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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784163913377
作品紹介・あらすじ
「日本は東日本を失うかもしれない」――
戦後最大の危機から10年、
衝撃的肉薄で明かされる「福島第一原発の真実」!
メルトダウンの最中、パニックに陥る日本政府中枢、
蔓延る官僚システムの陥った失敗、悲劇の数々、
そして問題解決に取り組んだ偉大な技術者たち……
今、改めてこの国の危機対応を問う
国民的ノンフィクションの金字塔。
日米同時発売、
第44回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作を大幅アップデート!
分刻みで描かれる「メルトダウン」、
そのとき日本政府は、日本国首相は、東電は、
そして現場の職員・技術者たちは何を考え、課題に取り組んでいたのか?
新史料で続々と明らかになる「フクシマ」の真相。
みんなの感想まとめ
緊急事態における日本政府の危機対応の実態を詳細に描いた作品は、福島第一原発事故の真相を明らかにします。著者は、メルトダウンの状況下での政府や東電の対応、そして現場で奮闘する技術者たちの努力をリアルに伝...
感想・レビュー・書評
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「フクシマ戦記(下)」
1. 天皇の理解と行動
3月15日午前 田中俊一前原子力委員会委員長代理がご進講
① 炉心が溶融している「メルトダウン」
② 事故はスリーマイル・アイランドのスケールをはるか超えている
③ 3月16日ビデオ収録・放映
厳しい状況の認識と国民への激励
→「天皇が東京に残っている」との驚きと感嘆の声
「自衛隊・警察・消防・海上保安庁らの努力に感謝」
仙台松島航空基地で昼食 制服自衛官と初めて
2. マイケル・マレン統合参謀本部議長
① 日米間の情報共有が不十分
② 日本政府は資源を活用できていない
③ 戦略的・長期的取組になっていない
→日本側は反発 最後は自衛隊の覚悟ある
3. 米国の疑問
① どこで情報を聞けば良いのか
② 誰が意思決定しているのか
⇒「原発事故をめぐる日米調整会合」を設置
内閣府に置き 40回以上開催詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「日本は国民安全保障国家をつくりあげるときである。」
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「カウントダウン・メルトダウン」のアップデート版とのこと。確かに前作は読んだが改めて読んだ感じ。
400ページ強の上下版で内容は多岐にわたる。政府の危機対応・東電という典型的な官僚的企業のお粗末さ、防衛省・自衛隊が機能した唯一の組織であることの頼もしさ、現場の個人の献身的・超人的な働き、いざとなれば国に丸投げし、国も米国に丸投げしそうな空恐ろしさ。
ちょうど今は、新型コロナによる3度目となる緊急事態宣言のさなか。政府の危機対応能力の無さ、現場の頑張りだけが支えとなる現実はまるで瓜二つだ。一瞬の判断が死命を分ける原発事故とはスピード感こそ異なるものの、相互に思いを寄せながら、半ば絶望的な思いをもって読んだ。 -
【大宅賞受賞作の続編的作品】東日本大震災から10年――取材により明らかになった新事実を基に、現場で起きたこと、失敗の要因を描く福島原発事故検証の決定版。
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