烏の緑羽

  • 文藝春秋 (2022年10月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784163916026

作品紹介・あらすじ

「なぜ、私の配下になった?」
生まれながらに山内を守ることを宿命づけられた皇子。葛藤と成長、彼らのその先には――

みんなの感想まとめ

物語は、脇役であった路近と翠寛の過去を掘り下げ、彼らがどのようにして長束に仕えることになったのかを描いています。特に、路近の複雑な心情や、彼が抱える問題が物語の中心に据えられており、彼の行動が周囲に与...

感想・レビュー・書評

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  • 私はファンタジーが苦手ですし、貸してくれたから読んだけど、正直そんなに前のめりでは無かったんです。

    なかった筈なんです。。。

    が!!
    何これ!?
    めっちゃ面白いじゃんっ!!

    今回もこのシリーズのスピンオフのような話。
    いや、誰が主役なのかわからない話なので、スピンオフも何もないかもしれないですが、めっちゃ面白いです。


    今回は金烏の弟の長束の護衛の路近のお話。
    路近、翠寛(翠)、清賢の勁草院時代。

    今までで1番面白かったです。
    政治的な内容もすっごい上手いですし、人と人との(烏と烏ですが)人間関係の描写が凄いんです。上手いんです。

    めっちゃ良かったのですが、私の表現力の無さでは、この本の良さを誰にも伝えられません。゚(゚´ω`゚)゚。

    この本は単行本で本屋さんのカバーがついた状態で貸して下さったのですが、新品買っちゃう気持ちわかります!
    面白いですもん♪

    白状しちゃいます。
    ファンタジー嫌いとか言ってましたけど、このシリーズ、しっかり面白いです。゚(゚´ω`゚)゚。
    ファンタジー嫌いだなんて言ってすみませんm(_ _)m
    こんな素晴らしい小説を教えてくださった先輩に感謝です(*´∇`*)






    今日は23日の振り替えで会社がお休みでした。
    最近会社ではDXを推進しており、ITパスポートという資格取得を呼びかけていたんです。

    私は初級システムアドミニストレーターという資格をもっており、ITパスポートには全く興味を持てず、静観しておりました。

    が、毎月、毎月イントラを見ていると、社員がどんどんITパスポートの資格に合格していくんです。

    気になって先週、過去問題を数年解いてみたところ、全部60%以上合っていたんです。
    600点/1000点 で合格なんです。

    これならワンチャンいけるんじゃね?
    と思い、26日の受験日、浜松の空きがあったので申し込みをしてしまったんです。
    申し込みしたのが22日。

    申し込みをしてしまってから、過去問題を少々勉強しただけ。。。
    舐めてました。めっちゃ舐めてました(-。-;


    そして本番!!

    試験問題を見た途端、解らない(-。-;
    次!
    解らない(-。-;
    次!
    解らない(-。-;
    何が書いてあるのか理解出来ない。
    聞いたことがない単語だ。。。

    これを20回以上やりました(~_~;)
    合計100問、ほぼ解りませんでした( ^∀^)
    あはっ(*´∀`*)


    舐めてました(-。-;
    どこか浮かれポンチでした(-。-;
    アホすぎました。
    資格試験前は勉強しないとダメです。
    本当ダメです。゚(゚´ω`゚)゚。


    久しぶりにこんなに解らない地獄を味わいました。
    来月の中旬合格発表があります(笑)

    皆さん、資格試験はちゃんと勉強してから挑みましょうね♪

    • bmakiさん
      雪さん

      レーエンデ、もちろん敬遠しておりましたが、案外読めますかね?
      誰か貸してくれないかなぁ(笑)
      先輩貸してくれないかなぁ?
      ...
      雪さん

      レーエンデ、もちろん敬遠しておりましたが、案外読めますかね?
      誰か貸してくれないかなぁ(笑)
      先輩貸してくれないかなぁ?
      そういえばこの本を貸してくださった先輩、妖奇庵夜話お好きなようです♪

      雪さんはご立派ですから、私のような無謀な賭けには出ないお方だと思っておりますとも。ちゃんと準備されて、絶対合格出来る状態で臨みますよね。
      普通そうだと思います。私が浅はか過ぎました。会社の人が続々と合格していくので、少し焦ってしまったかもしれません。。。次からもし資格試験受けることがあったら、ちゃんと準備します( ̄^ ̄)ゞ
      2025/09/28
    • かなさん
      資格試験、おつかれさまでした(*´▽`*)
      まきさんも含めてみなさん、ホントすごいですね!
      私なんか、資格試験なんか取り組みたいとも思え...
      資格試験、おつかれさまでした(*´▽`*)
      まきさんも含めてみなさん、ホントすごいですね!
      私なんか、資格試験なんか取り組みたいとも思えなくって^^;

