魔の山

  • 文藝春秋 (2021年9月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784163914404

みんなの感想まとめ

サバイバル能力に優れ、正義感あふれる主人公がカルト集団に潜入する緊迫の物語が展開されます。コルター・ショウは、依頼を受けた容疑者の親のために、危険な集団に挑むことを決意します。彼は孤立無援の状況で真実...

感想・レビュー・書評

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  • この事件はコルター・ショウにしか解決できない事件だね

    いや逆かこの事件を解決させるためにコルター・ショウをジェフリー・ディーヴァーは生み出したのかも

    サバイバル能力に優れ、弱い立場の人や窮地に立たされた人を放っておけず、強い正義感と決して折れない不屈の精神を持ち、両親の深い愛を受けて育ったコルター・ショウ
    もう、好き

    ニヤリとさせられる場面やディーヴァーの代名詞となったどんでん返しもふんだんにある傑作です
    お父さんに関する謎も解き明かされ次作ではいよいよ黒幕との対決になりそう

    楽しみ!

  • 懸賞金ハンター、コルター・ショウのシリーズ、2作目。
    今回は、容疑者の親からの依頼に始まり、個人的な動機から、カルト集団に潜入!

    教会にヘイトクライムとされる落書きをして放火、銃も使った若者二人。
    片方の親に探すよう頼まれたが…
    助けようとした若者の一人が、なぜか投身してしまう。
    その時に見かけた集団に危険を感じたコルター・ショウは、カルトと疑われる集団オシリスに潜入を決意します。
    武器も持って行けず、携帯も取り上げられる。
    取り込まれている参加者は、説得も難しく、うっかり話も出来ない。
    孤立無援、真実を突き止めようとしながら、危機を回避しなければならない状況に。

    自腹で人を救いに行く正義感はなかなかのもの。そして、やってのけちゃうのよね~
    ハラハラはさせてくれますけれども。
    サバイバルが専門みたいなものだし、ほぼ万能だからな~
    ヒロインの設定が、なかなか秀逸。ネタバレにならないようにすると、書けないけど。
    父の秘密も重要な点がわかって来たので、進展に胸を撫で下ろす今日この頃。
    続きをいつ読もうかな、っと。

  • 魔の山というタイトルから、そうか前作「ネヴァー・ゲーム」でのストーリー父が死んだ山の探検に行くのかという期待は裏切られ、2人の若者を追って山を行く。そこでまたカルトの巣に潜入という、おいおいどうなるんだ?
    そして事件がひと段落したところで山で父親が隠した資料をゲット(ここはあっさり)。それを狙う組織。
    次回作でその組織との戦いが始まる(もう始まっている)

    Amazonより
    ヘイトクライムの犯人を捕らえた流浪の名探偵ショウは、背後に自己啓発カルトがあるとにらんで潜入するが…。好評新シリーズ第二弾。

  • 読書備忘録738号。
    ★★★★。

    失踪人や逃亡者に懸賞金が掛かれば必ず見つけ出すコルター・ショウ。シリーズ第2弾。シリーズは3部作なので、あと残り1作です。
    リンカーン・ライムシリーズと異なり、一連の連続時間の3部作なので、前作のエンディングから始まる。

    教会の壁にヘイトクライムの落書きをして牧師に発砲してケガを負わせ逃亡した若者2人組に懸賞金が掛けられた。
    懸賞金を出すのは逃亡している若者のご両親。なけなしのお金を集めて「そんなことをする子ではない。取り返しのつかないことになる前に見つけて欲しい」と。
    ショウは山の中で難なく2人組を見つける。そして、彼らの口から語られる言葉を聞き冤罪を確信する。しかし、若者の1人は微笑みを浮かべながら崖から身を投げて自殺してしまう。なんなんだ!これは?

