カッティング・エッジ

  • 文藝春秋 (2019年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784163911120

作品紹介・あらすじ

リンカーン・ライム・シリーズ最新作!

ダイヤへの妄執を紡ぐ殺人者――ニューヨークを揺るがす大犯罪を暴け。

シリーズ原点回帰の傑作。



ダイヤモンド店で三人の男女が無惨に殺害された。

被害者は婚約指輪を受けとりにきたカップルとダイヤ加工職人。現場からはダイヤモンドも持ち去られていた。



科学捜査の天才リンカーン・ライムが捜査を担当することになるも、犯行直前に店を訪れた人物が殺害され、さらにはやはり結婚間近の男女がダイヤモンドへの妄執を口にする男に襲撃され、辛くも難を逃れる事件が起きる。連続する事件に振り回されるライムらのもとに、「プロミサー」と名乗る人物から、婚約したカップルへの異様な殺意を表明するメールが届いた。

犯人は関係者を次々に殺害しながら、逃走する目撃者のあとを追う。犯人より先に目撃者を確保すべく、ライムと仲間たちは必死の推理と捜査を展開するが――



ダイヤモンドをめぐる連続殺人は、やがて、ニューヨークを揺るがす大犯罪へとつながってゆく。後半にさしかかるや、意外な事実が次々に明かされ、事件の様相はめまぐるしく更新される。



名探偵VS完全犯罪計画の醍醐味を徹底追求した原点回帰の第14作。

みんなの感想まとめ

緊迫感あふれる連続殺人事件を描いた本作は、科学捜査の天才リンカーン・ライムが、ダイヤモンドをめぐる狂気の犯人と対峙する姿を鮮やかに描き出します。シリーズの魅力である意外性や緻密な推理が随所に展開され、...

感想・レビュー・書評

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  • 「カッティング・エッジ」(ジェフリー・ディーヴァー : 池田真紀子 訳)を読んだ。

    リンカーン・ライム・シリーズ14作目までたどり着いたぞ。

    あいかわらず捻りがきつい。(良い意味で)

    最後の最後まで楽しめる仕掛けが鮮やか。

    今回はいつものメンバーが勢揃いで賑やか。

    ロナルド・ブラスキーが一作ごとに味わいを深めていくのか楽しみ。

    まあこのシリーズはハズレなしって事で。

  • リンカーン・ライムシリーズ14弾。

     ダイヤモンドの加工職人とたまたま居合わせたカップルが殺害される。犯人は拷問の末目撃者を聞き出していた。目撃者の若者は逃げる、犯人と父親から。犯人「プロミサー」は行く先々でダイヤモンドへの異常な愛を見せつつ犯行に及ぶ。彼は雇われたプロで、背後にはダイヤモンドの寡占市場を狙う企業が控えているらしい。発掘を阻止しようと人工の地震を起こしたりもする。また、別方面ではメキシコギャングの弁護士からの依頼もある。

     久しぶりに本領発揮のニューヨークな気がする。いつものメンバーが集結し、それぞれの得意分野を生かして捜査。まさか地震まで起こす犯人とは驚いた。スケールが違うなー。ダイヤモンド偽装計画にしても。今回は特に映画化したら面白そう。

  • 展開の早さと結末が面白い。
    今後の展開を予期させる内容は
    流石です。

  • ダイヤに固執するサイコパスにぞっとさせられた。
    ライムとアメリアは、そして仲間の捜査員たちは、どうやって彼にたどりつくのか。
    一見小さな手がかりから真相にたどりつくライムの明晰な頭脳。そんなライムが思いがけない依頼を受けてびっくり。
    しかも、同時進行なの?
    アメリアも犯人のターゲットになっているし。
    まさか、あの人は事件に関わってないよね、と気になっていた人がいて、考えすぎだと思っていたのに。
    最初の事件の目撃者として犯人に狙われるヴィマルが、警察には行かないし父親との確執もあるしで思いがけない行動を取るからハラハラしどうしだった。民族とか宗教とか、複雑なものもあるから。事件の解決とともにこちらも一定の進展があったよかった。
    それにしても、終盤の怒濤の展開は、毎度翻弄されてしまう。
    それが楽しみに読んでいるとも言えるのだけど。
    次作も楽しみ。

