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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784163913469
みんなの感想まとめ
家族の愛や映画への情熱がテーマの本作は、原田マハの作品を基に、山田洋次監督が映画化したストーリーをさらにノベライズしたものです。複雑な背景を持ちながらも、読者は新たな視点で楽しむことができる傑作として...
感想・レビュー・書評
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絶対読まない!
そう決めてたんですが読んじゃいました
本作『キネマの神様ディレクターズ・カット』は原田マハさんの『キネマの神様』を元に新たに山田洋次監督が作り出した映画『キネマの神様』をさらに原田マハさんがノベライズしたとてつもなくややこしい作品
生涯ベスト100には入るであろう(自分で言うのもなんですが凄いことです)大好きな作品が全然違う作品に作り変えられてることがなんか納得できなくて
本物には遠く及ばない駄作と決めつけていました
なんと了見の狭いことかw
本好きにあるまじき思考ですわ
あー思い直して読んで良かった
自分で言ってる通りです
そもそも全然違う作品と思えばこちらはこちらで面白くてホロリとさせられる傑作でした
さすが山田洋次やな
そしてやっぱりよくよく考えてみれば全然違う作品なわけがなく、家族の愛、映画への愛に溢れた作品で何年かしたらまた読み返したいと思う2つの物語なのでした -
キネマの神様、こんな奇跡は起こるはずはない、ファンタジーであると、本当の原作を読んだときに思った。
こんなのファンタジーだと思いつつ、それなのにどうしようもなく心を動かされた作品だった。
映画化すると知って歓喜して、だけど全く違う話であるような予告映像に、改悪か…と心の中で思ってしまったのも事実だ。
だけどそれは違った。
「キネマの神様」はもはや原田マハさんの実話といってもいいのではないだろうか。
ギャンブルと映画が好きな父親像は、原田マハさんの実の父がモデルだという。
そうして原作「キネマの神様」を書きあげた。
父が他界した後、原田マハさん自身も映画が好きになるきっかけとなった山田洋次監督との対談が行われる。
そこでキネマの神様を監督も読んだと知らされる。「僕が映画化するなら、こんなエンディングにしたい」と話を持ちかけられる。
(好きな監督から自分の作品についてこんなことを言われるなんてもうこの時点でまさにキネマの神様のような奇跡である。)
映画の脚本は、原作とは大いに違った。別物と言っても過言でないくらいにである。
だけど原田マハさんにとってそれは「だからこそ嬉しかった」と述べている。
この時点でわたしも、「それでは安心して、映画版のキネマの神様を大いに受け入れることとしよう」と思うことができた。
原作とは完全に別物にして、だけれど、原田マハさんが愛した山田洋次監督が作り上げた映画版「キネマの神様」は、原田マハさんがそうおっしゃるのならもう間違いないものなのだから。
…前置きが長くなった。
これからは映画脚本版(ディレクターズカット版)の作品についてである。
ディレクターズカット版ということで、ページ数は少なくてすぐに読み切れるものだった。場面展開も、現代→父の若い頃→「コロナ禍になった」現代と、いかにも映画脚本らしい構成だ。
父の若い頃は「沢田研二、もしくは志村けんに似てる」という遊び心のある描写があったり、それぞれのセリフや動きは菅田将暉さんら出演者で容易に想像することができた。
歩の映画ライターという仕事や、父の頑固でギャンブル好きな性格といった設定はそのままだったが、それ以外はかなり脚色が加えられている。
同じ設定の家族の、別の人生を描いたような内容だった。
別の形での、「映画を愛した人たちに起こる奇跡の物語」だ。
これはこれでありだと思ったが、物足りなさがあるのも否めなかった。
(これをスクリーンで見たら見たで、良い作品だったと思うかもしれない。)
原田マハさんは心情や葛藤の表現に長けている作家さんだと思っているので、その辺の描写が(原作と比べると)少なかったというのも、やっぱり物足りない。
原作版とはタイトルこそ同じだが、完全に「別物」だと割り切って読むことをお勧めしたい。
正直、冒頭の原田マハさんのまえがきが1番の読みどころである。
再度言うが、映画化は「改悪」という声が出ても仕方がない。けれど、原田マハさんがこの別物になった脚本を受け入れ、「(大好きな監督による解釈で新たに作られた)だからこそ、嬉しい」と言っているのだ。
原作者がそう言うのであれば、外野が何かを言う筋合いはないのかもしれない。
原田マハさんにとってのリアルキネマの神様だ。
最後に、ゴウの言葉を引用する。
ーー映画はな、歩。ほんとは誰が主演かで観るもんじゃない。監督で観るもんだ。なぜって、映画っていうのは監督のものだから。だから、ディレクターズ・カットがなんと言ってもいちばんなんだよ。
(157ページより) -
原田さんと山田洋次監督お2人のお互いのリスペクトから生まれた作品かな。
もともとの原田さん作品「キネマの神様」を映画化した山田さんの作品がかなり原作を違えたものだったようですが原田さんが称えて逆に映画を観て作られた当小説のようです。
お互いのオマージュのキャッチボールから出来上がったカラっとした作品でした♪ -
キネマの神様が面白かったので、読んでみました。
映画版を原作とした小説でした。正直、キネマの神様があまりに良かったので、それと比べると、私にとってはイマイチでした。
原作と映画版は、かなり内容が違うことを知りました。 -
これは、山田洋次監督と原田マハの合同作品。
映画化するにあたって、山田監督が創り上げた原作とは全く違う脚本を、
原作者の原田マハがもう一つの「キネマの神様」として書いてみせたもの。
こんなの、初めて?!