      でも、私は資格を更新するための研修を
      来年みっちり受けなきゃならないんで
      それが今から苦痛です(ノД`)・゜・。
      2025/09/29
    • bmakiさん
      かなさん

      いやっ。
      多分かなさんが1番凄いですっ!間違いないです!
      私資格試験受けなくても全然良かったですもん。受からなくても何に...
      かなさん

      いやっ。
      多分かなさんが1番凄いですっ!間違いないです!
      私資格試験受けなくても全然良かったですもん。受からなくても何にも問題ないですもん。

      みっちり研修の方が100倍偉いです!!
      2025/09/29
  • 八咫烏シリーズ第2部3巻目

    あれ、また外伝読んでるんだっけ?と思うくらいに
    今まで脇役だった路近と翠寛の話。
    オラオラ系でひとり浮いている感じはあったけど、こんなこと考えてたのね。
    山神様はもう出てこないのかなあ。
    雪哉はどうなっちゃうのかなあ。
    続きが気になります。

    『「君が思うよりも世界は広く、人の心は深遠だ。そう簡単に解るものじゃない。だから面白いんだろう?どうなるか分からないから」』

  • 今までスポットライトがあまりあたっていなかった長束、路近、翠寛、清賢について描かれていた。
    ぐっと物語の理解が深まった感じ。
    前作から若宮の死を引きずっていて、ふとした時に悲しくなる。もう登場シーンはないんだなぁ。
    それにしても路近のクセが強すぎ!
    こんな人を護衛においておくって、長束は怖くないの?

  • 前作の『追憶の烏』で少し中弛みのような心持ちがしたけれどまた持ち直して面白かった…
    これまで登場してきたキャラクターの過去や人物描写が色濃く、路近にでさえ同情の気持ちが湧くような、なんとも形容しがたい心理…
    長束は雪哉に非情な場面を任せようとするけど、、
    最初の雪哉とは真逆な扱いに未だ戸惑う。
    どうしてそうなった?!ただただ雪哉の行く末が悲しい。

  • 面白かった!奈月彦が殺されたあとは、つまらなくなるのでは、とガッカリしていたのだが、ところがどっこい面白い。本作は真の金烏奈月彦が殺される前の話で、長束の側近、路近と翠寛の話が中心。路近がとても面白いのでこれからももっと出てきて欲しい。続き、ものすごく続く感じなので、次作が楽しみ。

  • 冷たい目で不届き者の首をはねた路近を信じられない、長束。
    奈月彦の勧めで、路近の師・清賢に会いに行くが……。

    八咫烏シリーズ第2部3巻。

    面白かった。

    優秀だけれど、何かが欠けている、路近。
    振り回される翠寛と、真正面から向き合う清賢。

    路近の無茶苦茶ぶりが突き抜けていて、激しい混乱とスピーディな展開。
    最後まで一気読み。

    ただ、長編でありながら、あまり話が進まなかったというか、路近たちの過去を描く番外編っぽさが。

    この先に繋がるラストで、今後が気になるところ。

  • 翠寛がメインの本作。
    翠寛と路近の過去が書かれていて今までと違う印象を持った。
    モヤモヤした気持ちになったのは翠寛と奈月彦が対面した場面。
    雪哉に対して奈月彦が話した猿の大侵攻の折の囮作戦について
    「やりたくなかったのは雪哉も同じ。やりたくないが出来てしまう。やらねばならないと分かっているからだ。」という言葉と
    「雪哉には私に出来ないことをあえてさせている。私が慈悲深い君主であり続けるために、私はあれを利用しなければならない。そうしなければ山内は回らないからだ。」
    という言葉。
    奈月彦は雪哉は山内を守る為には自分が悪者になったとしても最善の策をとるとわかっていた。
    遺言状に書かれていた「全て皇后が思うように」
    浜木綿のことを深く愛していたから側室も持たなかったし、こんな遺言状を遺したのだろうけど、もし浜木綿が暴走して山内を危険な状態にする選択をしたら雪哉は自分が悪者になってもそれを止めて山内の為に最善の策をとるとわかっていた気がする。
    雪哉が孤独な辛い立場になることがわかっていながら、それに対するフォローが一切なかったことが酷い。

  • 「なぜ、私の配下になった?」
    生まれながらに山内を守ることを宿命づけられた皇子。葛藤と成長、彼らのその先には――
    「文藝春秋BOOKS」より

    今回も一気読み.
    なぜこいつはこういう性格なのかとか、なぜあそこでああいう行動をとったのかとか、うすい靄がかかっていたものが晴れていく感じのする展開.よく分からない道理で動いていた登場人物の考え方がわかるやりとりが面白かった.
    人とやり取りをすることで、自分の考えていることとか感じていることってあるよなぁと改めて思う内容だった.面白かった.早く次が読みたい!

