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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784163911588
作品紹介・あらすじ
韓国を震撼させたベストセラー、日本語版がついに登場!
緊迫する日韓関係の中で、韓国で一冊の本が大きな話題を呼んでいる。
7月の刊行以来、11万部のベストセラーとなっている『反日種族主義』は、元ソウル大教授、現・李承晩学堂校長の李栄薫(イ・ヨンフン)氏が中心となり、現状に危機感をもつ学者やジャーナリストが結集。慰安婦問題、徴用工問題、竹島問題などを実証的な歴史研究に基づいて論証、韓国にはびこる「嘘の歴史」を指摘する。
本書がいわゆる嫌韓本とは一線を画すのは、経済史学などの専門家が一次資料にあたり、自らの良心に従って、事実を検証した結果をまとめたものであるということだ。
その結果、歴史問題の様々な点で、韓国の大勢を占めてきた歴史認識には大きな嘘があったことが明らかにされている。そしてそうした嘘に基づいた教育が何年も積み重ねられた結果、韓国の人々の多くは誤った歴史認識を正しいものと信じ込み、反日に駆られている。
民族主義というより、意見の合わないものを力ずくでも排除する非寛容な「種族主義」が韓国には蔓延しており、それが日韓の関係を危機に陥らせている根源なのである。
本書は大韓民国を愛する学者たちによる、憂国の書だ。
目次
日本語版序文
はじめに
プロローグ 嘘の国
第1部 種族主義の記憶
1 荒唐無稽『アリラン』
2 片手にピストルを、もう片方に測量器を
3 食糧を収奪したって?
4 日本の植民地支配の方式
5 「強制動員」の神話
6 果たして「強制労働」「奴隷労働」だったのか?
7 朝鮮人の賃金差別の虚構性
8 陸軍特別志願兵、彼らは誰なのか!
9 もともと請求するものなどなかった――請求権協定の真実
10 厚顔無恥で愚かな韓日会談決死反対
第2部 種族主義の象徴と幻想
11 白頭山神話の内幕
12 独島、反日種族主義の最高象徴
13 鉄杭神話の真実
14 旧総督府庁舎の解体――大韓民国の歴史を消す
15 親日清算という詐欺劇
16 ネバー・エンディング・ストーリー 「賠償!賠償!賠償!」
17 反日種族主義の神学
第3部 種族主義の牙城、慰安婦
18 我々の中の慰安婦
19 公娼制の成立と文化
20 日本軍慰安婦問題の真実
21 解放後の四十余年間、慰安婦問題は存在しなかった
22 韓日関係が破綻するまで
エピローグ 反日種族主義の報い
解説 「反日種族主義」が問いかける憂国 久保田るり子(産経新聞編集委員)
感想・レビュー・書評
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韓国人学者が自国の課題を歴史的事実と照らし合わせながら紐解いていく作品。
読み終えて、この作品を韓国で発表するのは勇気がいっただろうなと感服しました。
なんといってもプロローグが強烈。
いきなり「嘘の国」と題して、国民も政治家も学者も裁判官も嘘をつく、虚偽に基づく告訴が日本の1250倍!偽証罪も430倍!
