「この世界の片隅に」こうの史代 片渕須直 対談集 さらにいくつもの映画のこと
- 文藝春秋 (2019年11月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784163911359
作品紹介・あらすじ
2019年12月20に全国ロードショーの『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。
2016年の『この世界の片隅に』の公開前から各所で行われた、片渕須直監督と漫画家・こうの史代の4年に及ぶ数々の対談を記録する。
すずという女性、呉の記憶、家族のかたち、戦争、絵を描くこと…マンガとアニメ――。漫画原稿、最新アニメビジュアル、設定資料、取材写真……、精緻に構築された作品世界を原作者と監督がめぐる旅。
――こうの
誰しも自分が主人公で、世界の真ん中にいて……みたいに感じがちなんですけど、ふっと心の底で誰かを思い出したりするときに、それは片隅な気がするんです。
――片渕
いろいろなことを考えたり思ったりして生きていますけれど、もしその人がいなくなったときに、その人の「想い」って残らないと思うんですよ。すずさんにしても、後に残るものはほんの一部しかない。だけど、「本当はこの人の中にはこんなものがあるんだよ」というのを見てあげる……と、そういう物語な気がします。
〈本文より〉
感想・レビュー・書評
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30冊目『「この世界の片隅に」 こうの史代 片渕須直 対談集 さらにいくつもの映画のこと』(こうの史代/片渕須直 著、2019年11月、文藝春秋)
映画「この世界の片隅に」(2016)の原作者:こうの史代と監督:片渕須直により行われた6つの対談と、片渕須直への特別インタビューをまとめたもの。
互いが互いをリスペクトしていることがよく伝わってくる。2人ともものづくりに対する執念は凄まじい。
〈ただ、私は”外側の人間”として、さらにその外側にいる人たちに伝える役割はできるのではないか、と思うのです〉詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
製作秘話と、観ていて気付かなかったポイントが楽しめる。本文で触れられるシーンについては、原作の該当場面を掲載して読者の便宜を図ったり、ページ下段には注釈欄を付け、対談内容を資料的に補足。細部まで盛り込まれている時代考証の話は分厚く、当時の疑似体験に限界まで挑戦した観がある。本書でそこに言及しなければ、徹底したこだわりも知られる事がなかったかもしれず、作品をより楽しめるトリビアに満ちた副読本。
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・途中まで読んで、ずーっと積読した末に断念。。
・映画見て読みたくなったら読むということで一旦「読み終わった」ということにする -
2020年12月11日読了。アニメ映画「この世界の片隅に」原作者・こうの史代と監督・片渕須直の対談集。企画段階から「~さらにいくつもの~」発表まで、資金も公開する劇場も目処が立たない状況から彼らがよくコミュニケーションし、お互いを尊重して作品を作り上げていったことがよく分かる、非常に幸福な作品であり、自分も一鑑賞者としてその作品に関われたことは名誉であったことだなあ…クラウドファンディングでちょっとは出資できればよかったなあ…とも思ってしまう。(そんな機会はなかったが)原作は未読だが、単なるゆるふわ絵ではなく、この人の漫画技術が非常に高く、また実験的・挑戦的な試みが多く盛り込まれた作品なのだということが分かった。ぜひ読んでみたいし、この映画もぜひ自分の子どもたちにも見せて、その丁寧さに打たれ、色々考えてほしいものだ。
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さらにいくつもの片隅にがたのしみ
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色々な裏話やらきけて面白いです。
名犬ラッシーの話で、あれロミオの青い空の後なら絶対自分世代なのに、全く覚えてないのはどーゆーこった、と見てみましたら、うん、これは子供にはヒットしなかったかな、となりましたが、今見るとまっすぐな子供たちに心が洗われる気分に。他の世界名作劇場もこんなだっけか。子供と大人の世界の差に、マイマイ新子を感じたりしました。
著者プロフィール
こうの史代の作品
