巻頭随筆 百年の百選

  • 文藝春秋 (2023年1月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784163916385

作品紹介・あらすじ

名文は、時を越えていく――。
2023年、創刊100周年を迎えた月刊「文藝春秋」。100年の間に数々の著名人が寄稿した7000を超える「巻頭随筆」の中から、厳選された100篇を一挙収録。文藝春秋の創設者・菊池寛とは切っても切れない仲である芥川龍之介をはじめとした、名物連載の第一回も収められている。
大正・昭和・平成・令和という四つの時代がそれぞれに活写される随筆集。

登場する方々●時実新子/淡谷のり子/佐伯彰一/野坂昭如/陳建一/保阪正康/赤井英和/野田宣雄/サトウサンペイ/渡辺淳一/坂本多加雄/河合隼雄/木村尚三郎/白川静/中島誠之助/吉行和子/福原義春/石井桃子/中西進/尾崎護/野上照代/小泉純一郎/芦田淳/大野晋/森繁久彌/緒方拳/橋本龍太郎/榊莫山/大島渚/松浦寿輝/岸田秀/平川祐弘/中村紘子/養老孟司/柴門ふみ/大山のぶ代/C.W.ニコル/松田昌士/角田光代/加藤紘一/国谷裕子/丸谷才一/有馬稲子/加藤一二三/宍戸錠/岡野弘彦/田辺聖子/堺雅人/寛仁親王/長嶋茂雄/渡邉恒雄/浅田次郎/小池真理子/立川談春/宮城谷昌光/山本容子/梅原猛/山村紅葉/イモトアヤコ/先崎学/徳岡孝夫/船橋洋一/芥川龍之介/小泉信三/高橋誠一郎/田中美知太郎/林健太郎/竹山道雄/司馬遼太郎/阿川弘之/立花隆/藤原正彦/木下恵介/瀬戸内晴美/吉行あぐり/海音寺潮五郎/宮澤喜一/藤原てい/遠藤周作/田村隆一/吉増剛造/井伏鱒二/池波正太郎/高峰秀子/金子兜太/高木俊朗/鈴木健二/小林信彦/芥川也寸志/中村光夫/長新太/松谷みよ子/河野多恵子/宮本輝/日野啓三/色川武大/小森和子/向田邦子/松岡筆子/水木しげる/江國滋/金田一春彦/吉村昭/松本清張/安野光雅/津村節子/須賀敦子/井田真木子/藤沢周平/赤川次郎

みんなの感想まとめ

多様な名文が時代を超えて楽しめる一冊で、著名な作家たちの独自の視点が光ります。短い文章ながらも、それぞれの作品からは深い魅力が感じられ、読者を虜にする力があります。特に、創刊以来続く「文藝春秋」の巻頭...

感想・レビュー・書評

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  • 夏目漱石の長女である松岡筆子さんの随筆が面白かった。夏目漱石と言えば、優雅な生活を送っていたと思っていたが、それは晩年で、家は一生借家、風呂も銭湯と苦労話が綴られている。
    『たまに洋菓子の到来物などもあったのですが、シュークリームやバナナなどはひどくハイカラな食物で、洋行帰りのお父様が召し上るものと相場が決っておりまして、私達の口には殆ど入りませんでした。父の朝食は早くから紅茶にトーストでしたが、父の残したトーストの耳を妹と奪い合って食べたりしたものでした。」
    と、父、漱石を批判する文章もあり。なんか笑える。漱石も普通のおじさんなんだったのだ。娘さんだからディスれたのでしょうね。

    松岡筆子を調べているうちに、2016年にNHKの土曜ドラマで「夏目漱石の妻」というドラマがあったのを発見、NHKオンデマンドで見れるみたいので、見ようと思います。一般には人格者のように扱われる有名人が逆に家では反対という話はよくありますが、身内が喋らない限り、そんな情報は表に出ませんよね~。
    私が師として、崇めている河合隼雄さんはどうなんでしょう。ちょと心配になってきました(笑)。河合さんの家族はガードが固い!?

  • 2023.10.8. 蔦屋書店嘉島店にて購入。

  • 2023.6.25 27
    面白かった。いろんな人のいろんな文章。

  • まず、感想を書く前に苦言を呈したい。このサイトのレビュー乱にある「カテゴリ」にエッセイはあって随筆がないことである。私はエッセイと随筆とは別物とは別物という考えに賛同しており。カテゴリに随筆を加えてもらいたい。

    さて、さすが文芸春秋の巻頭を飾る随筆の中から選ばれた100編だけあって、内容豊富であり、書かれた内容の重みは大きい。一気に読み終わるということができなくて、時折休息をとりながら二日がかりで読み込んだ。今ここに誰の作品が印象に残ったとかいう感想を書くのは愚かなことのように感じる。100篇すべて素晴らしいく含蓄のあるものであった。
    自分でも、早くエッセイではなく随筆が書ける力をつけたいと思う今日この頃である。

  • 非常に素晴らしい作家や名文に出会える本ですし、時代の流れを振り返って感じることもできる本。短い文章ながら、「さすが!」とその魅力に虜になります。生徒より、教職員におすすめしたい本です。

  • 【百年分の月刊「文藝春秋」から選び抜かれた百篇の随筆集】「文藝春秋」創刊以来の名物として続く巻頭随筆から、選り抜き百篇を集めた一冊。芥川龍之介をはじめ、日本最高峰の文筆家がずらり。

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