    そして、自殺現場に1台の車が。それは自殺した若者が研修を受けていた新興宗教組織「オリシス財団」のメンバーであった。
    失踪人や逃亡人の居場所を必ず生存した状態で依頼人に報告することを是としているショウは、目の前で自殺されてしまった事態に責任を感じる。
    果たしてオリシス財団とは?単なる宗教団体?それともカルトグループ?それも悪徳という修飾語が付く?
    父親の死の謎を探す活動をひとまず脇に置いて、ショウはオリシス財団潜入調査をすることにした。

    潜入に先立って調査した結果、過去にオリシス財団を記事にしようとした記者が居たが強盗殺人で殺されていた。そして、殺害した犯人も警察に射殺されていた。あやしい・・・。しかし、全くと言って良いほどオリシス財団に関する情報がない。なぜだ?なにか秘密があるはずだ。
    そして、ショウのオリシス財団潜入調査が始まる!
    ショウは偽名を使って潜入する。そこは指導者イーライが説く恐ろしい教話に洗脳されたおそるべしカルト集団であった!
    なぜオリシス財団に関する情報が表に出てこないのか?そのカラクリも明らかになる。しかし決定的証拠がない。証拠を掴むためにはイーライの信頼を得て懐に潜り込んでいくしかない。果たしてショウは証拠を掴めるのか!
    思わぬ敵、思いもよらない味方!これぞディーヴァー小説!
    リンカーン・ライムは寝たきりの静。コルター・ショウは父親に仕込まれたサバイバル術を駆使した動。
    そしてお約束のどんでん返し。
    面白くない訳ないですが、この備忘録を読んでくださる方がちょっとでもいらっしゃることを想像するとジェフリー・ディーヴァー作品は備忘禄記載が出来ない!

    そして次回作へ。
    3部作を通じて大きな謎である父親の死とその理由。それが巻末で明らかになる。父の遺志を受け継いだショウ!
    敵は健在!そして父に育てられた三兄妹。いよいよ兄ラッセルの登場か!

    青山美智子で癒されて、ディーヴァーで消耗する!笑
    読書は楽しい!

    • ほくほくあーちゃんさん
      わぁー、最近ジェフリー・ディーヴァー読んでなかったから、読みたくなりましたー!!
      まずは、ライムシリーズ!!
      けど、他の作品も面白いんですね...
      わぁー、最近ジェフリー・ディーヴァー読んでなかったから、読みたくなりましたー!!
      まずは、ライムシリーズ!!
      けど、他の作品も面白いんですね。
      「ディーヴァーで消耗」に笑えましたー笑
      2023/05/30
    • shintak5555さん
      青山さんが、サラサラと啜れるざる蕎麦なら、ディーヴァーは汁なし台湾まぜそばですかね。
      どっちも旨いけど、台湾まぜそばはボディにガツンと来る!...
      青山さんが、サラサラと啜れるざる蕎麦なら、ディーヴァーは汁なし台湾まぜそばですかね。
      どっちも旨いけど、台湾まぜそばはボディにガツンと来る!笑笑
      ショウはライムと違ってすごく他人に寄り添う良いやつです。笑笑
      2023/05/30
  • 前作の最後では、亡き父の残した秘密の手掛かりが見つかり、それと同時に懸賞金案件の依頼もあった。後者を優先して、依頼の教会を襲撃した若者二人を追跡するところから今回の物語は始まる。二人は程なく見つかり接触するのだが、一人が崖から身を投げて死亡してしまう。

    ここからカルト集団の関わりが描かれ、そのまま一気に物語に引き込まれる。

    ショウの偽装潜入、カルト集団の行いと目的、味方や武器もない中での生き延びるためのサバイバル、指導者イーライの人物像や集団内の規律や生活、など真相が明らかになるまでに十分信仰の怖さを感じた。

    文中ではカルトは「思考や人格を殺す」とあり、まさにそういう登場人物も何人か出てきて、事件が続き物語の発端にも関連する。しかし、皆がそうではなく本来の目的を持った人物も出てくるが、解決に向かうまでも一筋縄ではいかずハラハラさせられた。さらに、最後は亡き父の秘密を巡って進展があり、どっちが上手なんだと思わせるやり取りを経て次作に続く。またまたこの先が気になって仕方がない。