  • ほんっとに、ひっさびさに読んだ烏シリーズ。
    (本編玉依姫あたりで止まってます(苦笑))

    長束様の側近、南橘家路近にまつわる物語。
    めちゃめちゃ理屈っぽくて、いちいち面倒くさい人(八咫烏)たちだなー、と思いながらも、一気読み。

    、、、しばらく読んでない間に、本編がめちゃめちゃ動いているらしいこともわかってしまった、、、、


  • 前作よりも時を遡って、長束と路近の関係から、あの勁草院の教官だった翠寛の生い立ちを中心とした話。
    陰険な奴かと思っていたんだけど、印象変わるなあ。誰の視点かによって、人って違って見えるものだ。

    今回は政争とは無縁かと思いきや、終盤には今に繋がる大事な場面がちゃんとあって、役割を意識させられる。
    「真の忠臣とは何か」だなんて。
    続きが楽しみだけど、同じぐらい不安だ。

  • 外伝に近い感じだったが一気読み。主に長束と路近と翠寛のお話。面白かった。
    また第1巻から読み直したくなってきた。かなり忘れているので。でも早く続きが読みたい。第二部がこんな展開になるとは。

  • シリーズの中でこの巻は雪哉が出てこないのか、とやや残念に思っていたが、こちらも十分面白かった。一見サイドストーリーに思わせて、しっかり本筋につなげる展開や物語の深め方は著者の腕だなと思う。

    今回は長束、路近の主従関係を描くものと見せて、中心人物は翠寛だった。第一部4作目で雪哉に追放された人だっけ?というおぼろげな記憶だったが、この翠寛の生い立ち、人となりが見え、かなりの苦労人ぶりから好感度も上がった。
    清賢は物腰穏やかで、人格者だが、あの路近と渡り合う稀有な人物。頸草院で路近と一晩中問答をし、しかも楽しんでいるという場面では、この人本当に只者ではないと思った。
    そして路近。幼い頃から残虐性と飛び抜けた強さを備えていた一方、合理性や損得だけで動くわけではないという人の複雑さが分からない子供のような人だったのだな… 殺意の検証に付き合わされた翠寛にはたまったものではない。

    最後に赤ん坊扱いされてしまう長束様の成長過程も見どころでよかった。紫苑の宮が登場したのも嬉しい。
    若宮が失われた後でこれから山内がどうなっていくのか、まだまだこの先面白い展開になっていきそう。

  • 本筋じゃないけど、翠寛と奈月彦の会話で、自らが慈悲深い君主であるために雪哉を利用し続けなければならないって奈月彦が話しているのを読んで改めて雪哉と奈月彦の関係性が時を重ねるごとに立場にがんじがらめになって、生意気な近習・雪哉君とそれを振り回す我儘若宮という以前の関係とは様変わりしてしまったのだと悲しくなりました。雪哉も当然、奈月彦の意を汲み自分の存在意義だと飲み込んで立ち振る舞っていたはずで、その上で、最期に政治としての意思決定権を自分に与えてくれなかったら…ああなりますよね。理知的な彼が姫様に一緒に逃げてくれないかって言ったの思い出してあらためて辛いってなった。今回がほぼ過去編で前巻の重くて辛い話とは違ったので気楽に読んでたのに、奈月彦の発言で前巻を思い出してまた悲しくなっちゃったわ。

    とは言いつつもキャラクターの過去が描かれるの好きなので、とても楽しく読めたな。翠寛がこんな人物だったとは。視点が異なると見えてくるものが全然違うんですね。印象がガラリと変わるりました。「うるせぇんだよ。糞野郎」のタイミングが好きすぎました。

    一方で路近と長束様はイメージ通りだった笑
    長束様は赤ん坊でガキって凄く納得した。最後の自分の先行きに希望を見出している長束様は格好良かった!

