琥珀の夏

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 6673
感想 : 490
  • Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163913803

作品紹介・あらすじ

大人になる途中で、私たちが取りこぼし、忘れてしまったものは、どうなるんだろう――。封じられた時間のなかに取り残されたあの子は、どこへ行ってしまったんだろう。

かつてカルトと批判された〈ミライの学校〉の敷地から発見された子どもの白骨死体。弁護士の法子は、遺体が自分の知る少女のものではないかと胸騒ぎをおぼえる。小学生の頃に参加した〈ミライの学校〉の夏合宿。そこには自主性を育てるために親と離れて共同生活を送る子どもたちがいて、学校ではうまくやれない法子も、合宿では「ずっと友達」と言ってくれる少女に出会えたのだった。もし、あの子が死んでいたのだとしたら……。
30年前の記憶の扉が開き、幼い日の友情と罪があふれだす。

圧巻の最終章に涙が込み上げる、辻村深月の新たなる代表作。

感想・レビュー・書評

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  • この夏読めてよかった本です。
    懐かしい物語だった気がします。
    子どもたちの気持ちが(大人になってからの描写も)手に取るようにわかるように描かれていて、辻村さん、上手いっ!!と思いました。

    弁護士の近藤法子40歳は3歳になる娘の藍を育てながら共働きで働いています。夫の瑛士も弁護士です。

    法子は小学校4年生から6年生までの三年間、夏休みの1週間を静岡県にある<ミライの学校>というところに誘われて、合宿生活を送っていたことがあります。

    そこでの合宿は友だちをつくるのが苦手な法子にとっては決して楽しいものではなかったのですが、いつもの学校の友だちとは違う、遠い親戚のような友だちに逢える場所でした。

    一番仲良くなったのは同じ学年のミカちゃんで、高等部のシゲルくんとは家に帰ってから手紙をもらい、文通をしばらくしていました。

    そして30年後の今、<ミライの学校>はカルト教団とされ、<学校>の跡地から女児の白骨死体が発見されます。
    法子は驚き、そしてまた遺体がミカちゃんでなければよいと祈りますが…。

    法子の事務所へ、吉住という老夫婦が現れ<ミライの学校>で見つかったのは孫の圭織の遺骨ではないか調べて欲しいと依頼されます。
    その件をきっかけに、法子は再び<ミライの学校>とかかわり、30年後のミカやシゲルと思わぬ再会をすることになります。

    途中からは、ミステリーのようで面白く、先がとても楽しみで読み終わるのがもったいなかったです。
    最後は<ミライの学校>で起こった事件の謎が解明します。

    そしてまた何故か、自分が経験した過去であるかのような、昔の懐かしい子供の頃の友だちにもう一度逢えたような、心懐かしい感じのする物語でした。

    もう一度言いますが、この夏に読むことができて本当に嬉しかった作品です。

    • まことさん
      HARUTOさん。こんにちは!
      そうですね。
      夏休みに読むのにぴったりな作品です。
      HARUTOさんのレビュー、楽しみにしています。
      HARUTOさん。こんにちは!
      そうですね。
      夏休みに読むのにぴったりな作品です。
      HARUTOさんのレビュー、楽しみにしています。
      2021/07/26
    • くるたんさん
      まことさん♪こんばんは♪
      まことさんのレビューの最後の一文に背中を押されて返却ギリギリで読みました♡
      私も読んで良かった一冊です!

      子育て...
      まことさん♪こんばんは♪
      まことさんのレビューの最後の一文に背中を押されて返却ギリギリで読みました♡
      私も読んで良かった一冊です!