  • 流石の仕上がりで、翻訳も違和感なく読みやすくて良かった。

  • 2020年5月刊のTHE GOODBYE MANを翻訳して、2021年9月文藝春秋刊。懸賞金ハンターのコルター・ショウの2作目。ショウは、カルト集団に潜入する。ラストに父の秘密がまた明らかになり、1作目からの謎がわかった。連続ものの醍醐味だ。謎はまだ続くようで楽しみです。

  • カルト教団のネタ。
    どうしても日本でもかつて、世間を騒がせたあの事件を思い出し、いや~な気分のまま読み続ける他なかった。

    あの人物が!という驚きと、こんな展開?というディーバいつものどんでん返しとで、読み始めたら止められずまた夜更かし。

    このシリーズまだまだ続きそうですね。

  • う~ん…。ディーヴァーらしいヒネリがあるし、主人公ショウの造型もクールでいいのだけど、面白かった!と手放しで言う気にはならないのだった。ショウが潜入する自己啓発系のカルトが(やってることはエグイが)あんまり恐ろしくない。いくら手ひどく傷ついた人でもこれを信じちゃう?そりゃないわ~。展開もちょっとショウに都合が良すぎる気がするし。中心となる第2部は、ディーヴァーだからとちょっと辛抱して読んだ感じ。むしろ、結末と、前作から次作へつないでいくエピソードが書かれた、短い第3部のほうが面白かった。


    と書いた後でつらつら思うに、とんでもない教義なのに多くの人をひきつけるカルトは現実にいろいろ存在するし、メジャーな宗教だって教義そのものを見れば、えー、むにゃむにゃ……。
    自己啓発とか精神分析とかがごく当たり前のこととして日常にある(らしい)アメリカでは第2部もリアルなのかも。

  • 追跡者コルター・ショウの第二弾。

    身体を動かすことができなかったリンカーン・ライムの後に、
    身体の自由を失うことをなによりも恐れるコルター・ショウを主人公にしたのは、
    本を売るための計算なのだろうか、
    それとも物書きとしての自然な反動なのだろうか。

    人探しの捜索をきっかけとして、
    ある財団に潜入することにしたコルター。
    指輪物語の一場面を彷彿とさせる崖の間の道の奥で
    集団生活を行う「オシリス財団」は、
    カルト集団なのか、それとも自己実現グループなのか。

    どんな話で人々を惹きつけているのかと、
    指導者が話す自分の人生の成功話を真剣に読んでいたのだが、
    死から蘇った、と宣言したところで、やる気をなくした。
    イエス・キリストを全否定するつもりはないが、
    自分でも驚くぐらい「死からの復活」に対する拒否感が強かった。
    そこはやはり仏教文化圏に育ったせいか、
    似て非なる「生まれ変わり」の方がまだ信じられる。

    それと、オシリスの肉体の断片を拾い集めたのは、
    その妻と妹ではなく。
    妹でもある妻だよと突っ込んでしまった。

    カルト集団の中で徐々に協力者ができ、
    無事解決したと思ったら、
    潜入する理由だった女性が殺されたと思ったときは、
    びっくりした、というかだまされた。

    それにしても、コルターはサバイバル術として、
    格闘技や銃の扱い方だけでなく、
    鍵の開け方やら植物の毒の使い方と
    ありとあらゆることを教育され過ぎじゃない?

    • papriikaさん
      主人公の万能っぷりは、確かに「お、おう…」ってときどきなりますね。ピンチかな?って思っていたら「○○はこれが試験だとわかっていた」みたいなケ...
      主人公の万能っぷりは、確かに「お、おう…」ってときどきなりますね。ピンチかな?って思っていたら「○○はこれが試験だとわかっていた」みたいなケースも。ディーヴァー作品ではいつものことですが。
      個人的には、カルト財団に意図して潜入しながらもその財団のカリキュラム<プロセス>を受ける過程で、兄ラッセルへの思いを吐露してしまうところが印象深いです。
      2021/10/30
    • fattycatloverさん
      ディーヴァーの作品では疑心暗鬼(?)になって読んでいるつもりでも、毎回だまされてしまいます。
      そうですよね、コルターが思わず心の内をさらし...
      ディーヴァーの作品では疑心暗鬼(?)になって読んでいるつもりでも、毎回だまされてしまいます。
      そうですよね、コルターが思わず心の内をさらしてしまうのは印象的でした。
      コメント、嬉しかったです。 ありがとうございました!
      2021/10/30
  • 懸賞金ハンターのコルター・ショウシリーズ第2作。
    ショウはある事件から、カルト集団へ潜入する。武器も援軍もない中、サバイバル技術を駆使して悪意と戦う。
    今回の敵はやや小ぶりでしたが、無双感あるショウの活躍が痛快で面白い。
    3部作としての構成があり、父アシュトンの謎等も次回へ続きます。