  •  ミッドタウンにあるダイヤモンド店で3人の男女が惨殺される。被害者は、店主のパテルと、指輪を受け取るため店を訪れた婚約中の男女だった。現場に偶然居合わせ、発砲されながら、かろうじて逃げ出した弟子の青年ヴィマルは、警察に通報した後、行方をくらませてしまう。
     やがて、結婚を控えた男女がダイヤモンドへの異常な愛を口にする男に襲われ、「プロミサー」と名乗る男からマスコミあてに犯行声明が届く。

     リンカーン・ライムシリーズも早14作目。今回はダイヤモンドに妄執する男との対決かと思いきや、降って湧いたような事件や極秘の依頼などリンカーンを翻弄させる出来事が盛りだくさん。謎が謎を呼び、思わず叫びたくなる場面も。
     どんでん返しに続くどんでん返し。ジェットコースター小説は健在で、振り落とされないようにするのに精いっぱいでした。(あ~、楽しかった)

  • 1月-19。3.5点。
    リンカーン・ライムシリーズ。ダイヤモンドのカッティング職人が、殺害される。犯人は目撃者を探し、殺そうとする。

    半分過ぎからスピードアップ。何度もひねって、そう来たかという感じ。なかなか面白かった。

    次作であの犯罪者と決着かな。

  • リンカーン・ライムシリーズ第14作。
    さすがにここまで行くと作品の進み方とかが読めてくるのか、途中に脈絡なく突然に出てくるメキシコ人弁護士がが怪しいとか、12進方法で暗号を作成する黒幕はウォッチ・メーカーだったりしてと根拠なく思っていたのが本当に当たってしまい、こりゃ焼きがまわったかなと感じた。

  • シリーズをずっと読んでいると、こいつ怪しいと犯人が分かってきて、今回もそうだったけど、全体の黒幕がライムの宿敵だとは思わなかった。
    ウォッチメイカーが出てくる事件は面白い。

  • 読書備忘録545号。
    ★★★★。
    リンカーンライムシリーズ第14作。
    いろいろ試行錯誤してきたようですが、原点回帰的な完全犯罪を暴くノンストップサスペンス。
    ニューヨークダイヤモンド店でその店の店主と訪れていた男女2人が殺された。現場からは加工前のダイヤモンドが持ち去られていた。
    ライムが捜査を担当。いつものように現場に残された微細証拠から犯人像を割り出し、行方を追う。
    一方、ニューヨークを連発地震が襲う。地震の直後に起きるガス爆発。環境保護団体が地中熱ヒートポンプ建設を阻止するために行ったテロなのか?
    更に、ライムの元にメキシコの麻薬王の弁護士から検察の証拠が捏造されているのを科学捜査で暴いてほしいと依頼が来る。ライムはこれを受ける。
    繰り返されるダイヤモンドを巡る殺人事件。一見全く関係のない事件が徐々に関連性を持ち、ひとつの絵が出来上がっていく。その全貌を描いたシナリオライターに、ウォッチメーカーの影が!
    というストーリーです。いつものように読者も騙す。笑
    一時の感動は感じなくなりましたが、なぜここまで緻密にストーリーを組み立てられるのか!感服します。
    そしてアメリアとライムは夫婦。これもホッコリします。

  • リンカーン・ライムシリーズ第14作目だそうです。
    知らない間に続々と刊行されているんですね。
    今回のキーワードはダイヤモンド。
    ダイヤモンドの発掘、加工技術、その職人等々、女性ならずともまことに興味深いお話しです。
    希少価値が増すほど、そこにはやはり犯罪が起きるわけで、今回も、ただのダイヤモンドに固執した妄想を紡ぐ殺人者の追跡だけかと思いきや、そんなわけはなく、話はゴロンゴロンとひっくり返り、えっ?! えっ!? そんなことがこんなふうにつながるわけ?
    ちょっと待って(誰に言う)あれはどうなってんの?
    何でこれが出てくるの?
    頭を整理して読まないと?・?・?状態です。

    しかしあれですね、一番の驚きは、リンカーン・ライムとアメリア・サックスが結婚していたなんて・・・
    これで公私とものパートナーとなったわけですが、そういう新婚の様子にページを割かないのがディヴァーですね。
    まあ読者もそこには期待してはいないと思いますが。