おー、いきなり強烈な出だしにビックリしました。
その後は冷静に慰安婦問題や土地の収奪問題、竹島問題などを淡々と事実と照らし合わせながら、韓国の民族主義の問題点を指摘していきます。
後半は日本の政治の至らない点も明らかに。言って騒いだもん勝ちみたいになって、謝罪や賠償をしてしまったのはまずかった。
そういう意味でも世論を作り出すマスコミの問題は大きいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
池上彰さんの番組で特集していて興味を持ち読んだ。韓国人が書いていることに希望の光が見える。反日感情を、事実を確認することもなく刷り込まれ育っていれば、そりゃ日本を嫌うに決まっている。どうか、この本を韓国も日本も読んで、仲良くできないものか…と切に願う。
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資料や作者の推理、思想を全て正しいと考えるのは危険だが、この本の内容はほぼ信用できると思う。韓国を種族主義と断定しているが、最近日本にもそういう人間が増えてきていると感じている。平気で嘘、ねつ造、過大表現で、自分を弁護する自分主義が蔓延したら日本も危ない。
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親日的であるとか自虐的であるとか、そう言うレベルでこの本を論じてはいけないと思う。このままでは祖国が亡びてしまうという危機感に突き動かされた憂国の書。その熱い思いに久しぶりに感動した。
さらにその筆は、韓国の運動家と連帯する日本の活動家をも指弾する。この人たちは出鱈目を拡散して日韓関係を破綻させて、その先にどの様な世界を作ろうとしているのだろうか。
ただ、嘘つきの国韓国というのは少しセンセーショナル過ぎる言い方。誰であれ嘘つきと言われたら心穏やかではいられないだろう。刺激的な言葉ばかり取り上げられて矮小化されてしまわないか心配。 -
韓国の人が真実を見つめると、こんな本になるけど、もっと中立であったほうがイイね。少し韓国のことをしつこく非難し過ぎなので、途中で飽きてしまいました。
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いろんな意味で驚いた。まずはこのような趣旨の本が韓国で出版できたこと。もう一つは韓国にもファクトベースで冷静な思考ができる研究者がいること。最後には自分も過去の韓国との外交経緯をつぶさには知らなかった事。
著者たちのような人材や議論が感情的な反発を超えて受け入れられるようになれば韓国も本当の意味で先進国の仲間入りができるようになるだろう。逆に今までのように事実よりも感情を優先し、おかしな銅像を建てまくったり、隣国の国旗を燃やしたりしているようでは国際社会での地位向上は難しい。韓国にとって重要な試金石になると思う。
いずれにしろ韓国の反日はもはや日本との外交問題ではなく、韓国の国内問題なのだから、我々は横目で見ていればよい。 -
反日種族主義 日韓危機の根源。李栄薫先生の著書。 反日種族主義という大胆な言葉が気になって読了。歴史を中立的で客観的な視点から振り返るのは素晴らしいことだとは思うけれど、反日種族主義に対する反感からかえって日本びいきになり過ぎてしまっては公平ではないし、被害者の方々やその子孫の方々の感情には寄り添えないと思う。
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日韓の歴史を史実に基づき検証し、韓国の主張が理不尽なものであることを韓国人が発信している。本書のプロローグで、韓国人の気質をなんとなく理解できる。そのうえでこれまでの韓国の外交を冷静に見直せば、韓国側の主張に同意はできないが、韓国がなぜそのような行動をとるのかがわかるようになるだろう。
プロローグには、以下のような内容がある。
「2014年だけで偽証罪で起訴された人は1400人です。日本に比べ172倍だといいます。」ということで、平成26年(2014年)の日本の偽証罪で逮捕された人数をネットで検索してみた。警視庁が発表している資料があり、偽証罪の認知数は8となっていた。その他にも、保険金詐欺の被害総額や誣告(ぶこく:虚偽に基づく告訴)の件数などの金額や件数がアメリカや日本と比較して巨大だという紹介している。嘘をつくことは悪いことと感じる我々の感覚とは大きく異る社会が存在することを示している。
ここ数年、歴代韓国大統領は、任期終了後逮捕されている。最近だけでも、第16代大統領:盧武鉉さんは検察が収賄容疑で操作中に自殺をしている。第17代大統領:李明博さんは収賄・背任・脱税等の罪で逮捕されている。第18代大統領:朴槿恵さんは不祥事が重なり罷免され、ソウル中央地裁(第一審2018年4月6日)にて懲役24年、罰金180億ウォン(約18億円)の実刑判決が言い渡されている。