  •  失踪人追跡。珍しい職業だが、それこそが本シリーズの主人公コルター・ショウの個性を引き立たせている。本書は三部作の第二作。前作ではゲーム業界を舞台にし、終章で本作への序章を奏でておくという趣向を凝らしていた。連作ものであるがために、三部作を終えないと明らかにならない主人公の真実。あくまで余韻を残し、作品間の連続性を重視している。

     さて本作は、カルト教団に潜入する物語なので、全巻、実にスリリングなシーンの連続となる。町で起こった不可解な事件については、前作終盤に予告編のように語られている。その事件からの不可解な若い二人の逃走者たちと、コルターの追跡。想像を絶する不可解な決着。これはコルターの中ではとても納得できることではなく、彼はこの事件の裏側にある謎のカルト教団の存在に狙いを定め、教団の研修施設への潜入を決意する。

     カルト教団の巣食う山岳の麓。警察隊も買収された敵陣の一角。極めて危険な四面楚歌の「魔の山」へと向かうコルターの、孤立無援の闘いが全編に渡って繰り広げられる本書は、実にスリリングでアクロバティックな力作であった。

     とは言え、カルト教団の内情については、意外性はあるものの、その実現可能性については少し疑わしい。しかし、昨年読んだ帚木蓬生『沙琳 偽りの王国』は、現実に起きた悪夢であり、教団の中での死者・行方不明者の数が定かではない事実、一人の教祖が権力を握っていた事実等々を踏まえると、本書の疑わしいくらいの精神的暴力性などは、決して非現実とは言い切れないところがあり、その闇は多分に深い。

     コルター・ショー。リンカーン・ライムともキャサリン・ダンスとも異なるアクティブで戦えるキャラクター。特殊なサバイバル技術も経験も備えたこの新しいプロフェッショナルなキャラクターの過去については、まだまだ謎に満ちている。前作から触れられる父親の謎の死。謎の失踪を遂げている兄ラッセルとの関係などなど、とりわけショーの家族の物語は第三作で明らかになるようである。

     一つ所にとどまらない旅する主人公として、寅さんのように長く活躍して頂いてもよいように思える。TVドラマ化も決まっているらしいし、ショー家の秘密が明らかになった暁には、続編登場の可能性も有り得るかもしれない。

     ともあれ、第三作でのショーの三たびの活躍を首を長くして待ちたいと思う。

  • メインであるカルト教団の本編よりも、ラスト数十ページの展開の方にエキサイトさせられたのは私だけですか?

  • リンカーンライムを世に送り出したディーヴァーの作品。賞金稼ぎを生業とするコルター・ショウのアクション小説のシリーズ2作目。面白いが賞金稼ぎというイメージがイマイチ湧いてこなくて半分でリタイア。寒くなったら炬燵でじっくり読みたい。

