心はどこへ消えた?

  • 文藝春秋 (2021年9月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163914305

作品紹介・あらすじ

この20年、心は消滅の危機にさらされている。物が豊かな時代は終わり、リスクだけが豊かな時代がやってきたからだ。人々は目の前のことでせいいっぱい。心はすぐにかき消されてしまう。社会にも、身近な人間関係にも、そして自分自身の中にさえも、心というプライベートで、ミクロなものを置いておく余裕がない。それでも心は見つけ出されなければならない。自分を大切にするために、そして、大切な誰かを本当の意味で大切にするために。ならば、心はどこにあるのか? その答えを求めて、臨床心理士は人々の語りに耳を傾けた――。現れたのは、命がけの社交、過酷な働き方、綺麗すぎる部屋、自撮り写真、段ボール国家、巧妙な仮病など、カラフルな小さい物語たちだった。

『居るのはつらいよ』で第19回大佛次郎論壇賞受賞、紀伊国屋じんぶん大賞をW受賞した気鋭の著者が「心とは何か」という直球の問いに迫る、渾身のエッセイ。

みんなの感想まとめ

心をテーマにしたこのエッセイは、著者自身の経験やカウンセリングの実例を通じて、現代社会における心の在り方を探求しています。エピソードの一つ一つが共感を呼び起こし、個々の小さな物語が大きな社会情勢に埋も...

感想・レビュー・書評

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  •  東畑開人さんの作品、初読みです。この作品は、東畑さん自身の経験と実際のカウンセリングの実例を交えながら、“心”をテーマに綴ったエッセイです。

     ひとつひとつのエピソードに、共感しまた納得もできました。自身を含めた人の数だけ小さな物語があり、それは大きな物語、社会情勢などに隠れてしまいがちだけれど、小さな物語に目を向けることが“心”にも近づく結果になりえるという解釈ができました。

     ただ、私が読んでいて興味を惹かれたのは、東畑開人自身さんの魅力かな…。読んでいて親近感をめっちゃ感じる人で、文体もわかりやすいし、大学で教鞭をとっている偉い人って感じじゃ全くないんですよね!だからかな…読んでいて、何事にもそんなにかまえなくていいんだって…肩の力が抜けるというのか、“ほわっ”とできた、作品でした。

    • ひろさん
      かなさん、こんばんは♪
      興味を惹かれたのは東畑開人さん自身の魅力ってところにとっても共感しました(*^^*)すごい人なのにすごいと感じさせな...
      かなさん、こんばんは♪
      興味を惹かれたのは東畑開人さん自身の魅力ってところにとっても共感しました(*^^*)すごい人なのにすごいと感じさせないところがまたすごいと言いますか。
      かなさんのレビューに"ほわっ"としました~!!
      2024/03/10
    • かなさん
      ひろさん、こんにちは!
      東畑開人さんって
      こっちが、もっと偉そうにしてもいいのにって思っちゃうくらい
      飾り気のない、ステキな人なんです...
      ひろさん、こんにちは!
      東畑開人さんって
      こっちが、もっと偉そうにしてもいいのにって思っちゃうくらい
      飾り気のない、ステキな人なんですよね(*'▽')
      カウンセリングを受けてみたいとも感じてしまいました…。
      2024/03/11
  • 私の心は消えたのではなく
    ひとつになったから消えたと感じただけ。
    きっといつかふたつになって動き始めるから
    安心して待っておこうと思う。
    未来は勝手にやってくるんだから。

    • きたごやたろうさん
      またまた私の本棚に「いいね」をありがとうございます。
      この本は、必殺「タイトル買・借」です。
      どうして今まで出会わなかったのかな?
      図書館に...
      またまた私の本棚に「いいね」をありがとうございます。
      この本は、必殺「タイトル買・借」です。
      どうして今まで出会わなかったのかな?
      図書館に走ります!
      あっ。
      ド深夜だった。
      2024/11/16
  • 「ここには心が二つある。私の心と読者であるあなたの心だ。心が一つ存在するために、心が必ず二ついる。」p242

