横尾忠則 創作の秘宝日記

  • 文藝春秋 (2020年9月30日発売)
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 51
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (696ページ) / ISBN・EAN: 9784163912561

作品紹介・あらすじ

アートは肉体だ! 84歳にして旺盛な創作を行う「全身芸術家」の濃密な日常.
大病にも負けず、自粛にも負けず、飼い猫のことを心配し、夢と現実のあわいを往還しながら、休むことなく書かれた1498日の記録.
本書に登場する主な人々(夢も含む)--
オノ・ヨーコ、岡田准一、香取慎吾、細野晴臣、糸井重里、瀬戸内寂聴、保坂和志、山田詠美、平野啓一郎、小澤征爾、山田洋次、黒澤明、石原裕次郎、谷崎潤一郎、三島由紀夫、デヴィッド・ボウイ……
〈人間は未完で生まれて、未完で生きて、未完で死ぬ。それで結構〉

みんなの感想まとめ

日常の中での創作活動と人間関係を描いたこの作品は、著者の飄々とした生き方とアートに対する情熱が溢れています。84歳という年齢を感じさせない旺盛な創作意欲と、病や自粛に屈せずに日々を記録する姿勢は、多く...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 実は横尾忠則の著書を読むようになったのは最近のことだが、この飄々とした佇まいはなかなか真似できないと唸る。日々、自身のアートを更新し続けそれを日記(夢の記録含む)としても昇華する。日々、そんなに奇怪な出来事が起きているわけでもなく著者の社交的な・飾り気のない人柄がそのまま表れ出たような記録が釣瓶打ちになっているだけなのだが(誤読だろうか?)、それが読ませる。今回読み終え、自分自身も横尾に倣って「なるようになる」と風来坊的な生き方を試してみるべきかと考えてしまった。こんなご老人、他に世界のどこに居るだろうか

  • 変な話、著者と同世代の親を持つ身として、80代の人がどんな心の動きをしているか、の参考書として、途中でもういいか、と思う気持ちを抑えて最後まで(ちょうど一年前、コロナで緊急事態宣言が発せられたあたり…2020年6月14日まで)読み切りました。もちろん、アート界のスーパースターの自我と市井の人の思い悩みの違いはありますが…思うに任せない身体の状況(著者の場合は難聴)と折り合いをつけながら毎日毎日を作っていく感じはリアルでした。その中で2019年2月16日の日記、『アトリエに行く途中、快晴の空に北斎の富嶽三十六景の「凱風快晴」の富士の背後の霊とそっくりのを見る。絵では抽象に見えるが、実は写実だったのが証明された。そのことで北斎の絵の見方が変わるかもしれない。北斎から未吸収、未消化の部分はいくらでもある。この遺産を見逃すわけにはいかない。』なんですか、このパワー!過去を生きるのではなく未来を向くこの姿勢。親の問題というより自分の高齢期の生き方にも気合入りました。

  • 大病にも負けず、自粛にも負けず、飼い猫のことを心配し、夢と現実のあわいを往還しながら、休むことなく書かれた1498日の記録.本書に登場する主な人々(夢も含む)--オノ・ヨーコ、岡田准一、香取慎吾、細野晴臣、糸井重里、瀬戸内寂聴、保坂和志、山田詠美、平野啓一郎、小澤征爾、山田洋次、黒澤明、石原裕次郎、谷崎潤一郎、三島由紀夫、デヴィッド・ボウイ【人間は未完で生まれて、未完で生きて、未完で死ぬ。それで結構】

  • 【創造の秘密をあまさず明かす現場記録】84歳を迎えてなお意気盛ん。日本を代表する現代美術家の交友関係と、頭の中身がすべて分かる「週刊読書人」人気連載を完全書籍化。

全4件中 1 - 4件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

美術家、グラフィックデザイナー

「2017年 『現代作家アーカイヴ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

横尾忠則の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×