      子育てされてる辻村さんだから描ける心情もたくさんあったな…と。
      そしてなんといっても、終盤からのあのラストシーン!すごく揺さぶられました。
      ほんとうに懐かしさも感じられた作品ですね¨̮♡
      2021/08/09
    • まことさん
      くるたんさん♪

      私も最近は、辻村さんの作品、ご無沙汰だったのですが、これは、読んでよかったと本当に思いました。
      最後のシーン、本当によかっ...
      くるたんさん♪

      私も最近は、辻村さんの作品、ご無沙汰だったのですが、これは、読んでよかったと本当に思いました。
      最後のシーン、本当によかったですよね!
      夏休みの物語というのも、郷愁を誘われました
      2021/08/09
  • “ミライの学校“の敷地で見つかった子どもの白骨死体をめぐるミステリーでありながら、小学校高学年の女子の複雑で微妙な人間関係、そして育児、教育の在り方と色々な角度から読むことのできる作品だと思いました。
    まずいつも思うのは、辻村深月さんの子ども目線の描写の上手さ、そして怖さ!今回もまた女子同士のやり取りが生々しくて、読んでいて苦しくなってしまうほど。
    そして、この作品で私が一番心を揺さぶられたのは、主人公が“ミライの学校“の人たちと自分は果たしてどこが違うのか?と自問自答するところ。
    “カルト集団“だと批判されている“ミライの学校“を批判するのは簡単なこと。
    だけど、「子どもを思えばこその教育」そして「自分の都合」、誰だって同じようなジレンマを抱いて毎日を過ごしているのではないのか?
    自分が信じるものだけが正しいのではなく、皆それぞれ信じるものがあるだけではないのか?
    考えさせられました。

    『琥珀の夏』
    これ以上のタイトルはないですね。

  • 子供の時代と大人の今とが交錯し、スピード感がありとても面白かった。

    作者には宗教団体に所属していた事に対して、最後まで良いとも悪いとも描かなかった優しさを感じた。

  • カルト集団???

    読後まず思ったのはそれでした
    「???」ほうに重心があります

    モデルと「されている」集団があったり
    この本のいろいろな書評や紹介文に「カルト」という言葉が数多く踊っていたのも目にしていたので
    そういうお話だと思っていたんですが
    少なくとも主題はそこじゃないよなって感じました

    じゃあどういう風に感じたかというと
    「キレイゴト」と戦う子どもたちの物語だと思いました
    大人たちが押し付ける「キレイゴト」に翻弄され疑問や理不尽さ、寂しさを感じながら必死に少ない武器で戦う子どもたち
    もちろん「キレイゴト」を掲げるカルト集団が世に多く存在するのも事実ですが
    子どもたちが対峙しているのはカルトなんかではなくこの世界そのものだと辻村深月さんは言いたかったのではないでしょうか
    大人が支配する「キレイゴト」の世界

    そして子どもたちだけではなく親である法子もまた「キレイゴト」に押し潰されそうになってはいなかったでしょうか
    「キレイゴト」と戦うことを決意したことで子ども時代に戻り、子ども時代に友だちだったミカの弁護を引き受けたのではないでしょうか

    そして今自分は「キレイゴト」を理想的な正しい姿として子どもたちに押し付け、望まない戦いに駆り立ててはいないだろうか
    そんなことを思いました

  • 表紙の絵が…好きじゃないなぁ
    辻村深月さんの作品でなければ決して読もうとしなかっただろう。きっと。
    と思ってたら、うちの娘(中学生)は、辻村さんには興味ないくせに、表紙だけ見て「読んでみたい」と言っていた。
    僕のセンスは完璧におじさんなんでしょうね。まあいいけど。


    カルト集団〈ミライの学校〉の敷地内でこどもの白骨死体が発見された。事件に関わることになった弁護士の法子は、幼い頃〈ミライの学校〉の夏合宿に参加したことがあった。法子は〈ミライの学校〉で友達になったミカの身を案じる。白骨自体の正体は果たして。そして〈ミライの学校〉ではいったい何が起きていたのか?