原田マハさんは、「まえがき」で、
まったく別物だからこそ嬉しかったと書いている。
作品を、監督が自分自身のものにして、
最も重要な映画愛と家族愛をしっかり抽出していることに感動したと。
映画人としての山田洋次監督に対する深い敬意と愛情によって作り出された物語だ。
今回の主な登場人物は5人。
円山歩、父の郷直、テラシンこと寺林新太郎。
それに、原作では名前がなかった歩の母・淑子に、歩の息子・勇太が加わる。
話の筋は原作と全く違うのだが、
「映画に対する愛と家族や友人への思いやり」という軸はぶれることがない。
そして、山田監督のこだわりであろう日本の名画が重要な役割を果たす。
エンディングは、お洒落でエスプリに富んでいて、そして泣ける。
途中、原田マハさんのお茶目な演出があって楽しい。
『父は若い頃は相当なイケメンで、
遠目には沢田研二に似ていると思えなくもなかったし、
角度によっては志村けんに見えることもあった』という記述がある。
この夏の映画公開が楽しみだ。 -
小説<キネマの神様>を原作とした映画<キネマの神様>を原作とした小説<キネマの神様>。
原作は読んだことはなく、映画は観ました。
何年か前に観た映画の映像が頭にはっきりと思い浮かぶ小説でした。
ゴウとテラシンの友情、ゴウと淑子の恋、ゴウとその家族の物語が映画を中心に描かれている。
とてもハートフルな小説でした。
映画の原作となったマハさんの小説も読みたくなりました。
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だっふんだっ‼️
ってな事で、原田マハの『キネマの神様 ディレクターズ・カット』
山田洋次監督で映画化されたキネマの神様から、スピンオフ的な内容で新たなキネマの神様が小説に。
マハさんのお父さんがモデルのゴウとその妻の淑子と娘の歩、かつてのゴウの同僚テラシンの4人を中心としたお話。
マハさん得意のアートじゃなく、映画で壊れかけた家族を再生していく心温まる内容じゃったね
それぞれのキャラがみんな愛おしく映画が観た過ぎる‼️(まだ観てない)
お父さん役の志村けんさんは残念な事になって、ジュリーこと沢田研二さんが代役になったけど、小説読んでるとジュリーの方がイメージがピッタリな感じじゃね
つて事で、早く映画を観なくては‼️
2024年16冊目
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お馴染みのダメダメ親父の出てくるお話。間違って、原作の前にディレクターズカットの方を読んでしまった。しかし、そんなに長くないお話なので、さらっと一気に読めてしまった。
それにしても、何だ、このフィナーレは!意表を突くにも程がある。なるほど、映画だわ。それも、古き良き時代の。 -
父のゴウは映画をこよなく愛し
昔シナリオを書いてメガホンをとったが
その映画はお蔵入りとなってしまう
ゴウは妻の淑子と娘の歩と孫の勇太の4人暮らし
ギャンブルと酒に溺れて借金をつくる有り様
駄目な父と支えあう家族と友人と映画
笑いあり涙ありの人情あふれる話
じーんときた
今薄れつつある人の絆と温かみを感じた
原作原田マハさんの小説を
山田洋次監督が映画化するにあたり
原作の結末までを変更
それを原田マハさんが本にした
ものすごい1冊
山田洋次監督の凄さも感じるが
原田マハさんの凄さも感じた
原作も読んでみたくなった -
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p.21
清濁あるのが人生で、ままならないのが人間だ。それを抽出して見せてくれるのが映画なのだ。
原田マハさんの原作からはだいぶ変わったシナリオの映画に脚色した、山田洋次監督の「キネマの神様」をまた原田マハさん本人がノベライズしたもの。
また違う小説をよんでるような、はたまた原作では書かれていなかった人間模様を知れたような、不思議な感覚。
志村けんでも沢田研二でもなく、やっぱり破天荒だけど人間味あふれる渥美清の主人公を彷彿とさせてしまうのは私だけかな?