    ヒットした学術書『居るのはつらいよ』の著者、東畑開人さんが、自らを「バジー東畑」と称し、自身のカウンセリングにきたクライエントの様々な症例を元にして、心が見えにくくなった時代を考察する。
    ちなみに「バジー東畑」の由来は「馬耳東風」から。

    面白かった。
    出てくるクライエントさん、皆どこか私に似ている部分があって、自分と少し重ね合わせながら読んだ。
    こういう部分、自分にもある。ああいう言い方、私もするかもしれない。そんなことを思いながら彼ら彼女らと、東畑さんのカウンセリングの経過を読んでいたら、最後には心がフッと軽くなった。
    カウンセリングの最初の方と最後だけ疑似体験しているみたいだった。

    固いエッセイでは全然なく、読みやすさに驚いた。
    本編全体にちりばめられたユーモアにもページをめくる手をやめられない魅力がある。
    他の著書も読んでみたいと思った。

  • とても魅力的な本だった。

    ユーモアに溢れていてでもマジメでわかりやすく、暖かくて、響くものがたくさんあった。
    言葉のひとつひとつを、しっかりと砕いて取り込みたい衝動で、必死の読書となった。
    脳みそパンパンです…
    金言がたくさん埋まっていた。
    文庫化してくれたら、バッグに常に入れておいて、繰り返し読みたい、そういうタイプの本です。

    文庫化の際は、ぜひともクイックオバケさんの装画のままでお願いしたい!

  • コロナ禍で連載されていたエッセイ。

    コロナ禍の混乱や、ジャニーズ事務所解散など時事的なネタも含まれていますが、
    軽快な口調でカウンセリングについてなどがまとめられています。

    問題にぶつかった時に、自分がすべて悪いと思ってしまうことがあると
    学びました。自分にも当てはまることがあったなと思い当たりました。

    カウンセリングにより会話をして、
    回復していく人たちを見ると癒やされました。

    カウンセリングとは話を聞くだけ。と思っていましたが、
    そういうわけでもない奥深さがあるのだなと思いました。

    同じ著者の最近話題の「カウンセリングとは何か」を読んでみるのも
    いいかもと思いました。

  • 【メモ】
    ・2020年の私たちは大きすぎる物語に振り回されることになった。世界中が同じウィルスに襲われ、同じ不安におびえ、同じ脅威に立ち向かった。みんながみんな、同じ物語に取り巻かれた。数字が変化して、グラフの角度が変わるたびに、社会は一変し、みんなが同じ行動をとることになった。私たちは一斉に自粛して、一律にお金を配られた。そして、大挙してワクチンを打ちに押し寄せた。
    大きすぎる物語は、私たちを「みんな」へと束ね上げる。そのとき、個人は群れの一員として扱われ、心を一つにするよう求められる。社会を防衛するためにはしょうがなかった。生命を守るためには必要なことだった。それはわかる。大きすぎる物語には有無を言わせないだけの説得力がある。
    だけど、そのとき、小さな物語たちが吹き飛ばされてしまったのもまた事実だ。グラフに表れる数値を一つ一つ分解していくならば、そこには小さな物語たちがあって、それこそが私たちの人生の単位だったはずなのに。
    大きすぎる物語が、小さな物語をかき消してしまった。心は、大きすぎる物語に吹き飛ばされた。

    ・心は変化を好まない。だから、現実が変化してしまったとき、私たちは心を閉ざす。そのためにお決まりの方法に固執する。心は現実の急激な変化に耐えられないからだ。
    しかし、それは悪いことではない。吹雪のときには洞窟に避難した方がいい。生き延びるために現実に対して心を閉ざすことが必要なときもある。
    変化とは劇薬のようなものなのだ。一気飲みすると体を壊すけど、完全に拒絶しても体は悪くなる一方だ。だから、チビチビ舐めるのが良い。現実が変化するのは一瞬だけど、心の変化はゆっくり起こるのが自然だ。

    ・「見てくれている」。これが貴重なのだ。それは幼い頃には比較的簡単に手に入ったけど、大人になった今ではめったに手に入らないものだ。人を褒めるのが難しいのは、言葉のテクニックの問題ではなく、 「よく見る」のが難しいからだ。だから、もし、他者のいいところを偶然見かけてしまったら、率直に伝えると良い。それは幸福な瞬間なのだ。

