コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163912295

作品紹介・あらすじ

NHKスペシャル『コロナショック〜経済危機は回避できるか』著者出演、大反響!▼リーマンショックを超える経済危機は、3つの時間軸で襲ってくる。第1波 日本のGDP7割を占めるローカル産業の壊滅(飲食、小売、エンタメなど)第2波 自動車、電機など大企業 グローバル企業へ波及第3波 金融恐慌の発生・欧米でもローカル経済圏破綻の打撃が大きい(cf.リーマンは金融圏のみ)・中国による牽引役が期待できない ・ソルベンシー問題と逆石油ショックが金融危機へ・破産したくなければ企業は短期PLを本気で捨てよ・手元キャッシュが全て・最悪を想定・危機におけるリーダーの”べからず集”とは?・経済のグローバル化傾向は、このまま続くのか?・企業が、個人が、政府が、コロナショックを生き残る鍵とは?

感想・レビュー・書評

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  • 『コロナショック・サバイバル』は、4/7に7都府県に対して出され、翌週4/16に全国に拡大された新型コロナによる緊急事態宣言もまだいつ収まるのかも不透明な4/30に急遽出版された。著者の冨山氏は、産業再生機構時代にカネボウ、ダイエー、JALなどの企業再生に関わった。

    コロナショックは、20年前のバブル崩壊後の金融破綻、10年前のリーマンショックとその後の東日本大震災といった危機に続く大きな危機だが、これまでの危機とは大きく異なる点がいくつかある。それはまずコロナの影響がグローバルであること、それが日本のバブル崩壊や東日本大震災のときと異なる点だ。中国というグローバル経済の成長を牽引するような巨大市場が今回はないことも大きい(中国はすでに大きく成長し、成熟してしまった)。さらに大きな相違点は、今回の経済の影響が金融セクターではなく、観光、宿泊、飲食、エンタメ、小売り、住宅などのローカル経済をまず痛めるということだ。『なぜローカル経済から日本は甦るのか』において著者は、ローカル経済が日本のGDPや雇用に占める割合の大きさを示したが、今回そのローカル経済から影響が始まることが大きい。そういった考察から、今回のコロナショックは、過去の危機をその広さと深さと長さにおいて大きく上回る可能性があると指摘する。

    著者らの分析では、今回の危機はまずローカル企業(L)から始まり、グローバル&ローカルな消費停滞によるグローバル企業(G)に影響が波及し、そしてグローバル企業の資金繰り悪化を受けて金融システム(F)の破綻につながるのが最悪のシナリオになる。この流れを何とか食い止める必要があるのだ。その中でも優先するべきは、「財産もなく収入もない人々」と「システムとしての経済」であるという。今の政府の対策は十分なものなのかはわからない。もちろん100点の回答はないことは明らかであり、今の手厚い対策は将来の負担増や打ち手を狭めるリスクも負っている。著者が強く主張するように、危機が去った後、不必要になった手当が残存するようなことは避けなくてはならない。下手な邪魔や、自己満足のための不満の表明などは控えて、個人としての対応策を練るべきなのだろう。

    おそらく今回の危機で、もともとの基礎体力がなかった企業は倒れていくだろうと予測する。手元流動資金の潤沢さ、平時における稼ぐ力(営業キャッシュフロー)、自己資本の厚み、が命運を分けるだろう。きちんとした経営がきていない基礎疾患を抱えたゾンビ企業はここで息の根を止められることになる。しっかりとした経営をしてきた企業が、これを機会として優位性の確保や買収などを通してさらに強くなることが期待されている。

