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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784163914930
作品紹介・あらすじ
現在も続く老舗の頑張りから、伝説の名店の思い出まで。グルメ、ショッピングに個性的な建物……。
当代一のコラムニストが東京文化の変わらぬ姿を記す、“銀座街並細見”エッセイ。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
街をブラブラする楽しさを再発見できるエッセイで、銀座の魅力を多角的に紹介しています。著者は、銀座の歴史や名店の逸話を通じて、特別な目的がなくても楽しめる「銀ぶら」の文化を掘り下げています。文房具店「伊...
感想・レビュー・書評
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街をブラブラするのは楽しい。銀座をブラブラすることを「銀ぶら」と言うが、誰が言い始めたのか気になる。
諸説あるが、昭和の初めに刊行された銀座案内の本「銀座細見」の著者の安藤更生によると、大正4、5頃からだ。虎の門の「虎狩り」などと一緒に、都会生活に対して、特別警抜な才能をもっている慶應義塾の学生たちから生まれてきた言葉だそうだ。
著者の泉麻人は、初めて銀座に連れて行ってもらったのは、幼稚園児だった1960年頃と記憶しているそうだ。
最初に文房具店「銀座・伊東屋」を取り上げている。1904年創業の文房具で有名な店だ。泉は好きな手帳があり歳末恒例の銀座散歩にしているそうだ。そのお気に入りの手帳は、アメリカ製のAT-A-GLANCEで、カレンダー型のマス目に毎日のスケジュールを書き込むスタイルとなっている。
伊東屋が開業した当時のヒット商品は何かと言うと、日露戦争がらみ身の絵ハガキだった。かつての伊東屋はデパートのようだった時代もあった。
1930年に誕生したビルは、地上8階で地下2階の鉄筋コンクリート、ネオルネッサンス様式の建築だった。B1Fにはなんと千疋屋フルーツパーラーがあり、3Fにはカメラ、4Fには貴金属、7Fには吉行あぐり美容室もあった。吉行あぐりは、吉行淳之介・和子の母親で、当時の銀座有名人だった。
泉が子供時代を振り返ると銀座数寄屋橋にある不二家は外せないようだ。不二家は1910年に横浜の元町で藤井林右衛門が洋菓子店を始めた。
不二家と言えば浮かぶのは「ペコちゃん」だが、意外と誕生は新しく、1950年だった。
1964年の東京オリンピックの頃開高健はルポルタージュ「ずばり東京」の連載で、銀座の不二家を取り上げていた。1963年のクリスマスには2日間で約28万個のクリスマスケーキを売ったとある。東京の洋菓子店で約250万個売れたそうだ。
当時の不二家は、アニメやドラマのスポンサーになっていて、クリスマスケーキの売上に貢献したようだ。
今度、銀ぶらするときは、この本で読んだことを思い出しながら巡ってみるかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆地図なし/知っているお店・人物の話題少なく興味惹かれず/読書後訪れたくなる感覚なし
銀ブラ→特別な目的なしに、銀座という街の雰囲気を享受すること 虎狩り→虎ノ門
大正4、5年 特別警抜な才能を持っている慶応義塾大学の学生たちから生まれた言葉 昭和初めの銀座案内本「銀座細見」安藤更生
伊東屋の隣に昔あった洋食屋オリンピック シアトルの山の名が由来☆思い出がある人は楽しめる文章 他にもお店紹介多数 数寄屋橋の不二家
古典的なエレベーター 扉の上に半円形のインジケーター(階数表示器)
三笠会館の唐揚げがおいしい
近年の銀ブラ=銀座でブラジルコーヒーは後づけネタ 安価でブラジルコーヒーが飲める店・慶応の学生が店内の広告見て言ったのでは?
小学校の王様・泰明小学校(2016年9月発表文)☆高額な制服で叩かれたイメージしかない/有名な小学校なのに全然知らない外野が騒いでいただけか?
よし田コロッケそば
ライオン(7丁目・昭和9年4月の竣工から内装同じ・正面のモザイク画)
エビスビールが出来た当時(恵比寿様由来のブランドキャラ、ビールは高級品) ビアホール(高級ばって料亭でしか飲めなかったビールをカジュアルに飲ませる場所)
ナイルレストラン 日印親善は台所から
浅草の地下鉄雷門ビル 屋上にトンガリ帽子型の屋根 関東大震災後、昭和初期の建築のトレンド
銀座ルール 銀座通り沿いの新ビルの高さの上限 56メートル(11階まで)
銀座4丁目交差点 北西側の角、三愛の円筒形のビル ネオンは三菱、コカ・コーラ、リコー(理研感光紙)…
三愛(当初は生活雑貨→奥さんがデパートのトイレで女性のおしゃべり→会話の中から現代女性の生活、考え方を情報収集)女子学生アルバイト→品揃えの参考にした -
有り 291.3/イ/21 棚:旅行
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銀座は奥深い。なぜ金座ではなく、銀座が栄えたのか。
通りの名前も興味あり。よし田のコロッケそばを食べてみたい。 -
銀ぶらという言葉が生まれて100年という。銀座の歴史を街歩きの達人が辿る。銀座の商店会に連載されたコラムから。
銀座100年の歴史、筆者以上の適任者はいないだろう。慶応中等部時代から町に出入りしていたというから年季が入っている。
「銀座」というだけで一つのブランド。それを支える多くの老舗店の現在に取材した、足で稼いだ一冊。 -
【百年前も現在も、銀座はおもしろい!】「銀ぶら」という言葉が生まれてから約百年。「伊東屋」「三笠会館」などの“名所”を巡り、現在までつながる銀座の魅力を伝える。
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