    ・雑談とは三密の不透明なドサクサのなかで生まれ、育つものだ。そして、そういうものは今、監視され、管理され、清潔にされなくてはならない。感染予防とはすなわち雑談予防なのだ。だけど、本来大学とは雑談がはびこる不潔な空間であったではないか。
    大学に雑談が戻ってくる。どんなにガイドラインの目が厳しくても、人と人とが同じ空間にいれば、雑談は花を咲かせてしまう。ガイドラインの隙間に、雑談が生い茂る。それは多分、大学だけじゃない。人は人を怖がったり、嫌いになることもあるけれど、結局人を求めることをやめられない。生身の人間がそこにいる。それだけでわけもなく嬉しくなってしまうのが私たちだと思うのだ。

    ・心はどこにあるのか。脳にも、心臓にも心はない。顕微鏡を覗いても、X線を使っても、そこに心は映らない。心を見ることができるのは心だけだ。心はもう一つの心の中でのみ存在することができる。
    ふしぎなことを言っているように聞こえるかもしれない。だけど、思い出してほしい。私たちの心を最初に発見したのは、他者だったではないか。私たちが自分の心に気づく前に、周りの大人が「お腹減ったんだね」とか「気持ちいいのね」と気づいてくれた。
    私たちの心は誰かの心の中で発生する。そういう体験が積み重なって初めて、ようやく自分を振り返れるようになる。自分の心で自分の心の苦しみや喜びに気づけるようになる。
    だから、私の心に彼の心を置き、それから彼に戻す。すると、次は自分で自分の心を振り返れるようになるかもしれない。心に心を置いておけるようになるかもしれない。この繰り返しが対話の本質だと思う。

    ・様々な限界と折り合うために、古い願いを埋葬し、新しい希望に手を伸ばさざるをえなくなる。その結果、思いもかけない、いびつな生き方になるかもしれない。それでも、そこにその人のオリジナルな人生がある。長いカウンセリングの終わりに、心には深い創造性があることをいつも感じる。

  • 臨床心理士の東畑さんのエッセイ。クスッと笑ってしまうところもあり、独特のタッチがくせになりそう。違う作品も読んでみたい。

  • エッセイのカテゴリーの作品かな。
    オイラとしてはめずらしく。

    おもしろいよ!

    ご一読をお勧めします。

    • きたごやたろうさん
      追伸
      「いいね」ありがとうございます。
      追伸
      「いいね」ありがとうございます。
      2025/06/25
    • ぱんけーきさん
      きたごやたろうさん

      感想の手法に脱帽です!
      今後もいろんな感想参考に、本に出会えたらとおもいます♪
      きたごやたろうさん

      感想の手法に脱帽です!
      今後もいろんな感想参考に、本に出会えたらとおもいます♪
      2025/06/26
    • きたごやたろうさん
      ぱんけーきさんへ

      ズルい答えでごめんね!

      でもね、けっこう難しいんだ、この方法。
      散文を川柳にしているみたいなとこ、あるかなぁ...
      ぱんけーきさんへ

      ズルい答えでごめんね!

      でもね、けっこう難しいんだ、この方法。
      散文を川柳にしているみたいなとこ、あるかなぁ。
      2025/06/26
  • 東畑開人さんの「心はどこへ消えた?」読了。

    東畑開人さんは、臨床心理士。これまでに、私は彼の書いた「居るのはつらいよ」や「野の医者は笑う」などを読んだ。わかりやすい文章で、私たちの心の問題を見つめ、時には寄り添ってくれる、という感じの本たち。

    この本は、コロナウイルスが蔓延していた2020年5月〜2021年4月の1年間「週刊文春」に掲載されていたエッセイを書籍化したものとのこと。エッセイなので、ストーリーがあるわけではないのだけれど、彼のカウンセリングのクライエントさんたちの「小さな物語」が詰まっていました。