このような社会で過ごしている国民が政治・外交を司る国が韓国であり、我々の感覚のママで対峙することはとても危険な行為となることなのだと考えるようになってきた。もちろん、一個人としてみれば、そんな人達だけではなく、我々の感覚に近い人もいるであろうが、国と国との関係は、注意深く読み解く必要があるということ。
歴史や領土問題については、本書を読み、改めて理解を深めることができた。 -
非常に読み応えがありました。「ウソつきの国」と言いきる筆者が、「大韓民国」という国家の現状を憂い、何をどう変えていかなければならないのかを綴った書です。彼の国でこのような本を出すことを決めた著者の強い思いと、決断力に驚きます。特に日本に宛てたメッセージというわけではありませんが、我が国でも程度の差こそあれ歴史を直視できない人が増えてきているのではないかと危機感を覚える昨今。可能な限り偏った考えを捨て去り、正しい歴史認識の上に立ってこれからどのような国にしていきたいかを国民一人一人が深く考える。そんなきっかけにすることが出来ればと思いました。
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読まなければと思いながら、漸く。社会的影響力の大きな本。韓国では著者が暴行被害にもあっている。
冒頭から飛ばす。というよりも、旗幟鮮明。論拠も立脚点も明確。韓国サイドにありながら、嘘みたいなバランス派だ。ー知的弁別力が低く羞恥心がなければ、嘘による利益が大きくなり、社会が嘘に寛大であれば、それが、集団の文化として広がっていく。韓国の偽証罪は日本の430倍、保険詐欺の総額はアメリカの100倍、と。
ー日本語に身を投じた陸軍特別志願兵。植民地日本に忠誠を誓った帝国の先兵ではあったが祖国の干城である。2つの祖国において忠誠と反逆の等価性を身をもって実践し証明した歴史的存在だ。彼らは決して反民族行為者ではない。
有難い。日本と共に戦った韓国の兵士を反民族行為と切り捨てるのは、やはり日本サイドとしては、やりきれないから。この発言には震える。
1930年代以降日本では公娼制廃止運動が起こり、そのため台湾で活躍した日本が朝鮮人の娼妓。慰安婦問題は、よく分からない。偽装肉の返金に並んだ市民、持ち主不明の1000万円に群がる人たちと一緒にしてはならないだろうし、デートレイプドラッグの事件とも混同しそうになるが、通底するのはニュアンスだけで、本質は異なる。被害女性はいた、強制性はあった、しかし、強制したのは軍部ではなく民間業者で金は裏で家族に支払われていた、という事例もあるだろう。戦争と外交が絡み合って複雑にしている。
最早、韓国が反日を刷り込み続ける事に、民主主義の票集めの活力を除けば、価値は無いのではないだろうか。国民のコントロール性を失い、GSOMIA破棄に到達するリスクさえある。冷静さを取り戻すには最上の書なのだろうが。 -
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韓国人が書いていることに意味がある。
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反日種族主義
どうして韓国は、ああも日本を嫌うのか?
36年間の日本による併合統治が原因であれば、同じように50年間にも渡り併合統治されて来た台湾が何故あれ程に親日であるのか?
欧米の植民地政策とは違い日本は双方で同化政策をとった。環境改善やインフラを整備し、産業を育て、教育もし、行政を育てて来た。その間、台湾よりもはるかに韓国の方が優遇された面もあるはずなのに…台湾には色濃く「日本精神」が残り、韓国には…
私は韓国の映画が好きだ。とても面白いものが多くある。韓国人は優秀なところいっぱいあると思ってる。
日本よりも遥かに競争社会で人の3倍くらい努力してやっと認められるかどうか見たいな厳しい国の中で揉みに揉まれた人達が優秀で無いはずがないと思っている。
それなのに、外交であれ産業であれスポーツであれ何でもかんでも日本が相手だと傍若無人で独りよがりなアホの子…みたいな態度や言動の数々…アレは一体、何だ?何なんだ?って感じて来た。
従軍慰安婦も戦時徴用労働工も竹島も嘘ばっかりだし、あろう事か国内でも詐欺や偽証が蔓延って自国民同士でも騙し騙され、食うか食われるか…を繰り広げているなんて…何と過酷な社会なんだろう。
余りにも過当競争が激しくて殺伐とし、生きる苦しさに満ちている気がしてならない。日々日常の苦しさの吐口としての「反日」が有るのなら、これは永遠に無くならないだろう。唯一の逃げ場なんだから…