    というストーリー。
    序盤、なかなか物語に入っていきづらかった。ファンタジーではないんだけど、情景の輪郭がぼやけている感じがして、小説の世界に慣れるまで少し時間がかかった。

    でも、後半は怒涛の展開なんですよ。ジェットコースターばりに心を上下左右に揺さぶられ、時に宙返りまでさせられる。

    ああ、辻村さんの小説だなぁって思った。
    おもしろかったー。

    • たけさん
      HARUTOさん、コメントありがとうございます!

      タイトル、たしかに深いですね。
      琥珀の中に閉じ込めた夏、という感じでしょうか?美しくもあ...
      HARUTOさん、コメントありがとうございます!

      タイトル、たしかに深いですね。
      琥珀の中に閉じ込めた夏、という感じでしょうか?美しくもあり、罪深くもある琥珀。
      おっと…語りすぎそうなので、是非読んで、ご感想をお聞かせください!
      2021/06/30
    • アールグレイさん
      こんにちは♪
      この本は私の推し、辻村深月さん。予約した時には50位あったような記憶があります。もう読んでいるなんて、娘さんも羨ましいです。
      ...
      こんにちは♪
      この本は私の推し、辻村深月さん。予約した時には50位あったような記憶があります。もう読んでいるなんて、娘さんも羨ましいです。
      ・・・・白鳥とコウモリにコメントをありがとうございます!
      あの本は2021年のベスト3に入るかも知れません。
      今「スモールワールズ」を読んでいるのですが、52ヘルツ・・・も借りています。なのに、一昨日雷神の連絡が来ました!貸出取り置き期限は1週間。
      早く読まねば!焦ります!
      ((○(>_<)○)) ウォ~
      2021/08/21
    • たけさん
      ゆうママさん、おはようございます!

      辻村深月さんは「推し」なんですね!
      「琥珀の月」は辻村さんらしい小説なのではないかと思います。予約の順...
      ゆうママさん、おはようございます!

      辻村深月さんは「推し」なんですね!
      「琥珀の月」は辻村さんらしい小説なのではないかと思います。予約の順番回ってくるのをぜひ楽しみに待っていてください。

      でも今、様々な本がちょうど用意されたタイミングということで、大変な状態のようですね。僕は「雷神」は未読ですが、「スモールワールズ」も「52ヘルツのクジラたち」も素晴らしい作品。返却期限に焦ってストレスにならないように読んでくださいね!
      2021/08/22
  • 昔、「ミライの学校」と言われていた 建物のあった土地から、子供の白骨化遺体が見つかった。

    主人公の法子は、三十年程前に三年間
    夏合宿に参加していた。
    「ミライの学校」には、合宿参加ではなく
    親と離れ、そこで生活している生徒が
    いた。 ・・・・親と離れて、特殊な思想を持つ学校だった。
    そんな学校に子供を預けるなんて、私は反対だ。確かに、事情があってという方々は別だ。

    法子は白骨化遺体が見つかったと知り、
    それが自分の知る子では、ないようにと
    願う。

    弁護士の法子の元にある夫婦がやって来た。遺体が娘ではないだろうか、調べてほしいと言う。それをきっかけに、昔懐かしい、あの合宿で仲良くなったミカに再会する。

    少女時代の想い出が、少しずつ蘇る。
    友達に恵まれている子と、いつも休み時間にひとりでいる子。
    好きな子同士で斑を作って、と先生に言われて、余ってしまう子。
    子供なのに、無神経な言葉を発する。
    子供だからこそ、無神経な言葉だということに気付かない。
    残念ながら、いつの時代にもなくならない。

    秋になって、琥珀に封じ込められた想い出、琥珀の夏を読んだ。


    2021、11、14 読了

    • ポプラ並木さん
      ゆうママさん、感想書き終えましたね!パチパチパチパチ!感想読んだけど、ドキドキするね。白骨死体は誰だったんだろう?これは「黒辻村」だね。。。...
      ゆうママさん、感想書き終えましたね!パチパチパチパチ!感想読んだけど、ドキドキするね。白骨死体は誰だったんだろう?これは「黒辻村」だね。。。怖い怖い。お疲れ様。3点か、いつか読みたいと思っていた本だけど、どうしようかな?
      2021/11/14
    • naonaonao16gさん
      ゆうママさん

      おお~
      読了されたんですね!!