    前巻で皇后と姫宮はよく雪哉の手から逃げ切れたなと思ったけど、翠寛の策があったからなんだと、これまた納得。最後に出てきたのも彼なのかなぁと思うと今後も活躍しそうなので楽しみです。

  • 八咫烏シリーズ第二部3作目。
    金烏代の長子である長束の葛藤と成長。彼の視点に加え、
    長束に関わる人々の歩みを描く、本編のアナザーストーリー。
    序章  第一章 長束  第二章 清賢  第三章 羽緑
    第四章 翠   第五章 路近  第五章 翠寛  終章
    用語解説、人物紹介、山内中央図有り。

    人を育むのは、人。人に気づきを与え補うのも、人。
    「空棺の烏」を補完するような勁草院の過去の中で、
    清賢の存在は院士としてを通り越し、導きの手を惜しまない。
    あらゆる面で優秀ではあれど人の理が解らない、路近。
    赴く場所での様々な体験を成し汚濁を見てきた、翠寛。
    彼らを導き、更に長束に引き合わせたのも、清賢。
    長束が宗家の子息として優秀だが、コチコチの世間知らずで
    あった事実も披露される。それを知らしめる、翠寛。
    瓜の世話をしたり、皿洗いをする長束の姿が、なんか新鮮。
    そういえば、あの鞠里の子って「空棺の烏」の路近の弟?
    また、真の金烏である奈月彦の導きも長束や翠寛に影響か。
    そして、あの政変に際しての、長束の成長した姿に刮目。
    まさか翠寛がこういう人物とは思ってもいなかったし、
    路近の過去や長束の葛藤が見られたことは良かったです。
    その決断は現在である終章へ。
    もしかしたら翠寛は外の朔王とも繋がりがあったのかもしれない。
    だからこその彼女を長束に披露する姿・・・と憶測してしまう。
    雪哉の思惑とは異なる長束たちの行動が、今後にどう関わって
    くるのか?次巻が楽しみです。

  • うーん…
    長束ってこんな世間知らずの頼りない人だったっけ?
    それぞれのキャラクターが作品ごとにイメージが変わってちょっとついていけない。(雪哉も)
    シリーズ終わるたび、これまでの作品を読み返さないと思い出せないことが増えていく一方なのもつらい。
    前作の時は読み終えたあとのワクワクがあったけど、
    今回は。。
    あ〜、八咫烏シリーズ、脱落しそうです…!

  • 【目次】序章/第一章 長束/第二章 清賢/第三章 羽緑/第四章 翠/第五章 路近/第六章 翠寛/終章

    今までの話を長束の視点でまとめ、長束の成長と覚悟が描かれている。複数の視点で描くことで、一つの出来事が立体的に浮かびあがるさまは見事。それも時間経過と共に描かれるので、それぞれの登場人物に寄り添って進める。
    前巻まででは、雪哉の独擅場にも思えたけれど、どうしてどうして一癖も二癖もあるキャラがたくさんいて頼もしい。そして、最後に登場した彼女。先を読むのが楽しみだ。

  • ここにきてサイドストーリーかと思いきや、最後のところで何故この話をここでしたのかということが解るうまい造り
    しかも翠寛の若いときの話が面白く思いっきり引き込まれた

  • 第2部もはや3作目。しかし、どこかしっくりこない。本作は路近や翠寛の話。第一部の中に似たような話がなかったか?キャラの立っている路近は興味深くこれはこれで面白いのだが、八咫烏シリーズの中として位置付けると物足りなさが残る。なぜここで路近や翠寛なのか。この先にその答えがあることを期待する。どろどろの権力闘争と山内崩壊をブレンドしたストーリーを望みたい。さらに第2部は時系列がぐちゃぐちゃで、分かりにくいところがあるので、次回作からは現在進行形の展開を読みたい。

  • 全巻の終わりからガラリと時間軸もメインキャラもかわって、回り道をするな、でもこの回り道、きっと必要なんだろうな、と思いながら読んでいたけど、やっぱりそうだった。

    この新章、風呂敷がどんどん広がってる感じがして、全巻をどんどん忘れてしまいそう。。。笑

    2023.1.24
    12

  • 前作「追憶の烏」から少し遡り、猿の襲撃、山神とのやり合いの後、奈月彦が即位して3年後あたりから始まります。
    護衛の路近との関係に悩む長束から話は広がっていきますが、最後、こう繋がるのかっ!
    めっちゃ語りたいですが、
    ぜひ、前知識なく読んでもらいたい‼️

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著者プロフィール

1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞受賞。デビュー作から続く「八咫烏シリーズ」は、松崎夏未氏による漫画化、中台翻訳など進行中。19年『発現』(NHK出版)刊行。

「2023年 『烏は主を選ばない(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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