹介・あらすじ
私はいったい、誰の味方なの?
社労士を主人公にした、究極のお仕事小説!
派遣社員から一念発起し、社労士の資格をとった朝倉雛子(まもなく28歳)。
小さな社労士事務所の一員となるが、舞い込んでくる案件は難しいものばかり。
・雇用の新ルールで有期雇用から無期雇用へ! それでも辞めさせたい経営者。
・年齢を偽って働いていた未成年の従業員が、就業中に怪我をしてしまった!
・人件費を減らすため、残業代を申請しないチェーン書店の店長。そんなのアリ?
・出張中に上司からセクハラを受けたという社員。しかし証言は食い違い……
・介護問題で時短を望むも、経営者からはアルバイトに戻ることを勧められた!
読んでいるうちにいつにまにか労働問題にも詳しくなれる!
ミステリー風味が効いたお仕事小説の傑作です。
みんなの感想まとめ
社労士として成長する雛子の物語は、エンターテインメントと社会問題への理解を巧みに融合させています。今作では、有期雇用の撤廃やセクハラ、未成年者の就労といった多様なテーマに取り組む雛子が、クライアント先...
感想・レビュー・書評
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お初作家。
エンタメお仕事小説ながら社労士というあまり理解していないジャンルを小説として楽しみながら理解できるのは良い。 -
有期雇用の撤廃から始まり、セクハラ、バイトテロ、未成年者の就労など、第1弾とは比べ物にならないくらい、様々な問題に立ち向かう、社労士2年目の雛子の物語。
2年目で「もうヒヨコじゃありません」って言う雛子は、相変わらず好きになれないが、なかなか表に出ることがない、総務の仕事を丁寧に扱っている部分で、今作は評価出来る。
今年の4月から「働き方改革」も始まり、その背景も含めて読むと、やはり簡単に「働き方改革」と言うけれども、簡単に社内体制を変更することも、残業を減らすことも難しいと言うことを、どこの会社も抱えているんだろうと考えさせられる。
これで、もう少し主人公が謙虚だとこのシリーズ、もっと面白いんだけど。 -
社労士雛子の2冊目。2年目を迎えてやまだ社労士事務所で仕事に精を出す雛子がまたしてもクライアント先で謎に遭遇してしまう⁉️
今回も連作短編だが物語はだんだん謎解きに重きを魅せてくる -
オール讀物2018年12月号:わたしのための本を、2019年2月号、書下ろし:春の渦潮、藪の中を探れ、らせん階段を上への5つの連作短編を2019年10月文藝春秋から刊行。前作とは違い、プロとしての朝倉雛子の活躍が楽しい。育ちました。
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シリーズ続編。
前回の新人ぽさが抜けて仕事をこなしていく姿が微笑ましい。
やっぱり気になったことは見過ごせず引っ掛かりを解いていく。知識と経験が増えた分かけひきができるようになりそこが面白かった。 -
社会保険労務士の雛子の活躍を描くお仕事小説。あまり馴染みのない仕事のように思えるけれど、社労士が関わる相手はそれこそどのような仕事をする人に関してもあてはまるので、他人事ではないかも。それぞれの立場と言い分をうまくすり合わせ、誰かを切り捨てることにはならない解決法を見つけていく社労士の仕事は大変なのでしょうが。清々しい気分になる読み心地です。
お気に入りは「わたしのための本を」。本好きならやはり気になるのはこの作品です。本屋さんの苦境は現実でも問題になっていることですが。ただ売ればいいわけではないこのような本屋さんの存在はあってほしいし、なくなってほしくないですね。だからこそこういう犯罪は、明確に裁けなかったとしても許せませんね。 -
逞しく成長している。事務所ではひよこちゃんなんて言われているけれど、クライアントに対して言うべきことははっきりと言う、社労士2年目の雛子。
前作よりも、ミステリー風味が加わっている。
社労士ミステリー小説! -
「ショッピングセンターなど、入っている施設のことを指して、館(やかた)と呼ぶらしい。」...懐かしい。業界じゃ一般的なことだったんだな。
小売業の未払い残業代、飲食店経営会社の本社社員の介護のための時短勤務希望、耳を貸さない経営陣、そして問題の根底にある人手不足人手不足人手不足...小売・サービス業の労働問題あるあるで溢れていて、読んでいて何度か苦しくなった。
ともすると小難しく回りくどくなりがちな、社会保険や労務について、予備知識が無い人でも楽しめるくらい読みやすくストーリーに落とし込まれていて、勉強になる。
そのうち実写ドラマ化しそう。 -
有期雇用から無期雇用に伴う配置転換。
年少労働者の労働制限。
サービス業の一人正社員の過労。
セクハラと嫉妬。
介護休業とバイトテロ…
1作目に続き不条理が蔓延する会社のトラブル解決に走る、社労士ヒナコに今回も楽しく読ませてもらいました。
人の営みとどう折り合いをつけるかって永遠のテーマ。 -
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社労士とはこんなお仕事なお話。
シリーズ第2弾。
社労士となってから1年が過ぎた主人公。
雇い主と従業員の間に入り現実問題と法律を上手にやりくりするのが社労士とのことですがなかなかのストレスな職業と思われます。
短編でとても勉強になります。 -
社労士として働く主人公から見た様々な人生がとてもリアルで、時に自分を重ね合わせ、完全に小説の中に入り込んでしまいました。ありがちな善悪の設定は控えめで、若い社労士の目が誰に対しても公平であるところに好感が持てます。
中年女性が自分の子の失敗(バイトテロとみなされる行為)をかばうと同時にSNSに書き込む場面は、その心理描写が巧みで、介護の場面はさらにすぐ直面する問題です。何事法律的な知識は必要‼
ちょっとした謎解きになっているところが面白いのですが、確認のため前を読み返さなければならないのは、著者の工夫でしょうか?