      ミステリーと過去の無神経な言葉、辻村さんらしい作品といった印象です!

      文庫化は3年後くら...
      ゆうママさん

      おお~
      読了されたんですね!!

      ミステリーと過去の無神経な言葉、辻村さんらしい作品といった印象です!

      文庫化は3年後くらいですよね…
      待てないだろうなぁ…
      2021/11/14
  • やはり辻村さんは人の心を言語化するのがとてもうまいと思いました。これまで読んだ辻村さんの作品の中で本書は衝撃の真実というものがありませんでした。本書の物語が動くきっかけである発見された白骨死体について最後に語られるシーンがありますが、そこで語られるのは衝撃の真実ではなく、ただの真実です。

     本書を読んで私が感じたのは、大人は子供が思っている以上に子供で、子供は大人が思っている以上に大人なんだということです。

     子供ながらに大人の考えをくみ取り頑張って生きてるミカと、大人になった今でも子供の気持ちを捨てきれない美夏は大人になった自分を投影してるようでした。

    以下ネタバレあります。

     私が本書の中で最も胸が熱くなったシーンはいい子であるミカがヒサちゃんに対し感情を100%出した怒りのシーンです。

     子どもの怒りとはこうも純粋なものだと痛感しました。本書は絶対的な悪もなければ絶対的な正義もないでも、全員が自分にとっての正義であり、誰かにとっての悪を持っていると思いました。

     心拍数が上昇したり、涙があふれ出たり、鳥肌が立ったりはしなかったですが、とても考えさせられる1冊になったなと思いました。

  • かがみの孤城を読んだときにも思ったけれど、辻村深月さんは子ども心を巧みに描く。

    繊細なこころ。そして、真面目でおとなしいノリコ。
    私もそちら側の子どもだったので気持ちがすごくわかる。
    人気者の子に仲良くされるうれしさ。
    人の言動に裏があると変に考えて、勝手に落ち込んでしまうところ。
    「なぜだかわからないけれど」、仲良くしてもらえない悲しさ。

    子ども心が描かれている辻村作品は、児童文学に入れてもいいと言っても過言ではない。


    不思議なことに、子どもは同級生の家についてめちゃくちゃ詳しい。
    あの子の親は離婚したとか再婚だとか。転校、進学するときに苗字が変わっただとか。どこぞの議員の娘さん、どこぞの社長や医者の息子さんだとか。教師の家系だとか。親はどこの国出身であの子はハーフだとかクォーターだとか。無職だとか障害者だとか。
    子ども本人は何も言っていないのに一体どうやってああいう噂は広まるんだろう。

    私自身子ども時代、一般的か特殊かでいえば特殊なほうの家庭の子どもだったので、ノリコにもミカにも、ユイの立場にも共感した。
    地方の小学校だったから同級生はみんな私の家に関する情報を「当然のように」知っていた。

    閉鎖的で世間が狭すぎる地方の田舎は、本当に嫌だと思っていた。
    大人にとっては「育てやすい理想の環境」なのかもしれないけれど、子どもにとってはときに地獄のような環境になりうる。生きにくくて、鍛えざるをえない環境。

    都会の小学校はそんなことないんだろうか。あの世間の狭さはどこも同じだろうか。
    「琥珀の夏」はそんな題材がメインの話ではないんだけれど
    子ども時代のあの感情を久しぶりに思い起こさせる作品だった。
    ずっと閉じ込めていた、私にとっての「琥珀」。


