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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784163911571
作品紹介・あらすじ
感染した女どもを焼き払え。
男たちがそう叫ぶ。
眠りについた女たちは「別の世界」で目をさます。そこは廃墟に様変わりしたドゥーリングの町。さまざまな事情を背負う受刑者、刑務所長、平凡な主婦だった者、あるいは妊婦。彼女たちは、それぞれにできることを担いながら、彼女たち以外に誰もいない世界で生き延びようとする。
残された男たちのあいだでは恐怖と不安がつのっていた。繭を破れば凶暴化する女たちへの恐怖。眠ってしまった女たちが二度と目覚めないのではないかという不安。伴侶や娘を失った者は絶望し、まだ眠っていない女たちは睡魔から逃げのびようと苦闘する。しかし女を憎悪する男たちは眠る女たちを焼殺しはじめた。一方、謎の女イーヴィを刑務所で匿う男たちは、彼女を守ることこそが事態の解決に導くと信じるが、そこへ急進派の男たちが武器弾薬で武装して、イーヴィを始末すべく迫りつつあった。
町はずれの森の中にそびえる巨木。この世ではない別の世界。女たちの死を悼むように舞う美しい蛾――奔放なイマジネーションが彩る物語は、壮絶なクライマックスへと突入する。
世界最強の作家父子の唯一無二のパワーを目撃せよ。
みんなの感想まとめ
多様な女性たちが眠りにつき、別の世界で再生を果たす姿が描かれた物語は、彼女たちのそれぞれの背景や葛藤を通じて、サバイバルの厳しさと人間関係の複雑さを浮き彫りにします。眠りから覚めない女たちと、彼女たち...
感想・レビュー・書評
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オーロラ禍スタートして2日目以降、起きている女性がどんどん少なくなっていく。それと、眠った女性たちが行き着く場所”私たちの地”という、なんや猿の惑星の惑星みたいなのをイメージするようなところと、繭につつまれた眠り女性本体のある現世との対比というか、並行的に物語が進む。なんというか、ほんの数日間でこれだけワヤになるというのもアメリカンではあるなぁ、、と(ワヤにならんかったら小説にはならんだろうが)。日本で同じことが起きた時に、きっと数ヶ月は”様子見”になるだろうなぁ、と思いますねぇ。イーヴィではなくて、イザーナミとかいう名前にでもしてねぇ。で、なんも起こらんで、そのままわからんままに有耶無耶に起きてくるという話になるとか(笑)。ともかく、個人的にはもうちょっと大樹の虎とか狐とかのそこらへんをもうちょっと書き込んでほしかったのと、イーヴィもなぁ、、。なんか惜しいなぁと思う。やっぱり訳書は苦手だぁね。2017年原作で、日本語訳は2020年10月、オーロラ(眠れる森の美女の主役姫の名前)シンドロームをオーロラ禍と訳したりと、伝染病パンデミック的な煽りがあるが、それが逆に不要。とてもガッカリさせられる。もっと純粋にキング節で攻めるほうがよかったのに(主観)
ただし、映画化したらよさげ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で借りました。
上下あわせた2ヶ月近くかかりました。
買わなくて良かったです。 -
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2021/08/12
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2021/08/12
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2021/08/12
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今回のはよく分からなかった。
登場人物も多くて、誰だったっけ??が多くなってしまったし。 -
シャノンとシーラの話要らなくないか?下巻にはほとんど出てこないし、夫婦喧嘩させたいなら他にも色々理由はある。
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あんなに長くて大変って思ってたのに
終わりそうになると
も少し続いてって・・・
二人が上手くいって欲しいし
キング・・・でしたね -
眠った女たちは、違う世界の同じ町で目を覚ます。
男たちは女たちを取り戻そうと殺し合うお話。
イーヴィが結局何なのかはよく分からなかった。
エンジェルが格好よくて好きになった。 -
下巻も結構大変だった。人が多すぎてどっち側の人かわからない。情報が多すぎて入ってこないんだと思う。その辺がパパキングと違うとこか。
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二段組で上下巻合わせて900ページを超える(本文のみ)大作の下巻。よくよく読むと“オーロラ病”は、すべての女性が寝るだけで陥る(寝なければ大丈夫)症状だから病気ではないのかも。繭に包まれる状態の類似(→盗まれた街)も追加しておこう。さて、昏睡状態の女性たちは実は……というのが下巻の目玉で、こちらは『漂流教室』を連想した。お約束の大団円だが、思ったほど人死が多くなかったのが救いだった。で、結局なんだったのかよくわからなかった。おもしろかったけどね。
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圧倒的パンデミック・ホラー巨編とのことだったが、ホラー感は薄い。恐怖感が足りない。
眠りについた女たちは繭に包まれ、いつ目覚めるか分からない。起こそうと繭を破ると狂暴になる。
イーブィと名乗り、蛾や蛇、孔雀、狐などを操る女がカギを握っているようだが、それらの動物たちの役割もはっきりしないし、イーブィの役割も分からない。ちなみに女たちを包む繭は蛾のものらしく、繭が破られると大量の蛾が飛び出す。
下巻では、女たちはパラレルワールドと思われる世界で目覚める。
女だけの世界で生きていくのか。それとも男のいる世界に戻るのか。
この小説のテーマは男女の分断だったのか?