読後、ちょっとだけ社労士受けてみようかなあなんていう気になりましたよ(笑) -
派遣から資格を取り、社労士事務所で働く朝倉雛子が様々な労務問題に取り組む『社労士ヒナコ』の第2弾。
介護付き有料老人ホームから、個別指導が売りの学習塾、リフォーム専門の工務店まで、多種多様な職種と、問題に立ち向かうヒナコも2年目の春とあって、前回の様にやられっ放しでなく、それどころか冴えわたる推理と伏線回収、問題点を鋭く指摘し、働く者と雇い主のウィンウィンの解決策を模索していく。
えっ、ヒナコってこんなにデキるキャラだっけ?っていうか、これ、ミステリだったの~!!
労働を取り巻く法律やら働く者の権利やら、勉強になる一方、推理も楽しめて、次回作もぜひ読みたい作品になりました。 -
社会保険労務士のお話は初めて読んだ。短編集で読みやすい。ちょっとした謎かけもあり面白かった。何より社労士の仕事がどのようなものなのか、簡単ではあるが知ることができる。労働基準法もいくつか出てきて勉強になる。
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文字通り社労士である主人公ヒナコがクライアント先企業で起こる出来事を解決しながら成長してゆく物語で、出来事にはちょっとしたミステリー要素も含まれています。読みながら労務面の知識や考え方が身につくという思いがけない効能もあります。
ストーリー自体は企業内で起こる労務系のトラブルの解決ですが、そこには経営者のちょっとゆがんだ志向も手伝って話がおかしな方向に進みがち、そんなことにヒナコも毎度のことながら巻き込まれ、という展開です。社労士2年目ながら自らの信ずる”正義”と依頼主である経営者の思惑が対立するという図式、そこには赤字を避けたい、あちらを立てればこちらが立たず、のような葛藤も見え隠れていてちょっと同情したくなる面もあって、それゆえヒナコが社労士として提示する解決策がなかなかよい落としどころに見えるのです。
働き方改革の時流にものり、有給休暇5日取得義務化や5年以上勤務した有期雇用者の無期雇用転換などタイムリーなネタもちりばめられています。わたし定時で~やこれは経費で~と同様ドラマ化したらそこそこおもしろくなるような気がします。惜しむ点としては”謎”を解決する場面、ヒナコは単独行動が多いため、独り言ちて解決することが多くその思考についていけないことがあり、謎の真相がわかりにくいことくらいでしょうか。本作が2作目でまだつづきそうな気配ですから続編を楽しみにしています。 -
屋敷専務の使用者側の主張に対し、雛子が食い下がらずに打開策を見つけていくという展開が面白かった。
主張するよりもまず、聴く耳をたててくれるよう持っていくのが何よりも大変なのだ、と身に染みた。
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前巻がおもしろかったので、続編も読みました。どの業界も厳しいながら、なんとか頑張ってる。読むと、より実感します。
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シリーズ2作目面白かった
他の方も書いてましたが、主人公の成長も
感じれて楽しく読めました
話の中とはいえ色々な会社が、様々な問題があるんだな~と思いました -
ヒナコちゃんはヒヨコちゃんだったのか。。ひよっこのほうも読んでみたい。お仕事小説は好きだな。楽しく読めた。
本屋さんのプライドっていいな。
正論って大人になるほど苦手になる。 -
前作の方が良かった。労働問題の理解が進む。
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