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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784163913995
作品紹介・あらすじ
言わずと知れた「発酵博士」こと小泉武夫先生による「くさうま(臭くて美味い)」の決定版。今回は実際に小泉先生が発酵の現場に足を運んで、思わず仰天した「奇跡の発酵食品」の中から絞りに絞った17品目を紹介します。小泉先生がその食品といかにして出会ったか、からスタートする各章は、紀行文としての魅力もたっぷり。日本国内はもとより、中国の奥地にまで出かけていきます。また、出かけた先で出会った人たちも、一癖も二癖もある魅力的な人物でした。
小泉先生が初めて出会った青森の果物の熟れずし、古文書で見つけた紙を発酵させた「紙餅」など、聞いたことがない発酵食品から、「100人がそれを食べたら、98人が気絶寸前、2人が死亡寸前になる」韓国のホンオ・フェ(エイの刺身)や、「風上で缶を開けると風下の人が気絶する」という北欧のシュールストレンミング(イワシの缶詰)など、悶絶級のものまで、いやはや読んでいるだけで臭い。それでいて、美味しそうだから不思議だ。
小泉節満載の本書は、発酵のうんちくもたっぷりあって、勉強にもなる。「口噛み酒」とは「こめかみ」の語源になった発酵で、古代、麹菌がまだ知られていなかった頃、若い巫女さんが、ごはんを口に入れ、ぐちゃぐちゃになるまで30回ほど噛んで、それを壺にぺっと吐き出す。これを貯めておくと、自然に発酵して、数週間でアルコール度数が9度以上(ビールくらい)の酒になる。小泉先生は自分の研究室で、これを実際に試してみた。伝統に則って噛むのは4人の女子大生。こめかみをしびれさせながらも、見事に古代のお酒が蘇った。
食品だけでなく、小便を発酵させて火薬を作ったりする番外編もあって、発酵って不思議で面白いとあらためて感じる1冊。
みんなの感想まとめ
発酵食品の奥深さと魅力を探求する内容が詰まった一冊で、発酵の技術が古代から受け継がれてきたことを知ることができます。著者が実際に現場を訪れ、驚くべき発酵食品を紹介しながら、独特の紀行文としての楽しさも...
感想・レビュー・書評
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コロンバイン高校はじめ、重い本ばかり読んで精神的に参ったので、お口直しに。
が、話の途中で、突然章が終わるのはなぜ…
そして、一人称が「俺」になったり「私」になったりするのも非常に気になったが、この方の著作は、美しい文章を鑑賞するものではないのだな…と。
諦めると楽しく読めた。 -
発酵食品の奥深さが良くわかった。発酵の技術は大昔から伝承されてきたのですね。
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2025年4月5日、Yahooフリマの200円引きクーポンを使いたくてカテゴリーから600円以下のレシピ本を探していて見つけた本。
レシピ本じゃないが、発酵に関して造詣が深くなれそうな本。値引き前620円。 -
聖地巡礼のように、この本のでているところに行って味わってみたい、学問として体系的に習ってみたい。臭いのにどこまでたどり着けるのか、くさやでダウンしてしまうのか臭豆腐まで行けるのかワクワクします。
著者プロフィール
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