    そして、その「小さな物語」は、時には知識になり、時には読者自身を癒すものがたりになってくれる。

    うーん、いい本でした。

    「ここには心が二つある。私の心と読者であるあなたの心だ。心が一つ存在するために、心は必ず二ついる」p242

    自分の心が存在するためには、それを感じ取ってくれるもう一つの心が必要、ということ、かな。何かぶち当たって辛いと思った時、自分の中の上司役である「超自我」だけに自分を任せるのではなく、別の心と触れ合うことが必要なのかもしれない。

  • 序文からしてうんうんうん、と思わず頷きながら読む。大きな物語に吹き飛ばされた、小さな小さな物語をまた見つけ直すために、ページをめくる。

    カウンセリングルームで日々クライアントとの対話を重ねている東畑さんが、自身が扱った1つ1つのケースを基に、近年消えてしまった心について、脱線しながらもさまざまな考察を巡らせる。
    東畑さんは、カウンセリングルームを訪れたクライアントが語った言葉たちを「小さな物語」と表記しており、それぞれは独立した、実に個人的な物語だ。
    この本に書かれている小さな物語を全て読み終えた時、わたしは何故だかセラピーを受けたような、心を優しく手当してもらえたような気持ちになった。

    東畑さんの文章は一貫して、心の可能性、ひいては人間の可能性を、どこまでも信じている様が伝わってくる。傷ついた本人すら見つけられずにいる心を丁寧に見つけ出し、そして人生をほんのちょっと変える手助けをする。

    さて、心はいったいどこに消えていたのか。ぜひ本を手に取り、結末を確かめて欲しい。

  • Audibleにて。

    臨床心理士の東畑さんの本。題名から何となく哲学的なお話かと思ってたけど、全然違っていて、くすっと笑えるところ満載の本だった。

    また、患者さんとのやり取りの様子も書かれていて、お母さんを亡くした男の子との遊びながら治していくプレイセラピーのお話は、泣きそうになった。

    仮病は気持ちの病だから、そういう人がいたら、エビデンスを求めるのではなく、そのお芝居にのってあげて仮治療をしてあげる。なるほどー。

    心の病は、手術してとかお薬ですぐ良くなるってものではないけれど、こういう専門家の方に話を聞いてもらったら楽になれるのかも知れない。

  • 週刊文春の連載はたまに読んでいた。ちょうどコロナの時。それから単行本になっているのを知り、読んでみた。タイトルがよい。チーズならぬ心がどこに消えてしまったのか、というのが横軸のコラム集。時代性がある。

    読み進めながら、心という言葉から湿度が失われた現代の空気を感じた。データやAIが「気持ち」を可視化しても、内側を語る言葉は貧しくなっているような気がする。カウンセリングの現場に映る静かな喪失感。文学の一場面のようでもある。

    著者は心を個人の内面ではなく、他者との「関係の間」に見ている。誰かと向き合うときにだけ現れる現象としての心だ。その視点に、臨床家としての誠実さと時代への批評が同居しているように思った。

    では消えてしまったもの=心を取り戻すとは?過去への回帰ではなく、立ち止まる勇気だろう。効率を優先する社会で、言葉の劣化とともに心も薄れていく。消えた心は、私たちの見落とした日常の隙間に息づいていることにわずかでもよいから気づくことから始める。そんな印象が残った。

  • 多くの気づきを得られた。
    何より、臨床心理士の器の大きさを感じた。
    クライエントの話というのはきっと専門家でもなんでもない人間にとっては聞くに耐えない苦労自慢に感じ、過度に悲観的で自分に甘く考えが浅はかだと相手に厳しくなってしまうところだろう。
    しかしカウンセラーは決してそれを見せず傾聴の姿勢を崩さない。そして、どんなクライエントであってもその人の本当の悩みについて深く考え、見抜き、その背景に何があるのかクライエントの過去の出来事に思いを馳せ心に思いを馳せる。
    決して誰にでもできることではないだろう。
    上手くいくカウンセリングもあれば上手くいかないカウンセリングもあると思うが、いずれにしても臨床心理士というのは素晴らしい職業だなと感じた。

