傍聴者

  • 文藝春秋 (2020年11月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784163912882

感想・レビュー・書評

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  • 「〇〇者」シリーズ。婚活連続殺人事件の裁判、そしてその傍聴に通う女性たち。事件を追ったジャーナリストの手記などを挟みながら話は進みます。複雑に絡んでそうな人間関係も、早いうちから想像がついて、今までのシリーズの中ではちょっと中だるみがした感じを受けました。あまり意外性なく終わってしまった。

  • 交際相手を殺害した女性の裁判を傍聴する女性たち。この傍聴者たちは?折原さんの面白さ満載の作品です。

  • 木嶋佳苗事件モチーフ。事件そのものもなんだけど、傍聴者やこのニュースを見て感じる心情が本当に納得。「なんでこんなに男の人を手玉に取れるのか」っていうのが、今でも謎というか。
    実際あの事件ってどうなったんだろう。
    ミステリ的には正直この最後の部分が急に登場人物増えてきて、ちょっと理解が追いつかなかったかも…

  • 折原さんの実録「者」シリーズ。木嶋佳苗事件ですかねモチーフは。女性殺人犯の激情型裁判の傍聴というシナリオ自体は、漫画だと夏目アラタの結婚とか、小説だとイノセントデイズとか目新しさはない。
    ただ、怪しい人物が繰り広げるイカれた動きと、お釣りのない伏線回収は流石だと思う。予想は結構できるかもしれないけど、相変わらず読後感は変な話読んだなぁというため息が出る。

  • 私的には全く考えもしない終わり方だった。
    読み始めから何か違和感を感じていたが、後半から「そういう事か」の連発。
    後半までかなり話に引き込まれて面白かった分、最後の理由が結局は家族の問題⁇って感じだったので、少し裏切られた感があったかな…
    でも総合して面白かった!
    また◯◯者シリーズ読みたい!

  • おすすめ度 ★★☆☆☆
    ミステリー度 ★★★☆☆

    折原さんのシリーズは読みやすくて話も入り込みやすい。
    結局男はアホってことで裁判は終わった気がする
    最後に話が段々パズルのように当てはまっていって
    謎が解決した

  • 二部のスピードが!

  • 読みやすくはあったが、かなり早い段階で察しが付く。意図的なものとはいえ、同じ文章を何度も読まされると、工夫なく退屈に感じる。

  • 久々に折原作品を読みました。
    〜者シリーズは正直飽きもあるシリーズでしたが、この傍聴者では読み手を巧みに操る折原先生らしさがあって、面白かったです。
    第一部と二部に分かれていますが、二部でのスピーディーさが半端なかったです!
    それでいて先が気になる展開でもあったので、手抜きな内容ではありません。
    折原先生の良いところがしっかり表現されていて、気づくと本の世界にいるので、楽しめました!!

  • 面白かった。

  • 見事なラストの二転三転。難しいけど。

  • 多少工夫して付け足しながら書いた部分は楽しめた
    木嶋佳苗の事件ルポが、ほぼそのまま下敷きになってることが読み始めると分かってしまう
    あの実際の犯人は小説で書かれるようなぬるい言い方はしなかった
    もっとえげつない女だ
    ここは小説だから、傍聴人として高級娼婦の家族や被害者家族を付け足して、ルポライターもついでに被害者に加えて、実際の事件より穏やかで、尚且つオリジナルストーリーになるように印象付けたかっのだろう
    しかし、この読み進めているとどうしても、実際の事件とその法廷での言動の強烈さが脳裏をよぎってしまう
    木嶋佳苗の事件について予備知識のない読者には、おもしろい展開として読めるのかもしれない
    被告の言動も荒唐無稽に思える箇所もあるのかもしれない
    小説として出版する以上は様々な制約もあるわけだから、おそらくリアルな事件には及ばないだろう
    仕方のないことだ
    ただ、実際の事件とは全く別物なのだから、あくまでも創作のお話しとして楽しむものだろう
    現実の事件の重さを歪められることがないのを願う

  • おもしろかった。

  • 結婚詐欺の話かと思いきや突然登場人物がふえて複雑になっていった。
    1章で1人の視線から語っていたところから2章であらゆる角度から話が見えてきてすっきりする感じ。
    2章の突然感はあるけどそうきたか!っていう気持ちになれる。
    物事はいろんな角度からみないとなあ

  • 男たちを手玉に取り、殺害したとされる花音の裁判とそれを傍聴する4人の女性。結局、誰が誰だったの?

  • 最後にバババって色んなことが解明していく。
    ミステリー小説のこういうところが好き。

    まさか集まっていた4人があの人たちだったとは、、、
    まさか一人二役だったとは、、、
    池尻くんも死んじゃうの??
    最後に死んでたのその3人なの??
    などなどいろいろ驚いた。

    でもこの本はちょっと恥ずかしくなるような場面が多くて読みづらかった。

  • 世間を騒がせた木嶋佳苗の事件を彷彿とさせる物語である。練炭を使った手口等に著者の想像力がプラスされ、闇に閉ざされた場面がまざまざと思い浮かんだ。紀州のドンファン事件も小説化して欲しい。

  • 入れ子構造の変形のようなスタイル。読みながら紛らわしく現実か創作かこんがらがってきました。最後はやっぱりというところですが、少しあっけなく物足りなさも感じました。

  • 読み終わったが、相変わらず。

  • ところどころ言葉が古くて…バタンキューとか、そこに引っかかった。

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集者を経て1988年に『五つの棺』でデビュー。1995年『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。叙述トリックを駆使した本格ミステリーには定評がある。『倒錯のロンド』『倒錯の死角』『倒錯の帰結』など「倒錯」シリーズのほか『叔母殺人事件』『叔父殺人事件』『模倣密室』『被告A』『黙の部屋』『冤罪者』『侵入者 自称小説家』『赤い森』『タイムカプセル』『クラスルーム』『グランドマンション』など著書多数。

「2021年 『倒錯のロンド 完成版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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