「反日無罪…」って言葉に潜む深淵の深さを感じざるを得ない。
それでも今の韓国社会を激しく憂いて、声を上げる人達がいたと言うことは嬉しく感じる。その勇気は素晴らしいものだけど、どうか無事で生き延びてほしいとも思う。
韓国でもベストセラーになった本書に書かれている事実を韓国民はどう受け取ったのかな?日本よりも進んだネット社会の筈だからちょっと調べたら事実かどうかの精査なんて訳もないんだし、若い人達が本当の歴史に触れていく契機になればいいなと思う。もちろん日本の若い人たちも同じく… -
本当に胸糞が悪いです。日本とも中国とも異なる朝鮮民族の世界観、親族像を初めて知りました。「何親等先でも自分の親族である」、民族そのものが自分の家族であるという自覚のもとに生活を重ねていると思います。
日韓関係にはこれまで大きな外交問題となっており、目を向けたくなかったので敢えて報道から目を背けていました。歴史的な経緯、戦後の状況、研究者たちの考えも良くわかります。
本書の多くを占める慰安婦問題は一度でも気になっていた方は必読でしょう。日本人研究者の功名心による虚偽の出版物、インテリ層による作られた慰安婦像、様々な思わくをもった人たちによる嘘の積み重ねが戦後40年たってからの慰安婦問題となったことを改めて知りました。
海外でアジアの方と会うと、太平洋戦争は私たちにとっては祖父の代ですでに終わった戦争と考えてしまいますが、向こうはそうではないことを実感することがあります。「お前の国はなぜあのような戦争をした?」、と何人かに質問されたこともあります。その時には自分の意見をはっきりと答えることができなかった記憶があります。私たちは多くの資料を知るべきです。この良書を多くの人に読んでいただきたいと思います。 -
2020/09/12-11/07
韓国大丈夫か?
というのが読み始めから最後まで一貫しての感想。
韓国人の友人もいるし、和食以外であれば韓国料理が一番美味しいと思うし、韓国に行ったときに親切にしてくださった人々を今も覚えているけど、だからこそ、「韓国大丈夫か?」に尽きる。
国としての韓国は物質主義で嘘に対して寛容。詐欺罪は日本の172倍で、虚偽に基づいた告訴は500倍、一人あたりにすれば日本の1250倍と、とんでもない数の嘘のかたまり。日本だって「さくらの会」の答弁見ていると、先行きかなり不安だが、徹底した教育を鑑みると、国民レベルで根底から危ないのは韓国と言って良いと思う。
強制労働を問題にし、アメリカ ニューヨークのタイムズ・スクエアの電光板に映し出した映画「軍艦島」を宣伝する際に、「韓国人が強制労働させられた」と利用された写真は、韓国人ではなく、日本人だった。それも強制労働の写真とは無関係な写真だった、なんて「嘘」を立証しているようなもの。
慰安婦問題だってそう。この本を読むきっかけになったのは、慰安婦問題であったが、著者が言うように、「日本軍従順慰安婦」に対して問題視するなら、「米軍慰安婦」も「韓国軍慰安婦」も同様に問題視するべきであり、2002年時点で、20-30代の女性の就業人口の8%にも達する「韓国の中の慰安婦」問題をもっと問題にしないといけないのではないだろうか?
いつも思うけど、慰安婦像を建てる人たちは何がしたいのか?徴用工で日本を咎める人はなにがしたいのか?と考えていたが、それは「反日種族主義」に行き着くんだと納得した自分がいる。
もしかしたら国ベースでは今後もこのまま解決できることはないのかもしれない。それであれば、個人ベースで、経済を通してお互いを知り、仲良くなっていくしか無いのかなぁとも思う。
国は邪魔しないでほしい、と切に願う。ただ、可能なら韓国人の人々が気づいて、国レベルで仲良くなれたら、とも本気で思う。 -
ーーー 暗愚なる民族の賢明なる研究者たち ---
正に命を懸けた告発、いや、同国民に対する大いなる危機感より生じた韓国社会を蝕む病理に対する警告の書である。
重度の物質主義とその目的達成のために、偽証や詐欺が蔓延する社会。それは日韓の歴史のみならず、数百年単位で韓国社会の全てを蝕んで来た。
それを払拭すべく著者らは警告する。
「長い間、外に対して閉ざされて来た中、専制政治の暴圧を受け、大多数の国民が奴隷根性に染まり、精神文化が堕落し、嘘をつくという悪習が横行し、官吏はひたすら王に従順であることだけが忠誠であると考え、王が卑怯で愚かだったせいで、国が滅びたのです。一言で言えば、自由と独立の精神を知らなかったため、国が滅びました。」
2019年に韓国で大ベストセラーにはなったが、韓国人の特質から考えて、影響は限定的・短期的なものに留まるであろう。
恐らくは韓国は未来永劫、その呪いから解放されることは無いに違いない。
(エヴェンキ族だから、仕方が無いか?)