緊急事態宣言が解除されたら一番に映画を観に行こうと思う。
そして、また、原作から読み直そうと思う。 -
「キネマの神様」読んだはずで はっきり内容覚えてないけど 悪い印象ではなかったと思う。
このディレクターズ カットは 安い映画を1本見せられた感じ(すみません)
実際 映画なんですよね 観てないので 観た方がいいのかな。
あの 脚本で大賞って。
父親も笑って許せる範囲じゃない気がします。
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大好きな「キネマの神様」が映画化と聞いて喜んだのも束の間、菅田将暉くんと志村けんさんのW主演と聞き、ん?それは原作とはだいぶ変わってんなと残念に思ってた(二人とも好きだけど)。
その後志村さんが急逝し、ジュリーが代役となり、コロナ禍で公開が何度も延期になり…
と続報を見て気にはなってたけれど、原作が好きすぎて映画は観ないかなと思ってた。
ノベライズをマハさんが手掛けてるのを知り読んでみたら、なるほど別な話ではあるけれど、これはこれで面白い。
そして出てくる人達のキャラはまったくぶれてない。
マハさんの前書き、山田洋次監督の後書きも含めての良作。
これは劇場で観たくなってきた。
状況が許せば、だけどね。
[図書館·初読·4月16日読了] -
山田洋次監督の松竹映画<キネマの神様>は、原田マハさんの原作本とはかなりの相違があることが発端となって、原作者自身の手による映画のノベライズ『キネマの神様 ディレクタ-ズ・カット』が誕生したことの経緯が、マハさんの「まえがき(歓び)」と山田監督の「あとがき(驚き)」によって、神がかったエピソ-ドとして紹介されおり、世の中こんな事も起こり得るのかと驚きました。世界を襲ったパンデミックは計り知れない影響を及ぼしました。幾多の問題を越えて完成した映画によって生まれた家族愛の物語に、新たな感動を覚えました。
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とても心が温かくなり、山田洋次作品を見ているようだった。それでいて、原田マハさんの要素も含まれていて不思議な感じ。
映画の『キネマの神様』も是非観てみたいと思った。 -
志村けんの代役に沢田研二…と話題になった映画の原作のディレクターカット。原作も読んでないし映画も見てないけど、映画に惚れすぎたダメ男のお話として良かった。マハさんのお父さんがモデルだとか。
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映画を見たくなりました!
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映画化されるとのことでとても楽しみにしていたけれど、どうやら内容はまったく違うものになっていると聞いて、結局観に行かなかったけれど、いつの間にか、原作者がノベライズ化していて、どんな物語になったのかとドキドキ。うーん、オリジナルの方がやっぱり良いなぁ。深みが全然…
2022/5/3読了 -
小説「キネマの神様」が映画化され、その映画化された作品を小説として新しく書き直した作品。これはこれで素晴らしいけど、やっぱりオリジナルのキネマの神様の方が私は好きだ。原田マハさんの新しいトライは素晴らしいと思う。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
原田マハの作品
本棚登録 :
感想 :

マハさん原作→山田監督の映画→マハさんがノベライズ?!
こんな本があったの知らなかったです。
...
マハさん原作→山田監督の映画→マハさんがノベライズ?!
こんな本があったの知らなかったです。
「キネマの神様」は、初めて読んだマハ作品で大好きです。
映画もとても良かったですよね(^^)
私も読んでみたいです!
おはようございます
そうなんですあったんですw
自分も『キネマの神様』は文字通り寝食を忘れて読んだ大好きな作品です...
おはようございます
そうなんですあったんですw
自分も『キネマの神様』は文字通り寝食を忘れて読んだ大好きな作品ですのでそこには及びませんがwこちらはこちらで面白かったですよ
というか原田マハさんが自分で書いてるんだから駄作のはずないやんと読み終わってから思いましたw
そして映画と違う小説ならではの表現も楽しめると思います
またこの本の見どころのひとつは原田マハさんのまえがきと山田洋次監督のあとがきという二人の文通みたいなやり取りが収められてるところでそちらも楽し読むことができました(レビューに書けよ)
是非ともお手にとってみて下さいね!
ありがとうございます!
ありがとうございます!