    著者は、この危機に際して、TA (Turn Around)からCX (Corporate Transform)にまで進んだ企業が次の世代にも生き残るのだという。それはこれまでの日本におけるローカル企業の低生産性と低賃金、グローバル企業の停滞を転換するきっかけとしなければならないのかもしれない。基礎疾患を抱えている企業は退場を迫られるかもしれないと著者はいうが、日本という国家も基礎疾患を抱えていることは明白である。舵取りを誤ると、事態を回復しようもないほど悪くしてしまう可能性もありうる。今のコロナショックは、将来必ず歴史の教科書に書かれるものだ。その危機をどう乗り切ったのかが、企業、国、世界といったレベルで記憶されることになる。その中で通信産業が果たすべき役割もあるはずだ。

    本書で書かれたことは、まずは、簡単な現状分析と、それに臨むための危機における経営の心得やべからず集といった一般的なことがらである。具体的な提言について、著者は続編を準備しており、6月にも刊行予定だという。それまでにコロナの収束状況については今よりも見えてきているに違いない。日本的経営というものの病理をあぶりだし、いかにしてCXにつなげて生産効率を高めるのかということが論じられるのかもしれない。新しい働き方や人材獲得のロジックが語られるのかもしれない。その先に、都市集中から地方のコンパクトシティの推進というものを進めることを主張するのかもしれない。いずれにせよ、どういうものになるのか、期待したい。

    (参考)
    【修羅場の経営の心得】
    (1) 想像力 - 最悪の装置を置き、最善の準備をせよ
    (2) 透明性 - りそな再建の教訓: Bad Newsをあからさまにせよ、信用毀損をおそれるな
    (3) 現金残高 - 短期的なPL目標は本気で捨てろ。日繰りのキャッシュ管理がすべてだ
    (4) 捨てる覚悟 - 何を本当に残すか、迅速果敢な「あれか、これか」の「トリアージ」経営を行え
    (5) 独断即決 ー 戦時独裁ができるトップ、姿が見えるトップを選び、真の「プロ」を集めて即断即決、朝令暮改
    (6) タフネス - DRAM産業(エルピーダ)喪失の教訓 - 手段に聖域を作るな、法的整理でさえ手段に過ぎない
    (7) 資本の名人 - JAL再建の教訓 - 2種類の「お金」を用意せよ
    (8) ネアカ - 危機は、新たなビジネスチャンス!「国民感情」に流されず投資や買収に打って出よ
    【修羅場の「べからず」集】
    ・見たい現実を見る経営
    ・精神主義に頼る経営
    ・人望を気にする経営
    ・衆議に頼る経営
    ・敗戦時のアリバイ作りに走る経営
    ・現場主義の意味を取り違える経営
    ・情理に流される経営
    ・空気を読む経営


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    『なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略』(冨山和彦)のレビュー
    https://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4569819419

  • まず、コロナショックについて。時間軸的にはL(ローカル)な経済圏の中堅・中小のサービス業が打撃を受け、次にG(グローバル)な経済圏の世界展開している大企業とその関連の中小下請け企業へと経済収縮の大波が襲っている。この段階での衝撃を受け損ねると、次は金融システムが傷んで今度は金融危機のF(ファイナンシャルクライシス)の大波が起きかねないというのが冨山さんの見方。そして、厄介なのは、この第二波は日本自身が国内の爆発的感染をうまく抑え込めても、主要市場である欧米で今のような状況が続き、後述する中国が爆発的な大量消費モードに戻らなければ、日本のグローバル大企業や関連する地域の中堅・中小企業に押し寄せてしまうことで、ことは日本だけの問題では済まないという見方。全く違和感は有りません。
    こうした見方に対して、企業の生死を分けるのは、1)手元流動性(現預金)の 潤沢さ、2)金融機関との従来からの信頼関係、そして3)平時における稼ぐ力(特に営業フローの厚み)と自己資本の厚みだという。まずは利益よりキャッシュを大事にしろというのはTAのコンサルとしての経験が言わせるもの。判り易い。そして、経営は調整型ではなくトップダウンで、現実を見た正しい判断をすべき言っている。当該企業がもともと持っている組織能力、コアコンピタンス(企業の中核となる強み)に磨きをかけ、既存事業の競争力、収益力を持続的に「深化」させるとともに、イノベーション領域の新しい事業シーズを「探索」し、投資して取り込む組織能力をも具備した「両利き経営」ができる企業体へと進化しなければならいというのが結論だと思う。来月にはCXに関する本、いわゆるこの本の続巻が出るらしい。注目されるのはDXではなくCX。CXとは、破壊的イノベーションによる産業アーキテクチャーの転換が続く時代に、日本企業が会社の基本的な形、まさに自らのコーポレートアーキテクチャーを転換し、組織能力を根こそぎ変換することらしい。続巻が楽しみ。

