紅だ!

  • 文藝春秋 (2022年7月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784163915692

作品紹介・あらすじ

東京の新大久保、コリアンタウンから超多人種都市へと変貌しつつある街に、「道明寺探偵屋」は事務所を構える。社員はわずかに二人、そのうちのひとり、真田紅は、女子テコンドーでオリンピックに出場経験がある大柄な武闘派だ。
「紅だあーッ!」
真田紅がいつものように雄叫びを上げながら「道明寺探偵屋」の扉を勢いよく開ける。外にいたのはオルチャンメイクをほどこした見知らぬ小柄な少女だった。ハイタカと名乗った少女は、物騒な連中に追われているようだ。成り行きで用心棒を引き受けてしまった紅は、ハイタカに襲い掛かる者どもを撃退する。「生死を問わず」捕まえろ――ダークウェブで多額の懸賞金がハイタカにはかけられていたのだ。まだ15歳の少女に、いったい誰が? 何の目的で?
同じ頃、もうひとりの社員こと黒川橡は、かつての職場の先輩である公安の藤原に相談を受けていた。全国各地のATMでいっせいに偽札が発見されたのだ。不本意ながらも捜査に巻き込まれていく橡だったが、事件の鍵を握る重要人物として浮かんできたのは、どうやら紅の依頼人である少女、ハイタカなのだった。橡は躊躇いながらも、一年ぶりに“相棒”に電話をかける。
「――じつはな。どうやら俺たち、久々の共闘になりそうなんだ。紅」
果たしてハイタカと偽札事件のかかわりは? 彼女が抱えている秘密とは? そして、紅と橡に一年前に生じたわだかまりとは何か?
二転三転する事件に翻弄されるなかで、社会正義や共同体の在り方について悩み、お互いを見つめ直す探偵コンビを描く、ノンストップ・アクション・エンタテインメント。

みんなの感想まとめ

軽快なテンポで進むストーリーが魅力の作品で、若者向けのエンターテインメントとして楽しめます。主人公の真田紅とその仲間が繰り広げるアクションは、緊張感と興奮を提供し、読者を引き込む要素が満載です。桜庭一...

感想・レビュー・書評

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  • 『紅だ!』桜庭一樹 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163915692

  • 図書館で、ジャケ借りしましたが、想像通りお手軽に読める若者向けの作品でした。

  • すごく響いたわけではなかったけど(たぶん二人にあまり感情移入ができなかった)桜庭さんの新規の物語が読めるというだけで面白かった……雛月を主人公にしたノワール小説?的なやつが読んでみたいなと思った。

  • お人好しの武闘派・紅と頭脳明晰ながら運動神経ゼロの橡(ツルバミ)。所長が亡くなったことでわだかまりを抱えつつ、二人で探偵事務所を継いでそれぞれに依頼を受けている。
    紅は、ダークウェブで懸賞金を掛けられ、逃げていた少女を助け、橡は前職の先輩刑事から頼まれて偽札事件を調べていた。

    苦手なドタバタものだった。恩田陸『ドミノ』が好きな人にはいいかもしれない。

  • 桜庭一樹の新刊、図書館で借りた。
    いずれ買う。
    「GOSICK」などのラノベ系の方の桜庭一樹。
    軽快なテンポで物語が進んでいく。
    「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」や「私の男」が好きな私にはちょっと物足りない。
    ただ読む楽しさはあるから、シリーズ化されたらまた読んじゃうかも。

    • 松子さん
      ももさん、おはようございます(^^)
      本屋さんの新刊コーナーでこの本を見て
      気になってました!
      ももさんのレビュー見れて良かったです
      読みた...
      ももさん、おはようございます(^^)
      本屋さんの新刊コーナーでこの本を見て
      気になってました!
      ももさんのレビュー見れて良かったです
      読みたい本リストに追加しまっす♫
      2022/08/11
    • ももりんかさん
      おはようございます!
      さっと読めてキャラクターも魅力的です^_^
      桜庭一樹はいろんなタイプの本を書くので、これはラノベ系です。
      おはようございます!
      さっと読めてキャラクターも魅力的です^_^
      桜庭一樹はいろんなタイプの本を書くので、これはラノベ系です。
      2022/08/11
    • 松子さん
      ありがとうございます!
      図書館行ってみますっ٩(¨ )ว=͟͟͞͞‪
      ありがとうございます!
      図書館行ってみますっ٩(¨ )ว=͟͟͞͞‪
      2022/08/11
  • このタイトル、X‐JAPANを想像するのは難くない。そして久しぶりの桜庭さん。装丁にちょっと違和感を感じる。面白いのかなぁと。