    大人たちはかつてみんな子どもだった。
    それは考えてみれば至極当たり前のことだけれど、はっとさせられる。
    目の前で冷静に話す「大人」は、子どもの頃はそんなんでなく、「子ども」のように親や先生を慕い、友達とたわいないことをして遊んでいた記憶があるのだ。
    誰だってそうだ。

    子どもの頃の記憶は子どもの時のままだ。あの頃以来会っていない子はいつまでも子どもの姿のまま頭の中にいる。あの頃好きだった子は好きな子のままだし、苦手だった子は苦手な子のままだ。
    でも現実はそうではない。あの頃の「子どもたち」は確実に大人になっていく。性格や言動も変わっていく。あの時のままではない。
    子どもの姿のままの記憶を、「琥珀」に見立てているのは、確かにと納得した。

    「その子」もまた、ずっと「琥珀」の中に閉じ込められていたんだろう。


    大人になった法子たちの章は、全体的に特に驚くような描写もなく、正直(本が分厚い割には)中身があんまりないように感じてしまった。
    心が持っていかれなかった。

    最終章。「あの子」に対して、「私もあなたと一緒に大人になりたかった」(p533)という気持ちには正直なところ共感できなかった。
    当時子どもだったとはいえ、元々よく思っていなかった子でしょう。「あの子」が死んだ後だからこそそう思えるんだとしか。偽善だとしか。
    …そう思ってしまう私は、もしかしたらまだまだ子どものままなのかもしれない。

  • 会社の方に頂いた本。
    どちらかと言うと、私は辻村先生の本はあまり得意ではない(笑)

    物語が、淡々としたただのお話なのではなく、心を抉ってくるからなのかもしれない??
    人物の描写がとても鋭く、そこに描かれている嫌な人物像が、ひょっとすると客観的に見た自分自身なのではないかと錯覚するからなのか?(笑)
    兎も角あまり得意ではない。

    この話も読むのに時間がかかってしまった。
    私が苦手というだけで、毎回感心しているが、学校の中での序列や、口に出しては言えない微妙な感情、子供の気持ちを描かせたら右に出るものは居ないのではないかなぁ?


    幼少期から親元から離され、子供達が暮らしていたカルトと批判されたことのある〈ミライの学校〉から白骨死体が見つかる。
    この学校では、子供達の共同生活と、問答と言われる対話の教育を掲げていた。
    30年前、ミライの学校で何が起こったのか。
    見つかった白骨死体は誰のものなのか?
    過去、夏合宿に参加したことのある法子が立ち上がる。

  • 集団生活を実施する学校の撤退した跡地から見つかった白骨死体。弁護士の法子は、孫かと気にする夫婦の依頼を受け学校の事務局に向かう。自分も休み期間に何度は生活したその学校に。

    陰で笑われるようなヒリヒリ感が、ずっとするような感じなのに、どんどん読み進めていけるのは、やはりさすが。子供たちの気持ちの動きも、まさにありそうな感じなのがよい。

    学校の集団生活や白骨死体となった子の身元を探す行動などから、透けて見えてくるは、親子の関係で、それは保育園がとれないかもという状態の法子の家族関係にもつながる。集団生活という状況ではなく、普通の生活でも、親とこの関係、向き合う間柄の問題は変わらないと感じさせ、親の立場としては、その面でも考えさせられる。

    その中で、最終章は、親子だけでなく、人と人とが向き合うということの大切さを感じさせてくれる。それは大変なことだけど、やはり痛みを感じても向き合うことで、見えてくるものがあるかと思わせてくれた。

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著者プロフィール

1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004年『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『ツナグ』で吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で直木三十五賞を受賞。2018年には『かがみの孤城』で本屋大賞第1位に。本書の本編『ハケンアニメ!』は、2015年に本屋大賞3位に選ばれ、2022年5月には映画公開が予定されている。主な著書に『スロウハイツの神様』『V.T.R.』『ハケンアニメ!』『島はぼくらと』『朝が来る』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』などがある。

「2022年 『レジェンドアニメ! 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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