個人的な感想としては、やっと韓国でも事実やデータに基づいた研究や主張が可能になってきたように思う。
本書の内容は、日本の(左派でない)真っ当な研究者が従来から主張してきた内容と全く同じである。
日本の左派研究者、左派政治家にも是非読んでもらいたい内容である。 -
日韓関係が最悪な状況をむかえる中で韓国人の学者が記述した日本統治下の韓国とその後の反応について書かれた本。資料を丁寧に調べており、全体的に説得力のある内容でした。一方で、韓国内の保革対立の中で革新側を攻撃(保守派を擁護?)するために書かれた書でもあるため、相手方を攻撃する際の文体は、所によっては激烈です。
【日本語版序文】
序文からして率直だな、と感じました。終戦後に韓国から日本への密航が行われたのは史実であるもののあまり触れられません。そのことから言及とは流石だなと思いました。
【プロローグ】
冒頭から、韓国は嘘をつく国と言及され、唖然としました。数字を列記されているので、読み手としては反論しようがありませんが。とにかく「嘘」という「文化」について論じられ、だんだん読み手のこちらが憂鬱になってきました。
【小説アリラン】
そりゃ、こんな小説を読んだら韓国人は日本人のことを大嫌いになるだろうな、と感じました。いくら虚構である小説でも、大衆に嘘の認識を植え付けるのはどうかと思いました。そもそも、時代考証って何なんだろう。。
【朝鮮土地調査事業】
韓国の教科書に記載されている朝鮮土地調査事業の国有化比率について言及された章。まぁ、こちらも嘘が何も検証されずに流布されていく様子が描かれています。
【米の収奪/輸出】
収奪ではなく、移出(朝鮮→日本)であり、韓国内で流布されている俗説が間違えていると論破しています。
【植民地支配方法】
こちらの章では、朝鮮域内に於いて、日本と同様の民法が適用されたため、公式の仕組みとしての差別や収奪はなかったと記しています。
【強制動員】
現在日韓間で問題になっている、徴用工の問題。国際法上の問題というより、そもそも事実に基づいていないと言う話しになってました。また、当時の採炭方法についても言及されており、なるほどな、と思いました。結果として、朝鮮人炭鉱夫の方が給与が高い事例があると言及もされています。この辺りは、1時が万事なのか、全体から見てイレギュラーなことなのか、本書だけでは判断出来ないな、と感じました。
【朝鮮人日本兵】
この事象は、韓国人にとって評価しづらい問題だろうと感じました。日帝の手先といえばそうですが、朝鮮戦争の時に勇敢に戦った英雄でもあり、この件は日本人がどうこう言うより、韓国人がどう考えるかかな、と思いました。
【請求権協定】
結論は書かれていることに同意できますが、法的にこれが正しいのかは、正直わたしにはよくわからないな。と思いました。国際法上の論点がもっとある気がします。
【国交正常化交渉】
どの国でも野党が与党の反対にまわるのは常なので、問題ないとは思いますが、本書が韓国保守派の史観で書かれていることが良くわかります。
【白頭山神話】
日本書紀に書かれた事項が真実か?という話を思い出しました。聖徳太子が実在の人物とはかなり異なっていた、という話ですが、韓国にも同じような話しがあるのかと。まあ、民族の神話というのは、そんなものでしょうが。
【竹島問題】
事実は記載されている通りだろうと感じますが、韓国人には受け入れ難いだろうな。と思います。早く、国際司法裁判所で審理して頂きたいものです。
【鉄槌】
ここまで来ると、まあ勝手にやってよ。という感想になりました。俗説がいつのまにか事実になっていました。という感じですね。
【朝鮮総督府撤去】
金泳三大統領が、右派政権の痕跡を無くすために撤去したとは知りませんでした。建物を撤去したからと言って、歴史が変わるわけはないのですが。。
【親日清算】
日本に協力した者を吊し上げるというよりも、大韓民国建国の功労者を貶めることによって、大韓民国建国を否定する意図があるとの論説。まぁ、そうなのでしょうが、日本を巻き込むなよ。と言いたくなります。
