西の果てのミミック

  • 文藝春秋 (2021年7月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784163913988

作品紹介・あらすじ

ミュージシャンとして活躍する渡會将士(わたらい・まさし)氏の初となる小説作品。

主人公が訪れた長崎県で、奇妙な女性と出会い、不思議な出来事に遭遇するエンターテインメント小説。

ある夜「僕」は長崎港でずぶ濡れの女と出会う。
女は美しく、その瞳は井戸の底のように暗かった。
和、中華、オランダの文化が入り乱れる長崎を舞台に、オールドムービー、歴史、オカルト、グルメがちゃんぽんになって、物語は奇妙なキメラへと姿を変えてゆく。
200曲以上の詞を世に送り出してきたミュージシャンの鮮烈作家デビュー作!!

感想・レビュー・書評

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  • 読書終了日:2022年11月8日

    所感
    ゴーストライターが隠れキリシタンと出会うことで、自分を偽る選択をし続けた過去を精算出来た。金歯の親父は、マキの罪悪感。
    チリは、マキが取り戻したい自分の道標。
    宗家さんやマダムは、ポジティブな感情。
    長崎の登場人物は全てマキの空想。
    トルコライス的情報過多は、マキの頭の中の状態。
    マキでありチリであるものは、風のようにライトに行こうと言った。
    長崎行ってみたい。

  • 表紙が気になって手に取った(作者のことはよく知らない)が、面白かった。色々と地域の風習や伝承のような要素が散りばめられており、一度読んだ後も調べながら再読すると発見することがある。長崎に行きたくなる本である(怪奇には巻き込まれたくないけど)。

  • まず長崎という舞台設定がいい。処女作とは思えない。もっと長編でもいけるんじゃないか。

    FoZZtoneのときから小説的な詞を書くなあと思っていた。こういう才能を埋もれさせてはいかん。

  • (帯より)和、中華、オランダの文化が入り乱れる長崎を舞台に、オールドムービー、歴史、オカルト、グルメがちゃんぽんになって、物語は奇妙なキメラへと姿を変えてゆく。

    渡會さんの歌であったり、昔の文章とかを彷彿とさせる作品で、こうして形になって良かったなあと思う。私は元々渡會文体が好きだったので、本書も好きです。

  • 10年来のワッチファンなので内容はあんまり気にせず本屋さんで探して購入

    はじめの方はこれワッチの歌詞みたいな表現だな〜って感じるとこが多かった
    後半は夜中に一気に読んでえ〜あれどういうことだったんだ〜?!て頭の中でぐるぐるしてしばらく寝れなかったり
    妖怪知識が皆無だったので読み終わった後からいろいろ調べてうおおとなったりしてまた読み返したくなってる あとシンプルに長崎に行きたい

    表紙の絵がチリになってることにも読み終わってから気付きました

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