  • 危機時において楽観的な想定を置いて対策を講じていると、現実が厳しい方向に転換したときに施策が後手に回り、戦力の逐次投入になり、会社はじわじわと、やがて坂道を落ちるようにどんどん窮地に追い込まれていく

    人間というものは弱いもので、最悪の事態を具体的に想定するのは考えるだけでも恐怖であり、大変なストレスを感じる。

    Bad newsをあからさまにせよ、信用毀損をおそれるな

    日繰りのキャッシュ管理がすべて

    何を本当に残すか、迅速果敢な「あれか、これか」の「トリアージ」経営を行え

    真のプロをあつめて即断即決、朝令暮改

    手段に聖域を作るな、法的整理でさえ手段にすぎない

    国民感情胃流されず投資や買収に打って出よ

     国民感情や社内の空気などという実態不明のお化けに惑わされず、理屈通りにするのが経営である

    経営力は決断力x実行力で決まる

    悲観的・合理的な準備 楽観的・情熱的な実行

    緊急経済対策、守るべきは「財産もなく収入もない人々」と「システムとしての経済」

    平時の頭のよさ、book smartだけでは役立たない
    モノをゆうのは修羅場の実戦経験に裏打ちされたstreet smart度合いである

    モノからコトへの流れは加速する

    今を生き延びる胆力、決断力と次の時代を見据えて改革を始動する先見力の療法を兼ね備えているのか、今まさにリーダーの真価が問われているのだ

    危機の時代は、まずリーダーの時代である。誰よりも体を張り、リスクを取り、ハードワークし、結果責任を背負うべきはリーダーである。そんなリーダーがいてはじめて、最前線を担う現場は思い切り闘える。現場力も生きてくる

  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画
    著:冨山和彦

    <所感>
    *
    コロナショックの経済への波及ルート等、前半部分は頭の整理に良い
    *
    危機にあっての経営手腕、という点では、「言うは易く行うは難し」感は否めないものの、まぁそうだよね、という印象
    *
    具体的なCX(Corporate Transformation)については、後編を出版予定らしく、この本だけでは立ち入れていない



