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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784163913865
作品紹介・あらすじ
突然降ってわいたように起こったスキャンダルは、まるでギリシャ神話のような家族の悲劇だった――。
かつては「ウディの映画に出演すればオスカーを獲れる」とまで言われ、ニューヨークを象徴する文化人のアイコンとして名声をほしいままにしたウディ・アレン。ハーベイ・ワインスタインのセクハラ暴露をきっかけに世界中に広がる#MeToo運動で、またもやハリウッドを干されている。
四半世紀前に勃発した、元交際相手ミア・ファローの養女への性的虐待のスキャンダルは、法廷闘争にまで発展し、いまもなおミア側との間で泥沼の様相を呈している。ミア・ファローや養女のディラン、ウデイの実の息子であるローナン・ファロー、当時のベビーシッター、ミアの養女でウディの現在の妻スンニたちの証言や記録をもとに、在米30年、ハリウッドを見続けた著者が公正な視点で虐待があったのかどうかその謎に迫る。
永遠に本人にしか分からない謎に、当時の記録をもとに公正に迫る。
みんなの感想まとめ
家族の悲劇とスキャンダルが交錯する中、著者はウディ・アレンを巡る複雑な状況に迫ります。元交際相手ミア・ファローの養女への性的虐待疑惑を中心に、法廷闘争やメディアの報道、さらにSNSの影響を考察し、当事...
感想・レビュー・書評
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これほど「泥仕合」という言葉が似合う長期間騒動も滅多にお目にかかれない。ウディ・アレン作品を最初に知ったのは、多分深夜枠のテレビ放送で観た「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」だったはず。大学で東京に出てきてから過去作も同時代作も観れるものは片っ端から観てきた。真にユダヤジョークが理解できるわけではないが、粒ぞろいの作品群は本当にワクワクできた。作品が好きなのでプライベート云々はあまり興味もないし、それで作品評価がかわるわけでもないが、こんなにプライベートで問題を抱えていても、クオリティの高い作品を変わらぬ頻度で出してくる作家精神はスゴイと思う。この本はウディ側にもミア側にも立たず、かなり中立的立場で書かれていて興味深いが、全体感想としてはミア・ファローの尋常じゃない精神面が浮き彫りになっていると感じる(男性視点だからかもしれん)。いずれにしろ、ウディ映画ファンとしては、クオリティの高い面白い作品が1本でも多く、世に出ることを願うばかりだ。
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レイニーデイ・イン・ニューヨークを観てからずっと後ろめたさがあった。その時は噂やニュースで耳にする程度の情報を横に置いて、この作品に対してどうやって向き合えばよいかわからなかった。今までのようにウディアレン作品を評価して良いのか不安になってこの本を読むことにした。正直、著者が書いている通り、私も何の結論も出ていない。ただ、どちら側の視点にも立った上で「事実」と「曖昧な部分」の両方を知ることができた。正直今後の彼の作品を自分がどう観るのか分からないけど…本当に読んでよかった。
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面白くて一気に読んでしまった。
そういえばレイニーデイ・イン・ニューヨーク以来、日本で公開されてないのかな?
と思ってググったら、次回作で監督引退というニュースが出ている。そして90年代の彼の作品を殆ど観ていない事に気づく。なんてこったい!
ps
ウディ・アレンVSミア・ファローはU-NEXTで配信されている。ご興味のある方はどうぞ -
複雑すぎる、不幸な出来事であることがよくわかった。
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一連の出来事はハリウッドのゴシップニュースとして断片的には知っていましたが、こう言うことだったのか。全然カッコいいと思えないけど女優が次々向こうから、とかかなりモテててるの意外笑
ミア・ファローもなかなかのイタイ人という感じ。10人以上もいる実子・養子の言い分もばらばら、たしかに真実は当事者にしかわからない。登場人物の誰の側からというのもなく、よくまとまっていてさくさく読めました。
ただ今回の本は題材が強烈におもしろいのであって、著者の筆力としての魅力ではなかったかなあ、と。時系列が前後して何度も読まないとよくわからない所もあるし、巻頭で19歳で死んだはずの養女の1人が本文では21歳で死んだことになっていてうん?と思ったり。彼がユダヤ人だということも大きく関係していると思ってますが、そこはさらっとスルーなのね、とか。ウディアレンもワインスタインもロマン・ポランスキーも才能は本物、それゆえに許されてきたこともたくさんあるんだろうな。
しかし今の時代は許されない。良くも悪くも時代の流れ、ですね。 -
ウディ・アレンのそれまでの人生を#MeToo運動によってキャリアを追われた事件を中心に振り返る。
アレンの人生を振り返ってるので過去のスキャンダルと性的虐待疑惑などが読めるが、大事なのはそれが近年蒸し返された中で起きていることだ。
#MeTooの仕掛け人の一人がアレンの実子だったとは驚いた。過去や現在の性的暴力で今までいた活躍の場を追われていくハリウッドの大物たち。しかし、この本を読むとアレンの事案が微妙なことが分かる。
アレンが自分のパートナーの養女と恋愛関係になったことは事実だ。だが、その後の別の養女への性的虐待は疑惑止まりであり、アレンの子ども達はアレン糾弾と擁護で真っ二つに分かれている。
近年のアレンはビジネスパートナーであったアマゾンの撤退により苦しい立場にあるようだ。
この本は#MeTooの課題を浮き彫りにしている。
性暴力への告発は確かに大事であるが、個々のケースにおいてそれがどれくらい本当なのか、それに見合った罰はどれくらいなのか、そもそもそういったことを誰がどう決めるのかなどの点が不明瞭で、追放運動が暴走してしまう危険性がある。
日本でも大小様々なことが起きている昨今、この本の価値は大きい。 -
世界を騒がせたウディ・アレンと元養女との結婚。かつての交際相手であり、自らの映画作品のミューズでもあったミア・ファローの養女への性的虐待、そしてその後、交際して結婚したスキャンダルの事の顛末を膨大な資料をもとに時系列で解き明かす。ウディの性的偏向、ミアの実子と養子コレクターに疑われる虐待。真実は未だに明らかではないが、作品は作品で楽しんでいきたい。
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翻訳書だと思ったら日本語オリジナルであることに驚いた。
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【ウディ・アレンは永久に追放されるべきなのか】世界中に広がる#MeToo運動で再燃したウディ・アレンの性的虐待疑惑。当事者にしか分からない謎に、当時の記録をもとに迫る。
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