「読んだ」という満足感も無く、あの高評価は何だったのかという思いだけが残った。 -
眠りに落ちた女性たちがどうなってしまったのか、ここでようやく明らかになります。「大樹」の向こうで新たな世界を築きつつある女性たち。男がトラブルの元だと考える者にとっては、女だけの世界の方がそりゃあ平穏で平和なのですが。果たしてそれでいいものなのかどうか。これはこれで全然幸せにも思えないのだけれど、どちらがいったい「ましな世界」なんでしょうか。
そしてこちらの世界でわずかに残る女性と、状況を打開しようとする男性たち。謎の女・イーヴィをどう扱うのが正しいのかも全くの謎で。対立するクリントとフランク、どちらも元通りの世界を求めているのは同じなのだし、どちらに肩入れすればいいものかが迷います。個人的にはフランク、あまり好きになれない人ではあるのですが。しかし彼の愛情もまた偽りではないだけに、まるきり悪者として見ることもできないんですよね。
さまざまな形でどんどん屠られる犠牲者たちがなかなかにつらいのだけれど。果たして元通りの世界、あるいはさらに良い世界を取り戻すことができるのか。ここからは読む手が止まりません。嫌な人も多いけれど、素敵な人も多いんですよね。ヴァネッサがカッコよくっていいなあ。惚れ惚れしました。 -
下巻。
永遠の眠り病に罹ったと思われていた女性たちは、なんと未来の世界に飛ばされていた。日本のライトノベルやアニメの影響なのか、この設定には驚いた。
長い年月に風化された場所で目覚めた女性たちは、知恵を集めなんとか文明的な生活を取り戻そうと協力し、独自のコミュニティを形成していく。その一方で、現実世界では取り残された男性たちが、この疫病の鍵を握ると思われるイーヴィを捕まえようと、刑務所の襲撃という暴力的な手段に訴える。
作中では、男しかいない世界、女しかいない世界がこのまま続いたらどうなるのか、という問題提起が示される。結局、男も女もお互いの存在を認め合って宥和するラストは、キングにしてはおとなしい着地点だった。男女平等は昨今、重要なテーマだし、アメリカでも日本と同じように根深い問題だということは伝わってきたが、スティーヴン・キングの小説で読みたいものではない気がする。
刑務所襲撃シーンだけは昔のスティーヴン・キング節で生き生きとしていたが、全体的に毒気を抜かれたような啓発的な匂いが気に障るのは、息子のオーウェン・キングの影響だろうか。オーウェンが本当に書きたいテーマならば、父親の威光を借りずに真正面から書いてみてはどうか。 -
この人には、老成とか枯れるとかいうことはないんでしょうか。ストーリー自体はシンプルだけど、細かいところで調子込むのが相変わらず。
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後半失速、オーウェンか?
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面白い。
説明がつかない不思議な事象と言うスティーブンキングの手法は同じ。
ただ長いそして不必要に多い登場人物とサブストーリー。もちろんこれが話に深みと感情移入をさせるものだとわかっていてもあまりに長いので適当に流し読みになってしまう。
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うーん、ちょっと苦手なファンタジーになってしまった。
監獄襲撃シーンが長すぎないか?女性と男性の断絶というかジェンダー問題がテーマなのだろうけど単純すぎないか?な
んだか不満が残る超大作。
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