【賠償責任】
そもそも、強制動員とは何か、という定義の問題であるとの論調です。確かに、自発的に国外に行った人を強制動員とするのは乱暴です。無闇に被害者の数を多く出そうとしているのではないかと思ってしまいました。
また、賠償を複数回受けた人がいる一方で、全く受けられない人がいるという不公平も指摘しています。
【慰安婦問題】
米軍にもあっただろう。韓国軍にもいただろう。民間にも慰安婦がいただろう。なのになぜ日本軍だけが殊更問題になるのか。という論旨です。まぁ、そうなのでしょうが、比較論をしてもあまり意味はないかと思いました。
慰安所設置について、軍が設置して慰安婦を募ったのではなく、既にある民間の施設を慰安所とした。ということは知りませんでした。戦時中は種々の民間事業が軍に接収されており、慰安所もその一環と考えると合点がいきます。
慰安婦に関する吉田証言が完全なでっち上げであることも、本書では言及しています。まぁ、1人の人がついた嘘がこれほど国際関係を悪化させた例って他にあるんですかね。
また、挺身隊と慰安婦を混同しているが故に、事態がややこしくなっているという指摘ももっともだと思いました。しかも、公娼制と慰安婦も混同しているし。
結局のところ、事実がどうかというより、慰安婦問題という虚構を作り、その虚構を広めることによって、植民地時代という屈辱的な時代の記憶から脱却したいということなのだろうと解釈しました。
【結び】
著者達が李承晩を信奉している保守派なので、李承晩を持ち上げる記述が続きます。李承晩の遺志を継いでおらず、反日主義に堕ちた現状を嘆いていますが、その李承晩自体が反日教育を推して、竹島を占拠した事実に全く触れないのは公平性に欠けるのではないかと思いました。 -
反日種族主義について知りたくて読書。
種族とく聞き慣れないタイトル。種族の意味は冒頭は説明されて理解する。
本書を読む限り、当初イメージした痛烈な自国批判本というほど強烈でもなく淡々とエビデンスを元にしながら丁寧に説明しているという印象を受ける。
日本を礼賛しているわけでもなく批判する箇所もあり、韓国の自国史観を全否定しているわけではない。
興味深く読んだのは、プロローグ「嘘の国」、第1部1、荒唐無稽「アリラン」、第2部11、白頭山神話の内幕、13、鉄杭神話の真実、第3部18、我々の中の慰安婦、19、交娼制の成立と文化
韓国内からこのような本が登場し韓国でこのジャンルの本では異例の10万部のベストセラーになったというニュースだけを聞いて、韓国人内からの自浄作用的に変化するのかとちょっとだけ期待もしたが、本書を読むと根深すぎて内的な変化は無理ではないかと絶望感を感じてしまった。
読書時間:約1時間30分 -
読了。
日韓両国で話題の本書。歴史・経済の専門家が一次資料にあたり、アカデミズムの良心に従って、学術的に事実を検証しており、所謂嫌韓本とは一線を画す。日韓双方で「日本の朝鮮統治を美化するもの」との反発もあるようだが、永劫併合の目的のため、朝鮮の精神文化を破壊しようとした日本の帝国主義について、本書は明確に批判している。色々な立場や考えが交錯するのは承知の上で、猛烈な批判を覚悟しつつも、自国の現状を憂い、出版に踏み切った著者/編者の勇気には、率直に敬意を表したい。一方、敬意を表するがこそ、日本人が自身の正当化のために本書を利用するような行為は品性を欠く、とも思う。本書を肯定的に取ったにせよ、否定的に取ったにせよ、これ韓国内でベストセラーになった現実に、硬直した日韓関係打破の微かな希望を感じる。 -
【韓国震撼のベストセラー】憂国の研究者グループが、慰安婦問題、徴用工問題、竹島問題などを実証的研究に基づき検証。韓国に蔓延する「嘘の歴史」を指摘する。
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ジェイソン・モーガン推奨
李栄薫の作品
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