    自分の悩みが相手にとってちっぽけなものかもしれないと感じると人は口を閉ざしてしまうだろう。しかし、著者のようにこんなにも自分の現在からバックグラウンドまでを深く見つめ自分以上に複雑に捉えてくれる人がいるとなんとありがたいことか。
    こんな人に出会えるだけでなんだかこれからも生きていけそうだと思う。
    クライエントがお金を払ってまで毎週通い、カウンセラーに心を開き、熱心に話をする理由がわかる気がした。

  • 心という捉えどころのないテーマをユーモアを交えて解説しているエッセイ集。結局、答えはよくわからないまま読み終えた。

  • ふふふと笑えるようなエッセイ。
    多分自分が今特に大きな悩みとか病んでいることがないから、思ったよりも心に残った言葉はなかった。
    そこら辺が原因なのか、面白いのに中々読み進められない怪奇現象が起こった。

  • 著者の軽快な語り口調によってとても読みやすかった。
    心はどこへ消えたのか?
    いつでもあると思っていたけど、紹介されていたいくつかの症例を読むと、心って見えないんだなぁ、自分でもわからないところに居たりするんだと思った。
    また、他人の心があることで自分の心がわかることがあるというのも救いだなと思った。自分の心がわからなくなったとき、他人を頼りたい。
    「自分が悪いのではなく社会が悪い。」これは心に留めておこう。

  • クライエントさん達とのカウンセリング内容を通じて感じたのは、心をしっかりと自分の物にするためには時として他者の心を経由することも必要だということ。物理的に圧倒的に豊かになった世界で、仕事に日々に忙殺されがちになると心が置いてけぼりになる。今まさにそうなる寸前でバランスを保っている。メンタルケアっていうと軽く聞こえちゃうけど、やっぱり専門家である心理カウンセラーを通じたケアをしてもらう方が、一時的に傷ついたとしても一歩進めるんだなーと種々のエッセイを読んで考えたりした。

  • サイコーに面白かった!
    元気が出てくるエッセイ

  • 面白かった。ところどころ、声をあげて笑わせてもらった。(仮病のために体温計をコントロールできるようなった話とか。)

    心理学を学べたりするかなと思って手に取った本だったけれど、知識云々より心や気分を軽くしてくれる一冊だったなと思った。疲れた日の終わりや、気分転換に読むのがちょうど良さそう。


  • 臨床心理士の東畑さんの作品に
    今年はハマっています!

    私もそうだけど…
    いつも慌ただしい日々を送っていて
    自分と対話する時間を蔑ろにしてたなって
    気づかせてくれる!

    あの時…見て見ぬふりをしてきた感情と
    いつかは向き合わないといけない時が
    人生のどこかのタイミングでくる事を
    教えてくれる…

    あぁ…私…あの時 本当は傷づいていたんだな…と!

    目の前のことで精一杯で…
    あの時に感じた感情は いつの間にか
    心から無かったことのように消されていく

    でも…
    自分を大切にするためにも
    大切な誰かを本当の意味で
    大切にするためにも
    向き合うことが大切なんだと感じました

    重たいお話にならないように
    ご自身の自虐ネタから
    カウンセリングの様子など
    読みやすいように描かれていて…

    読み終わると心の調律を
    してもらった気持ちになりました!

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著者プロフィール

1983年生まれ。専門は臨床心理学・精神分析・医療人類学。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。白金高輪カウンセリングルーム主宰。博士(教育学)・臨床心理士・公認心理師。著書に『野の医者は笑う:心の治療とは何か?』(誠信書房、2015年/文春文庫、2023年)、『居るのはつらいよ:ケアとセラピーについての覚書』(医学書院、2019年)、『心はどこへ消えた?』(文藝春秋、2021年)、『聞く技術 聞いてもらう技術』(筑摩書房、2022年)、『雨の日の心理学』(KADOKAWA 、2024年)、『カウンセリングとは何か:変化するということ』(講談社現代新書、2025年)など。『居るのはつらいよ』で第19回(2019年)大佛次郎論壇賞受賞、紀伊國屋じんぶん大賞2020受賞。

「2025年 『カウンセラーの選びかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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