  • ヘイトクライムの犯人を捕らえた流浪の名探偵ショウは、背後に自己啓発カルトがあるとにらんで潜入するが…。

    コルター・ショウ・シリーズ第2作は、大自然を舞台にした冒険活劇でした。これで悪玉がもっと強ければ星五つだったのに。

  • あらすじ
     懸賞金ハンターコルター・ショウを主人公とするシリーズの第二弾。懸賞金ハンターとは作者が作った職業で、賞金稼ぎとは少し違う。逃亡者を追う賞金稼ぎよりも広い意味で、行方不明になった人など、事件性のあるなし関係なく探し出す仕事。
     今回ショウは、教会を襲撃した疑いのある若者二人のうち、一人の家族から依頼を受けていた。しかしそのうちの一人は自ら崖から飛び降りる。さらに二人は全くの冤罪だったことがわかる。自殺した若者はカルトグループの研修を受けていた。調査を進めたショウは、同じように財団を調べていた記者が殺害されたこと、その容疑者は銃撃によって死亡していたことを突き止める。ショウは、誰にも依頼を受けていないが、財団に潜入する。
     指導者イーライ、それからボディーガードのような屈強な集団の目をかいくぐりながら調査をし財団の様子をつかむ。イーライは教えの中で、死後の世界を説き、悩んでいる人に自殺をそそのかすような教えを行っていたのだった。その死後亡くなった人の財産はいくらか財団に入る料金システムも作っていた。また記者襲撃のように、自分の命を懸けても財団の指示に従う人物も育てあげていた。
     ショウは、亡くなった同僚の復讐のために財団に入り込んでいたヴィクトリアとともに、財団が全くのインチキだったことを突き止めたのだった。
     財団の事件解決。そしてショウは父親の死の謎に迫ろうとする。大学教授だった父は ある発見をした。それは命まで狙われるような発見だったらしい。ショウは父親が残した箱を広大な敷地の中から見つける。中には手紙?手記?のようなものが入っていて、 ブラッグブリッジコーポレートソリューションズという会社を告発する内容が書かれていた。ブラック~は、ロサンゼルスに本拠のある超秘密主義の民間諜報会社。
     ある会社がブラックブリッジを雇い、特定の地域の不動産価格を下落させる操作を行い、利益を得ていたようだ 。父親は同じく調査をしていた友人が殺されたことから家族全員でこの大自然の中に引っ越したのであった。 ショウはブラックブリッジの工作員で、アイリーナブラクストンに接触することができた。

     面白かったー。読みたい通りに話が進んで気持ちがよいくらい。コルターショウ2作目にして潜入捜査、しかも彼はフリーで仕事をしているから、警察や FBI といった後ろ盾がない。その中でどう調査・解決していくのかというのはドキドキした。しかし心配ご無用、ショウのサバイバル能力は、特殊な組織や、特殊な人間関係の中でも発揮されているし、 脱走不可能と思われる、「ロード・オブ・ザ・リング」のような大自然の中でも、抜け道を見つけることができる。そして何人かの信者を逃がしてあげた。 ピンチになりそうなところでも、あっさり回避。ご都合主義、ゆるい展開なところもジェフリーディーヴァー作品の中なら多少はオッケーで、安心して楽しめた。首謀者イーライの本当の目的が、インサイダー取引だったという種明かしも、俗物っぽくて面白いなあと思った。
      第1シーズン?3部作までらしく、第3部も出版されているので続けて読んでいきたいと思う。新しい仲間ヴィクトリアも元軍人でなかなか頼もしそう。

  • 面白かったー!

    ディーヴァーの良いとこがふんだんに盛り込まれてた最高作じゃない、これ?

    前回楽しかったコルターの確率論はすこし抑えめだったんだけど、その代わりに今回はサバイバルの知識を応用したアクションがたっぷりで飽きさせないし、人を救うための機転が最高。登場人物が多いのに書き分けも見事で、ウィットに富んだ会話なども楽しい。

    個人的にはいいなあ、と思っていた人が必ずしも幸せになれなかったりもしたけど、それでも信仰の難しさとか人の弱さとかを考えさせられる、ガッツリ手応えのある重たくて充実した読書体験だったなあって思う。

    個人的にはアダムのお父さんに対するコルターの心遣いと、その時のやりとりが最高に良かった。もうね、最後にここまで気持ちよくすべてのキャラクターに気配りされたら、満足しないではいられないよねえ。

  • 次から次へと潜入者が出てくるところがとても面白い

  • さすがディーヴァー作品です、一気読みでした。第三作目も楽しみです。

  • 懸賞金ハンターの2冊目。
    カルト集団の本部に研修生として乗り込む。
    魔の山とはトーマスマンの作品と同名。
    トーマスも登場する。関連は感じなかったけど…
    さすが、面白い。

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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