    <メモ>
    *
    過去、危機の局面をその後の持続的成長につなぐことに成功した企業は、危機の克服や事業再生、すなわちTA(Turn Around)モードを引き金としてCX(Corporate Transformation)を展開した企業である。
    *
    今回の危機は、感染症リスクに備えるために人々が様々な経済活動を控えることから生じている点で実体経済から始まっている。金融サイドから始まった経済危機であるリーマンショックとは順番が逆であり、その分、私たちが受ける影響は直ちに強烈なものになる。
    *
    L型産業群は今やわが国のGDPの約7割を占める基幹産業群である。
    *
    危機の時代は、同時に政治や経済や産業の大きなパラダイム転換の起点、あるいは分岐点になっている。危機によって既存の仕組みが壊れ、既得権者が大きく傷み、色々なことが流動化するために、大きな変化が起きやすくなるのだ。今回のコロナショックも、後から振り返ると世界にとっても日本にとっても大きなパラダイム転換のきっかけ、新しい時代の幕開けとして振り返られる可能性は高い。
    *
    過去の経済危機の歴史において、同じ業種でも企業の生死を分けたのは、要するに危機到来時における、手元流動性(現預金)の 潤沢 さ、金融機関との従来からの信頼関係、そして平時における稼ぐ力(特に営業キャッシュフローの厚み)と自己資本の厚み、以上である。
    *
    修羅場の経営の心得(4)──捨てる覚悟   何を本当に残すか、迅速果断な「あれか、これか」の「トリアージ」経営を行え
    *
    修羅場の経営の心得(8)──ネアカ   危機は、新たなビジネスチャンス!「国民感情」に流されず投資や買収に打って出よ:「国民感情」や「社内の空気」などという実体不明のお化けに惑わされず、「理屈通り」にやるのが経営である。
    *
    仮にちゃんとしたクリデンシャルに裏打ちされた経歴を持っていても、危機の経営においては平時の頭の良さ、英語でいうbook smartだけでは役に立たない。米国の有名ビジネススクールでトップ5%に授与される優等賞を取っていてもso what? である。モノを言うのは修羅場の実践経験に裏打ちされたstreet smart度合いである。
    *
    今回の危機を乗り越えられても、次にまた同じような危機に対峙したときに、自分たちの会社や事業は生き残れるのか? この生産性、競争力、財務体力、経営力でこんな時代に持続性、サステナビリティがあるのか? について真摯に考える必要がある。
    *
    経済危機に強いビジネスモデルは、基本的にリモートな方法でソリューションサービスをリカリング(繰り返し利用、定期購買利用)型で提供するタイプのビジネスモデルである。→保険の可能性

  • あらゆる企業の経営危機の難局をいくつも乗り越えてこられた冨山和彦さんの、緊急提言本。経営に携わっている方や経営者を目指す方にとってはサバイブ・ノウハウとして非常に参考になる一冊と思います(今まさに経営危機を乗り越えようとしている方は読む暇ないと思いますが)。

    この本は儲けのために書かれている訳ではない(と推察する)ので、既に冨山さんが各メディアで語っている内容も多分にあり、NewsPicksやNHKで冨山さんが出演されたコロナ特番をご覧になられた方は最初ほどの衝撃はないと思いますが、提言の根拠となる実体験が詳細に書かれており、よりリアリティと納得感をもって読めると思います。

    ※NewsPicksの番組は冨山さんの他に、Yahoo安宅CSO、慶大宮田教授、落合陽一さんなど豪華ゲストが集結し、withコロナ時代の社会や経済の在り方を議論しているのですが、目からウロコの見方が続出で大変興味深い番組でした。超オススメです。

    【落合陽一】Withコロナ時代の日本再生ロードマップ
    #NewsPicks #WEEKLYOCHIAI #緊急事態宣言
    https://newspicks.com/live-movie/638/?utm_source=newspicks&utm_campaign=np_urlshare&utm_medium=urlshare&invoker=np_urlshare_uid3695632

  • ありきたり。作者が言いたい事は、10行ぐらいでわかる。

  • 他の方の書評を見ると高評価が多いのだが、個人的には「うーむ」な感じ。個人的には怖いもの見たさで買うならいいけど、お勧めしない。

    著者、過去にもろもろ要職を勤められたのは存じ上げているが、だから結局ダメだったんじゃないの?…という気にもなるくらい。

    コロナ禍のもと、これだけスピーディに本を出そうという試み自体は評価しないでもないが、単行本をkindle化するというプロセスは逆じゃないか? フィジカルな本の価格破壊を避けるためにこれっぱかしの内容に、1200円? コスパ合わんなあ!

    気に入らない箇所、軽く例示。

    「また、平時において業績水準が高い企業、特に売上高に対する営業キャッシュフローマージン率あるいはEBITDA(税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて算出される利益)マージン率の高い企業の方が、業績が急降下した時の水準は同業他社よりも高いレベルにいられる。
    言い換えれば、危機においてこそ、普段からの本質的な経営水準、経営体力の差が顕在化し、優勝劣敗が起きやすい」
    - とあるのだが、そのすぐ後に「ランキング」として、現預金保有高、次にEBITDAの大きい順(有利子負債÷EBITDA比率も)のリストを載せているが、この論調でいけば、実質無借金経営の企業の方が強いはずだ。単純に有利子負債でなく、有利子負債マイナス現預金と、なんらかの利益指標をランキングすべきではないか。実際、両リストでは、ともにソフトバンクが上位に入っているが、同社の借入金の大きさは尋常でないのは広く知られるところ。ぱっと見の良いリストにするために、計算式をいじったのではというと邪推に過ぎるか?