    そしてもう一つ、最後に出てきましたね、宿敵のウォッチメイカー。
    次回でいよいよ対決となるのでしょうか。
    でもこれで決着がつくとこのシリーズは終わると思うのですが、それは寂しい。
    とにかく、真面目に読んでいない前作を読むことにします。

  • 最初から面白かった。いつもより鑑識場面少なかったような気もするけど。。

  • リンカーン.ライムシリーズ

  • ニューヨーク、ダイヤモンド加工業者と客二人が殺害され、高価なダイヤモンドが盗まれた。そして地震が発生。さらに大物麻薬密売業者の裁判で証拠品がねつ造されたことを証明してくれた依頼されるリンカーン・ライム。

    長い。果てしなく長い。従来のシリーズにあったホワイトボードに書かれた表がなくなっていて(読まずに飛ばしてした)さらに文字数が増えた。

    無駄が多いわけではないんだけど、一つの事件が解決するまでの適度な長さを遥かに超えている。伏線は全て回収されるのはスゴイけど。楽しみより苦しみが勝る読書だった。

  • リンカーン・ライムシリーズ№14
    いつものことだったのかもしれない残り50ページまではせいぜい★4の評価だった
    だけど50ページも残ってるのに物語は終わらない
    エピローグに50ページは長過ぎる
    やはりというか当然というかとんでもないどんでん返しが1つ残っていたさすがやわ!凄い!! と思っていたら残っていたどんでん返しは1つじゃなかった!!!
    14作目にしてこのクォリティ

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    イタリアを舞台にした前作『ブラック・スクリーム』から一転、ニューヨークに跳梁する殺人者との対決を描く本書は、『ボーン・コレクター』『ウォッチメイカー』の路線を引き継ぐ原点回帰の作品となりました。ダイヤへの妄執と婚約したカップルへの殺意を宣言する殺人者プロミサー。後半に入るや、次々に意外な真相が明らかになり、大胆な犯罪計画が姿を現わす―まさに“ドンデン返しの魔術師”ディーヴァーの面目躍如の傑作です。

    いつものことですが、ラストはうぁー、うぁー、の連続。
    ええ、びっくり波の1弾は想定していたからだよね、だよねとにやにやしてましたが2弾はえ?え?うぁー?の繰り返し。さすが、ディーヴァーです。
    ライムとアメリアが夫婦になってからの関係もにやにや。
    トムがいいよなと毎度思う。
    キンバーライトの意味が初めてわかった作品でした。
    ブルーダイヤモンドはあこがれです。

    The cutting Edge by Jeffery Deaver

  • 単に宿敵との最終決戦に向けた非常に手の込んだイントロ。
    しかしディーヴァ氏は新シリーズの執筆に余念がなく、次にライム達に会えるのは暫く先になりそうだ。

    そろそろ旧知のボッシュに会いにゆく頃合いかも…

  • 安定したいつものやつです。楽しみましょう。

  • ライム物の14作目。1作目の『ボーン・コレクター』を読んだのが20年位前だ。あの時のわくわく感は今も覚えている。ニューヨークメンバー勢ぞろいで挑む本作は、やっぱり安定の面白さ。ただし、どんでん返しのパターンにも慣れてきてしまっているので、驚きはなくなっているが、サスペンスフルな面白さは今でも健在だ。若干前半が、長く感じるところもあったが、後半はスピーディに展開しており、総じて期待通りの面白さであった。

  • リンカーンライムの推理が冴える。ダイヤモンドに執着する殺人鬼が跋扈するが、実はそれも前ぶりだった。そこにもう一つ絡んでいた犯人がニューヨークに地震を起こそうとして、何とか防げたものの、いまいち未だ解けない謎が残る。
    ライムが最後にその謎を解くと意外な結末であった。 ただそこにまたさらにキーワードがあり、最後の2ページであっと言う名前が登場。ウオッチメーカー! 凄いな。ただこの後はリンカーンシリーズはちょっとお休みの様だ。

  • 自分の推測が当たっていたという快感は味わえたが、それは途中までで、さらにその上があったことは読んでて楽しくなる。
    関係ないかと思われたあらゆる出来事はだんだん繋がってくる感覚はたまらない。
    最後の最後まで安心できない。楽しかった。
    証拠をホワイトボードに書いていくというあの作業がなくなって私は私はいいと思った。

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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