イチロー実録 2001-2019

  • 文藝春秋 (2021年10月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784163914480

みんなの感想まとめ

イチローの19年間にわたるMLBでの活躍を、密着取材をしてきた記者が描いた一冊は、表向きの天才像とは裏腹に、彼の努力や苦悩が隠されていることを教えてくれます。シーズン200安打を達成する一方で、常に準...

感想・レビュー・書評

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  • イチローさんがMLBで活躍した19年間を番記者を務めておられる記者がまとめた一冊

    シーズン200安打を続けていた頃の隠された苦悩、WBCに対する想い、晩年、出番が減っていく中でも常に準備を怠らない姿勢、などなど

    表向きは天才と呼ばれながらも、誰よりも努力し苦悩していたイチローさんの姿を改めて感じさせてもらえる一冊

    イチローさんの本は、仕事でしんどくなったときによく読みます。長い歴史のMLBにおいて、過去の記録を次々と塗り替えるイチローさん、その影には類まれな努力と苦悩があり、それに対する姿勢などが垣間見られて、自分の苦悩はとてもちっぽけなモノだなと、いつも感じることができるからです

    今回も、見事に元気付けられました

  • 2022/03/28

  • イチローに一番長く、一番密着し続けたライターだからこそ書けた本。

  • こういう人の本はどんどん読めるなー(^^)

  • イチローが事ある毎、それこそ何度となく、クーパーズタウンにある野球殿堂博物館を訪れたのは、初心を確認するためでもあったのだろう。
    資料保管庫に眠る戦前のスパイクを手に「こんなクツで40歳までプレーしたのか」と感嘆し、「道具やトレーニングは進歩しているのに、人間が進歩しないのはおかしい」という自身の持論を新たにする。
    それを証明するかのように、彼のスキルは加齢とともに衰えるどころか進化していった。
    一塁までの平均タイムは過去を上回り、フリー打撃ではますます打球が上がって、周りがホームランダービーへ推薦するほどに。

    本人も半分本気で、「もし可能なら、整形手術を受けて、違う名前でどこかのチームと契約したい」と語っている。
    そりゃそうだろうと思うほど、彼の時間と手間をかけたルーティンは徹底している。
    すべてを野球に捧げ、毎日を「これ以上できない」「やれることはすべてやった」という自負心が、数々の困難を乗り越えさせた。
    結果が出せない時、駄目だと落ち込むのではなく、この逆境をどう跳ね返すのか、「どんな自分が現れるか楽しみだ」と客観視する。
    諦めず、苦しさは飛躍するチャンスと考え、ベストを尽くし、乗り越えると次のピンチに向き合う。
    その繰り返しが更なる自信を生むという、好循環。

    バッティング技術にしても、「ある面を揃えると全部が揃ってしまう、ルービックキューブに似ているんです」と語るほど、極まっていたのだろう。
    もう少し、出場機会を与えられるチームに身を置いていたらと想像せずにはいられなかった。

    それにしても、本の出来は酷いの一言。
    アメリカの野球記者の書くものに比べたら、雲泥の差だ。
    イチローを知らない人が読んでも、彼のプレーぶりが文章で伝えられたとは到底思えない。
    有名選手と懇意にしていることが特権なのか、最後の取材ノートの写真が物悲しい。

  • 大リーグに挑戦した年から引退までを、それぞれの年のトピックとともに振り返りつつ、イチローという類まれな野球選手の実像に迫ろうとした佳作である。
    そもそも、インタビューすること自体が難しいと思われるのだが、イチローを間近に見続けてきた記者だからこそ積み上げることができた貴重な記録である。

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