    元チキン屋の居抜き物件で道明寺探偵屋を営む橡と紅。元々は葉さんが2人を雇っていたのだがその葉さんは亡くなり、橡と紅は絶妙な関係でその跡を継いでいたのだった。紅は何者かに追われ命を狙われている不思議な少女をボディーガードすることになった。そして橡は元いた職場、警視庁の先輩の依頼で偽札事件を追うことに。物語は進んで行き2人は交錯する。

    まぁまぁ面白かった。なんだか伊坂さんの伏線回収に似ていた。

  • エンタメ振り切ってる!スピーディで読んでるうちに映像が頭に浮かんでくる スーパーオクトパスでのバトルシーンの鮮やかさ BGMも聴こえてきた気が……紅X Japan ラストの少女にうまくはめられてたのもカタルシス 葉さんが亡くなった事件含む前日譚やデェンくんと雛月のアフターストーリーもあったら面白いだろうな
    橡つるばみと紅が相棒バディと認め合うシーンがよかった

  • シリーズ物の途中のダイジェストだけ読んだような感じ。
    ザックリ。
    キャラは立ってるので映像化すれば面白いかも。
    [図書館·初読·8月29日読了]


  • ある事件をきっかけに仲違いした二人の探偵が、
    思わぬ巡り合わせのせいでタッグを組むことに。

    体力担当と頭脳担当の探偵二人が巻き込まれる
    ドタバタ劇でした。

  • 疾走感ある展開なんだけど、ちょっと私の読みたい桜庭一樹さんではなかった。

  • やっぱり桜庭さんのこういうゴシックのようなライトノベル系の書き方好きだなぁ!
    疾走感と女のコに振り回されてるのがいいし、冒頭がそこに繋がる!?ってなるし、最高だった!

  • ドラマ化や続編があったら良いのになぁ、と思った一冊。ドタバタでテンポが良く一気に読了しました。探偵の男女が難解な調査に挑む、というよりはコメディタッチで軽やかな内容でした。面白かったです。

  • 橡という名前が珍しくて、どういう意味なんだろうと調べた。どの意味でこの名前が採用されたんだろうと気になった。
    紅の突っ走る感じも良いけど、橡が元警視庁でもいう設定が好きだった。

  • ドタバタと凄い速さで場面が変わってゆく。文章も蛍光マーカーみたいに目がチカチカして来るよう。
    読む漫画としたら楽しめそう。

  • 『赤朽葉』や『私の男』のイメージとは違う軽やかな桜庭一樹が楽しめる。
    ただやはり根底にあるのは「家族のしがらみ」なのか、と。

    元テコンドーオリンピアン紅と元警視庁勤務の橡。武闘派と頭脳派の探偵コンビ。
    普段はそれぞれ別の仕事を請け負う2人の、久々の共闘は、偽札事件。
    いやぁ、このコンビのキャラ設定がいいよね。近所の人に夫に間違われる紅と妻に間違われる橡。コンビとはいっても一定の距離を置いている、というか、なんとなく感じるよそよそしさのその理由。
    別々に語られつつ重なり合う事件との接点。二人が振り回され命まで狙われるその事件の中心人物。
    勢いよくテンポよく、どんどん進む心地よさよ。映像が頭の中で鮮やかに動き回る。
    紅だっ!!のセリフの決め所、これはかっこいい。よそよそしさの垣根が取れていく、その向こう側をぜひともシリーズで!!

  • 男女バディ×便利屋系探偵×アクション活劇、最高! 桜庭一樹の男女バディが好きすぎるのと、疾走感溢れる展開がめっちゃ良い。

  • ここ最近の桜庭さんは少し自分と合わなくなってきたのかなと感じている。(東京ディストピア日記くらいから)新刊何冊か未読だけど、一旦離れようかと思う。

  • 今時分に聞くと、カラオケにでも行くのかと()
    なんかこう、やっぱりこういうヤンキーなノリは好きなんだな、桜庭一樹よ…。
    昔の製鉄天使じゃないけど…。

  • 元オリンピアンと相棒のドタバタ探偵物。

  • 元気が出る作品です。

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば・かずき):1971年鳥取県出身、小説家。1999年、「夜空に、満天の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞し、翌年デビュー。『GOSICK』シリーズが注目され、さらに04年発表の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価される。07年に『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞を、翌08年に『私の男』で第138回直木賞を受賞。おもな著書に『少女を埋める』『紅だ!』『彼女が言わなかったすべてのこと』『名探偵の有害性』など、またエッセイ集に〈桜庭一樹読書日記〉シリーズや『東京ディストピア日記』などがある。

「2025年 『読まれる覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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