    「要は、当座の命をつなぐための 2000億円の融資資金という輸血と、本格的外科手術のための 3000億円以上の出資資金という輸血と、二種類の「お金」が必要だったのである。これは経営危機時には共通して出てくる問題で、融資に頼るべきつなぎ資金と、出資によって長期的な投資に使えるリスクキャピタルと、両方をしっかりと使い分けなくてはならない」
    - JALの再生事例。資金調達の手法と、資金の使い方を混同しかねない論調。金に色はついてないって。

    「ハイライト(イエロー) - 位置625
    「国民感情」や「社内の空気」などという実体不明のお化けに惑わされず、「理屈通り」にやるのが経営である」
    - 正論すぎて異論を唱える気にもならない。

    よくみたら記念すべきDay150だったのだな、プチ残念。

    「#コロナショック・サバイバル」(文藝春秋、冨山和彦著)
    Day150


    https://amzn.to/2LtnJqw

  • L→G→Fで波及する過去にない危機。危機下での企業の取るべき進路、求められるリーダーシップを本質的なところから書き上げている。

    この内容を1週間で書き上げて世に出すのは、経験に根ざした知見の賜物。スピード感が何より大事な場合がある、ということを実感させてくれる。

    読んでいて思ったコロナショックの特徴をまとめておくと、
    ①バーチャル・サイバー空間でなくリアル世界での圧倒的な地域経済破壊(過去の恐慌との違い)、
    ②国・企業・個人の各レイヤーでの優勝劣敗を拡大、
    ③加速する潮流の変化と慣性で変化しにくい現実の間にゆっくり蓄積されていたひずみの解放(オンライン化、レジャーによる時間の取り合い)、
    ④ボトルネックをすっ飛ばした変化・構造改革へのチャンス(特にDXと働き方改革)、か。

  • 単なる勤め人(しかもウィンドウズなのに)のオイラですが、なんとなく気になって読ませていただきました。
    「ごっこ」ではなく、リアルな修羅場をこれまでにいくつも経験されている冨山さんだからこそ書けるコロナの荒波を乗り越えるための処方箋が書かれているように感じました。
    私がノロノロ読んでいる間に、続編が出版されたようですので、気になる方はそちらもお読みください。
    付箋は14枚付きました。

  • 再生時に最後までその会社に残れ、修羅場経験を積める絶好の機会

    ローカル、グローバル、金融という順で危機がくる。

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著者プロフィール

冨山 和彦(トヤマ カズヒコ)
株式会社経営共創基盤 代表取締役CEO
1960年東京都生まれ。東京大学法学部卒業、スタンフォード大学経営学修士(MBA)、司法試験合格。ボストン コンサルティング グループ、コーポレイト ディレクション代表取締役を経て、2003年に産業再生機構設立時に参画し、COOに就任。2007 年の解散後、IGPIを設立。パナソニック社外取締役、東京電力ホールディングス社外取締役、経済同友会副代表幹事。財務省財政制度等審議会委員、内閣府税制調査会特別委員、内閣官房まち・ひと・しごと創生会議有識者、内閣府総合科学技術・イノベーション会議基本計画専門調査会委員、金融庁スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議委員、経済産業省産業構造審議会新産業構造部会委員などを務める。主な著書に『会社は頭から腐る』(ダイヤモンド社)、『AI経営で会社は甦る』(文藝春秋)、『なぜローカル経済から日本は甦るのか』(PHP新書)などがある。


「2019年 『両利きの経営』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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